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●元気の基本は食事です!このページでは柔道が強くなることはもちろん、体を健康に保つ食事を掲載しています。また、健康を維持する方法があればどんどん掲載しますので情報提供をよろしくお願いします。
2004年2月掲載 「酸素供給に不可欠〜鉄分とビタミンC〜」
2004年1月掲載 「エネルギー燃焼〜ブドウ糖とビタミンB1〜」
2003年12月掲載 「ウィルスに強くなる〜お茶〜」
2003年11月掲載 「筋肉の原料〜たんぱく質(肉編)〜」
2003年10月掲載 「エネルギーの源〜良質な油〜」
2003年9月掲載 「イライラ対策〜カルシウム〜」
2004/2/15掲載

 柔道に限らず、スポーツ選手に多いのが貧血である。特に女子選手が男子選手に比較すると月経の関係で圧倒的に多い。
 
 貧血とは鉄分不足によってヘモグロビンという酸素を運搬する血液内の赤血球の色素が欠乏し、体内に充分に行き渡らなくなるために”めまい”、”息切れ”、”冷え性”、場合によっては失神を起こしてしまう。

 献血をしたことがある方なら上のような症状に似た経験を献血直後にしたことがあると思う。健康で強靭な肉体を作るには鉄分が不可欠なのだが、鉄分は残念なことに吸収率が悪いのである。

 一日に必要な鉄分は男性10mg、女性12mgというが吸収率が通常で10%程度というから必要摂取量の約10倍を必要とすることになる。ここで思い出して欲しいのが以前紹介した話「2003年9月掲載『イライラ対策〜カルシウム〜』」にあるように食品を組み合わせて吸収率を上げる方法があることだ。

 吸収率の悪い鉄分にも吸収率の高い食品がある。それは植物から鉄分を摂取したときは1〜6%という吸収率だが、魚や肉から鉄分を摂取したときは、なんと10〜20%に高まる。

 そして、ビタミンCを鉄分と同時に摂取すると吸収率が高まるので、鉄分の王様レバーを調理した、レバニラ炒めが最適だろう。匂いが嫌いな人も多いが本当に新鮮で上質なレバーを扱えば、くせのある匂いは、むしろ食欲が沸くはずなので貧血対策に是非一度高級レバーでチャレンジしてもらいたい。

 ところで、吸収率を上げる食品もあれば下げる食品もあるので注意して欲しい。例えば2003年12月に紹介した、お茶・珈琲に含まれるカテキンは金属と結びつき易いので鉄分を意識して摂取しているときは妨げてしまう。他には大量の食物繊維も鉄分の吸収率を下げてしまうので注意が必要だ。

2004/1/17掲載

 スポーツ時のエネルギー元として、最も即効性があるのがブドウ糖と言われている。また、勉強や仕事で頭をフル回転させていて脳が疲労してくると何故かケーキやチョコが欲しくなるのはブドウ糖が脳に不足しているからなのである。

 つまり、スポーツや勉強時前に甘い食べ物を食べておくことが大事なのである。

 しかし、多くの人が経験したことがあると思うが昼食を食べた後2時間以内に運動すると、お腹が痛くなるいわゆる「ハライタ」を起こしてしまう。

 じゃあ、どうすれば運動で即効性のあるブドウ糖の食事を摂取することが出来るかと言うとブドウ糖の原料である炭水化物(うどん、ごはん、パン等)を食べる量をスポーツの前に減らしてエネルギーの燃焼率を高めれば良いのである。

 例えば、300グラムのうどんを食べてブドウ糖の燃焼率が25%だったとすると数値は75である。これをブドウ糖の燃焼率を50%に引き上げることに成功すれば150グラムのうどんを食べても数値は300グラム食べたときと同じ75になるのだ。

 ブドウ糖のエネルギー燃焼率を高めるには日頃から、食事にビタミン類を体に多く取り入れておく事が望ましい。特にビタミンB1は、重要だ。

 ビタミンB1にはブドウ糖が燃焼するときに触媒として使われる。つまり、ビタミンB1を日頃から体内に充分に取り込んでいれば、試合前や試験前にブドウ糖(炭水化物)を少量摂取しただけで、抜群のコンディションで臨むことが可能になる。車で例えれば、同じ排気量でも馬力に差が出るスポーツカーに日頃の食事に注意していれば自分を変えることは容易なのである。

 ビタミンB1を意識した食事としては豚肉が一番だろう。また、毎日豚肉を食べるのは飽きるので、ビタミンB1を多く含む「にんにく」で調理した食事が良い。特に鶏肉のササミは脂肪分が少ないのでニンニクで炒めると良いといわれる。

 余談だが、ジャイアンツの清原選手や韓国の代表選手らの愛用するトップアスリートが使用しているニンニク注射とはビタミン液を直接するサプリメント注射なのでニンニク液を注射しているわけではありません。そして、健康と美容を保って生活するには、体に負荷をかけるサプリメントによる栄養摂取は極力避けて、やはりおいしい食事から栄養を摂取することが最も良いというのは言うまでもない。

2003/12/11掲載

 人間には一日で約2.5リットルの水分を摂取することで、体内の老廃物を排出したり、体液をサラサラにしたりしている。

 ここで、単に水を摂取すれば良いのかというと冬場であれば、特に「お茶」を飲むことが良いだろう。ところで、お茶とは何かというとツバキ科のカメリア・シネアシスという植物であり緑茶や紅茶、ウーロン茶、全て同じ葉から作られている。

 例えば、緑茶であれば蒸し・揉み・乾燥の作業工程で出来る。この工程が揉み・自然発酵・乾燥になると紅茶になってしまう。また、ウーロン茶であれば発酵の途中で釜煎りすると出来てしまう。つまり、発酵しない=緑茶・発酵する=紅茶・発酵途中で釜煎り=ウーロン茶だ。

 たった一つの工程の違いで、別のお茶になるのに成分は違う。順に陳述する。

 緑茶には、唯一ビタミンCが含まれていて最近サプリメントで流行っている抗酸化作用があって、血管を強くし肌の肌理を細かくしてくれる。さらに、風邪ウィルスの抵抗まで高めてくれるのだ。

 紅茶には、唯一「テアフラビン」が含まれていて、風邪ウィルスや細菌類を消毒してしまう効果があって、驚くことに紅茶うがいでは約7割近い撃退率だという報告まである。

 つまり、緑茶と紅茶は冬場に最も適している健康飲料である。そして、全てのお茶に共通して「カテキン」が入っているが、これには肥満の副作用になっているコレステロール値を下げる働きがあり、さらに女性の敵である便秘を解消させる整腸作用もある。

 しかし、このカテキン(タンニン)には金属と結合しやすい性質があるので風邪を引いて風邪薬を飲んでいるのにお茶を飲むと血中でカテキンが風邪薬の成分と結合してしまい風邪に効かなくなるので薬と一緒に併用する事だけは避けたい。

2003/11/12掲載

 たんぱく質には、大きく分けて動物性たんぱく質と植物性たんぱく質の2種類あり、文字数の関係から大雑把な説明のみをする。

 主に動物性たんぱく質は瞬発系を強くする筋肉の合成に作用し、植物性たんぱく質は持久系を強くする筋肉の合成に作用するといわれている。柔道で必要なのは瞬発系筋肉である。

 特に日本人は明治時代までは動物の肉を食べる習慣が無かったので元々瞬発系の筋肉は少ないが、植物からたんぱく質を取っていたので持久系の筋肉には優れている。その証拠にマラソン・水泳等の持久力を必要とするオリンピック競技では優秀な結果を残している。

 では、元々瞬発系筋力が生まれつき少なく、持久系筋力の比率が多い日本人が柔道に向かないのかと言うとそんな事は無い。生まれつきの瞬発系と持久系の筋肉比率は変わらないが、誰でも成長段階の食事で充分にスポーツに応じた筋肉の太さに変化させることが出来るからだ。

 そして、食肉は成長期である思春期に重要な役割をしている。「ペプチド」は食肉のたんぱく質がアミノ酸に分解されるときに多種類のペプチドとなり血圧上昇を抑え、「カルニチン」は脂肪を燃焼させて、「カルノシン」は抗酸化作用があり、さらに食肉に多く含まれる「トリプトファン」というアミノ酸から「セロトニン」という物質は精神の活性化・充実感・幸福感といった精神を安定させる働きがあるので、ただでさえ精神的にタフな状況に置かれるスポーツ選手が思春期と言う精神的不安定時期を乗り越えるのには以上のような生理活性物質を積極的に摂取することが重要なのだ。

 また、食肉に含まれる鉄はヘム鉄と呼ばれ野菜等に含まれる非ヘム鉄に比べ吸収率が良いこと、そして食肉に多く含まれる亜鉛が近年の社会問題の一つである味覚障害を直してくれて、さらに亜鉛には体内にある多くの酵素の働きを助ける補酵素の役目があり、成長期に充分に摂取することで身長・体格を大きくさせ、特に生殖機能に大きく関係がある。亜鉛を多く含むものは食肉のほかに牡蠣・わかめ・のり・レバー・ピーナッツ・豆類がある。

 さてここで、注意しなければいけないのは食肉(牛・豚・鳥のどんな肉でも)を食事に出すするときには良質なものを積極的に選ぶことだ。これは、低価格=低品質であり、そのような肉は脂身が多すぎて肥満傾向になりやすい為で、スポーツ選手にとっての内臓脂肪は最大の敵だからである(但し、皮下脂肪は健康上、多少あったほうが良い。特に女性は体脂肪が最低13%以上無いと女性ホルモンの分泌に障害が出るからである)。

 そして、最も注意しないといけないのは外国産の牛肉のBSE問題だ、外国産牛肉で現在アメリカ産が流通しているのだが、今までアメリカ牛は一頭もBSEに感染報告はされてないが、カナダ牛にはBSEの報告があってアメリカ産牛の中には子牛の頃にカナダから買い取っているケースが多いので、いずれ社会問題に発展するかもしれないからだ。

 やはり、食肉は国産の安心できる業者を選ぶのがベストである。なぜなら、日本では2001年10月18日以降は出荷される全ての牛についてBSE検査を実施し、特定危険部位はすべて焼却処分されていて、さらに疑わしい生きている牛がいれば、すぐにBSE検査を実施(その証拠に日本ではBSE感染の牛が随時報告されている、報告が全く無い国ほど怖いものは無い)して、市場から排除しいるからだ。
2003/10/15掲載

 動物性の「脂肪」と植物性の「脂肪」は、見た目や風味は似ているが、実は違う性質をもっている。

 肉の「脂肪」は「飽和脂肪酸」であり、コレステロールが多く摂取しすぎると肥満や動脈硬化の原因になる。これに対して、魚や大豆油、紅花油のような食品に含まれる脂肪は「不飽和脂肪酸」という、体内に入るとコレステロール値を下げて、さらに血液までさらさらにしてくれる。

 上の文章から、察知するとまるで悪者のコレステロールであるが、コレステロール値が欠乏すると細胞膜が上手く形成されなかったり、ホルモン障害を誘発させたりと人体への生命危機を生じさせるので適度に摂取をしなければならない。

 ところが、現在の子供を取り巻く食環境はファーストフードばかりで、コレステロールの過剰摂取をやむ終えなくさせている状態である。このままでは、青少年の健康的な成長は危ぶまれるし、スポーツをしているのであれば、スポーツ選手の血液や血管は日々のトレーニングのせいで常人以上にドロドロ血であり、血管は傷ついているのだから、やはり油は植物油を積極的に使うべきなのである。

 ここで重要なのがリノール酸であって、体内で合成の出来ない栄養素なので「必須脂肪酸」とも呼ばれる。最近流行の油もリノール酸を前面に出して宣伝しているので、お店でも分かり易いはず。しかし、注意しないといけないのが、この油は一見すると長期保存がきくように感じるが実は酸化しやすく「不飽和脂肪酸」から有害な「酸化脂肪酸」になってしまう。てんぷら油として使っていると油が劣化するのがよく分かるだろう。酸化した油を摂取すると胃や肝臓に悪影響を及ぼす、何日も経過し汚れた油で揚げた、てんぷらを食べて吐き気・胸やけ・腹痛・下痢を起こすことがあるが、まさに酸化脂肪酸の過剰摂取によることが多い。こうならないためにも、面倒だがリノール酸の油を買うときは、小さめの容器のもの出来れば毎回使いきり、こまめに買うべきである。

 最後に付け加えると、出来れば大量生産方式抽出法の植物油は避けたほうが健康には良い。上述したとおり、酸化しやすい「不飽和脂肪酸」は酸化防止剤の「トコフェノール」と泡立ち防止の「シリコン樹脂」といった添加物が混入されている。可愛い子供達の健康を考えたら、やはり少量生産で割高だが「圧搾法」の油を使うほうが良いと言える、量販店では手に入りづらいので自然食品を取り扱うお店を近くに探しておくと良い。
2003/9/20掲載

 普段から日本人に不足しているのが、カルシウムである。不安や気持ちの落ち込み、苛立ちなどストレスの溜まりやすい現代社会において、避けては通れない感情であるが、自分だけが苦しいわけではないのに自分に負けてキレてしまうことのないように柔道等のスポーツでストレスを発散してもらいたいが、それが仕事や勉強が忙しくてかなわない時もあるだろう。そんなときこそ、カルシウム摂取が重要である。

 カルシウムは骨格形成だけでなく神経伝達の電気信号を各部位に伝える重要な役割をしている。つまり、カルシウムが不足すると思うように体が言うことを聞かなくなり、体への不満ストレスが脳疲労を招きいっそう言うことを聞かなくなるのでイライラの悪循環を引き起こすのである。この悪循環は内臓に影響する、胃が痛くなるのも心身が不安定なときに引き起こすのだ、こんなときに栄養ドリンクの類は禁物、胃に強いストレスを与えてしまう。こんなときは、消化の良いものをゆっくりと噛んで食べる
こと!このゆっくりと噛むことでイライラは落ち着き胃の消化・吸収を助けてくれる。

 一日のカルシウム必要量は60グラムである。充分に摂取することでイライラ解消への原材料が揃うがここで、ビタミンDを同時に摂取すると吸収率が高まってくれる、カルシウムが多い食品は小魚や牛乳、チーズなど苦手な人も多いのでこんなときは、レバーや干しシイタケのビタミンDが多い食品をとると良い。また、ビタミンDは日光浴でも体内で合成されるが紫外線対策だけはして欲しい。

 最後に、忠告するがサプリメントの類でカルシウムを摂取している人は要注意が必要である、カルシウムは過剰摂取すると便通が悪くなる報告がある、全てのサプリメントに言えるのだが、日常生活を送る普通の一般人には栄養が過剰摂取になるので思わぬ内蔵に負担を与える結果が出ている。やはり、食品、特に世界最高の健康食である純和食から摂取するのが一番である。

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