産業カウンセラーの意義 - メンタルヘルス

産業社会における産業カウンセリング - 重篤な症状ではなく、軽度なメンタルヘルス

産業カウンセリングとは、産業社会において行われるカウンセリング活動の総称です。産業カウンセリングとは、人間尊重を基本理念として、産業の場の心のケア、能力開発、、調査研究などにわたる専門技能によって、勤労者の人間的成長を援助し、さらなる産業社会の発展に貢献することを使命としています。
産業カウンセリングは、企業のほか、鋼管町、団体、学校、病院
などあらゆる産業組織において働く人およびその家族を対象としています。

(うつ病etc.)日本における産業カウンセリングの発展

戦後まもなく、各企業はアメリカから「生産性」ととtもに「逃げん関係管理」の考え方を導入し、そのひとつとしてカウンセリング理論と技法が、1950年代後半に、日本電信電話公社(現在のNTT)によってはじめて導入されました。
同公社の近畿電気通信曲が1964年から3年間試験的に実施し、その後本社が正式に取り上げ、全国18局に人事相談室を設け、千人の相談員(カウンセラー)を配置しました。これが日本での選任カウンセラー配置の最初である、といわれています。
1956年はわずか9社が実施していたものが、60年代には40社、1996年の「労働白書」171社が制度、施設を持ち、正式ではありませんが、実質的には相談者(カウンセラー)を決めて行っているところが527社であったといいます。

産業カウンセリングの役割・対象- メンタルヘルス

・目的
産業カウンセリングは勤労者の人間的成長を援助することがその目的とされる。人間的成長ととは単に不平不満の処理とか、一時的な不適応の解決のみではなく、職業生活の自立と密接に関係しています。つまり、産業カウンセリングとは、働く人の生涯にわたる成長過程を通じて、その人が効果的に機能できるように、個人的・社会的技能を身につけさまざまな問題解決や意思決定の能力を発展することを援助する過程です。
・対象とする人
産業カウンセリングでは組織化された集団で働く人全てを対照とします。従業員サイドだけでなく、経営者も一人の人間として理解すること、そして、双方のよりよい協同の架け橋として組織の発展に貢献することも産業カウンセラーの社会的役割です。
また、現に働いている人だけでなく、働くことを求めている人も対象として進路指導や職業選択の援助をすることも、産業カウンセラーの役割です。