レーザー脱毛について
レーザー脱毛の永久性について

★00.12.10 Update★

●すでに20年ほど前から、永久性が確認され、永久脱毛と保証された医療電気脱毛(針脱毛)に比べ、歴史の浅いレーザー脱毛は永久性に問題があるとされています。現在でも『永久脱毛』という表現は許可されておらず、クリニックによって、さまざまな表現が使われています。
この美容クリニックHPにおいても、たびたび『レーザー脱毛は永久なの?』『また生えてくるって聞いたんだけれど、、』という質問が寄せられています。
このページでは、99年11月に酒井クリニックの酒井先生にレーザー脱毛の永久性について興味深いお話を伺いましたので、簡単にレポートしたいと思います。

 

レーザー脱毛は、まだ永久性が保証されていない分野ですが、最近の状況を見る限り、近い将来、『永久脱毛』としての保証がされるのではないかと思います。だいたい毛周期から予測して、1年くらい毛が生えて来なければ、『永久』ということができると考えられています。アメリカでのレーザー脱毛テストでは約3年、昭和大学医学部でのテストでは約2年の脱毛効果が確認されているからです。(昭和大学医学部は、日本でも数少ない『形成外科』を持つ医学部です)
しかしながら、レーザー脱毛を受けてもやっぱり生えてきた、という声が多い原因には、以下の3つの点が考えられるのではないでしょうか。

@適切なレーザー機器を使用していない。
最も初歩的な間違いといえるでしょうが、使用するレーザー機種が日本人の脱毛に適切でないという点です。最近ではインターネットや雑誌の情報などにより、正しい知識が広まり、間違ったレーザー機種を使用しているクリニックも減ったのですが、日本人の脱毛に適すると思われるレーザー機器は、アレキサンドライトレーザー、ロングパルスアレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザーの3種です。エステなどで使用されているIPLなどのレーザー脱毛機器は、これらとは全く違うもので、非常に出力が弱く、厳密にいうとレーザーではありませんので、注意して下さい。

A処置回数が足りない。
初期のレーザー脱毛において、3回でほぼ終了するという間違った認識が広まり、多くのクリニックでは3回セットの価格を出していますが、実際のレーザー脱毛においては、毛量が少ない方で4回、普通の方でも5〜6回くらい、多い方ですと、7回〜9回以上通う必要があります。3回で終了と思ったのに、生えてくる、、、ということから、レーザー脱毛は効かない、という誤解につながっているのではないでしょうか。(このHPにおいても、はじめは3回セットの価格を掲載していましたが、医療市民公開講座を聞いた後、5回セットの価格に変更しました) 

Bレーザーの出力不足
レーザー脱毛は、毛根から毛を包み込む袋の部分をきちんと破壊して、初めて脱毛の効果がえられるものです。そのために、適切なレーザー出力が必要となってきます。しかし、このレーザー出力は加減が難しく、弱いと脱毛できず、強すぎると肌にシミや跡を残す結果となってしまいます。特に日本人の場合は白人に比べ肌表面にメラニンが多いため、シミや跡になりやすいのです。レーザーの出力は、ベテランの医師がその人の肌の色を診て、きちんと判定して、決めます。
しかしながら最近、アルバイトの医師をたくさん抱えるクリニックで(クリニック名は伏せさせてください)、レーザー出力が強すぎて、シミになる患者さんが多く出て、訴訟問題にまで発展しかけたそうです。びっくりしたそのクリニックでは、レーザー出力を必要以上に下げました。結果、レーザー出力が弱すぎて、何回通っても毛が生えてくる、つまり脱毛できない結果になったということです。
普通は、はじめにテスト脱毛をして、10〜15分ほど置き、レーザー出力と肌との反応を診て、適切なレーザー出力を決めます。テスト脱毛は、肌に合うレーザー出力を判断するためのもので、痛みを確認するだけのものではありません。

レーザー脱毛は、きちんとした機種で、最適な出力で打てば、本当に良いものだと思いますよ。と、酒井先生は熱を込めて語ってらっしゃいました。
ただし、乳首の周り、色素沈着している部分、女性の性器周りについては、レーザー脱毛は向きません。とのことでした。

【追加情報】  00/12/10UP
レーザー脱毛の永久性・確実性について、雑誌やテレビでもいろいろと論議されていますが、これは本当にクリニックや先生によって考え方はさまざまのようです。
というのは、上に書いたように、レーザー機器・出力の設定・処置の回数によって本当にさまざまだからです。
客観的なデータとしましては、酒井先生が所属してらした昭和大学医学部形成学科で行なわれたものがあります。
一般モニターを対象に、アレキサンドライトレーザーを用い、適切な出力で5〜6回以上レーザー脱毛を行なってその後の経過を観察した所、最終レーザー脱毛から2年経過しても、ほぼ全員から『結果に満足』という回答が得られているそうです。
このHPを始めた99年夏ごろには、酒井先生も『まだレーザー脱毛は信用できませんね。』とおっしゃっていましたが、99年冬には『ちなみに昭和大学で行った当院の脱毛希望者の脱毛率は、最終レーザー照射2年後でほぼ全員満足いく結果でした。したがって、当時レーザー脱毛否定論者であったわたしも、180度方向転換を余儀なくされたわけです。 科学というのは実に驚くべきものなのですね。』というメールをいただいています。
もちろんこれは、正しい機器で、適切な出力を守るということが必要条件になってきますので、ぜひともきちんとした脱毛を行なってくれる病院&先生を選ぶことが重要なポイントとなります。
どの情報が正しいかではなく、レーザー脱毛は使い方によって、『ホンモノ』にも『ウソ』にもなる治療なんです。

 

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