| 問題解決手法がよくわかる コンセプターズ・ナビ |
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レビュー
実戦!問題解決法 大前 研一 (著), 齋藤 顕一 小学館 ¥2,100 (税込)
大前研一がマッキンゼー時代に、研修用に開発した問題解決法(PSA:プログラム・ソルビング・アプローチ)がコンパクトにまとめられています。
当時のマッキンゼー東京支社では、MBAホルダーの採用が難しかったため、学卒の新入社員を採用するしかなかったそうです。そのため大学を出たばかりの若者をできるだけ早く戦力化できるようにと、この問題解決法プログラムが開発されました。 大前氏の代表作でもある『企業参謀』『続・企業参謀』に比べると、読みやすく、プレゼン手法や情報収集にも踏み込んでおり、実践でも使える内容になっています。 さらに踏み込んで学習されたい方は、大前氏のビジネスブレークスルーで開講している『経営管理者育成プログラム』申し込まれるのがよいでしょう。 関連する本 企業参謀講談社文庫 続・企業参謀講談社文庫 実践!新ビジネス思考 実践!MBAトレーニング 関連する講座 問題解決講座資料請求 問題解決基礎スキル講座(受講券) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 問題解決への5つのステップ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1、問題解決の基本を理解する 実践!問題解決法-1へ 2、環境を理解する 実践!問題解決法-1へ 3、効果的な情報収集を学ぶ 4、データをチャート化する 5、フレームワークを使いこなす ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 3のステップ 効果的情報収集法 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
思いついた事柄から、やみくもに収拾しても効果的ではありません。
次のプロセスで情報収集を行います。
───────────────────────────────── 1) 情報収集のアプローチ ───────────────────────────────── < 情報収集の流れ >
A 目的と背景を知る→ B 情報源を明確にする→ C 知るべきことを明確にする→ D 全体を押さえる→ E 細かい視点で集める <A 目的と背景を理解する> 目的を理解すると、全体が把握できて、作業に工夫ができます。 ポイントは4点です。
・ 調べる目的は何か
・ 誰に報告するのか ・ アウトプットはどんな形にするのか、 ・ 時間はどれだけあるのか <B 情報源に詳しくなる> 情報源へのアプローチは次のステップで行います。
・ 情報源リストを入手
・ 資料を特定
・ 資料を見る
・ 作成者に連絡する
・ 関連のあるところに連絡する
・ 情報源リスト
ビジネス調査資料総覧、ビジネスまるごと情報源、統計調査総覧
・ 情報源
日本統計年鑑、経済統計年鑑、地域経済総覧、投資家のための業界分析、
業種別貸出審査事典 ・ 情報のある場所
マーケティング・データバンク、政府刊行物サービスセンター、
国立国会図書館、東京都中央図書館、帝国データバンク、富士経済、
矢野経済研究所、富士キメラ総研、
───────────────────────────────── 2)情報収集のコツ ───────────────────────────────── ・ 作業の段取りには、3つのポイントがあります。
1、効果的な作業の流れを考える 目的を明確にすると効率的になる。外部に依頼するなら早めに段取りを 行います。 2、定量情報と定性情報を使い分ける 数字は説得力があるので有用です。記事、文献などは全体の理解度を高 めるようにします。
3、公開情報の価値を少し高めてみる 公開情報を組み合わせると新しい発見が生まれることがあります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 4のステップ データからチャートへ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ チャートとは『図表』のことをいいます ───────────────────────────────── 1) チャート作成の目的 ───────────────────────────────── チャート作成の目的は4つです
・ 起こっていることを数字で捉えると、説得力が高まる
→皆がそう言っている、それが業界の常識だ、では納得させられない ・ 単なる数字の羅列では、何が言いたいのか読み取るのが困難
→グラフやイラストなどビジュアルが好まれる ・ 数字をチャート化すれば、理解度が上がる
→文字よりも図表の方が分かりやすいです。 ・ チャートを書くことによって、分析の方向がはっきりする →プロセスは3つです。 1、全体像が分かるチャートを書く
2、チャートを書いたら、なぜこうなっているのかを考える
3、細部を掘り下げていく 例えば、次のように行います。
1、市場規模の推移 → 2、なぜ伸びたのか →
3、セグメント別に見る
3、の『掘り下げるコツ』についてのプロセス 1、10年以上の長期でチャートを書いて、変化があるかどうか見る 2、変化がなければ、そのデータを細分化して変化を調べてみる 3、変曲点を見つけ、そのときに何が行われたのか調べる 4、要素を分解して、さらにチャートに落としてみる 5、関連のありそうな変数と組み合わせて、相関を見る ・プレゼンの際の、チャート活用メリット 1、注目を集めることができる きれいでわかりやすいから 2、短時間で多くの情報を伝達できる 実はチャートの情報量は多いが、一目で内容がわかる 3、言葉だけの説明に比べて、記憶に残る 視覚に訴えるものは記憶に残りやすい 4、自分自身の頭の中を整理できる 5、チャートスペースとして活用できる サーバーなどに蓄積しておくと使いでがある ───────────────────────────────── 2)チャート作成のポイント ───────────────────────────────── ・ 簡単で分かりやすく、美しいこと ・ 1チャート1メッセージ ・ メッセージとチャートが一致していること ・ 項目は5つ以内に ・ 順序は重要、大事なものはハイライトにする ・ 期間を一定の間隔にする ・ 年代や単位を記入 ・ 資料欄には出典を書く ・ 完成品であるか確認する
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 5のステップ フレームワークで考える ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
フレームワークは、情報を整理し、理解し、まとめあげるツールで、
全体像を理解するために使われます。
─────────────────────────────────
1)道具として情報を整理する ───────────────────────────────── フレームワークを使用する理由 1、全体像を理解することを助ける。 2、情報は自分の思い込みで既に理解したものと思いがちであるから
3、数多くの情報や分析結果を整理することができるから。
───────────────────────────────── 2)客観的に情報を理解する ───────────────────────────────── 問題解決では、思い込みで偏った情報や分析で物事を解釈しがちです。
しかし、フレームワークを使用すると、原理原則に則って、大きな枠組み
から整理することができるようになります。
<フレームワークの例> ・ 3つのC →企業行動を知ることができる、自社がどのような状況にあるか 顧客、誰が顧客か、何を望んでいるのか
競合、誰が競争相手か、どのような顧客を目標としているのか 自社、強みは何か、何が問題か ・ ポーターのファイブ・フォーシズ・モデル
→業界を理解するのに有効 真中 :業界内の競合
新規参入業者 新規参入の脅威 買い手(ユーザー) 書いての交渉力 代替品 代替製品・サービスの脅威 売り手(供給業者) 売り手の交渉力 ・ 経営資源 人・モノ・金・情報 ・ 7Sモデル Shared Value 共通の価値観、使命やビジョン
Style 企業風土・文化 Skill 組織スキル System 運営の仕組み Structure 組織 Staff 人材 Strategy 戦略 ・ マーケティングの要素 商品 価格 流通 広告宣伝 この本を参考にしています。
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