BILINGUAL KIDS NEWS
(ご父兄宛のニュースレター保存版)
暗記の効用
語学学習にとって、暗記は大切な学習手段です。本を開いてテープと一緒に何度も言う練習をすれば、自然に覚えてしまうものです。何度テープを聞いても覚えられなかったり、リピートできないときは、必ず何らかの理由があるはずです。そのほとんど原因は、テープ学習の進め方にあります。以下の点をチェックしてみて下さい。
1. テープを聞くときに本を開いていますか。
2. 声を出して読んでいますか。
3. テープをかける回数が少なくありませんか。
本を開いて見ることにより、目からにイメージインプットがなされ、暗記を促進します。したがって、10回に5回以上の割合で本を開いてテープを聞きましょう。最初は、暗記しようとあせらずに指で追いながらテープをかけるのもよいでしょう。2番の「声に出して読む」ということは、大変たいせつなアウトプット行為です。上手に言える、あるいは読めるためには、黙読していても効果はありません。「読む」ということはアウトプット、つまり口に出して言う行為なのです。上手なアウトプットを得るためには、十分にアウトプットの練習をしなければなりません。ピアノが上手に弾けるようになるには楽譜を見ているだけではだめです。実際に弾いて練習しなければ本番でミスをしてしまうのと、同じことです。
おそらく覚えられない一番の原因は、3番の「テープをかける回数」にあると考えられます。
Kohei Horiくんのお母さんは、テープの巻き戻し操作が面倒なので、本の覚える個所を20回分1本のテープに毎週録音して、覚える個所が連続して流れるようにしているそうです。Koheiくんは、当然、素晴らしい結果が得られています。クラスでは、Koheiくんは宿題の部分をすらすらと暗記して皆の前で披露してくれました。
とっておきのテープ学習
効果が大きいのはわかっていても毎週何十回も録音するには大変な努力が必要です。そこで、とっておきの簡単なテープ作成方法をお教え致します。それは、市販のエンドレステープを使うことです。このエンドレステープを使えば、かなり簡単に重点的に練習したい部分が録音できます。しかも、「エンドレス」ですから、テープレコーダーを止めるまで繰り返し流すことができます。お父さん、お母さんの愛情で毎週録音してあげて練習すれば、お子さんは必ず受け止めてくれるはずです。エンドレステープは、やや大きめの電気屋さんにいけば手に入ります。1分、3分、5分といったように短い単位になっています。ぜひ、ご利用されることをお勧致します。
暗記の注意点
暗記のこつがつかめると、次から次へと比較的らくに覚えられます。特に小さなお子さんは右脳の活動が活発ですから暗記は得意な方が多いのです。しかし、覚えることが得意ですが、忘れることも早いのです。本の暗記で注意することは、まず、本を十分に読めるようにしてから、本なしで暗記の練習をすることです。読むことを飛ばして暗記の練習ばかりしていると、読む力が劣るばかりか、せっかく覚えたことをすぐに忘れてしまうことになります。
年齢が小さいうちは、まだ、フォニックスの練習が始まったばかりですので、読みと暗記を同時に進めてもかまいません。小さいうちはお子さんと一緒にお父さんやお母さんがそばについて楽しくたくさん読むことに専念すれば、知らず知らずのうちに覚えてしまうものです。まずは、「楽しく、たくさん」と言うことばを念頭に置いてトライしてみましょう。
LLルームを活用しよう
「この間、学校に外国人の先生が来て、私、英語で"Hello,
I'm Natsuho Fujita. How do you do? Nice to
meet you." と言ったよ」と、小学2年のNatsuhoちゃん。
Nami先生曰く、「彼女は、LLクラスでも、自分から積極的に英語で話している」とのこと。語学学習にとって、やはり積極性は大切ですね。Akira
TsuruokaくんやRisa Komatsuちゃんもやる気満々で、早くから来てどんどんテープを聞いているとのこと。まだ幼稚園児のSayaka
Moriちゃん, Aki Takahashiちゃん, Takahiro
Shiraishiくんたちも楽しんでテープを聞いています。Mizuho
Isaちゃんは、ほとんど全部聞き終わりつつあります。でも、Don't
worry ! テープはどんどん入れます。
テープを聞き続けた人とそうでない人とではリスニングの力はもちろん、英語力全般に相当な力の差が生じています。どうぞ、LLルームを積極的にご活用下さい。
(M.M.)
発行:March 13, 2000

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