パリまでの道のり

12日早朝、成田エクスプレスで成田へ。
この成田エクスプレス、なかなかの人気者で、今回席が取れなかった。特に9月は飛行機の方もほとんど満席らしい。
席が取れない場合、立っていくことになる。80分立ちっぱなしは厳しい。仕方なく、スーツケースに座ることにした。するとどうだろう、なんと成田まで気持ちよく寝てしまった。たいした自慢にならないが、私は電車で寝るのが得意だ。今は会社までの通勤時間が短いので寝る必要がないのだが、就職するまでは10年間電車通学で毎日睡眠をとっていた。電車での睡眠は大変心地よく、時によってはベッドでのそれに勝るほどであった。それにしても、スーツケースの上で寝られるほど得意だったとは、、、。
とまあ80分はあまり苦にならずに成田に着くことができた。しかし、やはり成田エクスプレスの席は、できるだけ早めに(飛行機が決まりしだい)取ることを勧める。だって、ちゃんと席取れて座るのと、立って行くのとじゃ500円くらいしか違わないんだもん。もしあの時、500円払ったら座らせてあげるよっていわれたら絶対に払ったね、誰も500円じゃ譲ってくれないだろうけれど。
これってビジネスとして変じゃない? 立ち席をもっと安くするべき。

さて、成田では他のメンバーを待ち合わせの予定だったが、30分も早く着いたはずなのに遅刻してしまった。ウーロン茶を探していたから。
外国旅行でのウーロン茶は必須。水や紅茶、コーヒーでは替えられないものがある。
昔、イタリアを旅行した時に、飛行機で知り合った女の子が具合悪くなってしまって、イタ飯はもちろん、水や紅茶も喉を通らなくなってしまったことがあった。その時に、偶然持っていたウーロン茶をあげたら、すごく喜ばれた。これだったら飲めるって。普段飲みなれているものじゃないとだめなんだよね。
それ以来、海外に行く時には必ずお茶を持っていくようにしている。しかし、遅刻までしたのに見つからず、結局出国審査を受けたあとに高いお値段で買うはめになった。空港め、ぼってるな。

飛行機で11時間半。その間、かなり寝続けた。
飛行機嫌いの人は寝るに限る。もともと飛行機は恐ろしいので大嫌いなのだが、今回は特に嫌な予感がしたのでちょっと揺れるたびに怖くて仕方がなかった。しかも隣のカナコ氏はタイムリーにも『沈まぬ太陽』なんて読んでいる。これってある航空会社のずさんな内情を書いたといわれている本で、読んだら怖くて飛行機なんて乗れなくなっちゃうような内容なのだ。カナコ氏はいつも冷静なので『怖いわよね〜』くらいだったが。

とにかく無事にパリに着いた。よかった。
嫌な予感は気のせいだったよう。
まだまだ暑い東京に比べて、パリはなかなか快適な気候。
元気に帰れるのを祈るばかり、という謙虚な気持ちと、思う存分楽しむぞ〜という大胆な気持ちが入り乱れて、ホテルに向かう。

 

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