この街に残る何人かと別れ、Drotmundへ向かう。もう暮れかけているオランダの風景は、やっぱり運河と湿地しかない。しかし、そんな風景も、ドイツに近くなるに従って煙突が目に付くようになる。いつしか車は国境ゲート跡を抜け、ルール工業地帯に突入する。車の量も増え、さらにどの車も加速を始める。
Dortmundには20時前に到着した。ちょうど一年ぶりのDortmundである。これから何日か世話になるArntとAnneの家は、僕が7ヶ月ほど住んだ家から300mほどの所にあり、近所は庭の様に知り尽くしている。
この日は近所のピザ屋で買ってきたピザとなつかしいDortmund Bierで夕食を摂るが、何となく体の異変に気づく。ノドが痛く、話をしているのも億劫になってきた。明日は早く起きてWuerzburgまで日帰りでビールを飲みに行く予定なので、今晩中に直さなければ、と焦る。ネットで明日の列車を検索し、早く寝ることにした。