美容トピック vol.12 99.10.29
●絶品眉の落とし穴
眉が顔立ちを決める。
数年前から言われており、ここ何年かでさまざまな形の眉が登場し、流行が生まれた。
そのおかげで、多くの人が、眉を上手に描けるようになったともいえよう。
今回のトピックは、『眉を描くのが上手』なメイク上級者に読んでもらいたい。
眉描きの天才が陥る、『落とし穴』について、である。
あなたは眉を描く時に、眉ブラシを使っているだろうか。
眉ブラシというのは、眉を梳かすときに使う1cmほどの硬い毛の生えたブラシ。
もう片側にマスカラコームがついていることも多い、例のものである。
眉ブラシは、眉の毛流れを整えるだけではない。
眉を描いた最後に、描いた眉をぼかすのにも使うのだ。
なぜせっかくきれいに書いた眉をぼかすのか?
それは、自然な眉に見せるためである。
自然な眉というのは、決してくっきりしていないものだからである。
プロのメイクアップアーティストは、必ず眉をぼかす。
そのひと手間が、プロと素人で上手な人、とを、分ける。
しばらく前に、モデルのようなすばらしい美人と知り合う機会があった。
彼女は容姿端麗にして、メイク技術もすばらしく、
左右対称に描かれた眉は目を見はるばかりであった。
ところが、彼女の眉は、前述のような、『描きました眉』だったのだ。
眉ブラシでぼかしていなかったため、明らかに『描いた』と分かってしまう眉。
メイクというのは、明らかにメイクしていることを主張するようではダメなのだ。
もともと美人であるように見せなくてはいけない。
そうしないと、どんなにきれいになっても、
『整形して綺麗になりました』と同じになってしまう。
完璧な眉のためには、『完璧』を『自然』にすることが必要なのだ。
眉ブラシの使い方は簡単。
眉を描いた最後に、かるーく描いた部分をささっとぼかすだけ。
そのひと手間が、『元から美人』を作る。
《 美容トピック 》