日記(2000年9月)

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9月30日(土)
今日は会社に行かねばならない。明日から出張なので、その間の段取りのため。
昼前に自転車で家を出て、まず四条麩屋町のお直し屋さん・スタジオ松に行く。先日東京
で買ったスーツのパンツの裾を直してもらうべく預ける。
三条から京阪に乗って会社へ。ちょこちょこと仕事をするが、なかなか片づかない。面倒
臭いので、最低限必要なことだけ済ませて、5時に退社した。

地下鉄で梅田に行き、阪急で三宮へ。今夜は久しぶりにNUDE RESTAURANTS at ZONNEが催さ
れる。それにちょこっと顔を出させてもらうために神戸にやって来た。
まず、ZONNNEの隣の古着屋さんOpalに行く。今日神戸に来たもう一つの目的を果たすために。
それはClub Luv+のビデオを置いてもらうことである。Opalに入る。ここは僕の友達の友達
がなさっている店である。以前、ファーの帽子を買ったことがある。ビデオを置いてもらっ
て買い物もする。可愛らしいタータンチェックの巻きスカートがあったので購入する。店の
方と暫し談笑して店を出る。
続いてPITSへ。CDを1枚購入する。そして南京街で買い食いして、いよいよZONNEへ。入ると
きイチモトくんと一緒になった。入るとまだ準備の最中だった。座って様子を見ていた。暫
くしてイズミくんがまわし始める。イチモトくんが踊り出す。僕は座って見ていた。でも見
ていたつもりがいつの間にかちょこまか踊っていた。イワブチくんがまわしキタアキくんも
まわす。ノーザンじゃなくても気持ちいいです。こりゃあ踊らん訳にはいかんやろって感じ。
っていうか勝手に身体動くし・・・。
今回はスピンをしなきゃ、というような気負いが全くなく、心から気持ちよく踊れた。(け
っこうタテノリで踊りました。)人もどんどん増えてきた。知ってる人もたくさん来た。マ
イさんとも久しぶりにちゃんと喋れた感じ。踊り&人との出会い。これぞクラブイベントの
醍醐味。最高です。
明日は出張なので残念ながら9時半にZONNEを出る。JRで京都に戻り、OPALで一息ついて
から帰宅する。

9月28日(木)
今日は会社にてセミナーがあった。妙な東北訛りの大阪弁を喋るM先生の講義を受ける。
セミナーそのものは無難に終わった。しかしその後上司とMに無理矢理つれられて、飲み
に行かされた。被害者は僕のほか後輩の男子3人。「のりが悪い」と訳の分からん説教を
される。しらけるしかないようなキチガイオヤジのギャグにも笑ってみせなければならな
い。苦痛でしかない。これもサラリーマンの仕事として、やらねばならないことなのか?
実に不味い酒であった。

9月26日(火)
出勤に使っていた定期券が今月末で切れるので、経理に行って新しいのをもらった。今ま
では会社が箕面だったので定期券が1枚では済まず、出町柳〜淀屋橋、淀屋橋〜千里中央
の2枚を使っていた。本町に引っ越してからも淀屋橋〜千里中央の定期券を返して、淀屋
橋〜本町の定期券をもらっていたので、2枚使うことにかわりはなかった。
ところが、今日もらった新しい定期券は出町柳〜本町であった。これからは1枚の定期券
で行き帰り出来る。これで、違う方の定期券を自動改札口に入れてピンポンピンポン鳴る
こともなくなった。(←分かるかな?)小さなことだけど、結構嬉しい。

9月25日(月)
短かった僕の「夏休み」も終わって、今日から再び会社。また重度の会社いやいや病にな
った。9時ギリギリに出社して、仏頂面で一日過ごす。でも帰る頃には病気も半分治って
いた、いつもの如く。

9月24日(日)
僕の季節外れの夏休みも今日でお仕舞いだ。京都の戻らねばならない。昼過ぎのバスでつ
くばセンターへ。自転車で追っかけてきたKと昼御飯を済ませた。お互いに「もてたいね
え」などと話しつつ。
Kに見送られ、3時前の高速バスで東京に戻る。そして4時28分の新幹線で京都へ帰る。
7時6分に着く。地下鉄で今出川に戻り、歩いて帰る。お土産を買い損ねたので、家の近
くの「童夢」というケーキ屋でケーキを買って帰った。もちろん自分の文も買って。

家に戻ると、Kの家から送った宅急便と、小さな郵便物が送られていた。それは青山のス
パイラルからだった。販売をお願いして預けていたClub Luv+のビデオが入っていた。そし
て印字された定型文のお断りのメッセージが添えられていた。ビデオは封も開けてなかっ
た。ま、こんなもんでしょう。

9月23日(土)
今日はつくばから京都に帰るつもりであった。いらん荷物をまとめて宅急便で自宅に送っ
た。
帰る前にKと東京で遊ぼうと思っていた。ところが雨。Kんちからつくばセンターまで行
ったが、面倒臭くなってきた。ので辞めた。もう1泊つくばに残ることにした。
レンタルビデオ屋で「ビック・リボウスキ」を借りて、Kと「鳥芳」という焼き鳥屋に行
く。実に旨い焼き鳥だった。特にささみが最高! テレビのオリンピック中継はサッカー
の日本対アメリカ戦だった。鳥皮食べてたら、PK戦で日本が負けた。
満腹になり、タクシーでKんちに帰る。Kは酔っぱらって寝てしまった。僕ひとりで「ビ
ック・リボウスキ」を見る。あんまり面白くなかった。僕も12時過ぎに寝た。

9月22日(金)
昨夜は早く寝たので7時過ぎに目が覚めた。Kは昼夜逆転しているようで、夜中の12時
過ぎからずっと起きているらしい。Kと歩いてマクドナルドで朝食する。家に戻る途中の
スーパーマーケットや本屋に寄ってブラブラ時間を潰す。
家に戻るとKは寝てしまったので、その間ひとりでぶらつく。自転車を借りて乗り回す。
コインランドリーで洗濯し、本を買い、衣料品店でバンダナを買い、電気屋をうろつき、
ホームセンターをうろついて過ごす。のんびりしていて楽しい。
Kんちに戻って、テレビでオリンピックを見たりして過ごす。夜9時過ぎに近くの回転寿
司で夕食を済ませる。そしてKんちでオリンピックハイライトを見る。
夜中にKは24時間やってる美容室に行って、酒とつまみを買ってきた。夜中の3時頃か
ら一緒に飲んで、明け方4時半頃に寝た。ぐうたら生活なかなか楽し。(←いや、友人K
がぐうたらって言ってるんじゃないですよう。念のため。)

9月21日(木)
今日と明日、遊休にしているので4連休である。朝から東京に行くことにしていた。
しかし、やり忘れた仕事があるので会社に行かねばならない。その件で昨日ツジムラさん
にケチョンケチョンに言われてしまった。「何で忘れたん?」それはやる気がないからで
す、とは言えず仕舞いであった。
誰とも顔をあわしたくないので早朝に会社に行くことにした。本当は会社に寄ってから、
そのまま新大阪に行って新幹線で東京に向かいたいところであった。今朝目覚めたのは3
時半。それからシャワーを浴びて、自分のサイトを更新して、東京行きの支度をする。が、
間に合わない。何を持っていくのかも、まだ決められない。仕方ないので荷物はほってお
いて、とりあえず会社に行くことにした。5時36分の京阪急行で出勤。7時に会社に着
く。予定通り誰とも顔をあわすことなく、15分ほどで仕事を終えて帰宅する。ちょうど
朝の通勤ラッシュのはじまりで、そのラッシュの人の流れに逆行する。よく分からない
「後ろめたさ」を感じた。何故? そんな気持ちを振り払うべく、胸を張って、顔を上げ
て歩いた。

8時半に家に着く。それから改めて支度をする。リュックとトートバッグ、お土産のレコ
ードが入った袋を引き連れて10過ぎに家をたつ。地下鉄の今出川駅まで歩く。ほんの15
分ほどだが、それだけでくじけそうな荷物の重さである。
10時57分のひかりに乗って東京へ。会社から邪魔が入らないように携帯電話の電源は
切っておいた。車中では「しあわせの花束」を読んでいた。

1時45分頃に東京着。山手線で原宿に行き、表参道を通って青山へ。今回の東京行きの
大きな目的は、Club Luv+のビデオを販売して下さる店を探すことである。そのため、まず
ワタリウム美術館の中にあるON SUNDAYSに行く。スタッフの方に話をすると、ブブ・ド・
ラ・マドレーヌやミス・メロディアスをよくご存じだった。それもそのはずで、このワタ
リウム美術館では彼女たちがイベントをしたことがあったのだ。そのイベントのビデオ
「ザ・バイターズ / 愛のスタジオ」も販売されていた。Club Luv+のビデオの販売も即了
解して下さった。最高! 僕はザ・バイターズのビデオを買ってかえる。
続いてスパイラルへ。ここでは毎年、東京国際レズビアン&ゲイ映画祭を開催しているし、
そのからみで置いてもらえるかなあ、と思って。しかし、スパイラル内にあるスパイラル・
マーケットはおしゃれな雑貨ばかり売っていて、ビデオ作品とかCDは全く無い。これは駄
目かと思ったが、駄目で元々と開き直ってスタッフの方にサンプルのビデオを渡した。返
事は後日いただけるとのこと。

ひと仕事終えて、KEITA MARUYAMA青山本店に行く。半年振りだったがスタッフの方が覚え
ていて下さって嬉しかった。スーツを見る。見るだけのつもりだった。が、試着してしまっ
た。試着するだけのつもりだった。が、買ってしまった・・・。8万2千円。ボーナス一
括払い。決して安くない買い物だが、いい生地だし、細身で可愛らしい。でも細すぎて、
パンツはウエストも太股もパンパンだ。少しでも太ったら着られなくなる。というか痩せ
なくちゃ着こなせない感じ。いい買い物した! という気持ちと、着られないもの買った!
という気持ちが半々。誰か欲しい人、買いません?
ついでに茶色地に黄色の刺繍が可愛い手袋も買った。あと靴も欲しいが・・・。

東京に戻り、コインロッカーに預けていた荷物を持って、6時過ぎのつくば行きの高速バ
スに乗る。小1時間で、つくばセンターに着く。ここも半年振りだ。友人Kの家に向かう。
もう7時をまわっているので、彼の家の近くまでのバスはもう走っていない。つくばセン
ターからバスで筑波大学中央というところへ行く。そしてひたすら歩く。外灯が全く無い。
暗闇の恐怖を感じつつ、重い重い荷物を持って歩く。背中にリュック、左手にトート、右
手にお土産の入ったビニル袋、右肩にKEITAの買い物袋。あまりに辛いので野宿しようかと
も半分真剣に思った。重いトートを頭の上に乗せて歩いた。
30分以上歩いて、漸くKの家に着いた。彼は徹夜明けで寝ていた。ひとりでコンビニ弁
当を食べたら、僕も眠たくなった。疲れた。10時半頃に眠る。

9月20日(水)
明日と明後日は有休にしている。東京に行く。本当は今夜、夜行バスで行くつもりだった
が支度もできていないし、仕事も仕上がっていない。仕方ないので、明日の朝会社に寄っ
てから行こう。あー夜行バスに乗りたかった!!!

今日、後輩Oくんが出勤しなかった。そして部長の机の上には辞表と定期券、社員カードが
置かれていた。なんかかっこいいと思った。いや、真似はしませんけどね。

9月17日(日)
夕方会社に行って仕事する。僕ひとり。邪魔する人は誰もいない。仕事がはかどって嬉し
い限りだ。常にこんなペースで仕事が出来たら、もう少し会社が好きになったのかも知れ
ない。

夜、中原淳一著「しあわせの花束」を探して本屋をうろつく。OPALのサイトの店主の日記
で絶賛されていた本だ。ところがなかなか見つからない。かわりに駸々堂で小学館「まん
が日本の歴史」を発見する。この本は僕が小学校低学年のときに出た本で、日本の歴史が
けっこう細かいところまで分かって、大好きなシリーズだった。僕が一番好きなのは平安
時代の巻で、女房装束(十二単)の構造や着方を詳しく描いてあるシーンだった。もう廃
刊されていたと思っていたが、まだ売っていたのか。でも僕が小学生の頃は全20巻だっ
たが、今は21巻になっている。昭和時代後期と平成時代が追加されていた。また読んで
みたくなった。
で、OPALに行く。トモコさんに「しあわせの花束」を見つけられなかったことを言う。ト
モコさんは隣のふたば書房で買ったそうだ。えっ? そこは探したはずだが・・・。トモ
コさんについてきてもらって、もう一度ふたば書房へ。もう閉店の間際であったが無理を
言って中に入り、見事に発見。やっと手に入れた。
早速読んでみる。噂に違わず素晴らしい。もちろんすべてに賛同するわけではない。しか
しそんなことはどうでもいいのだ。中原淳一の姿勢が素晴らしい。彼の中には、絶対に曲
げることの出来ない美意識が確立しているというのがよく分かる。それがとてもかっこい
い。ふと思い出したのは80年代カウンターカルチャーの象徴(とあえて言い切る、で言
葉の使い方あってます?)黒木香である。彼女のマスコミなどに対する姿勢も一貫してい
た。どんな質問を受けようとも、自分のスタイルを崩すことなく対応し、批判に対しては
「そういった方は、私どもの業界で働いていただきとう存じます」の一言でヒラリとかわ
してしまうのがかっこよかった。
中原淳一と黒木香、全く畑の違う2人であるが、自分のスタイルを貫いたというところが
共通していると思う。(ま、黒木香の場合は自分を売り込むためのパフォーマンスに過ぎ
なかったのかもしれないが・・・。)そういったところにかっこよさを感じる。果たして、
僕はいつになったらスタイルを確立できるのだろう。

9月16日(土)
朝から晩までオリンピックを見てた。競泳に始まり、体操、柔道・・・。柔道なんて普段
はあまり興味ないのだが、田村選手や野村選手の一挙手一動足に一喜一憂する。金でよか
ったです。競泳の女子400m個人メドレーの田島選手の、銀をとったあとのあっけらか
んとしたインタビューや、表彰台から降りるときにこけたりするのを見て恐れ入った。こ
ういう人、好きです。近くにいたらうっとうしいだろうけど・・・。

オリンピックのテレビを見ながら部屋の掃除をする。押入の段ボールに入れていた昔の教
科書などを出してみる。僕は小中学校の教科書やノート、テスト、プリント類をほとんど
残しているのだ。小学1年生の国語の教科書に、載ってた載ってた「おじさんのかさ」が。
佐野洋子の作品だ。「100万回生きたねこ」の作者だ。懐かしく読み返す。
小学6年生の国語の教科書には小林秀雄の「美を求める心」という文が載っており、「美
しいものは、諸君をだまらせます。美には、人をちんもくさせる力があるのです。これが
美の持つ根本の力であり、根本の性質です。絵や音楽が本当にわかるということは、こう
いうちんもくの力にたえる経験をよく味わうことにほかなりません。ですから、絵や音楽
についてたくさんの知識を持ち、さまざまな意見をはける人が、必ずしも絵や音楽がわか
った人とは限りません。」(教育出版 改訂小学国語6上より)と書いてあった。今読ん
でも勉強になる。
また、中学生の頃に買っていた「UTAN」という学研が出していた科学雑誌も残していた。
僕が初めて「UTAN」を買ったのは、1985年のつくば科学博の特集号のときだった。様々な
機能を持ったロボットとかを見て、科学ってこんなにすごいことが出来るのか、ととても
嬉しかった。明日はどんなことができるようになるのかなあ、とウキウキしていた。「UTAN」
を見るとそんなことを思い出す。また毎月、糸井重里や南伸坊、呉智英が登場していた座
談会のコーナーがあり、それも楽しみにして読んでいた。

夜、OPALで教科書とかUTANを見せびらかす。また、タケヤン、ワダくん、ヤマネくん、ショ
ウヘイくんたちとオリンピックをネタに盛り上がる。酒も入っていい気分。

9月15日(金)
今日は敬老の日でお休み。

家の近所の「ビーハイブ」という毛糸屋さんへ。薄いピンクのファーの毛糸をひと玉買う。
そして四条河原町の高島屋へ。先日取り寄せてもらった白いファーの毛糸をひと玉買う。
これで編み物体制整った。
そのあと、藤井大丸のidolaでビーズ類を買う。最近、妙に手芸に興味が沸いている僕で
ある。

雨が強くて家に帰れない。四条のジュンク堂で雨宿りする。「シドニー五輪完全予想」と
「ゲゲゲの鬼太郎 妖怪占い」を買い、さらにウロウロする。
絵本売場に寄って「いやいやえん」を探した。見当たらなかった。ふと目に付いたのが
「100万回生きたねこ」だった。タイトルは知っている。多分、読んだことはあると思
う。でも内容は全く覚えていない。立ち読みしてみる。グッとその世界に引き込まれてし
まった。読み終えて思わず泣きそうになってしまった。感動した。自分のことが一番好き
なねこが、自分よりも好きなものを見つける話。いい話。
で、この本の作者は佐野洋子さん。何と「おじさんのかさ」を描いた人だった。「おじさ
んのかさ」は小学校1年生の国語の教科書に載っていた作品で、とても印象に残っている。
そうだったのか。ちょっと、佐野さんの全作品を読みあさってみたい感じ。

家に戻ると、シドニーオリンピックの開会式をやっていた。見る。日本選手団、派手なマ
ントを着て目立っていた。目立つことはよいです。聖火の点火はかっこよかった。聖火台
(?)も基地みたいですごかった。
さあ、4年に1度の祭典だい! 今回は日本との時差があまりないので寝不足になること
はないだろうが、ハラハラの日々が当分続きます。

9月14日(木)
明日から会社は3連休である。いろいろイベントもあるし久し振りに東京に行こうかと大
いに迷ったが、来週も行く予定だし金銭的に苦しいので辞めた。

会社の帰りに後輩と、近くの「みまつ」という居酒屋で飲む。肉じゃがコロッケ美味しかっ
た。豚平焼き美味しかった。
帰りにひとりでコンテンツ・レーベル・カフェに寄って休んでから帰る。

いつも休みの前の夜はOPALに寄ると相場が決まっているが、今日は木曜日でOPALは休みな
ので、真っ直ぐ家に帰る。お風呂に入ってとっとと寝る。

9月13日(水)
会社の帰り。
京阪・出町柳の改札口を出たところで褐色の肌の外国人がキョロキョロしている。銀縁の
四角いメガネをかけて、ビシッとスーツで決めて、頭の良さそうな、エリートっぽい外見
の若い男の人。道が分からなくて困ってるんだろうなあと思って見ていたら、目が合った。
道ぐらい教えてあげようかと近くに寄ると英語で喋ってきはる。僕は英語恐怖症なのでび
びってしまう。パニクってしまって何を言ってはるのか全く聞き取れない。さらに自分が
発する言葉さえコントロール出来なくなった。「ノー」と言おうとして「ニェット」とロ
シア語で答えたりしていた。あほです。ハラショー! スパシーバ! ダ・スヴィダーニャ!
何とか「ホリディ・イン」という単語だけ聞き取れた。ホテルのホリディ・イン・京都に
行きたがってるのか? そこまでは分からない。おどおどしていると彼は公衆電話を探し、
そこから誰かに電話した。相手が出ると僕に受話器を渡した。相手は日本人のおじさんだ
った。日本語で喋れてよかったよかった。どうやら出町柳の駅のすぐ近くにホリディ・イ
ン・京都が経営する(?)パン屋があり、そこに彼を連れていってほしいとのことだった。
おじさんは言う。「どうもどうもありがとうございます。あと5分ほどでベンツで迎えに
行きますから・・・」。
僕は駅員さんにパン屋の場所をきいて彼をそこへ連れていった。彼は香港在住でインド国
籍の人らしい。僕はベンツは拝まずに、帰途につくことにした。お互いに手を振って「サ
ヨナラ」と声を掛け合った。ほっこりしました。

9月12日(火)
出勤、朝7時32分出町柳発の京阪特急に乗り込む。
いつものように座って眠ろうとしていると、隣に座った若い男がこちらをのぞき込む。誰
かと思ったら友人Yだった。Yはこの春から某高校の教師になった。今日は本当は休みだっ
たのが、体育祭の予行演習のために学校に行かねばならなくなったそうで、ブツブツ言っ
ていた。僕も僕で、残業代がカットされたことや上司に対する不平不満をブツブツ。出会っ
た頃はお互いに学生だったのに、ねえ。こんな会話をするようになったか。
彼は阪急に乗り換えるべく四条で降りていった。

9月11日(月)
今日は夕方から物流センターに行って出荷の作業をする。夜の8時半までかかった。最近、
しょっちゅう物流センターに来ている。いっそのこと物流センター配属にして欲しい。そ
の方が性に合ってるよ。のびのび出来るし。
帰りに千里中央で、ハーゲンダッツのソフトクリームを食べて帰る。

9月10日(日)
朝11時からの、藤山直美主演映画「顔」を見にみなみ会館に行く。主演が藤山直美だけ
あってジジババばっかり。すごいね。そう言う僕も藤山直美目当てに見に来たのだが・・・。
満席で立ち見になった。
僕は好き。いい映画。藤山直美、宜しい。僕が期待していたとおりの風格と演技における
間の取り方。大好きです。牧瀬里穂もよかった。トヨエツもよかった。最後はけっこう目
がウルウルした。

ロイヤルオークの帰り、毛糸を探してうろつく。この秋こそは編み物に挑戦しようと思っ
ていたら、NHKで編み物番組がスタートした。先週は指編みでマフラーを作るというのだっ
た。それにトライするためにファーの毛糸を手に入れたかったのだ。
うちの近所の手芸屋さんは日曜日は閉まっている。高島屋に行くと、まだファーの毛糸は扱
っていないとのこと。9月末かららしい。取り寄せてもらうことにした。
そのあと藤井大丸に行く。最上階にはidola藤井大丸店があり、その隣に糸や毛糸を扱って
いる店がある。まずidolaに寄って久しぶりにボッチャンに会う。近況を話したりする。そ
してボッチャンに隣の糸屋さんを紹介してもらった。色々変わった糸がある。自分で糸を紡
いだりも出来るらしい。一日ゆっくり楽しめそう。でも素人が編み物に使うにはちょっとも
ったいない感じ。楽しく見学して帰る。早く編みたいです。

9月9日(土)
金にないときに限って、ってやつだ。
うちにはビデオが2台ある。僕の部屋に1台と弟の部屋に1台。ところが弟の部屋のビデ
オが壊れてしまった。まあ10年近くも使っているから仕方あるまい。残った僕の部屋の
1台だけで事足りればよいのだが、如何せんオリンピック間近である。4年に1度の大イ
ベントにビデオ1台では心許ない。ので買うことにした。金のないときに限って・・・。
夕食後、父の運転する車で北大路のミキというディスカウントストアーに行く。たまたま
新聞の折り込みチラシが入っていて、安かったから。シャープの1万1980円のやつ。
あんまり多機能ではないけど、これで充分だ。
それにしてもビデオも安くなったものだ。僕が初めてビデオを買ったときは、10万円ジ
ャストのがメチャクチャ安いと感じていたのに。1986年の末だったっけ。
買って帰って1階のリビングのテレビに設置した。これでシドニーオリンピックに向けて
の準備は整った。あっ、あとテープを買いこまなきゃね。
早速、先日録画した「広瀬光治のあみもの塾」を鑑賞した。指編みー!

9月8日(金)
昼、保健担当のチバ先生に呼ばれる。先日の健康診断の結果でききたいことがあるとのこ
と。何事だ? てっきり糖尿病で引っかかったのかと思ったら、昨年よりも3キロ以上体
重が減っているので、体調の変化がないかききたかったとのこと。何でも、体重が3キロ
以上増減した人は呼び出すらしい。僕は意識的に体重を落としたことを説明して無事解放
された。

今夜はSOUL SURVIVORS at collage である。ロンドンからキタアキ氏とマイ氏が半年振り
に帰ってこられて、初まわしということもあって、大いに期待した夜であった。ところが
僕は体調不良(と言うか寝不足です)に加えて酒も入っていて、ドンヨリしてしまった。
身体動かないっしゅ。身体が思うように動かないと、精神的にもネガティヴになってしま
う。最悪のパターン。やはり健康第一ですな。
キタアキ氏、さらにスケールが大きくなった感じ。マイ氏、踊りがダイナミックになって
はった。シュウヘイ氏、複雑なステップやスピン、アクロバットと盛りだくさんでかっこ
いい。イワブチ氏のスピンも相変わらず素晴らしい。
いま挙げた以外の諸氏もどんどん踊りが上達しているのが一目瞭然で分かる。彼らの「向
上心」に感銘を受ける。もちろん僕だって上手くなりたい、かっこよく踊りたい。でも僕
のは「虚栄心」である。だって全然練習も努力もしてないもん。あかん感じ。それだった
ら純粋に、その場で踊れることに幸せを感じて、踊ったらいいのにねえ。いいかっこしす
ぎなんだ、僕は。そうそう。僕が彼らから一番見習うべきものは、ステップでもスピンで
もアクロバットでもなく、「この場」を、「踊り」を楽しんでいるという心の部分であろ
う。
ふと思い出したことがある。かつて、とある雑誌のインタビューで伊藤キムというダンサ
ーが「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損。だと思うか?」との質問に対して
「思わない。阿呆だど踊れないから」と答えていたことだ。僕はこの伊藤キムの答えに半
分納得出来、半分出来なかった。でもやっと今日はっきり分かった。同じ「踊る」にも2
種類あるということである。伊藤キムが言っているのは、プロ、エンターテイナーとして
の「踊り」。そしてもう一つは純粋に音楽と空間を楽しむための「踊り」。僕が目指すの
は明らかに2つ目の方である。だからといって練習しなくていいと言ってるわけではない。
やっぱり楽しむためにはある程度の技術も必要だろう。向上心は重要だと思う。でも勘違
いをしてはならない。誰のために、何のために踊るのかと言うことを。

9月7日(木)
うちの上司のYのいい加減な仕事の尻拭いのために、昼からOOさん
とSくんと共に物流センターに行って、出荷作業をする。今日はそんな作業を
するつもりじゃなかったので、堅くて重い革靴を履いていたから脚が疲れた。結局、夜の
9時までかかった。自分の仕事が全く出来なかった。いつも「いい加減な仕事をするな」
と言い続けている人のいい加減さが原因だけに腹立たしい。あー、やだやだ。
今日は丸一日、Yに振り回されてしまった。Xデーならぬ、Yデーであった。

9月6日(水)
今日は朝一番で月次報告会がある。が、(毎度のことながら)そのための資料は全く出来
ていない。ので、今朝は5時に起きて、6時前の京阪急行で出勤。7時頃に会社に着いて
資料を作る。20分ほどで資料を作成し、会議に臨む。見るからに手を抜いたと分かる資
料だ。そのため呆れられたのか、部長には突っ込まれずに済んだ。毎度のことながら、の
らりくらりと2時間の会議。欠伸をこらえて過ごした。クーラーが効き過ぎて寒かった。

9月5日(火)
明日は朝から月次報告会だ。今月もまた全く報告書が出来ていない。面倒臭くて帰ったら、
先輩のツジムラさんからケイタイに電話が入って説教された。あーヤダヤダ。だってやる
気ないんだもん。ツジムラさんみたいには出来ないですよう。やっぱり僕なんてこの会社
にはいるべきではないんだなあと改めて思った。会社辞めたい度、急上昇。辞めても食い
ぶちはないけどね。

9月4日(月)
先週で予算作成は終了したけど、何やかんやと相変わらず忙しい。ただ働きして帰る。

9月3日(日)
昼過ぎにロイヤルオークに行ったあと、昨日に続いて三条会に行く。
今日はまず、「大将」という洋品店に入る。おばあさんがひとりでやってるドンヨリした
お店。多分、70年代のものと思われる新品の商品が、古着並(いや、以下かも)の価格
と状態で売られている。シングルハンガーに掛けられていた500円の半袖ニットシャツ
と、同じく500円の長袖の赤シャツを買った。見るからに薄汚くて、一度洗ってからで
ないと着られない感じ。痒くなりそうだ。おばあさんが商品を包んでくれる。ふとグンゼ
の下着が並んだ棚の上を見ると、おじいさんの遺影が置いてあった・・・。
そして西友に行く。レジ前にウェジウッドやロイヤル・コペンハーゲンのミレニアム記念
のお皿が積まれている。そりゃ、こんな寂れた商店街じゃ売れないだろう。3割引きにな
っていた。買ってやる。まだロイヤル・コペンハーゲンの方は使えそうな感じだけど、ウ
ェジウッドの方は完全に装飾用だ。ウェジウッドの方を買う。無駄遣い感いっぱいだ。
その後河原町に出てCDウォークマンを買ったり、出町に戻って中島みゆきのCDを買ったり
した。

夜、部屋でボケッとしていると電話が鳴る。OPALのトモコさんだった。実はオイシンが全
日空ホテルで使える飲食のチケットを持っているらしいのだが、その有効期限が今日の午
後11時らしい。6000円分あるらしい。誰も使い手がないので僕に声を掛けてくれは
ったのだ。ちょっと疲れていたし迷ったが、行くことにした。
自転車でOPALに行き、チケットを受け取る。そして堀川二条の全日空ホテルへ。10時頃
に着いた。でっかいホテルでちょっとびびる。中に入ってまずは、カフェレストラン・コ
ージー(COZY)へ。6000円分もあることだし、と貧乏人根性丸出しで2500円もす
るビーフサンドイッチと1000円のオレンジジュースを注文する。サンドイッチはステ
ーキとカツレツがあったが、ステーキにした。ら、「焼き加減は?」ときかれた。たかが
サンドイッチと思っていたので焦ってしまった。「ミディアムで」。出てきたサンドイッ
チは小ぶり。生まれて初めてフォークとナイフでサンドイッチを食べた。味はそれなりに
おいしい。それよりも付け合わせのポテトチップスがよい味だと感心した。そしてオレン
ジジュースは最高だった。思わずおかわりをしてしまった。支払額は5000円を超えた。
続いて隣のコト・ラウンジに入る。「金閣」というカクテルを頼んだ。ボーイさんがテー
ブルにランプを置いてくれて恐縮する。出て来たカクテルはウォッカベースでペパーミン
トの味がした。そしてその名に相応しく金粉が入っていた。かなり雰囲気に酔ってしまっ
た。全日空ホテル、侮れません。
OPALに戻ってオレンジジュースを飲みながら報告する。いやあ、行かせていただいてよか
ったっす。盆と正月が一緒に来たみたいい!!!だった。

9月2日(土)
夕方出掛ける。まずMEDIA SHOPに行き、ビデオ「2000.0706 Club Luv+ 最後の日」を納品
する。

そして、三条会に行く。三条会とは、堀川通りと千本通りの間をアーケードで結んだ商店
街のことである。掘り出し物が多いと聞いてやって来た。
まず、西友に入る。1階が無印良品売り場なのだが、夏物とか旧型の商品がたくさん並ん
でいて、「値下げしました」の赤札だらけだ。同じ無印でも河原町のBALでは、すっかり秋
冬物と新型の商品に変わっているというのにえらい違いだ。ハンカチや半袖のスウェット
シャツを買う。
とりあえず、今日は商店街をブラブラと見学するだけ。何とも言えない活気のなさを充分
に感じて帰る。

高倉三条のマクドナルドでハッピーセットを買った。今回のおまけはシドニーオリンピッ
ク特集。僕は前転飛びをやりまくるハンバーグラーをもらった。素晴らしい出来だ。これ
で400円はお買い得! 他のも集めよっと。

北山に行き、lisnでお香を買う。コウタロウに秋の新作を教えてもらって色々と購入する。
「ファースト・インプレッション」という甘い香りのも買った。
南下して、三条のAngersで塩入り石鹸を買った。

夜はOPALに行く。タケヤンとNHKテレビの「プロジェクトX」の話で盛り上がる。この番組
は毎週火曜日に放送されている。今まであまり注目されていなかった技術職の人に光を当
てた番組だ。ワダくんも交えて「技術職」の人の格好良さについて喋る。気持ちよくてつ
いつい酒が進んだ。

2時頃に帰宅する。昼間はメチャクチャ暑かったのだが、夕立があって涼しくなった。こ
の時間になるとかなり楽ちん。気がつけば、もう9月だったっけ。

9月1日(金)
7時頃会社を出て、後輩たちと飲みに出る。今日はひとつ後輩のシライくんのお誕生会。
心斎橋の居酒屋天狗で行う。みんな、今日が締め切りの予算作成から解放されてホッとし
ている。
8時頃、僕は中座して梅田へ。ケイタロウとダブでお茶する。そのあとbasement-g-なる
イベントに行って、軽く踊って終電で京都に帰る。そしてOPALで飲んで食べて帰った。

ところで今夜は、天狗でご飯を食べ、ダブでカレーを食べ、OPALでグラタンを食べ、家に
帰ってチャーハンを食べた。1日6食。ガーン。さすがにちょっと胃が痛い。


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