●日本人のレーザー脱毛に適するとされているレーザー機器は、
・アレキサンドライトレーザー
・ダイオードレーザー
の2種です。
たびたび質問が寄せられている2つのレーザー機器の違いについて説明したいと思います。2つのレーザー機器の違いについては、酒井形成外科の酒井先生からお話をうかがうことができました。
また、ダイオードレーザーがFDA(アメリカの厚生省)の永久脱毛の認可を得たことについては四谷見附クリニックの和田先生が内容について調べてくださいました。
@レーザー機器の違いについて
アレキサンドライトレーザーは『サイノシュア』という会社のレーザー機器です。
ダイオードレーザーは『コヒレント』という会社のレーザー機器です。コヒレントという会社は、医療用だけでなく、全レーザー(ディスプレイレーザーや通信機レーザー、CDのレーザー端子など)の90%シェアを要する巨大会社です。当然政治的権力もかなりなものと思われます。それに対しサイノシュアはキャンデラという医療用レーザー会社を設立した日系二世の化学者が、あることで自分の会社を捨てて設立しなおした小さな会社です。
ハーバード大学のロックス・アンダーソンは1980年台より医療用レーザーを研究し、最初、サイノシュアー社の顧問的な役割をはたし、共同でロングパルス・アレキサンドライトレーザーを開発したのですが、最近彼の名が世界に売れはじめたところで、コヒレント社にトレードされたのです。
その概要は彼が持つ、クーリング・デバイスの特許をコヒレントが買うかわりに、コヒレントのレーザーの顧問になり、ハーバードでの研究データーのすべてをコヒレントのデーターとして世に発表するというものでした。この約束を得たコヒレント社は、ほぼアレキサンドライトレーザーと同じスペックを達成したダイオードレーザーを作り出すことができました。
AダイオードレーザーにおけるFDAの永久脱毛認可について
FDAの永久脱毛審査については、FDAの基準自体が緩く、60%の脱毛率でpermanent(永久)のお墨付きをもらえるとのことです。ダイオードレーザーを所有するコヒレント社は一番はじめに審査を通っており、アレクサンドライトレーザーのサイノシュア社は現在申請中とのことです。
アレキサンドライトレーザーもダイオードレーザーも、機器自体のシステムはひとりの人間の管理下で造られたものであり、ほぼ同じと言えるようです。
したがって、ダイオードレーザーがFDAの永久脱毛の認可を受けたということは、アレクサンドライトも近いうちに永久脱毛の認可を受けると考えられます。
ただし、60%という脱毛率は、??と思われるものがありますので、参考までに日本の昭和大学における脱毛テストの結果をいただきましたので、報告させていただきますと、
『最終レーザー照射2年後(99年冬の時点)でほぼ全員満足いく結果』ということです。この脱毛テストは、日本で行われたものですので、(患者も日本人)より信頼度が高いと思われます。ただし、この場合は、最低5回の照射が必要とのことです。このテスト結果から、『したがって、当時レーザー脱毛否定論者であったわたしも180度方向転換を余儀なくされたわけです。』とのコメントを先生からいただきました。
最後に、2つの同じといえるレーザー機器ですが、ほとんどのクリニックでは、アレキサンドライトレーザーを使用しています。この理由としては、『ハンドピース部にレーザー発信機がつけられているダイオードレーザーは非常に重く、操作しにくい。それに比べて、アレキサンドライトレーザーは持つ部分が非常に軽く、使いやすい』ということが考えられるのではないか、というコメントをいただきました。
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