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2008![]()
| 年月 | 読んだ本&寸評 |
| 5月 | 「陽気なギャングが地球を回る」伊坂幸太郎★★★★ 再読です。 これも娘へのプレゼントです。 一応サスペンス物だと思いますが、楽しく読めます!! |
| 「夜のピクニック」恩田陸★★★★ 再読です。 娘から「おもしろい本はないか?」。2冊をプレゼントしました。うちの1冊です。 再読ですが、十分楽しめます。おもしろいです。 ですが恩田陸の他の作品も数冊読みましたが・・・どうも好きになれない作家です。 |
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| 4月 | 「流星の絆」東野圭吾★★ 東野の最新作です。 小さいときに両親を殺された兄弟3人が主人公。大人になってから3人で詐欺行為をして生活している。ターゲットとした洋食屋の2代目の父親を見て次男が「両親が殺された現場から出てきた男だ」。その男を警察へ告発しようとするが・・・ なかなかおもしろい作品です。途中から「シー」が2代目に(予想外)惚れてしまうところから徐々に面白くなってきます。最後の賭けもなかなか良かったです・・・ですが毎回期待している東野です、残念ながら他の作家の作品だったら読まないかもしれないレベルかもしれません。 何点か気になったことです。 ◇「悪人がいない」 主要登場人物が皆良い人ばっかりです。詐欺師兄弟も”本当は良い若者”すぎますし、最後のターゲット親子も信じられないくらい良い人です。唯一、ピリッとした人物になっていくのかなと思っていた「詐欺にあった人物」もあっさり撤退・・・ ◇「犯人」 これもアリなのかもしれませんが、一応ミステリに近いエンタメ作家の作品にしては「最後まで誰にもわからない」のではないでしょうか?あまりに予想外すぎて、「何それ!」。個人的には許されません(って、大袈裟ですが) ◇シー(静奈)と行成 いやー、「甘い甘い2人の世界」てな感じです。純愛ものかよー。しかも最後の2ページなんて、ベタベタ甘いお菓子みたいです。 是非次回作では山椒のような小粒でピリッとした人物を随所に盛り込んで欲しいです。 |
| 「私の男」桜庭一樹★★★★ 直木賞受賞作です。少女には〜は微妙な作品でしたが、(桜庭は)「私の男」と「赤朽葉家の伝説」を読んでから判断しようと。ということで「私の男」です。運良く図書館にありました。ラッキーです。田舎の図書館は良いです(秋田市の図書館、明徳館だったら予約がいっぱいでこんな旬の作品が棚に並んでいることはないでしょう)。 粗筋 ある親子の物語です。若い男性が家族全員を震災で亡くした小学生を養子として迎えて、その子が結婚するまでを時系列の反対(適切な表現が浮かばない)に描いています。つまり登場人物が若くなっていきます。まあ、いってみればただそれだけのお話だったりして。 近親相姦ものですが、お互いが好きあっている近親相姦ものです。そんなに男女がからみあうシーンはありませんが、男性が人前で読むのはお薦めしません(下腹部が反応する可能性有り)。妙にねっとりしており、下手な官能小説よりもそそるかも。 最後は何となくあっけなく終わってしまいますが、最後まで(お話が)どうなっていくのか・・・・ページを繰る手が止まりません。売れる理由がわかります。以外にも「恋愛小説」でした。 おもろいです! |
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| 『ジーン・ワルツ』海堂尊★★★★★ 海堂の最新作、今回は女医さん、産婦人科医が主人公です。医療行政、特に救急救命、産科、小児科の崩壊がよくTVで放送されています。私は子育てが終わった?のであまり実感はありませんが、産婦人科ということでかなりタイムリーだと思います 最初は、「講義」シーンが長く、いつものごとく医療に詳しくない人にとってはちょっと難しい感じが。ですが、徐々に引き込まれていきます。ブログに書き込みましたが、空手の稽古前に読み始めて稽古時間を忘れてしまうほど没頭してしまいました。最後も、罠?におっとびっくり(比較的わかりやすい伏線が張られてたので、わかった方も多かったのかもしれませんが)。 海堂氏は何科の医師なのかわかりませんが、この本は読み物というよりも、著者の叫びなのかなと感じました。ちょっと甘いかもしれませんが満点です。 |
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| 『居眠り磐音 江戸双紙 朝虹ノ島』佐伯泰英★ 特に感想はありません。サクサク読めます。 |
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| 「5年3組リョウタ組」石田衣良★+ 久しぶりの石田作品です。図書館の新刊棚で発見、早速借りてきました。 ごく普通の小学校の先生が主人公です。学校・クラスでの問題を新米教師がいかに解決していくかを描いた作品といった感じでしょうか。 私は泣ける小説が好きですが、V・Wとも泣けました。Vは特に。泣ける小説という点では良かったのですが、序盤から最後までなんとなく違和感がぬぐえませんでした。なぜでしょうか?よくわかりませんが。長編ですが新聞連載小説ということで、(舞台の説明を端折って)はじめから全開モードだったからでしょうか?それとも主人公と染谷先生の会話や接し方が「くさい」という印象を持ってしまったからでしょうか? とは言うものの、先生モノが好きな方にはお薦めかもしれません。サクサク読めますし。 |
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| 「少女には向かない職業」桜庭一樹★★★ 昨年の”このミス”、直木賞等で最近注目されている桜庭です。初めて”楽天BOOKS”で購入しました。1500円以上購入したので送料無料でした。 この題名は当然P・D・ジェイムスの「女には向かない職業」を使ったんだと思いますが、内容は全く違います。中学生の少女が主人公です。こんな家に住んでいたら、かなり歪んだ少女になりそうですが、結構健気に生きています。ありがちなストーリーですが、ちょっと不思議な感じのする本でした。 他の桜庭本を読むかは、微妙かも。 |
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| 「リリイの籠」豊島ミホ★★ 豊島の最新作です。 実はこの4月に上司として異動してきた方が「豊島ミホの実父」です。サインお願いしようかな?(ですが私は買わずに図書館から借りているので・・・無理です) 最近豊島の作品を読んでいなかったなーと気がつき、図書館の新刊棚にあったこの作品を読んでみることに。上司と宴会の際にお話しするネタにもできるかなと(笑)。 若い女性同士の人間関係を描いた作品集です。なかなかリアルです。あくまでフィクションでしょうが、女性ってこんな感じなのでしょうか?男はもっと単純だと思います。女性でなくて良かったのかもしれません。 ところで題名「リリイの籠」、短編の題名ではありません。確かリリイという女性も出てこなかったような記憶が。なんか有名なお話等なんでしょうか?私にはわかりません! |
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| 3月 | 『居眠り磐音 江戸双紙 遠霞ノ峠』佐伯泰英★ 第9弾です。八面六臂の活躍です。休む時間もありません。若いってうらやましい! |
| 『キムラ弁護士、ミステリーにケンカを売る』木村晋介★ 以前”本の雑誌”に単発で掲載されていた「本職の弁護士がミステリを読んで、穴を探す」という企画を1冊のまとめたものらしいです。なかなか鋭い指摘ばかりです。さすが現役弁護士です。ですが、けなすだけでなく、ほぼパーフェクトな作品は誉めるところが良いです。ミステリー以外にも恋愛小説なども対象となっていますが、やはりミステリに瑕疵が多いみたいです。それだけいろんな知識が詰め込まれている小説なんでしょうね。 かなり久しぶりに非小説を読みました(少なくても5年は読んでいないと思う)。たまには良いです。 |
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| 『居眠り磐音 江戸双紙 朔風ノ岸』佐伯泰英★ 第8弾でしょうか?今回のいろんな事件に巻き込まれますが、大きな動きはなかったように感じました。これからどのように展開していくのでしょうか?サクサク読めます! |
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| 『君の望む死に方』石持浅海★★★★ いわゆるガチガチのミステリ系で私が一番期待しているが石持浅海です。 他にも好きなガチガチミステリ作家はいますが ・綾辻(館シリーズ)→発表スパンがあまりに長い。本も厚すぎる。 ・有栖川(閉ざされたシリーズ)→これまた間隔が長すぎ。ちょっと前に新作は、確か「10年ぶり(それ以上かも)」 ということから「発表スパンは適度」「本の厚みも適度」ということもあって、私の一押しミステリ作家です この2年ほどコンスタントに新作が出版されてきましたが、いずれも短編集。短編も悪くはないのですが、ちょっとワンパターン(小説連載ということでやむを得ないのでしょうが)傾向だったような印象を受けています。ということで、期待していた長編がやっと登場。しかも「扉は閉ざされたまま」の続編です。期待しない訳がありません。普段はオークションに出るまで待ちますが、書店で発見し(発見したときはかなり喜びました)即購入しました。 粗筋(簡単に) 会社社長が癌におかされており余命は数ヶ月。社長は「病気で死ぬのではなく、ある人物に殺されたい。しかも殺されたあとにその人物が逮捕されないように」を画策をし、準備を進めていく・・・・と一風変わった小説です。というか、かなり変わっているかもしれません。倒叙ミステリーの範疇でしょうか。「扉〜」の続編という設定ではありますが、探偵役が同じくらいで、前作を読んでいなくても全く問題ない設定です。 感想 個人的には「やっぱり石持作品!期待どおり」です。設定がなんといっても素晴らしいです。誰もこんな設定は考えつかないでしょう。ラストも予想できません。ページを繰る手が止まりません(ちょっと大げさです)概ね期待通りです。扉〜は動機にやや疑問を感じましたが、今回は前作よりは良かったと思います。 ”??と感じた点” 「ラスト」これが正解でしょうか?ちょっと物足りない感じもしますが、これで良かったのかもしれません。 「優佳」あまりに名探偵すぎるような印象。最後も、そこまでするか? 「ぎこちなさ」石持作品は感情移入できないという意見をよく目にします。関係あるかはさておき、この作品も若干ぎこちなさを感じました。強引さ? 「動機」母親が息子に社長との関係を白状するとはイマイチ思えないし、父親が社長に殺されたと普通は推測しないと思う(かなり強引) 次も長編でお願いします!期待しています! |
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| 『居眠り磐音 江戸双紙 狐火ノ杜』佐伯泰英★ 7作目です。えーっと、前作同様サクサク読めます。主人公とおこんさんの仲が若干変わりつつあるのかなと感じた作品でしょうか。 今後の予想 1 「おこんさんと結婚」 2 「両替商の婿養子?」 どうでしょうか? |
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| 『居眠り磐音 江戸草紙 雨降ノ山』佐伯泰英★ 6作目です。読み始めるとサクサク進みます。特に変化はありません。細かい感想もありません。 |
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| 『悪人』吉田修一★★ 何度か芥川賞候補になっている吉田の話題作です。このミステリーがすごいでも取り上げられました。 吉田の作品はこれで3冊ほど読んでいるかと思いますが、この作品も含めて「吉田の作品を全て読みたい」という欲求が起きるほどではありません。つまり「のめり込めない」かな?この作品ですが、結末が予想できないため最後までハラハラしながら読むことはできます。ですが、なんか満足感が足りない感じがします。アバウトな表現ですが。ということで巷の評価とは違い、私の評価はあまり高くありません(うーん、我ながら参考にならない書評だなと感じてしまいました) |
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| 『祝宴』ディック・フランシス★★★+ かなり高齢なはずのフランシスの最新作です。長生きして欲しいです。 読んでいる途中で感じた「今までの作風とはなんとなく違う」具体的にあげると主人公と女性との関係。あれれー本の表紙を良く読んでみると息子さんとの共作になっています。なんとなく納得。「フム」はしっかりと残っています(フムは翻訳者でしょうが) 粗筋 主人公はミシュラン一つ星のシェフ。ケータリングサービスで食事を提供したら、食中毒が発生。翌日は爆発事件に遭遇。その後も、自動車事故、火災(放火)など主人公の命が何度も狙われる。主人公は独自に操作を始めていく・・・ 女性との関係だけでなく違和感を感じることが。例えば、「食中毒を発生させた翌日にも料理を提供するという発想(この時点では原因がはっきりしていない)」食事を提供する者の発想としては納得がいかないような・・・しかも行政等の介入がかなりアバウト(これはイギリスだからなのか?)日本では、原因がはっきりするまでは「営業自粛」、原因が特定されて責任がある場合は「営業停止」お国柄でしょうか? あとは主人公が狙われる原因です。ちょっと弱いのではないかと。そこまでするか?アメリカに渡って容器を発見してからは納得がいきますが。しかも容器をしっかりと回収せずに放置しているのは理解に苦しむ。女性宅に侵入する必然性もイマイチ(盗聴でしたが)。 また、フランシスの過去の売れた作品では、なんと言っても悪役の存在感が強烈だったと思います。この作品は、悪役がほとんど登場しないため、存在感がかなり乏しかったように感じます。残念です。それなりに登場する人物が悪役だと盛り上がったかと思います。 と注文ばっかりですが、さすがはフランシス(親子?)です。それなりに楽しませていただきました。次作はあるのか? |
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| 2月 | 『もえない』森博嗣★ 森のノンシリーズ作品です。青春ミステリです。森の作品ですので、他の作家のような「青春ミステリ」ではないです。読後感ですが、うーん・・・ミステリと言えばミステリです。「登場人物のほとんどが高校生」「森作品にしては珍しく恋愛感情が発生する」「主人公(高校生)が事件を解決」ということで「青春ミステリ」と言えなくはないのですが。微妙です。おもしろいかも微妙。相変わらず冷たい世界です。無機質? 森ファン以外の方にはお薦めしません。この内容で1600円は高い! 内容も本自体も薄い本が売れるのであれば国公立大学に勤務するのは(金銭的に)馬鹿らしいでしょうね。仮に5万部出版されたとして、1600円×10%(印税、これくらいか?)×5万=800万です。あれ、意外と少ないか?でもこれだけで私の年収以上です! 話がそれてしまいましたが、題名は「燃えない」と「萌えない」をかけているようです。花の萌えるかと思っていましたが、最後に「萌えない」。でも「燃えない」の意味はよくわからなかったぞー。 |
| 『終結者たち(上下)』byマイクル・コナリー★★★★★ 大好きで出版されたら必ず読むコナリーの新作です。満点です。やっぱりコナリー、やめられません。 粗筋 ボッシュが警察に復帰し、過去の未解決事件を捜査する班に配属、相棒はおなじみキズミン・ライダー。女子高生殺害事件を捜査していくうちに警察内部の隠蔽事実を発見するなど、いろんな事実が浮かび上がっていく・・・キズだけでなく、アーヴィング、エドガーなども登場します。前作でわかった自分の娘も存在として大きくなっているのがわかります(離れて暮らしているのでやむを得ないでしょうね)ファンだけでなく、いわゆるこの手のハードボイルドモノ・警察モノが好きな方にはお薦めです。単純ですが、おもしろい作品です。 満点なんですが気になった点 1 「女子高生が妊娠して殺害された」となると犯人は「当時つきあっていた男性」で決まりでしょう。しかも同級生等ではなく、「男性にとっては真相が発覚すると自分の立場が危うい」人物です。年上、しかも既婚者、職業は学校の先生、同級生の父親など有力でしょう。または地元の名士など。ということで、事件は紆余曲折がありましたが意外と単純な事件でした。単純な事件を上下2冊の本で飽きさせないところは流石です。 2 アーヴィングとの対立が意外とあっさりでした。もっとお互いがヒートアップすると期待していましたが。最後も本部長の策略にあっさり。退職しても存在感を示すのでしょうか?ボッシュのような刑事には内部と外部に敵がいたほうがおもしろいと思います。 |
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| 『Rのつく月にはきをつけよう』石持浅海★★ 大好きな石持の新作です(結構前に出版されたものですが)。残念ながらこの作品も短編です。残念ながら「扉〜」以降長編がなく、全てが「安楽椅子探偵」ものです。 あらすじ 大学同級生の仲良し3人組、誰かの知り合い1名をゲストに招いて飲み会を開いています。「おいしい食べ物」「おいしいお酒」「不思議なお話」の三本立てゲストのちょっと不思議な話に探偵役の長江が意外な真実を解き明かしていくといった感じです。 ミステリではありますが、ほのぼのとしたネタが使われています。小粒な作品ですが、なかなか楽しめます。よい作品だと思います。最後のどんでん返しは、以前使われたことのあるネタのような気がしますが、私も騙されました。てっきりモーホーかなと思ったりして。 残念なのは(くどいけど)「短編集」「最近続いている安楽椅子探偵もの」「お値段が高い(装丁は良いのですが)」。次作は是非重厚な長編を期待しています。 |
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| 『居眠り磐音 江戸双紙 龍天ノ門』佐伯泰英★ 第5作目です。江戸に戻って通常モードに。以前と変わったのは藩再建にも協力しなければならなくなったことでしょうか?図書館から借りたのはここまでです。他に読む本(石持浅海、マイクル・コナリー)があるので、一休みします。他に読みたい本があれば、後回しにしてしまいそうな予感です。 |
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| 『居眠り磐音 江戸双紙 雪華ノ里』佐伯泰英★ 第4作目です。許嫁の奈緒を追って九州→京都→金沢を経由して予想通り江戸に戻ってきます。許嫁ではありますが、ここまでするか?と感じてしまいました。早く忘れておこんさんと一緒になれば良いと思うのですが |
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| 『居眠り磐音 江戸双紙 花芒ノ海』佐伯泰英★ 居眠り磐音シリーズ第3作目です。やっと実家からもらってきた3冊を読み終えることができました。 やっと旧藩に戻ることができたと思ったら、あっけなく藩も父親も救ってしまいました。ちょっと展開が早すぎるような・・・でも許嫁の奈緒だけは救うことができませんでした。現在4作目を読み始めていますが、とりあえずの展開は「奈緒」を救うことが目的になってきました。この目的では1冊が限度でしょうか?次の「悪」は誰なんでしょうか?勧善懲悪ものですが、「悪」が弱く「正義」が強すぎます。これだけあっさりと悪が負けてしまう(弱い)のは、いかがなものか?このシリーズは、「読みやすく展開が早い」ため人気が出るのはわかります。ですが「読み応え」は正直ありません。今後も読み続けるのでしょうか?(そろそろ飽きてきたような感じもします) |
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| 『タカイ×タカイ』森博嗣★ Xシリーズ最新作です。過去の森作品の書評に記載しているように惰性で読み続けているような状態です(でも楽しみにもしている) 性懲りもなく?購入してしまいました。 粗筋 ある女性マジシャンの自宅で男性が国旗掲揚のポールのような先っぽにつり上げられて死んでいるのが発見された・・・ どのようにして高い場所につり上げたのかはミステリではないです(マジシャン宅ですから。あまりに予想通り)。動機も犯人も普通です(いわゆる怨恨)。「犯人やトリックを当ててみせる!」なんて思わなくても、概ね予想がつきます。今回の”売り”は、何だったのでしょうか?今までの長い流れが流れ着く先はどこなんでしょうか?全くわからん。S&Mから読み続けているファン以外にはお薦めしません。なお余談ですが作者は大学を辞められていたようです。つい最近知りました。これだけ点数を作り出しているのですから、当然といえば当然でしょうね。 なお、この本はヤフーオークションで購入しました。定価は998円 送料込み770円で購入。読み終わって550円で売却、実負担220円、いつもこんな感じで本を購入売却しています。 |
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| 1月 | 『居眠り磐音 江戸双紙 寒雷ノ坂』佐伯泰英 大ヒットシリーズの第2作目です。これまた「実家(または長兄?)」からもらった本です。 粗筋は端折ります。1作目は「浪人生活」での事件だけだったのですが、「脱藩?した事件」の真相が徐々に徐々に明らかになってきそうな予感です。3冊で読むのは辞めようかなと思っていましたが、徐々に明らかになりつつあるので読み続けたりして・・・(でも定価で購入してまで読むかは微妙です。実家の父、長兄だよりか?)3作目までは確実に読み、感想はまとめてします。 |
| 『居眠り磐音 江戸双紙 陽炎の辻』佐伯泰英 400万部を超える大ベストセラーになっている作品です。実家に帰ったら1〜3巻まで発見、もらってきました。時代モノ、連作モノは初めて読むのではないかと思います。関前藩の坂崎磐音が主人公。剣の使い手ですが、まるで「居眠り」しているような立会をすることから「居眠り磐音」と呼ばれています。訳合って脱藩?、浪人になる・・・(あまりに粗い粗筋ですが) 感想 字が大きく、展開が早いのでかなり読みやすいです。多分2時間くらいで読めるのではないかと思います。売れるのはわかりますが、あまりに「何もかも出来すぎ」の感があります。 例えば収入 毎日食べるのも苦労していたのですが、鰻をきっかけにあれよあれよと食事付きの仕事はもらえるわ、(臨時)収入も「文」から「両」になるわ。しかも「誰からも好かれる性格」「見た目と違い強い」。もう少しピンチが多いと良いのではないでしょうか?貯金はせず、周りで困っている人を躊躇無く助けるし、良い人過ぎる!(そのため困っていると周りの人が助けてもくれますが)とりあえず3巻まであるので全て読んでみたいと思います。評価はまとめてしたいと思います。 |
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| 『予知夢』東野圭吾★ 探偵ガリレオに続く湯川モノ第2弾です。前に読んだ「探偵ガリレオ」と感想等は重複するので端折ります。ガリレオ第3弾の「容疑者Xの献身」が映画化されるようです。もちろんこの作品も読んでいますが、確かこのミスで第1位になった作品です。ある女性が衝動的に男性を殺してしまうが、そこに隣の男性(この女性に好意を持っている)が現れて手助けをする・・・・という内容だったかと思います。詳しい内容は忘れましたが、この男性が二重三重の罠(トリック)を仕掛けていておもしろかった記憶があります。ということで「映画」も期待しています。 |
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| 『探偵ガリレオ』東野圭吾★ TVで放映されてかなり売れている本です。私は一度読んだ本は記録しておりまして、その記録を見ますと15年以上前に読んでいるようです。残念ながら記憶は一切ありません。ということで初読のような感じで読むことができました。TVで放映されたので細かいストーリーは端折ります。「湯川助教授モノ」です。TVは原作にほぼ忠実だったようで、TV放映を忘れた頃に読んだほうが良かったかもしれません。個人的には原作よりもTVの脚本のほうが良くできていたのではないかと思います。湯川と刑事の掛け合い、助手のキャラクター設定など事件以外でも十分楽しむことができたので。 肝心のこの本の感想は「そこそこ楽しめる」でしょうか? |
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| 「竹光始末」藤沢周平★ 実家の父からもらってきました。短編集です。薄くて読みやすいので、大作と大作の間にはちょうど良いです。小説自体は、まあこんな感じ?(意味不明ですね)可もなく不可もなくといった感じでしょうか?★は1個ですが、おもしろくないという訳ではないです。 |
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| 「卒業ピュアフルアンソロジー」豊島ミホほか★ 卒業をテーマに、女性作家によるアンソロジーです。図書館で発見。薄くて読みやすそうだったので手に取りました。特に気に入った作品はなく、特に感想はありません。気軽に読めます。ジャイブという聞いたことのない出版社の本です。 |
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| 「楽園(下)」宮部みゆき★★★ 宮部の最新作です。模倣犯の続編(厳密には違いますが)です。模倣犯は読みましたが「厚い上下本」という記憶しか残っていません(良い評価ではない)。最近の宮部作品は正直イマイチ。ですが、この作品は昨年のベスト10ものでは高い評価を受けています。読まない訳にはいきません。 有名な作品なので粗筋は端折ります(面倒です) 事前に粗筋を全く目にしていなかったのでどのような展開になるのか予想がつきませんでした。前半は、「ここまで長い小説にする必要があるのか?」と感じてしまうほど。ですが、下巻あたりから急展開していきます。しかも最後は意外な事実が・・・・実際にこの手の事件が起きれば、関係者の心境などこのようになっていくんだろうなと。ストーリーというよりも、登場人物の心理描写が特に良かったと思います。 宮部作品では、久しぶりに良かった作品だと個人的には思います(でも、もう少し短くても良いのではないかと思うけど) |
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| 『Kの日々』大沢在昌★ 正月に兄から「本雑誌漫画」など多数もらいました。その中に入っていた大沢作品、ハードカバーです。大沢作品ですが、新宿鮫は3作目くらいまで読みましたが、それ以外は「お金を出さずに読めるのであれば読む」程度の作家です。 でこの作品 裏の世界の「私立探偵」モノです。誘拐事件のその後について調査依頼を受けて調査を行っていく・・・かなり前半で「この本は売れないだろう」と思ったくらいです。もし自分で購入していたら「大失敗」と叫んでしまいそうな・・・お薦めしません。サクサク読めるので時間潰しには最適かも。 今回も色々とケチをつけますが 「女性」 当然のように魅力的な女性が登場、主人公は惹かれていくが、一線は越えないように努力。その後、当然の如く「両思い」。あまりに「予想通り」。ある意味、ラブコメと同じレベルで予想できて、そのまんま。 「犯人」 本格物も大好きで読みますが、私は「犯人は、ほとんどわからない」人です(別に犯人を当てようと読んでいる訳でもないので)この作品は本格物ではないですが、「犯人は誰か?」が重要なポイントになっています。しかしながら、ほとんどの人が確信がなくても「もしかしてAさんなんじゃないか?」と思うでしょう。そうです、そのAさんが犯人。ガチガチです。私は「多分Aさんが犯人、でもそれだったらおもしろくない。ここは女性が犯人にして最後を盛り上げる」だったらおもしろいだろうなーなんて。しかも最後にこの事件にからんでくる警察官があっさりと犯人を割り出して直接交渉してしまう(殺されますが)、ちょっと安直すぎるような・・・ 大沢ファンには申し訳ないが、「大沢作品、購入してまで読む必要なし」を再認識させられた作品でした。 |
2007年を振り返って
この1年で69冊です。昨年に比べるとかなり少ない読書量でした。特に冊数にこだわってはいませんが。
ベスト1は「風が強く吹いている」でしょう。かなりおもしろい作品でした。ですが、他の作品(三浦しをん)を1冊だけ読んでみましたが、かなりイマイチ(なんとか最後まで読み続けた)。読んだのは2冊のみでしたが、あまりのギャップに・・・
今年の収穫は「死んだと思っていた作家の作品を読むことができた」ことでしょうか?レナードとフランシス。フランシスはこの12月にも新作が書店に並んでいました。80歳は過ぎているはずですが・・・仮にゴーストだとしてもフランシスらしさがあれば歓迎です。
| 年月 | 読んだ本&寸評 |
| H19 12月 |
『楽園(上)』宮部みゆき 宮部の新作です。図書館にリクエストを出したら1ヶ月もかからずに「貸出出来ます」という連絡がきました。半年くらいは待たなければならないだろうと思っていたので意外でした。しかしながら連絡が来たのは12月後半(しかも他の本を読んでいる最中)、もしかして・・・・が現実になってしまいました。それは、年内に「下巻が入った」という連絡が来なかったことです。つまり上巻を読み終わっても下巻はすぐには読めないということに。結構いやなパターンです。 案の定、年内に読み終わってしまいました。しかたがないので、下巻の前に別の作品を読むことに(兄からもらった「Kの日々by大沢在昌」)。ということでレビューは来年にまとめてします。今年最後の作品が上巻という中途半端な形で終了。図書館利用、しかも人気作家、しょうがないです。 |
| 「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎★★★ 大好きな伊坂の新作です。楽しみにしていました。当然のように仙台が舞台です。粗筋は仙台出身首相のパレードが仙台市内で行われたが首相が爆弾で暗殺された。主人公がなぜか犯人として警察に追われる。主人公はなんとか逃げようと・・・粗筋はこんな単純ですが、これだけで1冊書ききってしまう剛腕伊坂です。 簡単にまとめると友情のお話です。友情や人の温かさを実感できる感じです。もし自分がこのような立場になったらどうするでしょうか?助けてくれそうな人は少ないし(哀しい)。警察が全く信用できないということで、本当に自分に起きたらかなり怖いお話ですが、そこは伊坂作品、最後まで明るくめげない内容になっています。最後の「よくできました!」が伊坂の作品らしいです。ほっとします ※誉めている割には★★★です。決しておもしろくないという訳ではなく、伊坂作品としては普通くらいかなという感じです。 |
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| 「闇の梯子」藤沢周平★+ 実家にあった文庫本(父が読んだ本)をもらってきました。藤沢周平、「三谷清左右衛門残日録」は好きですが、他の作品はちょっと暗い感じがして、イマイチかなという印象でした。ですが、薄い文庫本です。気楽に読めそうなので読んでみることに。確かに全般的に暗い感じがしますが、この作品は少しですが「光明が差す」?(的確な表現か自信がないですが)印象も受けました。自分で購入して読むことはないかと思いますが、普段読んでいる「厚い本」の合間に読み続けようかなと思っています(実家頼りですが) |
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| 「ダイイング・アイ」東野圭吾★★ 東野の新刊です。雑誌に連載されていたのは結構前らしいです。 粗筋は端折ります。というのは、基本的に私のHPはネタバレ有りですが、この作品は粗筋が全くわからないほうがおもしろいと思いまして。実際私は(偶然ですが)帯等のあらすじを全く見ずに読み始めました。かなり後半まで「どうなっていくのか、さっぱりわからない」状態。他の作品と比べておもしろいかはさておき、ちょっと変わっているので最後までドキドキしながら読み進めることができました。 ちょっと残念なのは、被害者側及び某女性の精神が崩れていく様が描き切れていないと思います(加害者側の視点で描かれているのでやむを得ないかとは思いますが)。そのため、異常性が実感できなかったような感じです。あと、女性が主人公に近づいていく理由がイマイチ理解できなかったような・・・最後のおかしくなってしまった男性は主人公よりも直接的な行動を取られたことと比較してです(かなり対応が違ったような感じです)。あと主人公を襲った男性のきっかけは?(あくまで私が読み取れなかっただけなのかもしれません) PS 空手黒帯Kさんから「批評が辛い」というご意見をいただきました。ちょっと気にしながら表現してみました。 |
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| 「フライ、ダディ、フライ」金城一紀 ★★★★+ 大好きなザ・ゾンビーズシリーズの長編です。 あらすじ 主人公は中年サラリーマン。そこそこ出世して毎日同じような生活を送っている。自慢は妻と一人娘。その一人娘が、高校生に殴られて入院した。相手は国体ボクシングチャンピオン。主人公は娘の手を握ることさえできなかった。相手はお金や威圧でもみ消そうとする。主人公は何もできなかった。その後、見舞いへ行っても娘が会ってくれない。もんもんとして、最後には包丁を手にして殴った高校生の高校へ。しかし、間違ってゾンビーズのおちこぼれ高校へ入っていったことからゾンビーズと仲良くなり・・・・・ おお、私は主人公と同じ年代に近づいてきました。このような気持ちはよくわかります!ゾンビーズの優しさ、主人公の揺れ動く気持ち、ハードなトレーニング(周りの見物人も良いです)、最後の結末など濃密です。薄い本ですが「感動巨編」と言えると思います。素晴らしい1冊です。最後は「グランマート(地元のスーパー)」の休憩所で読みましたが目頭が熱くなってしまい、困ってしまいました。ゾンビーズシリーズは最高です! ちょっと「何もかも出来すぎ」という嫌いがありますが枝葉末節、重箱の隅をつつくようなもんです。気にしない。ゾンビーズ、奥さん、娘、トレーニングを周りで見ていた観客、バスの運転手を含むスターティングメンバーなどなど、さりげない暖かさを感じます! ※満点を付けなかった理由は「薄くて読み応えがない!もっと(本の厚み)厚くても良い!」です。ほぼ満点です。 |
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| H19 11月 |
「女王国の城」有栖川有栖★★★★ 学生アリスシリーズ?の第4弾。前作「双頭の悪魔」から10年以上経過。このシリーズは5作で完結のようです。これが4作目なのでもう1冊はいつ頃になるのでしょうか?忘れないうちに出版してくれることを望みます。 この作家のシリーズは大きく分けて2つです。「火村と作家アリス(有栖川有栖)」と「学生アリス」。作家シリーズは数多く出版されていますが、私にはちょっとあわなくて2冊くらいしか読んでいません。が「学生アリス」は「(この作品も含めて)4作しか出版されていない」「(好きな)全て孤島もの」ということもあって全て読んでいます(次の作品も読むでしょう)。 2段組で500P、価格は2300円ほど、かなりのボリュームです。時間があまり取れなくて、読み終わるまで1週間以上かかってしまいました。そのため、若干記憶が飛んでしまった部分も有り、ちょっと残念でした。 粗筋 ミステリー研究会の江神部長がアパートからいなくなった。心配したいつもの面が「新興宗教の村」に探しにきた。意外と簡単に見つかったものの、宗教の城で殺人事件が起こり、理由はわからないものの一行は城に閉じ込められてしまう。第2、第3の殺人が・・・ いわゆる「クローズドサークル」ものです。好きなジャンルです。かなりのボリュームですが最後まで(前半はさておき)楽しく読むことができました。いろんな事件が微妙に後々リンクしていくあたりは、上手だなと感じました。久しぶりに見た「読者への挑戦」も(犯人等は全くわかりませんでしたが)ドキドキさせられました。しっかりと、丁寧に書き込まれている作品という感じです。大きな「穴」もなく、最後まで楽しく読むことができました。最後の「協会が警察に通報しなかった理由」は予想もしていなかった。びっくりでした。 本屋さんでハヤカワの「今年のベスト10」が出版されていました。発売されたタイミングなのか、この作品がベスト10に入っていませんでした。内容及び久しぶりの新作ということを考えるとベスト5くらいには入ってもおかしくないと思うのですが・・・うーん、意外。 「気になった点」(納得できなかった点) ・江神部長を発見するくだりまでが、妙に長い(もっと薄い本に出来たと思うけど)。前半で飽き気味になるほど。 ・読めない漢字が多い。どういう意図かわかりませんが、かなり難しい漢字を多用しています(一応私は「漢字検定3級」、読みだけだったら準2級は問題ないレベルだと思っている)。今時の若者(1990年代の大学生の設定)の若者が使う言葉ではないのではないか? ・犯人が最後に明かされるわけですが、私からすれば全く存在感のない犯人でした。「誰?」っていう感じでした。存在感がない人物だったので「びっくり」できなかった。残念。主要人物(幹部等)だったら、おもしろかったと思うのですが。 ・凶器の保管について。田舎の小学生が「10年も経過して使うことができる状態」に保管できたとは思えない(想定して)。普通だったら「動転」して、丁寧にしまうことができないと思う。また湿った場所ではないとしても、10年も経過して支障なく使うことができるものなのでしょうか? ・若いカリスマ代表が全く前面に出てこない。この代表が前面に出て、アクの強さ?を発揮して存在感を出していければもっとおもしろかった思う。例えば江神部長と推理論争をするなど。結末で「それは無理」だったことがわかりますが。別の犯人を「説得」するほどの実力者ですから。 ・謎解きがかなりシンプルだった。あまり複雑よりも素人にはわかりやすいかとは思いますが。「凶器がどこにあった」「女に子の発言した時間」「過去の事件で子供だった人物」という要件のみ。ちょっとあっさり? |
| 『キラレ×キラレ』森博嗣★− 森のXシリーズ第2弾です。「イナイ×イナイ」に続く作品です。森の講談社ノベルズシリーズは全て読んでいます。これで4つめのシリーズです。全て関連しているようで、関連していないような・・・どこへ向かっていくのでしょうか? 粗筋 満員電車で連続切り裂き事件(軽度のケガ)が勃発。犯人と疑われた人物が探偵者に依頼して主人公らが調査していく。4つの事件は関連がなさそうだったが、意外なつながりがあることがわかり調査が進んでいくが、関連があるのか殺人事件が発生・・・ 森の作品を最初から読んでいる人以外にはお薦めしません。「購入すらする価値がない」とまで言ってしまいます。単体で読んでも、おもしろいのか?私にはよくわかりません。不思議なもので「そろそろ(読むのを)辞めよう」と思うのですが、辞められません。うーん、麻薬のような森の作品。犯人も最初からなんとなくわかります。が、殺人事件は解決したようで、動機等がよくわかりません。なんとなく読者をなめているような気がします。それでも読むのを辞めない読者は馬鹿なんでしょうか? 西之園が出てくるのが、最初から読んでいる読者からすると「ほっ」とします。犀川&萌絵の会話が懐かしいのは私だけでしょうか?最初のシリーズは会話だけで楽しめたような・・・・いつまで読まなければならないのか?(だったら買わなきゃ良いのですが) |
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| 『放課後』東野圭吾★ 記憶が曖昧ですが、現在売れっ子東野のデビュー作で、かなり昔に読んだはずです。これで江戸川乱歩賞を受賞したような記憶があります。あまりに久しぶりなので粗筋は全く覚えていませんでした。ほぼ「未読作品」として読めました。 粗筋 高校教師が主人公。駅のホームで突き落とされそうになったり、窓から顔を出したら鉢が上から落ちてきたり・・・そうこうしているうち他の教師が死体で発見される。密室。警察が捜査を進めていくがその後も殺人が続く・・・・ 気になった点 ・動機 うーん、どうなんでしょうか?これで殺人(しかも2人も)するか?ちょっと弱い気もする(あまり気になるほどではないです) ・エンディング これまた「うーん」です。今時「浮気」で旦那を殺すか?一番疑われるのが「利害関係者」、つまり妻です。警察のしつこい取り調べに対して我慢できるか?しかも浮気相手がいれば、どこかでヘマをしている可能性大です。甘いです。 ・密室ネタ つっかえ棒がもう1本ですか?扉が開かないほどであれば傷が残っているはず。警察が見逃すか?アリバイ目的の密室ですが、学校内には変わりないので時間が1分刻みで証明されるネタならわかりますが・・・ ・女生徒との関係 陽子の描き方が不十分だったような印象を受けました。なぜ主人公を旅行に誘ったのかがよくわからない。デビュー作で、ページ数が限られているのでしょうがないのかもしれませんが。 重箱の隅をつつくようで・・・ですが全般的には楽しく読むことができました。流石にデビュー作、伏線が伏線になっていないような気もします(明らかに「これは何らかの意図があるはず」と感づいてしまうほど)。 評価とは全く関係ありませんが、この主人公「疑われる女生徒からプチ旅行に誘われる」「アーチェリー部のキャプテンからさりげなくキスされる」などモテモテです。かなりうらやましい。その反面奥さんは・・・いろいろと大変です。まあ小説ですから。 |
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| 『ブラックペアン1988』海堂尊★★ 「チーム・バチスタ」シリーズの外伝?的なお話です。シリーズ同様、桜宮市にある東城大学医学部附属病院が舞台ですが、時期は1988年(多分)とかなり前の設定。現在は院長の高階がこの本では講師。その他にも藤原(婦長)、ネコ(猫田?)などシリーズではおなじみの面々が随所に出てきます。お話は「白い巨塔」(白い巨塔は本で読んだこともTVも見たことがないのですが)でしょうか?あとは「高階現院長がどのようにして東城大学へやってきて院長にはい上がっていくのか」(この小説では講師ですが)なお「ペアン」とは鉗子らしいです。題名にされるほどですから、このお話で重要なアイテムです。 感想ですが、まあそれなりに楽しく読むことはできますが、吸い込まれるほどの魅力は感じませんでした。この小説を読んで感じたことは、この小説以降の小説もいずれ出版されるだろうな?くらいかな? シリーズと違い「字が大きい」ためサクサク読めました。歳をとってくると読みやすい本はうれしいです(まだ老眼ではないですが)。 |
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| H19 10月 |
「心臓と左手 座間味くんの推理」★★石持浅海 大好きな石持の新作です。 粗筋 短編集です。「月の扉」でハイジャック犯と対峙し、事件を解決した「座間味くん」が登場。いわゆる「安楽椅子探偵」ものです。 ハイジャック時に「座間味くん」を気に入った刑事が、「座間味くん」を食事に誘い解決した事件の話をする・・・しかし事件の別の面が見えてくる・・・ 楽しく読めますが、あまり売れないような気がします。なんとなく無理がある設定に感じられるケースが多いような・・・石持作品に対する批判は「動機が理解できない、設定がありえない」などが多いと思います。今回もそのように批判されると思う。うーん、もう少し頑張って欲しいものです。 |
| 『対話篇』★★★金城一紀 最近、「映画篇」を読みました。かなり良かったので、かなり前に出版されていた「対話篇」も読んでみることに。中編集です。3篇が収められています。 「恋愛小説」 関わった人が死んでしまう「死神」と呼ばれる若者の恋愛 「永遠の円環」 余命幾ばくもない若者が、殺人を依頼するが・・・ 「花」 脳に病気が見つかり、仕事をやめて実家に引っ込んでしまった若者が知人から奇妙な依頼を受ける。ある有名な弁護士が車で九州へ行くので付き合って欲しいという内容。高速道路などは使わずに。報酬よりも「理由」に興味をもった若者が依頼を受ける 「恋愛小説」と「花」が良かったです。特に「花」でしょうか?息子を病院へ連れて行って、待合室で呼んでいましたが、涙が出てきてしまいました(泣ける小説を公衆の面前で読むのは避けたほうが良いです) 題名にあるとおり「対話」がお話の中心ですが、「不治の病になったらどうするのか?」も。私だったらどうするでしょうか??このお話にあるような、劇的で感動的なことは起こらないでしょうね?人生なんてそんなものさ! |
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| 『甘露梅』★★ 宇江佐真理 実家からもらってきた宇江佐の文庫本です。時代ものは、ほとんど読みませんがこの作家の作品だけは読んでいます。 若くして未亡人になった主人公(女性)。吉原の遊郭「海老屋」にお針子として働くことに。主人公が見た「吉原」の人間模様といったお話です。連作集で気軽に読めます。楽しくも哀しい人間模様です。最後は「おおっ」という結末でした。おばちゃん(私よりも若い設定ですが)「やるじゃん!」です。 余談ですが、理解できない単語が多く出てきます。平易に解説されますが、それでもわからないことが多いです。これが映像だったらわかるのでしょうが。私にはイメージがわきません。かなり前は「昔の吉原」=「現代のソープランド」だとばかり思っていました。この辺ですら、まだまだ理解できていない・・・・ 宇江佐の作品は、私の中では「買わずに読む」作家です(図書館から借りるか、実家からもらう)。ですが、たまーに読みたくなる作家です。特に殺伐した小説を読んだ後には最適かもしれません。今回は、「次は何を読もう」と本棚の前で悩んでいたのですが「薄い、連作集なので間があいても支障なさそう」ということで選びました。 |
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| 『映画篇』金城一紀★★★★ 妙な題名です。もしかしてエッセイかと調べたほど(私は好きな作家のものでもエッセイは読みません)。連作集ですが最初の短編はかなり「自伝」っぽい。 粗筋 題名のとおり映画にまつわるお話です。全てが最後「区民会館のローマの休日」を見て終わる内容に。で、最後の短編が「ローマの休日上映計画」のお話です。ビデオ屋の店員がいろんなお話にチョイ役で出るなど、全てがリンクされています。全体的には、作者が「映画を心から愛している」ことを実感できます。「映画愛」です。 全体的にですが、出てくる登場人物が皆さん特徴があって、心暖かい人ばっかりで、人間(作者)の温かさをじわっと感じることができます。「対話篇」という本 も出版されているようなので、こちらも読んでみます。 金城は映画化された「GO」でデビュー、発表されている長編はゾンビーズシリーズや「対話篇・映画篇」などかなり少ない。少ないが内容は全て「読んで楽しい(良かった)」と思える作品ばかりです。もう少しペースをあげて出版して欲しいものです(年に1冊程度で良いので是非お願いします)。 |
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| 『交渉人」五十嵐貴久★★ 初めて読む作家です。文庫本コーナーで結構目立っていまして、手にとって粗筋を読むと「なかなかおもしろそう」です。古本屋で購入してみました。 粗筋 コンビニ強盗が病院に人質をとって立てこもった。警視庁からネゴシエートのプロフェッショナルが陣頭指揮にあたる。元部下で今は経理課勤務の主人公も事情があって呼ばれ、捜査にかかわっていく・・・ ネゴシエートもののミステリーです。最後まで一気呵成(使用方法間違っていないか?)に読むことができました。この本を読んで「立てこもりの交渉」は、普通の仕事にも役立つと思ったのですが、おかしいでしょうか?「相手の話を良く聞く」「相手の言葉を否定しない」「相手に同調する」などなど。NHKの「仕事の流儀」でも確か「部下の意見は絶対に否定しない」と仰っていたプロフェッショナルがいたような記憶があります。是非見習いたいものです。ネットで他の作品も検索してみましたが、ジャンルが固定化していないようです。「何でも来い」みたいな作家みたいです。他の作品も読んでみたいと思います。 気になった点を上げてみました。 ・「コンビニ強盗が病院に立てこもる経緯」 全く納得できません。ヘルメットを捨てて3人が別々に逃げるのが普通でしょう。緊急配備されたからと言って、都会で起こった事件、人相は割れていない、3 人一緒に逃げる必要がない。コンビニ強盗時点では発砲しているものの他人に危害を与えた訳でもないのに、人質多数をとって立てこもる=刑がぐっとあがるはずです。立てこもる必然性が??・・・・ここでもう「何かある」と。 ・「経理課職員が立てこもり事件に呼ばれ捜査に加わる」 現実にはあり得ないでしょう。呼ばれた理由は「専門家が準備に時間がかかるから」。ちょっと甘すぎる理由。警視庁は立てこもりが起こったら2人しか対応できないということになってしまう。経理課に異動した理由などがプロローグに書かれており、「この事件は彼女が経理課から前線に復帰する」事件になる設定なんだろうなと推測できました。 ・「交渉術の説明が長い」 ステップごとに捜査官と主人公の「交渉の蘊蓄」があります。最初は「なるほど」と思っていましたが、「他の捜査官は全くの素人」で「捜査官2名はプロ」があまりに際だった設定。他の警察官が素人過ぎる設定は警察小説ではリアリティが欠如してしまう。しかも長いし。 ・「捜査官の手法がお粗末」 病院に突入したが「3人目がいない」。いやー、これは誰でもわかりそうなトリックです。これに対して警察は全く対応ができなかったことが、警察小説としてのリアリティが・・・他にもあります。お金を入れたバックに探知機を入れますが、バックを入れ替えられると対応できないのでは?トンネルに入ってからの警察の対応は「トンネルの前後で待っているだけ」それはないのでは?覆面パトカーで内部に入るでしょう。 ・「動機等」 動機は理解できない訳ではないのですが、唐突に動機が判明するのでちょっと違和感が(それほど違和感がある訳ではない)。最後はなんか「メロドラマ」っぽくなってしまったような・・・ アラを探せばたくさん出てきます。それだけ「期待していた設定の割にはお粗末」でした(上記のような細かい点よりも”小説としてもイマイチ”)。また、くどいけど「警察小説」を描く場合は、リアリティがかなり重要だと思います。素人レベルでのリアリティという意味です(もちろん専門家ではないので)。 欠点ばかりあげましたが、期待させる何かはあると思います。他の作品も読んでから、この作家の評価を決めたいと思います。 |
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| 『笑う警官』佐々木譲★★★★ 「制服捜査」で「佐々木の警察ものは要チェック」と思うようになりましたが、制服捜査よりも前の作品です。単行本で出版された時は「うたう警官」でしたが、文庫本出版時には「笑う」に修正されたようです。私は「うたう」がストレートで良いと思うのですが。 粗筋 アパートの一室で現職美人警察官が殺害された。容疑者は「彼女と付き合っていた現職刑事」。容疑者には拳銃と麻薬所持を理由に「発見したら即射殺」という命令が下る。以前容疑者と潜入捜査をしたことがある刑事が彼の無実を信じて立ち上がる。何人かの同調者を集めて独自捜査を。射殺までのタイムリミットは24時間・・・ もっと佐々木の警察小説を読みたい!と思わせる作品です。気になる部分もありますが、最後までノンストップで読めそうな小説でした(ノンストップで読んだわけではないですが)。できればこの小説の前にあった事件「潜入捜査」についても小説化して欲しいものです。 気になった点 ☆「動機や犯人がかなり前半で予想できる」 小説では独自捜査チームが「空き巣」犯人を追っていきます。具体的な犯人は最後までわかりませんが、殺された女性が真に付き合っていた男性で、警察上層部か既婚者と想像できます。動機も同じです(潜入捜査部屋から制服等が出た時点で想像できる)。 ☆「即射殺命令」 拳銃と麻薬所持だとしても発砲していない状態で「射殺命令」は大袈裟(裏金問題が百条委員会で証言される予定で仮に射殺してしまったら、それこそ大事になってしまう)。現実の日本ではあり得ない設定だと思う。 残念な点もありますが、お薦めです。横山秀夫よりは、内部のドロドロ感が薄く、設定も若干弱いかなという感じもしますが。 |
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| H19 9月 |
『バッド・ニュース』ドナルド・E・ウェストレイク★ 泥棒ドートマンダーシリーズの最新作です(とは言っても発表されたのはかなり前)ウェストレイクはほとんど読んでおり、ドートマンダーシリーズは(翻訳されたものは)全て読んでいます。 粗筋 今回のお仕事は「墓堀」。インディアンの末裔が管理するカジノ。そのインディアンの末裔だと認められれば、カジノの権利が手に入る。「私が末裔」詐欺を目論む3人組、自分の祖父の遺体(骨)とその末裔の遺体(骨)を入れ替えてDNA鑑定に持ち込もうという目論み。墓堀のために仕事を依頼されたのがドートマンダーら。途中で”おかしい”ことに気がつき、主従関係を逆転させることに成功。その後、「私が末裔」という手紙をカジノに送ったところ、経営者は「脅迫」と判断し警察へ届出、予定通りに裁判に。泥棒のドートマンダーとしては「本来の仕事」ではないため、テンションが下がっていくが・・・ ドートマンダーものは、かなり笑えるシーンが多くシリーズですが、この作品は笑えるシーンはほとんどない。ストーリーは二転三転するけど・・・ 「このシリーズを気に入っている」費と意外にはお薦めしません!(長くて怠惰な印象を受ける) 初めて読む方には「踊る黄金像」をお薦めします(かなり笑えます。回りに他人がいる場所では読まないことをお薦めします。) |
| 『ビター・ブラッド』雫井脩助★★ 久方ぶりの新作、クローズド・ノート以来でしょうか?私は雫井の全作品(長編)読んでいまして、特に「犯人に告ぐ」はかなりおもしろかった記憶があります(クローズはおもしろかったし感動したけど、硬派な作品を期待していたので肩すかしをくらったような記憶があります)。この作品は難産(時間がかかったみたいなので)だったのかもしれませんが、書評を読む限りかなり期待できそうです。 粗筋 刑事(出先の署)になったばかりの主人公、ある事件が発生し、本庁(警視庁)の実父とコンビを組まされることになった。主人公と父親との関係は「両親が離 婚、母親が子供を引き取ったがある時失踪してしまった。子供は父親ではなく祖父母(母方)に引き取られた。主人公は父を父と思っていない」状態。 「うーん、微妙」というのが正直な感想です。小説としてはおもしろいと思います。が、この本はミステリー(「誰が、なぜ?」)です。ミステリーを構成する要素に納得というか満足できないと本自体の評価がイマイチとなってしまいます。 満足できなかったのは、登場人物が「そこまでやるのか?」です。 ★陰の実力者−警察官にプレッシャーをかける目的で「警察官の大事な人」を誘拐して殺してしまう。しかも何人も。 ★殺人を重ねる現職警察官−警察官だから人を殺さないとは思っていませんが、たかが数百万で・・・ ★陰の実力者を殺してしまった警察官−怒るのは当然ですが、10年以上前のことで、即殺人?(衝動的な殺人なので、この中では一番理解しやすい) ★主人公を助けて殺されてしまった情報屋−助ける理由はなんとなくわかりますが、情報屋が無報酬でここまでしないでしょう。そんなに主人公の魅力があるとも思えない。「弟が死んで主人公を弟のように〜」説得力に欠ける。 また、題名の「bitter blood」。直訳すると「苦い血(血液)」。切っても切れない腐れ血縁・・・でしょうか。つまり、この小説「父と子」という関係が殺人事件よりもメインテーマだと思う。が親子関係の描き方がかなり不完全燃焼。 あとキャラクター設定。最初は多彩な登場人物が登場するため楽しく読み進めていくことができますが、途中から「くどさ」を感じてしまいました。ジャケットプレイがその代表。 このような書評(感想)を綴っている内に「クローズドノートの映画化」に無理に(この作品の出版)間に合わせたのかなーなんていう邪推もしたりして(雑誌の連載小説のようなので、あまり関係ないのでしょうが) 期待していただけに、ちょっと残念です(厳しい採点ですが、期待を込めて!) |
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| 『SPEED』金城一紀★★★ レボリューションVOL.3にも登場したゾンビーズのシリーズものです。主人公はお嬢様学校に通っている女子高生。毎年ゾンビーズが「学園祭に突入」している女子校の生徒です。前作と同じような時期のお話なので続けて読んだほうが良いと思います(単体で読んでも楽しめますが) 粗筋 主人公の家庭教師(女子大生)が不倫で悩み自殺。不思議に思い、女子大生の友人(男子学生)に相談し、その帰り道で見知らぬ3人組に襲われた。近くの工事現場でバイト中(停学中)のゾンビーズが彼女を助けて、謎の解明のため女子高生とゾンビーズが立ち向かっていく。 薄い本で内容が内容だけにサクサクと読めます。レボ〜の時にも書きましたが、石田衣良のIWGPシリーズと似たようなお話です。こちらのほうが「馬鹿馬鹿しい明るさ」があります。楽しく読めるシリーズです。ダディ・フライ・ダディも読みます。 |
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| 「インモラル」ブライアン・フリーマン ★★★★ 初めて読む作家です。海外の有名なミステリ系新人賞をさらった作品。それに加え「私のツボ」にズボッとはまるような内容だったので珍しく即購入しました。お値段は千円です。翻訳文庫ものは厚いため一般的に高い。500円くらいで購入できれば、もっと気軽に購入すると思うのですが。 内容 誰もが認める「きれいでセクシー」な少女Aが行方不明になった。警察が捜索するが、家出・誘拐・殺されたのか全くわからない。警察に入った情報によると「少女Aと義父Bが寝ていた」「少女Aと同じ高校に通う少女がBに誘われかけた」と。高校生同士が「寝る」ために利用する納屋からAが大事にしていたアクセサリーが見つかり、さらに捜索するとAが来ていた服のかけらと血痕も見つかった。Bの自宅を家宅捜索をすると「PCに少女Aの裸の写真」「少女Aの血液がついたナイフがBの車から発見された」。Bは逮捕され、法廷へ。Bが依頼した敏腕弁護士と検事の戦いが・・・・ 主人公は「警部補」。奥さんが亡くなってまだ立ち直れていないが、少女が通う高校で知り合った教師と仲が良くなっていく。「刑事モノ」「法廷モノ」「ラブロマンス有り」などバランスが取れていると思います。私は「法廷モノ」が大好きということもあって、かなり楽しく最後まで読み通すことができました。。 上手だなと思ったのは、最後まで「AとBの近親相姦は実際にあったのか?」「死体は出てこないが殺人は本当にあったのか?」がわかりません。「BのPCにあったAの裸の写真はたったの1枚だけ」「Bの車に入っていた血の付いたナイフ(普通は始末するでしょう。AとBの指紋もついたまま)」などBが主張する「Aは生きている。AがBを陥れようとする罠」があながち嘘とも思えない状況で話が進んでいきます。読者にも「何が本当なのか?」迷わせようとする作者の意図に私は確実にはまり込んでしまいました。 ですが気になった点 ・女子高生(レイチェル)がそこまで小悪魔になってしまったのかが、イマイチピンと来なかった(母親との確執、亡くなった父親と母親も含めた人間関係)。 ・なんだかんだ言っても「彼女と寝ている関係にあった者は予想外に少ない(ほとんどいない)」 ・女子高生と義父の関係がどのように始まったのかイマイチ説明に欠けていたような感じがした。 ・犯人(レイチェルを殺した)が、あまりにも予想外でびっくりしたものの、伏線がほとんどなかったように思う(生きている人間としては小説に出てこない)。 ・小さな町で「高校教師と女生徒が関係を持った。高校教師は妻を捨てる行為に走った」状態で回りの誰にも気づかれないという設定は厳しい。 ・これが一番気になった。主人公の警部補、魅力的な男性なのかもしれないが、ロマンスが次から次へと空から降ってくる。いずれも(男女とも)一目惚れ。もてない私からすれば、かなり非現実的に感じました(ベッドシーンが多いため、スケベな私は結構楽しませてもらいましたが、これだけ続くと・・・)。しかも主人公の男女関係にかなりのページが割かれる。犯人の構成上やむを得ないのかもしれないが、できればもう少し端折って薄い本にして欲しいものです。この辺がもう少しシンプルだったら・・・・ちょっと残念。次の作品以降も注目していきます。 |
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| H19 8月 |
『魂よ眠れ』ジョージ・P・ペレケーノス★★★+ 私の大好きな作家の一人、ペレケーノスの作品です。1年くらい前に発売された本ですが気がつきませんでした。書店で購入。この作家はあまり人気がないようです。古本屋、ネットオークションにはほとんど出回りません。なかなかこの作家の良さが評価されていないような気がします。「ハードボイルド」「ギャング小説」に分類されるのかもしれませんが、スラム街やその近くに暮らす人々がいかに普通の生活をするためにあがいていく様が描かれています。私が気に入っているのは、登場する人物が皆魅力があることです。小説の筋自体は代わり映えしないと指摘されるのかもしれませんが、それを補っても余るほどだと思います。 粗筋 私立探偵ストレンジは死刑濃厚な元暗黒外のボスを調査員としてある理由から救おうとしていた。調査をしている途中にギャング同士の抗争に巻き込まれていく・・・ストレンジが主人公のシリーズ3作目にあたります。前のシリーズ「ワシントンサーガ」等にも出てくるニック・ステファノスも出てきます。 今回のテーマは「拳銃」でしょうか?簡単に手に入る拳銃によって人を殺してしまい、回りの人間もその影響を受け、これまた拳銃で対応しようとするが泥沼にはまっていく。回りの評価はともかく、次回作も購入することは間違いないでしょう!! |
| 『陪審法廷』楡周平★− 結構前に「朝倉恭平」シリーズ?(Cの福音)を何冊か読んだことがあります。どちらかというと「アクション作家」というイメージ。大藪春彦のような。この本は図書館で発見。以前読んだことがある作家で、私の大好きな法廷モノということで借りてみました。 アメリカ人夫婦に養子として迎えられた女の子。義父から性的虐待を12歳から受け続けていた。隣に住む親しい男の子に「虐待」の事実を話してしまった。その男の子が「完全犯罪」を目論むが失敗し警察に逮捕される。男の子は黙秘していたが、女の子が自首したため、動機を自供。事件は法廷に・・・・ 感想 小説というよりも、「日本でも間もなく始まる陪審員制度を国民に知らしめるためのPR本」という印象です。なんか、淡々と進んでいきます。少女が憎しみを覚えるのは理解できますが、いきなり出てきた隣の少年が少女から相談されて即殺人を思い立ち、しかも完全犯罪を。ここで私は引っかかってしまいました。少女が性的虐待を受けるタイミングはある程度分かっている状況なんで、少年に録音やデジカメやビデオで撮影してもらうなどという発想が全く出てきません。即「完全犯罪による殺人」です。いくら好きな女性だとはいえ、いきなりの飛躍で読者の共感は得られないと思う。 法廷シーンも、期待はずれです。検事も検事側の証人も「素人」というような設定。普通の法廷小説を読んでいる人にとっては、法廷シーンが全くおもしろくないです。法廷シーンを期待して読んではいけません。 ということで全くおもしろい点がなかったこの本(唯一良かった点は「読みやすい」でしょうか?)、誰にもお薦めしません!! |
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| 『隠蔽捜査』今野敏★★ 初めて読む作家です。警察小説で吉川英二新人賞を受賞されたとか。佐々木譲の警察小説を読んで、他にも、おもしろそうな警察小説はないかと探して発見した作家です。ちなみに横山秀夫は大好きで、出版されている長編は全て読んでいます。 粗筋 東大卒のキャリア警察官。警察庁総務課長の要職についている。都心で起こった二つの事件を広報担当者として関わっていくが「警察官が容疑者」「息子が自宅でヘロイン吸飲」という事実が明るみに出て・・・・・・「超エリート警察官物語」です。出てくる警察官のほとんどがキャリア。 作風が似ている作家としては、大沢の「新宿鮫」、横山秀夫、佐々木譲等でしょうか?残念ながら、主人公に魅力がないし(堅物のキャリア、本人も自覚していなかったけど、実は暖かい人間だったというように描かれていますが)、連続殺人事件が核のようで核ではない(あくまで総務課長なんで捜査には全くタッチしていない)。「警察内部小説」として読めば、そこそこおもしろいという感じでしょうか?若干中途半端なような印象です 現在、図書館へ「隠蔽捜査2」もリクエストしています。今後も読み続けるかはもう1冊読んでから判断したいと思います。 |
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| 『夜明けの街で』東野圭吾★+ 大ヒット作家、東野の最新作です。この作家は、コンスタントに作品を発表していますが、どの作品もそれなりの水準で仕上げてきます。しかも作風が1作ごとに違います。素晴らしい作家、(まだ若いとは思いますが)末永く活躍して欲しい作家の一人です。 でこの作品(ネタバレ有り) 不倫をする奴なんて馬鹿だとずっと思ってきた主人公、ひょんなことから契約社員と仲が良くなっていく・・・・ うーん、序盤の”つかみ”(導入部)が、うまいです。グイグイ引き込んでいきます。さすがにうまい!どのようになっていくのかが予想つかない。 が、途中から「ただの不倫小説」に。妻子がありながらクリスマスやバレンタインに「外でお泊まり画策」がメインに。ちょっと「中だるみ」。。 主人公の女性の設定というか、感情もイマイチ理解できない(多分最後にはわかるはずと自分に納得させながら読みました) スキー場のシーンは、おいおい、なんか古くないか?(ここまでするのであれば、最初の理由はともかく、女性は本気なんでしょうね) しかも時効成立直前の事件が、徐々にあきらかになっていく様子は良いのですが、最後があっけない。え、自殺?これだけ引っ張っておいて、自殺かよ! 自殺の場合、「ためらい傷」がつくと聞きます。全くなかったのでしょうか?ためらわずに心臓を一撃するほど自殺した女性に理由があったのでしょうか?(「離婚するためだけに利用された」ショックでしょうが、その辺の心境等が描かれていないので、唐突に感じます) 主人公の女性が「母親」と「亡くなった女性」の復讐のために、娘が「不倫している」ことを父親に見せつける目的のために主人公の男性とつきあった?父親に反省させたくて?夫か妻に不倫されているのと、娘が不倫しているのでは、感じ方が全く違うはず。ちょっと納得が・・・・ 結論としては「不倫」と「事件」を無理に合体させて小説を作ったような違和感が残ってしまいました。不倫小説としては、結構おもしろかっただけに不完全燃焼です。次回作に期待です。 |
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| 『まほろ駅前多田便利軒』三浦しをん★ 便利屋の多田と事務所に転がり込んできた同級生の行天が便利業を通していろんな人間と関わっていく・・・・というようなお話です。いろんな事件に遭遇するなど、プチハードボイルド小説と呼んでも良いかもしれません。 序盤はイマイチですが、最後まで読むとまずまずかなという印象です(意味不明ですね)。ですが、今後も三浦作品を読むかは微妙です。前に読んだ小説があまりに良かったので期待してしまいました。 |
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| 『人柱はミイラと出会う』石持浅海★ 石持初めての「コメディミステリー」短編集?外国人留学生のリリーと友達、友達の従兄弟が事件に遭遇し、従兄弟が探偵役で解決していきます。ちょっと変わっているのは、現代ものですが、日本には外国人には理解できない風習が未だに残っているという設定です。例えば、人柱、お歯黒など。ちなみに探偵役の職業は人柱師です。こんな職業、現代の日本ではあり得ません。 過去の石持作品は、ほとんどが「クローズドサークル」(閉ざされた空間)。クローズドサークルと言えば「雪に閉ざされた山奥の館」「嵐で孤立してしまった館」などがよくありますが、そのような単純な設定でないところが良いです。「あり得ない」と思いつつも、作者のテクニックでぐいぐい。舞台にふさわしいような「一つの空間」でお話が繰り広げられます。「このミス」で話題になった「閉ざされた扉」なんかは、都会のちょっと古風な建物のある部屋の前だけで劇が成り立つようなお話です。 私の大好きなミステリ作家、日本人では今一番好きな作家と言っても過言ではないくらい。 で、この作品。 正直、がっかりです。「軽め」のミステリを目指したのでしょうが、ファンからすると「こんな作風は不要」と思ってしまいます。設定が特異でも今までの作品だと、ある種、強引に読者を納得させることができたと思いますが、残念ながら今回は「こんな設定で、こんな事件あり得ねー」で終わってしまいそうです。うーん、折角の新作がこれでは・・・・次の新作は秋から冬にかけてでしょうか?その頃には、読者が期待するような長編が出来上がっていることを期待します。 |
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| 『風が強く吹いている』三浦しをん★★★★★ 青春駅伝小説です。主人公は蔵原走、高校時代、期待されながらも走ること以外のことで回りと衝突して陸上部をやめてしまった。それでも走ることは好きなので続けていた。お金がなくて万引きしたときに追っかけてきた先輩に無理矢理アパートへ入れられてしまう。そのアパートは、総勢10名、全て同じ大学生。陸上素人もいる10名でなんと「箱根駅伝」出場を目指す・・・・ この小説も、アマゾンの「あなたにお薦め10冊?」を参考にして図書館から借りました。「三浦しをん」は初めて読む作家です。 「長距離部が出来てたった1年で箱根駅伝へ」 「選手がたった10人」 「しかも陸上未経験者もいる」 ありえない設定だとは思いますが、そんなことはほとんど気になりません。感動します!!襷にかける思いが、ひしひしと伝わってきます。箱根のシーンは、このまま延々と続いて欲しいと思ってしまいました。今年の正月の箱根は、また違った意味で楽しめそうです。 私は現在、娘と夜走っています(週2〜4日程度)。最初は「3日続けて走れたら、御の字」という程度でした。が、続けてみると意外と爽快(走る距離が短かかったためでしょうか)。特に走った後の汗が気持ちよい。思っていたよりも続いています。最近は1500mのラップも計測するようになりました。しかしながら、1週間に3〜4日程度、1日の走る距離も2〜3km程度では、このお話のように簡単にはタイムは向上しません。現実は甘くない。 また、娘が参加しているミニバスケットチーム、指導者問題で揺れています(最近は若干静観気味)。是非この本を読んで、ハイジのような指導者を目指して欲しいものです。 久しぶりの満点です。 |
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| 7 | 『レボリューションNO.3』金城一紀★★★ 金城の作品はデビュー作「GO!」だけしか読んだことがありませんが、なかなかおもしろかった記憶があります。ですが、(未確認ですが)あまり作品を発表していないということで、他の作品に食指が伸びませんでした。今回この作品を読むきっかけとなったのは「アマゾン」です。アマゾンで本を検索していたら、確か「あなたにはこんな本をお薦め」みたいな感じでこの本が紹介されていました。確かこの本と「三浦しをん」の本、いずれも図書館にリクエスト。 粗筋 おちこぼれ高校生が、いろんな制約等に負けずに活躍する物語、でしょうか?表題作は「近くの超お嬢様進学校の学校祭に潜り込む3年間の物語」 あまり期待していなかっただけに読後感は、「おもしろい!」です。落ちこぼれは落ちこぼれなりに悩み成長していく過程がすがすがしさを感じます。最後のストーカー退治事件は、石田衣良の「IWGP」を彷彿(犯人は予想通り、まあミステリではないので問題ないです)。他の作品も図書館で借りてみようかなと思っております。 |
| 『警察庁からきた男』佐々木譲★★+ 「制服捜査」を読んで気に入った佐々木の警察小説です。制服と同じように北海道が舞台。 粗筋 道警に警察庁から急遽監察が入る。監察官から、以前”うたった”警官で現在警察学校総務に飛ばされた警察官が呼ばれる。監察で不正が暴かれていく・・・・ 徐々にいろんな事件が重なりあって真相がわかってくる過程がなかなか良いです。もっと警察ものを書いて欲しいくらい。既刊の警察ものがもう1冊あるようですので、要チェックです。 気になった点 ・ラップトップパソコン いつ書かれた小説なのか確認していませんが、ラップトップという表現が古いのではないかと感じました。ウィキペディアで調べました。ノートPCとの具体的な違いはよくわかりませんでしたが、一般的には(現在は)使っていないようです。私が言葉として使っていたのは10年以上前です。 ・人物 今まであまり売れなかった(と思う)理由は、”人物に魅力が足りない”ではないでしょうか?主人公はキャリア監察官ですが上っ面しか描かれていないような印象。他の人物も同様。事件、展開等は良いと思うだけに残念。 ・過去の事件 過去の事件が頻繁に引き合いに出されます。過去の事件がわからないとちょっとひっかかる感じがします。この本の”前作”があるのでしょうか? ・題名 そのまんまです。「読者に対するアピール度」「以外度」等を考慮しても、もう少し工夫しても良かったのではないかと感じました。 |
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| 「池袋ウエストゲートパーク Gボーイズ冬戦争」石田衣良★★★ IWGPの7作目、このシリーズは大好きなシリーズです。 石田の作品は概ね読んでいますが、正直このシリーズ以外はパッとしないような気もします。また、今まで石田の単行本を購入したことはありません(図書館利用)。好きだけど、「購入するまでもない」と思っていることも確かです。 中編集で、おなじみのマコト、タカシ、サルらが池袋を舞台に活躍(暗躍?)します。まあ、ワンパターンではありますが、概ね最後はホッとするシリーズです。1作くらいはこのシリーズで長編を書いても良さそうな気もします(特に「冬戦争」は良いネタだったので長編にしても良かったのではないでしょうか) また、これだけ有名人になってしまったマコトなので、「マコト危機一髪」というお話もあって然るべきかと思うのですが。今回は”絞め技”で失神させられますが、危ないというレベルではなかった。他にも、変化という意味で、マコトにそろそろ彼女が出来ても良いのではないでしょうか?マコトだけでなく、その彼女も危機にさらされ・・・・(どこかで読んだ記憶が・・・・) |
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| 「俺が俺に殺されて」蒼井上鷹★− 2冊ほど読んでいる作家の最新作です。デビュー作は、ブラックな感じの短編集でおもしろい作家だなと思った記憶があります。 オークションで140円(900円くらいのノベルズ)だったので、迷わず購入。 粗筋 主人公が、勤務先のバーのマスターに柔道の絞め技で締められて死亡。意識を取り戻したら、なぜかマスターの体に乗り移ってしまった。自分の死体は冷蔵庫に隠して、家に帰ると主人公の兄が非常階段から落ちて死亡。主人公の彼女からマスターに殺人容疑が懸けられる。その時間帯は、主人公とマスターが一緒にいてアリバイはあるが、それを証明すると主人公の死体が発見されるので言えない。自分でマスターの容疑を晴らす(犯人を捜し出す)しかない。 乗り移りだけでなく、各種設定が全く納得できないというか、入り込めません。トリックは、カードの偶然性にかけるのはまだしも、レーザーポインター、音響設備などの説明が長く、正直うざい。刑事の描き方も、「はあ?」主人公の彼女が実は主人公とつきあっている認識はなく、主人公の兄とつきあっていることも、読者に対して少しも納得させる説明がない。トリックだけならまだしも、登場人物に全く魅力がない小説は読むのはつらい。正直「折角購入した本なので最後まで読もう」という気力で最後まで読み通したというレベルです。買うのも読むのも損、全くお薦めしません。この作家の本は今後「読まない」でしょう。 |
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| 「再起」ディック・フランシス★★★★ 高齢フランシスの数年ぶりの新作です。 この作家は元チャンピオンジョッキーで、かなり有名な騎手だったらしいです。日本で競馬といえば平地、この作家は障害専門だったらしいです(平地は騎手の体重が軽いほうが有利。障害は確か総重量をオモリ等などで同じにするので、若干体が大きな人でも騎手になれるようです)。イギリスではどちらが人気があるのでしょうか?いずれにしても”賭け事”が大好きなお国柄ですので、関係ないのかもしれません。この本の中でもネットでの賭け事が問題視されています(あと賭け事中毒についても) かなりの数の「競馬シリーズ」を発表しており、英米ではかなり有名な作家です。なんか噂では、ゴーストライターとまではいかないものの、ご夫人がかなり助力されていたとか、いないとか?これだけクオリティの高い作品をコンスタントに書き続けてくれているので、誰が書こうが問題ありません。いずれかなりご高齢はなはず。長生きして少しでも多くの作品を書き続けて欲しいものです。 シッド・ハレー4度目の登場。基本的にこの作家は、同じ主人公を登場させません。この主人公だけが特別、それだけこの主人公が人気があるということでしょうね。「隻腕の名探偵」とでも言うのでしょうか? この主人公も元障害騎手。落馬して左手が機能しなくなって引退。調査員に転身してから悪者に左手を痛めつけられ、結局腕を切断することに(「大穴」)。その後義手を取り付けして活躍(「利腕」)。「敵手」も含めて、”何事もあきらめない”調査員としてかなり有名に。 でこの本 競馬の知り合いが立て続けに死亡、死因等に疑問を持つ者から調査を依頼される。邪魔されながらも真相を探り当てていくといった内容。”シッドを肉体的に痛めつけても無駄”ということでシッドの恋人がターゲットにされるという新しい展開を模索している作品です。 高いクオリティが保たれている作品だと思います。おきまりの”最後”もどう打開するのかと思ったら、義手をはずした腕(途中からしかない腕)で攻撃、高価で大事な義手を棒がわりにして危機脱出など。今までにないパターンです。 おもしろいのでお薦めしますが、個人的には「書き続けてくれるだけで満足」です。長生きしてくれることを祈っています。 |
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| 6 | 「むかし僕が死んだ家」東野圭吾★ かなり前の長編です。昔の彼女の記憶探しを手伝っていくうちに徐々に家や事件の真相がわかっていく・・・という感じの内容です。 あまりどんでん返しがあるわけではありませんが、細部にはこだわっている小説です。それなりに楽しめます。 |
| 「嘘をもうひとつだけ」東野圭吾★ 東野の短(中)編集。いずれの作品も、家族を殺してしまった主人公が加賀刑事に徐々に追いつめられていくといった内容です。ちょっとした「嘘」や「挙動」で刑事に疑いをかけられて、結局逮捕されてしまいます。刑事コロンボを彷彿。 それなりに楽しめますが、「この作品だけは印象に残った」などというようにインパクトが強い作品はなかったようにも感じます(同じような作品群)。テーマ通りといえばそのとおりなんでしょうが。似ている作品が多いため記憶に残らないかな? |
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| 「制服捜査」佐々木譲★★★ 粗筋 北海道警察内部で汚職が発覚。改善策として今までの慣例等を無視して大規模な異動を行ったため、例えば現在の交通関係捜査員が施設関係歴が長い(畑違いで交通関係素人)、主人公のように捜査畑のみで派出所勤務が初めて、などいろんな弊害が生じてきている状態。そんな中、権限が全くない巡査がコツコツ捜査を行っていく・・・・地味な警察小説です。 派出所の巡査なので権限が全くない中で地道な捜査(制服を着て)を行い、解決していく仮定がなかなか魅力的です。かなり好きなジャンルと言っても良いと思います!!(横山秀夫の初期作品を思い出しました)初めて読む作家ですが、図書館で見かけたら是非他の作品も読んでみようと思います (過去の作品リストを見たところ、冒険モノや歴史モノなど、ジャンルが固定化されていないようです)。 ちょっと気になった点 ※多分雑誌に連載された小説で、それを1冊にまとめたのがこの本。中編が5本ほどですが、いずれのお話しでも最初に必ず「汚職があって異動が・・・」という説明。(雑誌への連載上)やむを得ないとは思いますが、本にするにあたって端折っても良かったのではないかと思います(若干くどい感じがします)。 ※主人公の有能さが際だつ一方、正式な捜査員が(経験がないとはいえ)あまりにお粗末すぎるような気もします。 |
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| 「さんだらぼっち(髪結い伊三次捕物余話)」宇江佐真理 ★ 伊三次シリーズ4作目です。これで5作目まで全て読んだことになります。子供・妊娠がテーマでしょうか?このシリーズにおける大きな変化「妊娠」「弟子」が発生しており今後の展開が期待されます。安心して読めます。 ”さんだらぼっち”とは、米俵の蓋のことのようです。はじめて知りました(私は、実際に米が入っている米俵を見たことすらない。空の米俵は見たことがありますが) |
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| 「正義のミカタ」本多孝好 ★★ 出版されている長編(数は少ないが)は全て読んでいる本多の新作です。今までとは作風というか、雰囲気が全く違います。作者名が伏せられたら、本多作品だとはわからないでしょう。それだけでも”どうなっていくのだろう?”と興味津々。イメチェン(こんな言葉は「死語」?)か? 粗筋 高校時代、いじめ続けられていた主人公。(いじめから抜け出すため、同じ高校から入学者がいなさそうな)大学に入学し、希望に満ちあふれて入学してみたら、一番のいじめっ子が入学していたことが判明。お先真っ暗。早速そのいじめっ子に校舎の隅で「カツ揚げ」されそうになった時、いきなり表れた若者に「1日500円で守ってあげるが、雇わないか?」と言われて・・・・・ この最初のシーンでグッと引き込まれた感じがします。最初は、助けてくれた若者がボクシング経験者のようだったので、いじめられっ子がボクシングに目覚めて心身共に強くなっていく・・・・ちょっと安易な漫画チックなストーリーかなと想像してしまいました。 ところがどっこいです。ある意味”心身共に強く”なっていくのは間違いはないですが。途中で恋物語も挿話されるなど、「大学青春物語」っぽく展開されていきます。 潜入操作が始まり、地味な間先輩と出会ってから徐々にお話しが変わっていきます(間先輩がキーマンなんだろうなというのが、読めばすぐにわかります)。潜入操作〜解決の途中から「正義の味方」から「正義の見方」に主人公の気持ちが揺れ動いていくのがよくわかります。事件は解決し、主人公の気持ちは・・・・ で私の感想です。 中途半端に終わってしまったのではないかというのが本音ですね。「退部(部長との最後はどうかと思うが)」「いじめっ子だった畠田との関係」「蒲原さんとの恋模様(蒲原さんからいじめっ子だったと告白されてその後一度も問題について触れずじまい)」この本の結末のように曖昧でも良いのかなという思いもありますが(ハッピーエンドばかりではつまらない) 否定しているような内容になってしまいましたが、最後まで楽しく(おいおい、上記と矛盾していないか?)読むことができました。今後も本多作品は読み続けると思います。 |
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| 「ミハスの落日」貫井徳郎 ★ 貫井の作品は過去に数冊読んだ記憶がありますが、集中して読もうとは思いませんでした(多分”おもしろい”と思わなかったのでしょうね)。久しぶりに湯沢図書館へ行ったらの「新刊コーナー」に並んでいて、中編集で読みやすそうだったので借りて読みました。 内容 いずれも作者が外国に旅行した際の思い出などを題材にして作った作品集。場所は全て外国(登場人物も概ね外国人)です。 感想は「なかなか読みやすく、なかなか良かった」。図書館からは今後も借りるかもしれませんが、購入してまでは読まない作家という位置づけかな? |
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| 「パイロットフィッシュ」大崎善生 ★ BOOKOFFの100円棚に並んでいました。比較的状態も良かったので買ってしまいました(衝動買い?)。読んでいる途中で「あれ、前に読んだことがあったっけ?」と(確認しましたが、読んではいないようです)。この作家の作品は”(どの作品も)似ている”のでしょうか? 粗筋 主人公の中年男性(私と同年代)が、20年ほど前につきあっていた女性から電話が来て、昔を回想する・・・・といった内容です。これ以上はうまく表現できません。おもしろかったのか、よくわかりませんが、サクサクと読めました。ただこれ以上大崎作品を読むかは微妙です。 なお、”パイロットフィッシュ”とは、魚の種類だと思っていました。これを覚えただけでも収穫があったかもしれません。 |
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| 5 | 「同級生」東野圭吾 ★ かなり前の作品(確か長編2作目)。読んだことがあるような記憶もありますが、記憶(記録)になかったので再読してみました。 粗筋 主人公(男)の同級生(女)が交通事故で死亡。妊娠していたことが判明。妊娠させたのは主人公。単純な交通事故ではなく、誰かに追われていて事故にあったのではないかと思われるため、主人公は疑惑を解明しようとしていく・・・・(ネタバレ)後半の「ダンベルが池」のシーンで確実に「以前読んだ」ということを思い出しました。 現在の”東野作品”として読めばかなり駄作と言えるのかもしれませんが、青春推理小説ととらえれば気軽に楽しく読むことができると思います。まあ、細かいことを言えば「自殺の理由」「自殺の方法」「疑似自殺までして主人公を・・・」などについて疑問を感じます。特に最初の自殺・方法はかなり疑問です。そこまでして”殺人”にしたかったのか?(そこまで主人公を恨む状況だったのか?そこまで人物描写されていないと感じるが) ”最初の犯人”は、主人公を犯人に仕立て上げようといろいろ工作しますが、あまりのミエミエ工作。誰もが主人公が犯人とは思いません(作者はあえて意図したような感じもします)。もう少し工夫して”主人公が追い込まれる”ようだと、もう少しスリリングだったのではないでしょうか? |
| 「物的証拠(上下)」ジョン・T・レスクワ ★+ 急に「法定モノ」を読みたくなりました。おもしろい作家(本)はいないかとヤフオクにて「法廷」検索しいたところ、この作家がヒット。自分の読書履歴をチェックしましたが、記録になし。が、記録をつける前に何冊か読んだ記憶があります。まあ、読んだとしても10年以上前だと思うので、(読んでも)覚えていないだろうから、読んでみることに。ヤフオクへの出品はかなり少ない(人気がない)ため、比較的安価だったこの作品を購入。上下、送料込みで800円ほど(ブックオフで探し回れば上下で210円で購入できるのでしょうが、一番近いブックオフでも片道30km。やっぱ田舎は不便です)。 粗筋 鮫のお腹から成人男性の手が出てきた。検察局に復帰したばかりの主人公が行方不明者を捜し、ある男性が殺害されたことが判明。その男性とつきあいのあった女性が逮捕。主人公は副として検察側で裁判に参加。しかし、アリバイが証明され、訴えは取り下げされる。その後、その裁判の裁判官であり、主人公の元義父が逮捕される。主人公は検察を退職(辞職させられ)、弁護することに・・・・・ 主人公はかなりモテモテ。結婚したばかりで若くてきれいな奥さんがいるのに、他の女性に手を出しそうになる(これは相手の女性の”ある意図”に基づいた誘惑だったことが最後にわかりますが)。法廷(裁判)モノは、結構このようなパターンが多い。裁判外のドタバタも良いのですが、できればカットして本を薄くして欲しいものです。 肝心の裁判シーンは、”消化不良”という印象。最後の裁判は、検察がかなりリードしており、弁護側は反論が難航。ただ検察も、強力な証拠はなかなか出せない。そんな中、主人公は真犯人を捜し出して、裁判は「無罪」で、サッサと終了してしまう。主人公が裁判で真犯人を告発した訳ではなく、裁判には全く影響がなかった。つまり裁判自体は、”かなり疑わしいが、すべて状況証拠で、有罪にするにはかなり無理があった裁判”。なんか、途中経過と結論が全くかみ合っていない(描き方が)裁判。 ということで、それなりに読ませますが、肝心の裁判が”弱い”。残念。 ですが、法廷モノは大好きなので、この作家をもう少し追ってみたいと思います(ブックオフの100円棚狙い)。 |
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| 「黒く塗れ 髪結い伊三次捕物余話」宇江佐真理 人情時代物です。シリーズ第5巻。4巻目のみ未読です。 題名を見て「ローリング・ストーンズ」?あとがきを見ると矢沢永吉の「黒く塗りつぶせ」がヒントになっているようですが、語呂の良いストーンズを採用したようです。矢沢やストーンズと時代物?なんかピンときませんが。 中編集です。この作家の作品は安心して読めます(おおきなはずれはありません)。最後の「慈雨」には涙が・・・・★ |
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| 「イナイ×イナイ」森博嗣 森の新シリーズ「Xシリーズ」第1弾です。正直「また良く訳のわからないシリーズが始まったのか?1冊1冊がおもしろくなくても延々読み続けていかなければならないのか?」という負のイメージが強いです。大分前だったら「新しいシリーズが始まった!!期待!!」だったのですが・・・”読みたい”というよりも”ここまできたら最後まで読み続けてやる!”という意地(惰性)で読んでいるだけかもしれません。ですが、本屋で見つけると喜んでしまうのは、なぜなのでしょうか? 森の作品を知らない人へ 森の作品は「初期のシリーズは1冊1冊として読んでもおもしろかったのだが、後半、特に四季あたりから”シリーズ全体を読まなければ理解できない部分が多いシリーズ本”と化してきた」と個人的には思っています。森作品を読んでみようという勇気のある方は、気合いを入れて最初から読むことをお薦めします。 で、この本です。 粗筋 とある探偵(調査)事務所。探偵はほとんど不在で、助手兼秘書の女性(有給)とお手伝いの大学生(無給)が概ね常駐している(この二人が主人公。大学生が探偵役のようです)。この探偵事務所に依頼がきた。依頼内容は「死んだことになっている兄が自宅の地下にいるらしい。はっきりと確認して欲しい」という変な依頼。正式に依頼を受ける前に依頼主の大邸宅へ出かけたところ事件が発生し、依頼主の双子の妹が死亡。どうも殺人らしい。探偵事務所の二人は消極的ながら事件に巻き込まれていく。 事件自体は、あれまーという感じです。このネタだけでは、買わないような事件というかトリック。なんか寂しいぞ、森助教授!! くどいですが、森が書いた作品でなければ読み続けないようなレベルではないかと思います。★ 最後に、西之園が某大学図書館に職員として「貸出カード登録」するためやってきます。大学院を卒業して助手にでも採用されたという設定のようです。彼女も先生になったのですね!(まあ予想通りですが) |
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| 「ジェネラル・ルージュの凱旋」海堂尊 田口(グッチー)&白鳥コンビの第3弾(螺鈿迷宮は角川書店なので単発扱い?) 粗筋 田口の元に1通の密告文書が。それは速水救急救命部長が業者と癒着しているという内容。田口はエシックスにこの案件を委ねることとする。密告したのは誰なのか?果たして将軍が裁きを受けるのか?はたまた白鳥は今回もぶっ飛んでくれるのか??? バチスタ〜ナイチンゲール(螺鈿)と書く度にテンションが下がり気味なのではないかと若干心配していましたが、その心配は杞憂に終わったように思います。白鳥の出番はかなり少ないものの(いるとすれば白鳥ファンは少々がっかりか?)、エシックス・コミティでの対決や最後の大事故のシーンなどかなり盛り上がります(遅読の私ですが、エシックスの場面は一気読みしてしまいました)。ラストの事故シーンを読むと「人を助ける仕事をしてみたい」と思うほどでした(かなりこの部分は感動してしまいました)。次作も期待します!!★★★★+ 最後に若干気になる部分について。男女の恋愛については削除しても良かったのでは?最後に花房師長と速水部長はとってつけた感じがしました。事務長の「ドクターヘリ自体の必要性は認めている」も、若干違和感を感じました。 |
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| 「家日和」奥田英朗 奥田の最新作です。すべて「家、家庭」がモチーフの短編集。読み終わるとなんとなく心が温かくなります!奥田は「買ってまでは読まないが、必ず読みたい」作家の一人です。★★ 短編についてコメント 「サニーデイ」 私がオークションを始めた当時を思い出しました!徐々にはまっていく様が同感できました。 「ここが青山」 ”人間いたるところに青山あり”という言葉をこの小説で初めて知りました。私も”にんげん”、”あおやま”と読んでしまいました。 |
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| 「身元不明者89号」エルモア・レナード レナードの最新刊(作品自体は1977年の作品)。レナードの作品は本屋で見つけたら必ず購入します(翻訳された本は全て読んでいるつもりです)。未訳の作品がまだあるので東京創元社(または角川書店)は、是非出版願います。 さてこの本です。主人公は「令状送達人」(裁判所等からの令状をどこに住んでいるかわからない人へ届ける仕事)、日本ではなじみが薄いですが、ミステリファンに限っては結構なじみがある職業ではないでしょうか? 粗筋 主人公はある人物を探し出しように依頼される(高報酬)。探し始めたら周囲がきな臭くなって・・・その人物は死亡、その代わりに妻を捜し出すように再度依頼を受ける。女性は意外と簡単に見つかったが、依頼者は詐欺師まがい、死亡した男性に恨みがある人物も登場、主人公は女性とも仲良くなってしまい、さあどうする・・・・・ 序盤ですがレナードには珍しく、グイグイと引っ張ってくれません。なんか違うなーという印象。会話が少なく説明がかなり続きます。主要人物が動き始めるとさすがはレナード、一気呵成に読ませてくれます!!全体的には、強引さが少なく、ソフトなレナードといった感じでしょうか? 難点をあげれば、「悪役が弱い」「(探していた)女性と再会するシーンが唐突な印象を受けた」「ラストがあっさり」「どんでん返しがない」など。レナードとしては若干物足りなさも感じますが、小説としてはまずまずではないかと思います。★★★ |
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| 「片想い」東野圭吾 性同一性障害や友情などがメインテーマのミステリです(犯人探しはがメインではないです。ミステリというよりはエンターテイメントか?ジャンル分けする必要はないのですが)。 粗筋 大学アメフト部同窓会からの帰路で出席しなかった女性(マネージャー)に偶然出会う。「話がしたい」ということで話を聞くと、「俺は男だ」(手術はしていないがホルモン注射等はしている)、しかも(男性)バーテンとして勤務している酒場の女性につきまとうストーカーを殺してしまったという告白。主人公夫婦はいろんな理由から「女性(男性?)を守ろう」ということに。警察や同窓の新聞記者にかぎつけられそうになっていく。そんな矢先、マンションにかくまっていた女性がいなくなってしまった・・・・・ かなり前半で「殺人事件」の犯人がわかるような展開。「こんなに早く犯人がわかって後半の展開は??」と若干危惧しましたが、さすが東野、そんな簡単にというか単純には終わりません。殺人事件よりも戸籍交換など徐々に問題が大きくなっていきます。結末はある程度予測できますが、そんなことは全く問題なく最後まで飽きずに読むことができました。登場人物の性格付けというか一人一人に存在感があり、テンポも良い。 その他 ・性同一性障害の女性が主人公の奥さん(写真家)を大学時代から好きだったということですが、好きな女性に自分の裸体を撮影されるシーン。ちょっとエロくて◎ ・まわりに性同一性障害の人がいないので、「自分の母親が男だった」と言われても、なかなかピンとこなかった。 ・「俺は男性」という女性にベッドへ誘われて困ってしまうシーンがあります。気持ちはともかく、体は純粋に反応。作者はやっぱり男性です、その辺がよくわかっている。 東野作品は、どの作品も十分楽しめます!!★★★ |
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| 4 | 「東京タワー オカンとボクと時々オトン」リリーフランキー 大ヒットした(している)東京タワーです。以前から読みたいと思っていましたが、なかなか図書館の棚に並びませんでした(それだけ借りる人が多かったということなんでしょうね)。予約してまで読みたいというほどではなかったです。もちろん購入は全く考えていませんでした(この本に限らず単行本は極力図書館です)。 有名な本なので粗筋は省略します。 ジャンルとしては、自伝小説でしょうか?私は自伝小説というよりもエッセイに近いかなという印象を受けました。ちなみに私はエッセイが苦手です。10年以上読んでいないはずです。 かなり期待はずれでした。「絶対におもしろい」「泣けるはず」という先入観が強かったからかもしれません。しかも、同じようなお話しがダラダラダラダラ続きます。なんでこの本がヒットしたのか私には全くわかりません。 そんなところで評価は★ 世間の評価とは全く異なりますね。 ちなみに映画も見ました(子供とGWに秋田市へ行った際に。息子は「スパイダーマン3」、娘は「名探偵コナン」、私は何を見るか迷いましたが、小説やTV版よりはおもしろいだろうと思いまして)。映画もかなり期待はずれ。キャストは良かったと思うのですが。途中で時計を何度も見てしまうほど(「まだ終わらないの?」) |
| 「ラスト・イニング」あさのあつこ ヒットした(している)バッテリーのその後のお話しみたいな内容です。 負けた横手二中の瑞垣君の視点でお話しが進んでいきます。バッテリー、未読です。息子が漫画を持っていたので途中までは読みましたが、あまりおもしろいとは感じず、最後までは読んでいません。多分バッテリーで感動された方は、この小説もおもしろいのだろうと思います(妻は漫画を読んで”おもしろかった”と)。そんなこんなで、私はイマイチ入り込めませんでした。最初にバッテリーを読んでいれば違っていたかもしれませんが、この小説を読んでもバッテリーを”読みたい”とは、あまり感じませんでした。という事情があり、若干辛めです。★ 余談ですが、同じ野球漫画で”メジャー”は大好きです。現在多分62巻(昨日62巻目を読みました)。どこまでいくのかわかりませんが、読み続けたいと思っています。 |
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| 「神が忘れた町」ロス・トーマス(再読) 今は亡きロス・トーマス、後期の作品です。ハヤカワから出版されている本はかなり容易にブックオフ等で入手できますが、前期の作品は絶版なうえ、入手もかなり困難です。古本屋で1度「恐喝」を見つけたことがありますが、かなり喜んだことを覚えています(105円で購入し、読み終わった後にオークションで売却、7千円ほどまで上昇。ほくほくです)。 でこの作品 何者かに命を狙われている元判事と元弁護士(義理の親子)。この二人が「身元をかくまう町」にやってきて、いろんなことが起こっていく・・・・市長と警察署長が「政策」として身元をかくまうという発想は日本では無理でしょう。広いアメリカだからこそ。状況設定、キャラクター設定など、うまいです。最後まで飽きさせません。入手が難しい昔の作品も読みたい。それにしても勤務環境が変化したことにより読書量げ激減してしまいました。 |
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| 3 | 「飛蝗の農場」ジェレミー・ドロンフィールド 数年前の「このミス」にて堂々の1位に輝いた作品です。 粗筋 主人公の女性が住む農場に記憶喪失の男が転がり込む。主人公は不審者と思い散弾銃でケガをさせてしまう。医療知識がある主人公が回復するまで面倒を見ることに。次第に男性を愛してしまうが・・・・ アマゾンのレビューよりは、サクサクと読みやすかったです。途中に何度も挿入される「誰かよくわからない男のお話」がどのように絡んでくるのか、興味津々。男の過去や脅迫者が明らかになる後半は前半よりもサクサク読めますし。まずまずの作品だと思いました。 ただし、「このミス1位」は眉唾です。この作家の他の作品を読もうという気には残念ながらなりませんでした。どのようにして犯人が男を簡単に捜し出せたのかも疑問(なんらかの組織だとばかり思っていました)。主人公が最後に死んでしまいますが、なぜ死んだのかよくわかりませんでした(私の読み方が悪いだけか?)。人物描写もあっさりとしており、のめり込めない。 邦題は「飛蝗の農場」、確かに飛蝗はいますが、題名になるような(飛蝗が)重要だったわけでもなんでもない。 まあ「飛蝗」という漢字を読めるようになったことは良かった。★+ |
| 「二枚舌は極楽へ行く」蒼井上鷹 以前読んだ短編集がそこそこおもしろかったので購入しました。購入する際にアマゾンのレビューを参考に読みましたが、評価はイマイチ(というよりも悪い)。迷いましたがオークションで安かったので購入。 この作品も短編集です。結構好きです。ブラックユーモア系が多い。 オークションで安ければまた購入する予定(未読が2冊ほどある)★+ |
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| 「幸運は誰に?(上下)」カール・ハイアセン 粗筋 高額賞金の宝くじが2本出た。1本は主人公の黒人女性、1本はお馬鹿な白人男性2人組み。1本で1400万ドルももらえるのでそれで十分なはずなのにお馬鹿なコンビがもう1本も自分たちがせしめて2800万ドル手に入れようとしたことから始まるドタバタ劇 てな感じです。 正直、このお話だけで上下は長すぎます。1冊で十分ではないかと思います。 しかしながら、さすがはハイアセン、登場人物がかなり特徴があってよく描かれており、どの人物が主人公になってもおかしくないです。人物描写というのでしょうか、かなり上手です。お馬鹿なコンビ、自分が浮気しているのに妻が浮気したら部下に浮気相手をこらしめようとさせる判事、その判事の妻は浮気相手との常時の回数を詳細にメモしている、主人公は2人ですがうち男性新聞記者の上司はストレスで亀に癒しを感じてしまい仕事を投げ出して・・・・、男性新聞記者の妻は離婚したくなくてアメリカ中を逃げ回っている、まあ、読んでもらえばわかります。見知らぬ人が回りにいる環境で読むのはやめたほうが良い本です(いきなり大笑いしてしまうこと請合います)。 最後にウエイトレスが当選くじを主人公に返しますが、ちょっと無理があるような印象を受けました。 ”ハイアセンにははずれなし!”★★★+ |
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| 「リレキショ」中村航 粗筋 主人公が”姉さん”に拾われ、履歴書とリレキショを書いてアルバイトを始める。近くの浪人生から手紙をもらい・・・ 不思議な設定です。名前も”半沢良”(本名ではない)、”姉さん”に拾われた、などに対する説明は一切ありません。なぜ護身術を覚えようとしているのか、姉さんと山崎の関係など「???」ですが、説明がないからと言ってあまり違和感は感じません。出てくる人物が全て不思議で優しい人ばっかりなので、読んでいる私も優しい人間になってしまいそうです。 浪人生からの手紙がよく、実際こんな手紙をもらったらうれしいだろうなと思います。★+ |
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| 「アイルランドの薔薇」石持浅海 私が今日本ミステリー界で一番好きな作家、石持のデビュー(長編)作品です。これで石持の長編作品で発表されているものは全て読みました。 内容 「クローズドサークル」ものです。いわゆる「嵐の山荘」です(山奥の山荘に嵐や雪などの影響で誰も山荘からでることができない環境で殺人事件が発生するというよくあるパターン)。石持作品は全て同じパターンと言っても良いと思います。しかしながら設定がうまいので決して飽きることはありません。 粗筋 アイルランド統一を目指しているNCFという団体(過激派)の幹部がある常宿に宿泊したが、幹部の1人が殺害された。実はNCF上層部がその人物を殺害するため殺し屋を雇ってはいたものの「病死・事故死」に見せかけて殺す殺し屋に依頼したものであって、今回は明らかに他殺。このままでは進行中の和平交渉に影響がでるため、犯人を特定しなければならなくなった。一般の宿泊者も数人いたが、彼らも説得(脅し)して「犯人が分かるまでは滞在する」ことを説得。途中から日本人科学者フジの主導で犯人探しが始まっていく・・・ デビュー作品ですが、やっぱり「うまい」です。普通の「嵐の山荘」ものではなく、閉じこめられる設定が誰も思いつかないような設定。閉じこめられる必然性も私は納得しました。確かデビュー作は短編、確かエレベーター内部での殺人だったと思います。この作家は「嵐の山荘」一本で勝負するつもりなんですね。いろんなところで書かれていますが、確かに動機は弱いかなーと思います。また、第2の殺人も「必要性」「方法」も若干?? 最後に殺し屋も明らかになりますが、最初の登場時とは明らかに違うような表現をされているように思いますが。あまりどんでん返しとは思えませんでした(なんせ登場人物はかなり限られているので)。最後に「実はフジは科学者ではなく・・・・」というどんでん返しがあるだろうと予想していましたが、そのようなことはなく、肩すかしをくらったような・・・ 現在私が「新作が出れば必ず購入するミステリ作家」は森博嗣、石持だけです。森は正直「惰性」で読んでいる状態(ここまで来たら最後まで読んで結末を!という意地もあります)。ということで石持には今後も期待です。★★★ |
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| 2 | 「タペストリーホワイト」大崎善生 粗筋 学生運動が盛んな頃の時代のお話です。慕っていた姉が東京で誤爆(内ゲバ)で殺害されてしまう。主人公の妹はなぜ姉が殺されなければならなかったのかを探っていく。 大まかな粗筋はこんなものでしょうか?決して理由や関連した人を捜していくミステリではありません。いつも参考にしているアマゾンには「澄み切った時間を描いた青春小説」という説明でしたが、私からすれば「暗い暗い青春小説。こんな生活はしたくない見本」といった感じでしょうか?最後は普通に結婚して若干救われますが。主人公をかきたてているのがなんなのか、私には最後まで理解できず(結構飛ばし読みしてしまったためか?)。 他の方には全くお薦めしません。★− |
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「さまよう刃」東野圭吾 |
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「アジアンタムブルー」大崎善生 |
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「100回泣くこと」中村航 |
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| 「背広の下の衝動」新堂冬樹 新堂の作品は3冊目かな?帯には「職場でも家庭でも疎外される私の安息の場所は?最悪のホームドラマ」、粗筋はこのとおりです。読後は「どんより」してしまうので注意が必要です。しかも最後の作品はよくわからん。元同僚からお薦めがあった新堂ですが、今後も読み続けるかは、微妙かな?☆ |
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「真夜中の五分前Side−A Side−B」本多孝好 |
| 「η(イータ)なのには夢のよう」森博嗣 森のGシリーズ最新作。今回は「η」、私はギリシャ文字読めません。 粗筋 いつものように那古野(名古屋ですね)で事件発生。途方も無いような場所で「首吊り自殺」、現場には絵馬等に「ηなのに夢のよう」という文字が。最初の事件は高さ10m以上もある木での首吊り(近くに梯子などはない)、次は大きな池の中にある小さな島に生えている木での首吊り(そこまでどのようにして行ったのか不明)、ラブちゃん(主人公の友達)のベランダで首吊り(ラブちゃんとは全く関係のない人) 感想です。 このシリーズは「ミステリだったっけ?」です。この作品を読む限りミステリのジャンルには入らないだろうな。ネタバレですが、この首吊りは「単なる首吊り(トリックとしては)」です。あれー。それだけ?犀川の一言で首吊り自殺はおしまい。うーん・・・・「ηなのに夢のよう」これまたこの作品では何を意味しているのか全くわかりません。不完全燃焼というか・・・ また、このシリーズは「この作品から初めて読もう!」という人を門前払いです。初めて読んだら「何これ?」と思うのではないかと。それだけシリーズ性が高い作品です。シリーズ初めから読んでいても「よくわからん」ことが多数あります。 1作目からここまで考えていたのかと感心はしますが、ミステリではないとしても「小説のおもしろさ」という面から考えても、とても評価を良くすることはできません。ですが、「次回作は絶対に読まない!」といつも読後思っているのですが、なぜか手にとってしまう。なんか魅力があるのでしょうね。 一般的に考えて「お薦め」はできません。仮に読むのであればS&Mシリーズ最初の「すべてがFになる」から読むことをお薦めします(途中、「例えばVシリーズ途中から」などは絶対にやめたほうが良い)☆ |
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「使命と魂のリミット」東野圭吾 |
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「下北サンデーズ」石田衣良 |
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「となり町戦争」三崎亜紀 |
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| 「Sweet Blue Age」角田光代ほか 帯には「いま、最も鮮烈な7人の書き手がおくる青春文学ベストトラック」と記載されています。青春をテーマにした短編集です。 最後の森見登美彦の作品以外はまずまず(森見の作品は途中で断念)。一番良かったのは有川浩の「クジラの彼」でした。☆ |
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| 「BG、あるいは死せるカイニス」石持浅海 今最も気に入っている石持の数年前の作品です。 あらすじ 現代と違って、生まれる子供は全て女性。優秀な女性がある条件をクリアすれば性転換してしまうという状況設定です。男性は非常に少ない。そんな中、高校(もちろん女子校)で殺人事件が発生。被害者は主人公の姉でレイプ未遂か?という状況。 この世の中で、男性が女性をレイプするということは、ほとんどない(逆に男性が少ないので女性による集団レイプ 男性に対してがほとんど) 主人公は、ある女性から「BG」という言葉を聞いて、なぜ誰からも好かれていた姉が殺されたのか興味を持っていく・・・・ なかなか変わった時代設定です。男性になると複数の女性と交わらなければならない。ほとんど義務化となっているようですが、私からするとかなりうらやましい。 主人公は(途中で予想がつきますが)男性化します。一番の友人(男性化する前は当然女の子同士)だった女の子と交わるシーンは、なんか妙に良かったです(エロいという意味ではないです) なんとなく途中で犯人がわかるわけですが、誰かのちょっとした発言がキーワードになっています。私は全く気が付きませんでした。 佐々木先生は犯人ではないとは雰囲気でわかりますが、「秘密を抱えている」という感じが序盤から感じていました。最後に秘密がわかります。いろんな伏線を張っていると感心感心。多分この小説は「一般うけ」しないと思いますが、石持らしい作品だと思います。 「扉は閉ざされたまま」の次作(長編)を心待ちにしています!☆☆ |
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| 「螺鈿迷宮」海堂尊 海堂の3作目です。空手道場の黒帯Kさんに前作「ナイチンゲール」の書評が辛いと言われました。「どんなことを書いたのか?」正直忘れてしまっていました。(子供の頃から読書は大好きでしたが、読書感想文を書くのが大嫌いでした)ド素人の感想ですので気にせずガンガン読みましょう。 粗筋ですが 医大生「天馬大吉」が幼馴染の葉子(新聞記者)に「病院へ行ったきり戻ってこない人がいるのでボランティア登録して内偵して欲しい」と言われ、病院に潜入、いろんな黒い影が・・・・ てな感じでしょうか? ナイチンゲールで「氷姫」が内偵中という一文がありましたが、同じ時期という設定です。おなじみ白鳥も登場。 すいません、Kさん、今回もイマイチでした。今回は(も?)テーマが「医学」そのもの?医学と言うか医療にあまり興味がないので、大先生の言うことに共感を全く感じることができませんでした(今回の主役は大先生だったと思うので。白鳥も真っ青?) 氷姫は前作等に白鳥の口から出てきただけで、今回が初めての登場だと思います。どこが「最強の部下」なんでしょうか?(各種資格?) 後半はそれなりに読めますが、前半が結構しんどかったです。なぜでしょうか?エンディングもあまり気に入りません(バック・トウ・ザ・フィーチャーのエンディングみたい。次回に続く?) 反面「映画化してはどうか?」と思いました。前作から「でんでん虫の形をした病院」って、気になってまして。「解剖室(バケツに臓器)」「螺鈿の敷き詰められた部屋」「エンバーミングされた死体」「帝国陸軍が作った?施設?」「最後の迷宮からの脱出」などなど映画化をイメージして作ったのではないか?などと深読みしてしまいました(配給元は角川映画で決まり!)。 最後に、「螺鈿(らでん)」初めてこの言葉を知りました。勉強になります。☆☆ |
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| 「一瞬の風になれ 3 ドン」佐藤多佳子 1〜3と結構なボリュームでしたが、サクサクと読めました。 主人公はサッカー少年。兄は天才サッカー選手。友達の連と高校で陸上を始める・・・といったお話です。高校陸上部の3年間を描いた小説。「兄の怪我(主人公動揺)」「主人公と谷口との淡い恋」などもちりばめられて、1〜3というボリュームを感じさせない努力を感じました(「恋」に関して。この作者はあまり若くないだろうなと感じましたが、事実私よりも3歳年上。私くらいの年代の「恋」という印象を受けました。あまりに古いでしょう、これじゃあ)。 「感情移入できない」という意見もあったようですが、体育会系の私はすんなり感情移入できました。最後の「4継」はヤッターと声を出してしまいそうでした 「陸上競技」に全く興味がない私ですが(箱根駅伝は好きです)、最後まで楽しく読むことができました。また「陸上競技のチーププレイ、連帯感」なんて関係ないだろうと思っていた私にとって新しい発見だったような気がします。 ちょうどバスケットを始めた娘から「一緒に走ろう」といわれ1kmほど走りましたが、小説のように体は軽くない事実にがっくり・・・・ 気になった表現→確か「2」だったと思いますが、「腹筋が4つに割れている」という表現があったと思います。普通は「6つ」ではないか? ☆☆☆ |
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| 「一瞬の風になれ 2 ヨウイ」佐藤多佳子 |
長いようで短い1年が過ぎてしまいました。早いです。
読書ですが、今年は91冊読みました。近年では最多。100冊は大丈夫だろうと思っていましたが、残念ながら11月以降伸び悩んでしまいました(理由はわかっています)。まあ、冊数に拘っているわけではないので、気にしていません。
ということで今年の総括です。今年ほど「ミステリー離れ」が著しかった年はないでしょう。「おもしろければ何でも良い」です。そんな中で一番印象に残った作家は「瀬尾まいこ」です(彼女の小説は全て読んでいるはず)。「何が良いのか?おもしろいのか?」と聞かれると???よくわかりませんが、安心して楽しめる作家であることは間違いありません(私にとって)。現役医師の海堂尊は「ゆっくり、じっくり」と書かせてあげて欲しいです。
海外作家では、ウィンズロウの新作を2冊読めましたが、ストリートキッズほどの衝撃はもう感じることができない・・・まだ生きていたのかレナードの新作も読めました。ロストーマスの旧作をBOOK OFFで見つけたときは超うれしかったです(大分前から読みたかったというだけでなく、読後のオークションへも。105円で購入し7000円ほどで売却)
| 月 | 題名 |
| 12 | 「一瞬の風になれ 1 イチニツイテ」佐藤多佳子 感想は「3」の際に述べますが「王様のブランチ」2006 NO.1らしいです。この作品が今年の打ち止めです。 |
| 「忘れ雪」新堂冬樹 新堂の作品、2作目です。1作目はなかなか厳しい作品だったので、少し緩めの作品を選んでみました。帯を見ると純愛小説。田中麗奈、中村獅童が推薦文を書いていますが、「胸が熱くなる奇跡の恋物語」「泣けた。こんなに気持ちよく体の奥底から泣けたことは久しぶり」もう大賛辞です。泣ける小説大好きな私です、期待して読みました! 粗筋ですが、少年少女時代に知り合った二人が大人に成長して再会するが・・・・(あまりに端折りすぎか?) で私の感想です。超涙もろい私ですが(Drコトーは毎回泣いています)、今回は一滴も涙が出ませんでした。あらら、っていう感じです。確かに少年少女時代の出会いから、成長した二人が再会するあたりまでは雰囲気が良く、後半が期待できそうな雰囲気。ですが深雪がパリへ留学、帰国したあたりから雰囲気が変になっていきます。深雪が隠れていた理由も「あまりにフィクション」(小説はフィクションですが)。静香だけでなく、主人公の男性もちょっとお病気気味。エンディングも「あまりにフィクション」。 これで本当に泣けたのか?中村獅童君。この小説よりだったら「吐きたいほど〜」のほうがずっと良かったと思うが?☆ |
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| 「一応の推定」広川純 帯を見ると「第13回 松本清張賞受賞 選考委員会全会一致」選考委員は浅田次郎、伊集院静、大沢在昌、宮部みゆき、夢枕獏です(すごいメンツです)。これで「読んでみよう!」と思わない訳がないです。 粗筋ですが、保険調査員が列車に轢かれた老人が事故で死んだのか、それとも自殺だったのか調査をしていく・・・とまあ、こんな感じです。実際このような調査員がいるということを初めて知りました(多分実在の職業だと思って読みました)。話が二転三転していくし、目撃者も見つかりそうで見つからない・・・ということで宮部みゆきではないですが「読み始めるとページを繰る手が止まりませんでした」。なかなか良い作品だと思います。 引っかかったのは、保険会社があって、そこから依頼されて調査員が調査する訳で、実際は保険会社寄りの調査結果になることが多いのではないかと。このお話のように弁護士ですら「自殺で処理し、保険金を支払わなくても(裁判)勝てる」という判断した案件を(大阪から)鳥取まで行ってまで調査するのでしょうか?私はしないと思った。そこで私からすればリアリティが若干引っかかり始めまして・・・枝葉末節でしょうか?あと竹内主査を同行させた意味は?刑事の場合の「良い刑事、悪い刑事」を意識してでしょうか?竹内君はこのお話に出てくる必然性をあまり感じなかった。☆☆ |
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| 「図書室の海」恩田陸 短編集。「ピクニックの準備」を読みたいがために借りました。大変おもしろかった「夜のピクニック」の予告編というか前日譚です。この短編はまあ期待通り(もう少し長くても良かった)。全体的には「期待はずれ」という感じです。これだから恩田陸にははまれません。☆ |
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| 「吐きたいほど愛している。」新堂冬樹 昨年までの同僚N君よりお薦めされた新堂冬樹です。図書館で良く見かけた作家ですが、なんとなくJ・エルロイやJ・トンプスンの匂いがして・・・(初期のエルロイは良く読みましたが)。ですが、どちらかというと「読書の似合わないスポーツマン」のNさんのお薦め、なんとか読まないといけないという義務感で読み始めました。 で選んだのが、短編集で薄い本、ということでこの本になりました。 最初の短編を読み始めましたが、いきなり引っかかってしまいました。主人公がアパートの一室で作った夕食が「肉うじチャーハン」です。しつこく”うじ”の味やフライパンの上でプチプチ跳ねる様を詳細に説明・・・・正直「やめようか?」と思ってしまったほどです。ですが「折角のNさん推薦」「他の短編はそれほどではなさそう」ということでがんばりました。不思議なことに最初の短編をクリアしてしまうとサクサクと読めるようになってきました。読んだ日は、PTAということで時間の余裕があったため、1日で読破。Nさんが言っていた「クセになる」と言う表現が少しですが理解できたような(できないような・・・) 帰りに稲川のカルチャーセンターへ寄って「忘れ雪」を借りてしまいました。クセになるのか?☆☆ |
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| 「聞き屋与平」宇江佐真理 久しぶりの宇江佐作品です。図書館で特に読みたい本がなかったので借りました。「しょうがないから」ですが、この作家の作品は安心して読むことが出来ます。江戸時代、ある薬屋のご隠居がすることがなくなって路上で「人の話を聞く商売(料金は支払う側の意思でお金がなければ支払わなくて良いというシステム)」を始める。最後には心臓の具合が悪くなって亡くなる訳ですが、その最後の(実際は違うけど)客が妻で、ご隠居が「誰にも言った事がない」秘密を妻が知っていて肩の荷が下りる・・・☆+ |
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| 「ナイチンゲールの沈黙」海堂尊 話題になった「チームバチスタの栄光」の続編です。前作は田口・白鳥のかけあいがなかなか良く、現役医師が書いている作品という印象がありました。今回はあきらかな「殺人事件」も発生(犯人が誰かはすぐにわかり、誰かについてこだわっている内容ではない)。それなりに楽しめましたが、何となく「納得できない」「意味が?(難しいと言う意味ではなく)」という部分が多かったように思います。この作品では「歌」が結構重要です。カリスマ歌手についての表現は「大げさ?」、看護士の歌での患者の変化など、どうも実感できないというか、納得できないというか・・・だって「看護士が歌えば彼女が脳にある映像が他の人に見えてしまう」って、名にそれ?警察もそれで納得すると言うか・・・田口・白鳥コンビも今回は不発? 次回作は是非時間をたっぷりとって発表して欲しいものです。☆+ |
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| 11 | 「シンガポールウィンク恐喝」ロス・トーマス 今ではなかなか手に入らない「立風書房から出版されたロス・トーマス作品」です。オークションを始めたきっかけが、リチャード・スタークとこの作家の昔の作品を手に入れたいがためだったと記憶(オークションで買えますが、5000円以下では買えない)。 作品自体は、後半の作品などと比べると「ひねりが少ない」(序盤で「この人は怪しい」=「結局犯人」がわかるくらいです)とは思いますが、グイグイと引きずり込まれてしまいます(大げさですが)。☆+ (余談ですがBOOKOFFにて105円で購入した本ですが、読み終わったので即出品します。いくらになるか楽しみです) |
| 「カクレカラクリ」森博嗣 コカ・コーラがスポンサーの小説らしく、コカ・コーラが小道具?として何度も出てきます。メカが好きな森の作品らしいと言えばそうなんですが・・・作家名を伏せられて読んでいたら最後まで読まなかったかもしれません。☆ |
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| 「顔のない敵」石持浅海 ガチガチのミステリで(最近では)唯一楽しみにしている作家の最新作です。短編集。帯に「世界初の対人地雷ミステリー短編集」と記載されている通り、全て(最後のデビュー作品以外)対人地雷に関するミステリーです。最初は???でしたが読み始めれば石持の作品集でした。「石持ワールド」です。たまりません。派手は飾りは不要です。☆☆☆ |
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| 「流れ星が消えないうちに」橋本紡 初めて手にする作家です。簡単な粗筋は「若い女性Aの恋人Bは数年前に外国で事故に会い死亡。現在はAはBの友人Cと付き合っている。BとCはかなり仲が良かった。Aは未だにBのことを引きずっている(Cも同様)」まあ、簡単に書けばこんな感じですが、ドロドロしてなくて、さわやかです。こんな紹介だとイマイチですが、なかなか良かったです(何が良かったのか?)。図書館でこの作家の作品を目にしたら借りると思います(買ってまでは読まないかな?)☆☆ |
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| 10 | 「風に舞い上がるビニールシート」森絵都 多分、森の最新作だと思います。6つの短編集。末尾に参考文献が記載されていますが、読み終わって「なるほど」と思えるボリュームです。短編集ですが、かなり時間がかかった作品集ではないかと思います。 最後の表題作ですが、目頭が熱くなります!!よい作品集です。☆☆☆ |
| 「初恋温泉」吉田修一 200Pほどの薄い本です。5つの中編が収められています。サクサク読めますが、「えっ、これで終わり?」というような(私からすれば中途半端)終わり方が多いです。意図的かもしれません。どう評価して良いのか??☆ |
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| 「赤い指」東野圭吾 残りあと20ページくらいまでは帯に記載されている「この家には隠されている真実がある。それはこの家の中で彼等自身によって明かされなければならない」が大げさに感じるほどです。「直木賞受賞第一作」も大げさに感じるほど。そこからの展開が「さすが東野、お上手」。うまいです。☆☆ |
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| 「名もなき毒」宮部みゆき 最新作です。「誰か」の続編というか主人公が一緒です。 超売れっ子作家ですが、個人的にはもう少し「ゆっくり」「じっくり」書いて欲しいと思います。☆ |
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| 「トキオ」東野圭吾 いわゆるタイムスリップものです。「今、あいにゆきます」に感じが似ていますね。主人公の元をさった女性を探すことになりますが、若干中だるみする感じがします。でも、女性を探すうちに自分の過去も少しずつわかっていくと。 ありきたりな設定だとは思いますが、この手の小説はだいたい泣けます。特に最終章は泣けます。☆☆ |
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| 「東京湾景」吉田修一 吉田の作品は2作目だと思いますが、この作品は読みやすかった。粗筋は「東京湾を挟んで仕事をしている男女が出会い系で出会い・・・・」(粗筋になっていない!?)。この作家はもう少し読んでみたいと思います。☆+ |
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| 「信長の棺」加藤廣 1年くらい前に話題になった小説です。「本能寺の変で信長は死んだのか?また、その遺体は?」がメインの歴史ミステリ。実際に「信長公記」の著者「太田牛一」なる昔の作家が主人公です。 私は歴史ミステリと思い読みましたが、2/3くらいまで「信長の遺体は?」が話題にならない。信長公記の編纂作業が中心? 最後も特に意外な結末でもなく・・・ 既に次作「秀吉の枷」が出版されていますが、読まないでしょう。☆ |
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| 「空中庭園」角田光代 もう10月、今年は残り3ヶ月です。読書もそろそろスパートに入る時期でしょうか?ミステリ系はこれからが楽しみかもしれません。 角田の作品は3冊目くらいでしょうか?そこそこ読ませますが、夢中になるような「良さ」が感じられません。 変わった家族を通した連作集?とでも言うのでしょうか?残念☆ |
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| 9 | 「夜のピクニック」恩田陸 恩田の作品は「象と耳鳴り」と題名忘れましたがもう1冊(途中で読破断念)読んだことがありますが、どちらもイマイチ・・・図書館へ行くと「たくさんの本を出している作家」なので気になる存在ではありましたが、私には合わない?という感じでした。 ですが、映画化がきまり、以前DVDで見て気に入った「青空の行方」に出ていた多部未華子が主演するということで、手にとって読んでみました。 ここまでが前段です。 肝心の中身ですが、帯に「切なくて、心温まるラストの感動です」と書かれていましたが、まさにそのとおりです。こんな高校生活を送ることができる子供は幸せでしょう?早く映画も見たい! 内容といい、適度な長さといい、文句無く満点です。☆☆☆☆☆ |
| 「クリスマス・ストーリーズ」大崎善夫ほか クリスマスをテーマにした短編集です。他には奥田英朗、角田光代、島本理生、蓮見圭一、盛田隆二 奥田の「セブンティーン」以外は、あまり印象に残りませんでした。☆ |
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| 「天使と罪の街(上下)」マイクル・コナリー 原題は「THE NARROWS」です。意味は「細い(川)」です。原題は読めばわかりますが、邦題のつけ方はちょっと意味が?? まあ、そんな些細なことは置いといて、最近は瀬尾まいこ、豊島ミホ、石田衣良など非ミステリー系を多数読んでいますが、やっぱりコナリーのような良い作家の作品を読むと「ミステリーはおもろい」と感じます(そんな作家が多ければ喜ばしいのですが現実は?)。ボッシュシリーズもアメリカでは既に2作品が出来上がっているようです。次回作も楽しみです!! ちょっと気になったのは「ボッシュ警官復帰」です。小説としては良いことなのか?この点からも次回作楽しみです。☆☆☆☆ |
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| 「温室デイズ」瀬尾まいこ 瀬尾の最新作です。200Pくらいの薄い本。1日で軽く読んでしまいました。特に感想はありません。☆ |
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| 「λ(ラムダ)には歯がない」森博嗣 (ギリシャ文字)シリーズ最新作です。前作のレビューには「そろそろ考え時かもしれない」と書いたにも関わらず書店で見かけて、躊躇せず購入してしまいました(図書カードがあるとどうしても買ってしまう)。 で肝心の内容ですが、動機は怨恨(復讐)ということで、まあ理解しやすい。 イマイチ理解できなかったのが 「どのようにして(殺害された4人を)特殊な建物に入れたのか?(最初からセキュリティのプログラムに手を加えていた?」 「素人がどのようにして拳銃を手に入れたのか、なんてことはさておき、4人とも1発でしとめてしまうなんてことが、そう簡単にできるのでしょうか?(こんな真っ当な職業、しかも要職。日本、しかも都会で拳銃の練習を十分に積むことって可能?)」 「犯人は犯行後、行方をくらました。私が関与しています、って言っているようなもの。それなのになぜ密室にしなければならなかったのか?」 このシリーズをこの作品から読んで、保呂草や四季などがどのように関与しているのかなど、しっかりと理解できる人っているのでしょうか? いずれ、最初から読んでいないと、良く訳がわからないシリーズだと思います。☆ |
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| 「ドラマ・シティ」ジョージ・P・ペレケーノス 良い作家だとは思いますが、なかなか日本ではブレイクしないペレケーノス。新作です。仮釈放中の動物監視員(という職業があるようです)が日本でいうところのヤクザの抗争に巻き込まれていくが・・・ワシントン・サーガと比較するとどうしても小粒なような気がします。ちょっと残念。ですが、登場人物に魅力がある?ためか、最後まで飽きずに読むことができます。うまいのでしょうね。ちょっと辛めに☆☆ |
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| 「檸檬のころ」豊島ミホ 豊島作品を読もうと思ったきっかけは、本屋でこの本が平積みされていて、「映画化」という見出しに釣られて手に取ったことです。おもしろそうだなと。で図書館へ行きましたが、この本はなく、他の作品があってそれらを読みましたが、期待はずれ。やっぱ読みたくなったきっかけのこの本を早く読んでしまわなくちゃと。稲川のカルチャーセンターにあったので借りました。 で肝心の感想ですが、予想通り良い作品だと思います。作者のあとがきにもあるとおり「地味な人なりの青春」を描いた作品です。秋元さん、西、佐々木くんのお話(2編)がとてもよかった。☆☆☆+ |
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| 「砂漠で溺れるわけにはいかない」ドン・ウィンズロウ ニール・ケアリーの最終作(5作目)。ストリートキッズから大分年月が経過してしまいました。訳者あとがきがあるように原作は1年1作だったのに・・・ この作品は後日談的な作品らしく、あまり事件性はありません。ニールがカレンに「子供が欲しい」と迫られているが、父親が誰かわからないニールは二の足を踏んでしまい・・・ この作品自体は、まあそれなりですが、ニールシリーズが今後読めないのは残念です。新シリーズをへの期待も込めて☆☆☆ |
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| 「眠れぬ真珠」石田衣良 石田の新作です、珍しく長編です。45歳の女性銅版画作家と28歳の男性映画監督?との恋を描いた作品。Hなシーンは結構濃厚でした。小説としてはどうなんだろうな?読みやすい作品ではあります。☆+ |
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| 「夜の朝顔」豊島ミホ 方言が結構でてきますが、私は作者と同じ秋田県出身ですので全て理解できましたが、都会の方は理解できるのでしょうか?(頻度は少ないですが)。 小学生センリの6年間を描いた小説です。特に感想はありません。この作家の本は図書館で今後も借りるとは思いますが、お金を出してまでは買わないだろうなと思います。それにしてもゲームをしないと読書量が増えますね。8月は11冊読みました。☆+ |
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| 8 | 「びっくり館の殺人」綾辻行人 館シリーズの最新作です(厚くて「暗黒館」は未読です)。とは言っても講談社のミステリーランドの1作品、ジュブナイル(子供向け)です。大人が読んでも楽しめます・・・・と言いたいところですが、あまり楽しめませんでした。館シリーズとして読むと、がっかりします。☆ |
| 「フラッタ・リンツ・ライフ」森博嗣 キルドレシリーズです。今回から主人公が草薙ではなく、草薙の部下になりました。毎回読みますが、良く訳がわからない本です。☆ |
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| 「青空チェリー」豊島ミホ 秋田県出身の若手作家、これで読むのは2作目です。第1回「女による女のためのR−18文学賞」の読者賞を受賞した作品が収められた作品集です。女のための〜というのはなんとなくわかります。表題作は、ラブホを覗く、しかも見知らぬ男性と一緒にオナニーをする・・・という割には結構あっさり読めました。☆+ |
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| 「日曜日たち」吉田修一 以前から図書館等で目にして(パークライフ等)興味があった作家です。やっと読みました。中編集ですが、題名のとおり全て日曜日がテーマになっているようです。日曜日よりも「ツインズ(双子)」のほうが各編に出てくるので、そちらを題名にしたら?なんて思うのは素人なのかも?他の作品もトライ ☆☆ |
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| 「キャッチ・ア・ウェーブ」豊田和真 稲川カルチャーセンターから借りた本です。簡単に読めそうだったので。中学生3人、夏休みの間ずっと湘南でサーフィンに打ち込む、青春・・・てな内容でしょうか?まだ10代の作家のようです。誰にもお薦めしません!!おもしろくない。久しぶりの「ごみ本」、時間がもったいなかった。 |
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| 「ジャズ・バード」クレイグ・ホールデン この作家は超久しぶりです。前に読んだ作品は結構重い内容だったような記憶があります。法廷シーンが多かったので読みやすいかなと思って古本120円で購入。ですが甘かった。禁酒法時代の殺人事件に裁判が主ですが、殺された女性(ジャズ・バードと呼ばれていた)が実質主人公。で彼女と夫の・・・・うまく表現できません。というか理解していないかも?この作家は今後読まないだろうなと思います。☆ |
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| 「陽の子雨の子」豊島ミホ 書店にあった「檸檬の??」という新刊本がおもしろそうだったので、図書館からこの作家の本を借りてみました。粗筋を書きにくい本です。「24歳くらいのお金に余裕がある女の子と、15歳頃に家出してきて彼女に拾われた男の子、そこに中学生がからんでくる・・・・」といった感じです。読み終わったあとも??おもしろくない訳ではないけど、おもしろいとも言えない。微妙です。この作家については、もう1冊くらい読んでから判断してみたいと思います。☆ |
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| 「陽気なギャングの日常と襲撃」伊坂幸太郎 5月に読んだばかりですが、訳あって再読しました。2度目でも十分楽しめます。どうせだったら、「陽気なギャングが地球をまわす」と連続して読めばよかったと思ったのは読み終わってから・・・・ |
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| 「深尾くれない」宇江佐真理 長編です。実在の人物を描いた作品。最後は切なくなりますが、全体的にあまり入り込めないような・・・☆+ |
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| 「消えたV1発射基地」トニー・ケンリック 大分昔に購入したケンリックの作品です。ケンリックにしては真面目な作品(笑えるシーンはなかった)。そこそこ楽しめます。 あらすじ もとドイツ海軍の主人公、戦争が終わってもヒットラーに対する思い入れが激しく、ひょんなことから発見されていないV1ロケット発射基地が存在することを発見、終戦後云十年経過しているというのにイギリスへ一矢報いようと画策。その画策を発見した主人公との攻防 ☆+ |
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| 「見えないドアと鶴の空」白石一文 本屋さんでよく見かける作家ということで手にとって見ました(図書館から)。あらすじは「夫婦A(夫)B(妻)、Bの友人C。Cの出産時、Bの代わりにやむを得ずAが立ち会うことに。それがきっかけでAとCは男女の仲に。Cは以前からAのことが好きだった・・・・・・」簡単に説明するとすればこんな感じです。これだけだとよくある不倫のお話。ですが、一筋縄ではありません。Cには超能力があって、Bが子供の頃に突然難聴になるが、Cの力で直してしまったり、Cが好きになる男性にはCの亡くなった(自殺した)父の霊が邪魔を。など良く訳がわからない小説です。荻原浩と同様、他の作品は読まないでしょう。 この小説で唯一良かったのはAとCが最初に男女の仲になってしまうシーン。C宅にてAが見ているところで、Cが自分の子供(生まれたばかり)に授乳、子供は一人なので片側の乳房には子供が吸い付いている時にCがAに「空いている乳首を吸ってみないか?」とお乳を飲まないか?というばかりに誘い、Aも思わず吸ってしまい(その時は出産後ということで行為には至らず、お口で処理)・・・・・正直ストーリーが全くわかっていなかった中、昼休みの職場で読書、思わずそそるシーンで私の息子が・・・・☆ |
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| 7 | 「灰色のピーターパンIWGPY」石田衣良 シリーズ第6作。「すっげー、おもしろい」という訳ではないのですが、安心して楽しく読めます!!☆☆ |
| 「あの日にドライブ」萩原浩 映画化された「明日の記憶」の作者の作品です。図書館にあったので借りてみました。元銀行エリートサラリーマンがタクシー運転手に。職場でも家庭でも疎外感が。昔の彼女と「もし結婚していればもっと幸せな人生が・・・・」。正直ありきたりなお話?プライドだけが高くて、しかも「ストーカー」。最後の最後まで乗り切れませんでした。多分(この作家の)他の作品は読まないだろうな。☆ |
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| 「セリヌンティウスの舟」石持浅海 この作家らしくマンションの1室でのお話、それも1晩だけ。相変わらず狭い空間が好きな作家です。 たまにあらすじを書いてみます。「ある女性の葬儀が終わり、その足で某マンションに集まった男女5名。自殺した女性はそのマンションで青酸カリを飲んで自殺、薬が入っていたビンの蓋がしまっていたことから、本当に自殺だったのか?だとすれば誰が蓋をしめたのか?などの疑問点が・・・」あらすじを書いてしまうと「自殺ではなく殺人だった・・・誰が彼女を殺したのか・・・・」というよくあるお話を想像されるかもしれませんが・・・・ 動機などよく理解できませんが、相変わらず上手だなと思いました。☆☆☆+ |
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| 「天国はまだ遠く」瀬尾まいこ これで出版されている瀬尾の作品は全て読んだつもりです(長編)。その中でも一番おもしろくなかったような気がする。☆ |
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| 「レイクサイド」東野圭吾 確か(薬師丸ひろこが出演していた記憶がある)映画化されている東野作品。薄くて読みやすい。結末は「うまい」と感じましたね。気になったのは主人公が殺人の理由の一つの可能性をあげましたが、それまでの親子関係に関する説明や雰囲気では若干無理があるかなーと感じました。また殺された女性も「脅迫」するような女性として描かれていない(と思う)ので、ちょっとずるいと。☆☆ |
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| 「怪盗ニック登場」エドワード・D・ホック 以前から読みたいと思っていた短編集。読みやすいのですが、短編はイマイチ盛り上がりに欠けますね。☆+ |
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| 6 | 「9杯目には早すぎる」蒼井上鷹 デビュー作品。日本推理作家協会賞、小説推理新人賞などを受賞された方のようです。一つ一つに特徴があり、なかなか読ませます。次回作も期待。☆☆☆ |
| 「強運の持ち主」瀬尾まいこ 占い師ルイーズが主人公の連作集。帯に「読んだら元気が出る」と記載していますが、元気は特に出てきませんが、「ほのぼの」する作品集です。☆☆☆ |
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| 「HOOT(ホー)」カール・ハイアセン ヤングアダルト向けの作品です。ですが大人でも十分楽しめます。☆☆ |
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| 「水の迷宮」石持浅海 石持の2連発です。水族館という狭い室内での犯罪ものです。この作家はほんとうに狭い空間が好きなようです。水族館への「害のない」脅迫と殺人事件については、全く違う犯人というのは予想できましたし、脅迫犯もすぐにわかりました。まあ、それでも読ませます。扉〜月の〜と比べるとあまり話題にならなかったというのがわかります。☆☆ |
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| 「月の扉」石持浅海 「扉は〜」が気に入ったので、他の作品も読んでみることに。単なるハイジャック事件が密室事件になり・・・・一見ありえなさそうな感じですが、設定に無理がない(と感じる)ので、すんなり入れますし、全く関係のない人がナゾを解き明かすところもよいです。主人公のハイジャック犯と探偵役(たんなる乗客の一人)のやりとりも◎。最後の結末についても、ひねっており◎。2冊で「お気に入り」作家になってしまいました。現在「水の迷宮」を読む予定。☆☆☆☆ |
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| 「ロックンロール・ウイドー」カール・ハイアセン 約1年半ぶりのハイアセンです。ハイアセンと言えば「人前では読まないほうが良い」と個人的に思っている作家でして、理由は「笑ってしまう」からです(「本を読んでいていきなり大笑い」というのは「何、この人?」と思われそうで)。今回も期待しましたが、全く笑えずに読み終わってしまいました(冷凍された「トム大佐」でガツーンのシーンが唯一笑える部分か?)。普通のミステリという感想でした(普通のミステリという意味ではそれなりに良かったのですが)。ハイアセンにはこのようなお話は望んでいません!!☆+ |
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| 「εに誓って」森博嗣 森の最新作品です。このシリーズはθ、τなどギリシャ文字が題名になっていますが、正直「森作品」だから読んでいるだけで、おもしろくありません。この作品も森の作品でなかったら読まないと思うような内容。トリックも最後まで読まなくてもわかってしまう。わかっても問題ない作品もありますが、この内容では厳しい。同じようなノベルズで新作を最近2冊読みましたが、伊坂の「陽気な〜」と比較するとあまりにギャップが大きい。森の作品もそろそろ考えどきかもしれない。☆ |
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| 5 | 「余寒の雪」宇江佐真理 実家にあったので(父が読んだ)もらってきて読みましたが、以前読んだことのある本でした。ですがそれでも十分楽しく?読めます。最後の「余寒の雪」なんか、もう涙腺が緩んできそうな作品です。☆☆ |
| 「扉は閉ざされたまま」石持浅海 昨年のこのミス第2位になった作品(これで4位まで全て読んだことになります。参考にしています。)。初めて読む作家でした。いやー、さすが2位になる作品です。うまいし、おもしろい。この作家の他の作品も読んでみたいと思いました。気になったのは「動機です。こんなんで殺人を犯すのか・・・(まあ、世の中の事件を見ていれば動機なんて・・・)」「犯人と女性の関係?がイマイチ理解できなかった」☆☆☆☆ |
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| 「陽気なギャングの日常と襲撃」伊坂幸太郎 伊坂の最新作です。伊坂作品では初めての続編です。とは言うものの(前作は)大分前に読んでいるので全く記憶にない状態でしたが、十分楽しめました。できれば連続で読みたかったくらいです。☆☆☆☆ |
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| 「町長選挙」奥田英朗 精神科医「伊良部」シリーズの第3弾です。ワンパターンですが、読ませます。☆☆ |
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| 「週末のフール」伊坂幸太郎 伊坂の新作です。「数年後に地球に隕石が激突し、世界は滅びる」という前提、仙台市にあるヒルズタウンを舞台にした人間模様。というような感じです。連作集ですが、いろんな人が複数の作品にクロスにて登場します。まあ、いろいろありますが、「人間は一生懸命生きなくちゃだめだー」という感想です。やっぱこの作家ははずせません。そういえば「陽気なギャングが〜」の続編が出版されていました。絶対に読まねば。☆☆☆ |
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| 「ビー・クール」エルモア・レナード 超お久しぶりのレナード作品です。映画化(ジョン・トラボルタ主演)されたので翻訳されたのでしょうか、ファンとしては寂しい(映画化されなければ・・・)。内容ですが、あらすじを書くと面白くもない内容になってしまうかなと思います(特にロシア人とラッパーの衝突は「これで終わり?」と思ってしまうくらいあっけない)。まあ、レナードの作品は内容なんてどうでも良いくらい、キャラクターが抜群です。今回はラジとエリオットが◎。いつも悪役が良い。レナードファンだけでなく読まれて欲しいと思う作家なのですが・・・ この本は75歳の作品、今年で81歳、もう少しがんばって欲しい(末永く)。☆☆☆☆ |
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| 「あなたと、どこかへ」吉田修一、角田光代ほか 日産のHPに書き下ろされた「8つの愛の情景」というシリーズらしいです。いろんな意味で「愛している人とどこかへ行こう」という感じの内容でした。薄い本で1時間程度で読破。まあ、さくさく読めます。 石田の作品はテーマが「旅行に持っていく本」、本好きになら誰でも多少は悩む(深刻ではなく)ことがあるのではないでしょうか?私も1泊以上の場合は、必ず複数冊持って行きます。GW秋田市に1泊(息子と)しましたが、このときはこの本とレナードの「ビー・クール」、全くタイプが違う作品で良い選択だったと思います。☆+ |
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| 「試験に出ない密室」高田崇史 2冊セットで購入した高田作品、前に読んだ「試験に出ないパズル」同様、全く面白くなかった。高田作品は今後読まないと思う。☆ |
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| 「ウォータースライドをのぼれ」ドン・ウィンズロウ 「ニール・ケアリー」シリーズ第4作目です。今回の内容よりも実質このシリーズがこの作品で終わると言うことが非常に残念です。まあ、新しい作品に期待するしかないですけどね。 この作品は解説にもありますが「喜劇」っぽい内容です。ファンとしては若干物足りませんが、二転三転する中で、お互いが策を繰り出すあたりが、たまりません。☆☆☆+ |
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| 4 | 「40翼ふたたび」石田衣良 最新作です。設定が40歳くらいのおじさん連中が主人公です。同年代ですので興味深く読みました。で、おもしろかったのですが、なんだかんだいって「格好良過ぎるおじさん達のお話」です。こんなおじさんばっかりじゃない。もっと普通のおじさんの苦しみとか喜びを描いてほしかったような気もしますが、そんなだったら読まないかもしれない。☆☆ |
| 「チーム・バチスタの栄光」海道尊 2006年このミス大賞受賞作。このミス大賞を受賞した作家はパッとしないので(朝倉卓弥以外)どうかなと思っていましたが、なかなか評判が良く、本屋でもよく見かけるので図書館で借りてみました。帯に「伊良部(奥田英朗の空中ブランコなど)以上の変人キャラ」と。主人公の田口医師は神経科の医師という面では共通しているものの、キャラ的には全く違う・・・・と思っていましたが、途中で納得。「白鳥」のキャラは秀逸。まだ書き慣れていないという印象もありますが、おもろい!!☆☆☆☆ |
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「容疑者Xの献身」東野圭吾 久しぶりの東野作品、評判になった作品しか読みません。確か「このミス」で上位に入った作品だったと思います。最後はありきたりのエンディングですが、布石はなかなか。また、メイントリックは予想もしていなかったものです、小説とはいえ、びっくり。☆☆☆ |
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「幸福な食卓」瀬尾まいこ 一風変わった家族を描いた長編(連作集?)でした。特にコメントなし。☆☆ |
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「愛がいない部屋」石田衣良 最初「愛がない部屋」の間違い?なんて思ってしまいましたが、あくまで「いない」なんですね。納得したような、しないような・・・妙に「ハッピーエンド」にならない小説もよいものだなと思わせる作品でした。☆+ |
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「優しい音楽」瀬尾まいこ なんか最近気に入っている作家です。「優しい音楽」も「タイムラグ」も良い!!優しい〜は普通は「似ている」ということで、仲が・・・となるような気がしますが、ますます仲が深まっていく・・・・小説ですが、すごい!!優しい気分になります!!多分、この作家は(図書館にあれば)全て読むだろうなと思います。☆☆☆ |
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「試験に出ないパズル」高田崇史 書店で目に付く「QED」シリーズ作者のパズルシリーズ?です。QEDは大分売れているので以前図書館から借りて読みましたが、歴史推理ものということで途中で断念。ですが、気になる作家なので別シリーズを読んで見ました。パズルとして読めばおもしろいのかもしれませんが、小説としては・・・もう1冊購入済みなので一応読むとは思いますが、その他の作品も購入しようとは(現時点では)思えません。☆ |
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「ガール」奥田英朗 奥田の最新作。やっぱ、うまいです。30歳代になった女性ばかりが主人公。私は男性ですが40歳代になり、なんとなくわかるような・・・☆☆☆ |
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「卵の緒」瀬尾まいこ この作家は2冊目ですが、良いです。派手さは全くありませんが。☆☆ |
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| 3 |
「県庁の星」桂望実 「映画化される」「私は県庁職員」ということで読んでみました。途中で(読むのを)やめようかと思いましたがなんとか最後まで読みました。正直「おもしろくない」。いまどきこんなスーパーが存在しないでしょう。倒産しちゃいます。また公務員に対してこのようなイメージが強いのでしょうか?前半は不快感さえ感じました。多分この作家の作品は読まないと思います。☆ |
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「闇の歯車」藤沢周平 時代劇3連発です(すべて実家の父からもらってきました) 藤沢の作品は、多分「三屋清左衛門残日録」以来2冊目ではないでしょうか?三屋〜はNHKのドラマが良かったので読みました。 でこの作品です。同じ時代劇でも宇江佐作品とは全く違います。ちょっと暗い作品です。藤沢周平については、もう少し読んでから評価したいと思っています。☆+ |
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「深川恋物語」宇江佐真理 宇江佐の連荘です。読んでいたら「あれれ??」デジャブ?・・・以前読んだ作品でした。記憶が弱くなってきている証拠でしょうか?実家の父からいただいた本です。肝心の内容ですが、この作家の作品はどの作品も安心して読めます。しみじみしたり、ほろ苦かったり、上手です。☆☆+ |
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「銀の雨 堪忍旦那 為後勘八郎」宇江佐真理 久しぶりの宇江佐作品です。実家の父からもらってきました。どの短編を読んでも人の温かさが伝わってくるような連作集ではないかな?☆☆ |
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「いつかパラソルの下で」森絵都 森の作品としては2冊目です。帯には「主人公の父が死亡、その後不倫していたことがわかり、母や兄弟が・・・」。これだけだと「なんだ、よくある(小説やTVでは)話じゃないか」。私も実際そう思っていました。良い意味で裏切られます。☆☆ |
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「人生ベストテン」角田光代 これまた初めて読む作家です。以前TV「情熱大陸」で取り上げられたような記憶があります。この方がほぼ同年代(私より2歳年下)ということで主人公は同年代のちょっと疲れた女性がほとんどです。なんか共感できる部分が多かったりして・・・☆☆ |
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「永遠の出口」森絵都 多分はじめて読む作家だと思います(短編含む)。本屋さんで確か「本の雑誌が選ぶ・・・」の何位かにこの作家の作品が選ばれていたので図書館から借りて試してみたという感じです。で印象ですが、適度な厚さで内容もあまり重くないので、読みやすい。その他の感想は・・・まずまずかなという曖昧は感想です。☆☆これも適当 |
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「図書館の神様」瀬尾まいこ TeenAgeで結構おもしろかったので読んでみました。ラストを「ビッグフレック」というスーパーの食事をしたりするスペースで女子高校生に囲まれて読んでいました。最後の手紙にううっ、ぼろぼろ涙が出てきてしまいまして、困ってしまいました。☆☆ |
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| 2 |
「殺戮の月/悪党パーカー」リチャード・スターク 多分、手軽な値段で手に入る(新作除く)スタークの本はこれで最後だと思います。まだ3冊ほど未読ですが、オークションでは1冊5000円もするので、一生読めないかもしれません。そう言えばロス・トーマスの未読本は1冊1万近くもします。スタークよりもロス・トーマスの本は手に入れたいとは思っていますが。 でこの本です。パーカーものでは結構厚い本でしたが、気にならずにサクサク読めました。最後からかもしれないですが☆☆☆☆ |
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「東京DOLL」石田衣良 本の印象というよりも主人公の男性は「金持ち」「二人の女性に好かれる」 ということで「うらやましい!!」本の内容は、なんか出来すぎという印象が否めない☆ |
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「弘海」市川拓司 「今、会いにゆきます」の作者2005年の作品。最初は夫婦の息子「弘海」が病気で死亡するんだろうな・・・と予想していましたが、見事に裏切られました。前半はあまりおもしろくなかったのですが、後半から徐々によくなっていくような。 書店で見たときは、なぜか「空海」と題名を認識してしまい、お坊さんのお話?と思ってしまった記憶があります。☆+ |
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「クローズド・ノート」雫井脩介 お気に入りの作家の新作です。マンションの前住人が残していったノートを読んでみると・・・というような内容です(説明になっていないか)。雄物川のトラスト(スーパー)駐車場で最後読み終わりましたが、涙涙涙・・・うーん、たまりません。最後の個展のシーンは特に。この作家は今までは、ミステリ寄りの作品がほとんどでしたが、このような作品も歓迎です。文句なく満点!!☆☆☆☆☆ |
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「てのひらの迷路」石田衣良 石田のショートショートです。さくさく読めます。この人の懐は広そうだなと感じました。☆☆ |
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「レタス・フライ」森博嗣 森の短編集。短編よりも長編が良い。でも最近のGシリーズはイマイチです。うーん、この本の感想になっていない。まあ、森ワールドですね。☆ |
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「愚か者死すべし」原りょう 「さらば長き眠り」から約10年、相変わらず書くのが遅い作家です。バリバリのハードボイルドもの、最近はこの手の作品はあまり手にとっていません。話の核となる事件そのものは、あまりおもしろくなかったのですが、本としてはなかなか良かったと思います。☆☆☆ |
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| 1 |
「電子の星 池袋ウエストゲートパークW」石田衣良 IWGPの4作目です。現在何作が出ているのかわかりませんが当分読みたいと思っています。「東口ラーメンライン」は煮干系のあっさりラーメン、最後の「電子の星」はこてこてラーメンという感じでした。☆☆ |
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「Teen Age」瀬尾まいこ ほか 10台が主人公の短編集。中でも「狐フェスティバル」瀬尾まいこ の読後感が一番良かった。☆+ |
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「川の深さは」福井晴敏 結構前の作品です。湯沢の図書館で借りようとしましたが、あることにななっているのですが、現物がない・・・盗まれた??ブックオフで500円だったので購入。なかなかおもしろいがいろんな機関について知識がないとなかなか理解できないのが難点か?小説としてはおもしろいのだけど。☆☆ |
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「密室殺人大百科(下)」二階堂黎人 ほか 密室殺人をテーマにした中篇集。たまにこんな本も良いかなと思って図書館から借りたのですが・・・小説としてはあまりおもしろくない。昔はよく読んでいたのですが。☆ |
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「波の上の魔術師」石田衣良 株で大商いをするお話です。私は株をやっているのでわかりますが、取引したことのない人にとって高く売って安く買い戻す信用取引がわかるかな?と思ってしまいました。☆☆ |
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「砂漠」伊坂幸太郎 伊坂の最新作、帯に記載されていますが「ファン待望、著者1年半ぶりの書き下ろし」私も待ちわびていました。 大学生5人(+1人)の青春小説でしょうか?伊坂の他の作品同様、誰が主人公になっても成り立つように一人一人のキャラ設定が誠に良いです。特に西嶋、読んでいる途中で何度も笑ってしまいました。 幹事役の莞爾、ラモーンズ好きのおばさん、東堂の母親、古賀氏なども濃ーいキャラクターでした。 文句なく☆☆☆☆☆ |
| 月 | 題名 |
| 12 |
「七月の暗殺者(上下)」ゴードン・スティーヴンズ 書店で”「カーラのゲーム」の感動再び!”という帯を見て即購入してしまいました。上下で1800円。カーラのゲームがどんな内容だったかは覚えていませんが、傑作だったという記憶がありまして。期待にそぐわない内容です。お奨め!! 内容は、IRAスナイパーの皇太子妃誘拐をMI5の捜査官が阻止するという感じです。1年の締めくくりにふさわしい本を読めて幸せでした。☆☆☆☆+ |
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「四日間の奇跡」朝倉卓弥 記念すべき「第1回このミス大賞」受賞作(結構前ですね)。あまり期待していなかったのですが、久しぶりに泣ける小説でした。勤務先近くのスーパー「ビッグフレック」にて空手前の夕食をとりながら最後を読みましたが、近くに人がいなくて良かったです(泣けました)。でも、結構予想がつくというか、これからの作家という感じがしますね。☆☆ |
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「スローグドバイ」石田衣良 あとがきを見るとはじめての恋愛小説とのこと。短編集。全部「ほんわか」する感じで読んでいてシアワセな気分になります。IWGPものよりも、好感が持てます。☆☆☆+ |
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「娼年」石田衣良 男娼が主人公。うらやましい。湯沢市の図書館には置かれていなかった。湯沢の図書館は、題材で選ぶ傾向にあるかなと思います。確かにHなシーンは多いけど、それだけではないと思うけど・・・薄くて読みやすい!☆☆ |
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「ALONE TOGETHER」本多孝好 連続で本多作品。「魔王」の主人公とちょっと設定が似ている感じがしました。この作家をこれからも読むかは保留。☆ |
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「MISSING」本多孝好 I LOVE YOUで初めて読んだ作者です。ちょっとおもしろかったので購入しました。☆☆ |
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「魔王」伊坂幸太郎 伊坂の最新作、見逃すはずがありません。兄弟、彼女の3人の会話が「伊坂」作品って感じがします。それは良いのですが、なんかよくわからなり作品だったような印象です。おもしろいようで、おもしろくない?一言では評価できないような・・・☆☆ |
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| 11 |
「サウスポーキラー」水原秀策 第3回このミステリーがすごい大賞に輝いた作品(マイナーだな)。選考委員評を見ると「ディックフランシス」と評されていますが、確かに感じが似ています。ですが、左投手の命「左腕」を痛めつけられるシーンなどを比較すると、フランシスの足元にも及ばないっていう感じがします(フランシスの「利腕」だったと思いますが、片手がない主人公に残っている片手をネチネチ痛めつけるシーンは迫力満点。読者まで「痛そう」)。悪役に「ネチネチ」感がないし、迫力もない。犯人も中盤でわかりますが(わかったから悪いというのではなく)、そこらへんからの追い込み?がないというか。犯人の動機も・・・まあ、結構楽しめますが、次回作も読むかと問われれば???☆ |
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「高く孤独な道を行け」ドン・ウィンズロウ 再読。少年ニールのシリーズ3作目。再読ですが、新鮮でおもしろい。3日くらいで読破(450P)。おもしろいと厚くても全く影響ないです。このシリーズの翻訳はこの作品以降、止まっていますが、是非翻訳して欲しい!!☆☆☆☆ |
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「遁げろ家康(上下)」池宮彰一郎 久しぶりの歴史モノです。歴史で唯一好きな時代は戦国時代です(「信長の野望」のやりすぎ?)。上下でしたが、サクサクッと読めました。☆☆ |
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「暗く聖なる夜(上下)」マイクル・コナリー ボッシュシリーズ最新作。警察を退職し、私立探偵の免許を取得したという設定です。やっぱりコナリーはおもしろい!☆☆☆ |
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「骨音 池袋ウエストゲートパークV」石田衣良 だんだんワンパターン気味かなとも感じますが、楽しく読めます。☆☆ |
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「ララピポ」奥田英朗 奥田の最新作です。私は本を読むときカバーをはずして読みます。今回は・・・カバーをはずして持ち歩きはとてもできません。勘弁して欲しいカバーのベスト1かも?内容は、おもろい。お奨めします。最初の天井に近づいて「がんばる」ところを想像して笑ってしまいました。☆☆☆ |
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| 10 |
「少年計数機 池袋ウェストゲートパークU」石田衣良 WGPシリーズ第2弾。いつもながらおもしろい。☆☆☆ |
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「名無しのヒル」シュェイマス・スミス 「Mr.クイン」「わが名はレッド」の作者の新作で脱獄物となれば、読まずにはいられないところでなんですが・・・・期待はずれというか、ジャンルが全く違う?自叙伝?確かに脱獄は試みるが脱獄がメインかというと・・・読んだ時間がもったいないくらい、おもしろくない。☆ |
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「炎に消えた名画」チャールズ・ウィルフォード 「あぶない部長刑事」等の作者の作品。好きな作家だったので、なんとか最後まで読みきったという感じ。知らない作者のものだったら、絶対に途中でやめています。美術に関する知識がない人にとっては、最後まで読みきるのは厳しいと思うが??☆ |
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「FINE DAYS」本多孝好 全作ラブストーリーです。「I LOVE YOU」を読んでからラブストーリー物も良いなと思い始めまして、図書館で探してみました。4つの作品がありますが、あまり同じようなお話にならないように工夫?していると思いました。まずまず?☆☆ |
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「世界の中心で愛を叫ぶ」片山恭一 最近映画を見たので原作も読んでみました。帯を見ると皆さん超泣けたようですが、超涙もろい私は一滴も涙が出ませんでした。映画を見たからでしょうか?正直に言えば原作よりも映画の脚本のほうが良く出来ていると思いました。☆+ |
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「約束」石田衣良 約束をテーマにした短編集。「天使のベル」が一番良かったです。涙ボロボロ。全編ともおもしろかったのですが、「出来すぎ君」(あまりに良く出来たお話で・・・)という感が否めない。でも、読んでいて気持ちが「やさしくなる」ような気がした1冊でした。☆☆+ |
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「東京物語」奥田英朗 奥田作品は安心して?読めます。年代的にも近いということもあるかもしれません。あと音楽の趣味も。☆☆ |
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「サウスバウンド」奥田英朗 分厚い本ですがサクサクと読めました。おもしろい!!こんな家族いる?と思うものの、すごく魅力的。☆☆☆☆☆ |
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「孤宿の人(上下)」宮部みゆき 宮部の最新作。ミステリ色が全く感じられない時代もの。最近ぱっとしなかった(というのは私の中だけで売れまくっている宮部みゆき)と思うのですが、この作品は良い。「ほう」と「加賀殿」の関係が良いし、普通の人だけど魅力的な人物が多かったと思う。最後は「グランマート」のおやすみコーナーで読んだが、涙が出てきて困った。☆☆☆+ |
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「赤黒」石田衣良 ウェストゲートパーク外伝、やくざのサルが登場。終盤まではなかなかおもしろかったがラストが「そんなんで博打に勝てるの?」うーん、出来すぎ君。☆+ |
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「τ(タウ)になるまで待って」森博嗣 森の新作、新シリーズ第3弾。前作の感想に「次回も必ず読むだろうな」という予想通り読んでしまいましたが、前作同様なんか物足りない。密室は「鉄格子を切断して」なんて有り?溶接して塗装すれば本当にわからないものなのでしょうか?(建築は専門だから本当なんでしょうが)今回は「なぜ?」という部分が全くないし。題名も全くわからん(題名の意味については森作品共通しているといえばそうなんですが)。次回作は考えよう。☆ |
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「邪魔」奥田英朗 今まで読んだ奥田作品とは全く違う作品。この作家ってこんな作品も書けるんだと感心。厚い作品(文庫だと上下)でしたが、どどどっと読めました。☆☆☆☆ |
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「マドンナ」奥田英朗 邪魔とは全く違う作品。邪魔とは違って気持ちよく(邪魔がおもしろくないという意味ではなく)読めました。☆☆ |
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「弱気な死人」ウェストレイク 新作。こんなんで簡単に(他人に)なりきることができるの?ということで入りきれない感じがしました。ウェストレイクも、もう終わり?☆ |
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「I LOVE YOU」伊坂幸太郎他 伊坂幸太郎、石田衣良、市川拓司、中田永一、中村航、本多孝好の作品集。どの作品も良かった。個人的には石田の「魔法のボタン」が良かった。もっと読みたい!!☆☆☆☆ |
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| 8 |
「空中ブランコ」奥田英朗 伊良部もの。コメントは特にないが、このシリーズは楽しみ☆☆+ |
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「4TEEN」石田衣良 子供の切なさが・・・☆☆ |
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「震度0」横山英夫 この小説を読むと「警察って本当にこんなところなの?」と思ってしまうくらいドロドロ、生々しい感じがします。結末はなんとなくわかりましたが、過程がすごすぎ。☆☆☆☆+ |
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「もしも私が、そこにいるならば」片山恭一 書店でよく目にする作家ということで読んでみる。おもしろくない訳ではないがイマイチか?微妙☆ |
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「ニッポン硬貨の謎」北村薫 北村薫の新作ということで期待して読んだのですが・・・誰にも薦めません。☆ |
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| 7 |
「うつくしい子ども」石田衣良 あまり気持ちの良い内容ではないが、主人公のたくましさが○ ☆☆ |
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「LAST」石田衣良 短編集。題材は良いと思うが、なんとなくのれない?☆ |
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「死神の精度」伊坂幸太郎 昨年8月に読んだグラスホッパー以来の伊坂作品。個人的には長編作家だと思うが、短編もまた良い。長編新作を早く読みたい。☆☆☆ |
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「GO」金城一紀 以前から読みたいと思っていた作品。よくある高校生の恋愛小説で、在日朝鮮人ということである程度ラストが予想できたが、おもしろかった。別の作品も読んでみたい。特に気に入ったシーンは「桜井はいつも、僕の六つに割れた腹筋の四角のひとつひとつにキスをした。それが愛撫の終わりの合図だった」たまりません。割れてみたい!!☆☆☆☆ |
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「レモンは嘘をつかない」リチャード・スターク 特にコメントなし。☆ |
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「1ポンドの悲しみ」石田衣良 ”ささやかで切ない恋の瞬間10シーン”と帯にあるように恋の短編集。あまりヒネリがないのが物足りなかったような気もするが、読んでいて楽しい作品ばかりだった。☆☆+ |
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「ダウン・ツ・ヘブン」森博嗣 スカイクロラ等の続編。最初に読んだ人は理解できるのか?なんかよくわからないが読んでしまう。☆ |
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「反自殺クラブ」石田衣良 WGPの5作目。2〜4はまだ未読。早く読みたい。☆☆ |
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| 6 |
「池袋ウエストゲートパーク」石田衣良 初めての石田作品。このシリーズも前から気になっていまして。帯の解説にもあったように「エッジ」が効いているような感じ。このシリーズは今後も読みたいと思う。☆☆☆+ |
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「弥勒の掌」我孫子武丸 我孫子作品を読むのはいつ以来か?久しぶりに読んだが正直期待はずれ・・・いまどき新興宗教の犯罪(厳密は違いますが)新鮮味がない(同じようなテーマ-結構違いますが「虚貌」を読んだばかりでもあるし)☆ |
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「6ステイン」福井晴敏 福井の初の短編集。福井作品は長編だとあまりに長くてサラリーマンにとってはつらい本ばかり。これは短編集で、しかもおもろい。分厚い長編もよいのですが、このような作品集もたまに書いて欲しいと。☆☆☆☆ |
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「θは遊んでくれたよ」森博嗣 森の最新作。Φ、θと続くこのシリーズ、前2シリーズと比べると内容もキャラも落ちる。期待はずれ(前作でも同じようなコメントしている私)。でも次回作も必ず読むだろうな。☆(期待度が高いという意味もある) |
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「誰が為に爆弾は鳴る」トニー・ケンリック ケンリックにしては、比較的まじめな作品。☆☆ |
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「ルパンの消息」横山秀夫 横山のデビュー作(本当のデビュー作)。さすがに読ませます。最後の犯人はどうかな??☆☆☆+ |
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| 5 |
「ケアリ家の黒い遺産(上下)」リチャード・ノース・パタースン パタースン3作目。サスペンス色が強い作品。最後まで黒幕の理由がよくわからなかった。お金だけでここまでやるか?早く新作を読みたい。☆☆ |
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「栄光一途」雫井脩介 「犯人に告ぐ」でブレイクした感のある雫井の新潮ミステリー大賞?の受賞作兼デビュー作(多分)。選考委員の選にもあるとおり、イマイチ。でも考えようによっては徐々に進化しているとも考えられるかな?☆☆ |
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「虚貌」雫井脩介 2冊連続で雫井の作品。最初はどんな展開になるのかなーと若干心配しましたが、なかなかおもしろかった。栄光と比べるとはるかに良いです。☆☆☆+ |
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「灰色の北壁」真保裕一 この作家の作品(小説)は全て読んでいるが、そろそろ潮時かな??それなりに読ませるけど、次回作も読みたいという気分にならない・・・☆☆ |
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「慟哭」貫井徳郎 初めての貫井作品。この作品は以前から気になっていたものです。なかなか良かった。最後のどんでん返しは「えっ」☆☆☆ |
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| 4 |
「日暮し(上下)」宮部みゆき 宮部の時代劇もの。続編ということで入りやすかった。時代劇ものだけど本格ものでもあるような感じ。宮部作品は安心して読める。☆☆ |
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「真夜中のマーチ」高野英朗 ドタバタ系のコンゲーム?飽きずに読める。行間がすかすかで2日程度で読破(時間があれば半日で読めると思う)。☆☆+ |
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「ラスト・ドリーム」志水辰夫 前回の男坂に続き、はずれ・・・当分志水作品には手を出さないだろうと思ったくらい。帯についていた「そそるような」表現は何?☆ |
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「いま、会いにゆきます」市川拓司 映画を見て良かったので原作本も読んでみることに。最後の手紙は2回読んでしまいました。うるうるしてしまう・・・行間がすかすか(内容がないという意味ではない)で簡単に読破。☆☆☆ |
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「犯人に告ぐ」雫井脩介 昨年の「このミス」で上位に入った作品。結構なボリュームの本でしたが、3日程度で読破(私にしては速いほう)。途中まで犯人の目処が全くたたず、最後駆け足で解決した感が否めませんが、それまでの過程でぐいぐい引き込まれました。最後の病室でのシーンも◎(ローレンス・ブロックの傑作「八百万の死にざま」のラストを思い出してしまいました)。次作も期待☆☆☆☆☆ |
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「俳優強盗と悩める処女」リチャード・スターク 題名は際どいのですが、内容はいたって普通です。コメントは特にありません。☆ |
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「サイレント・スクリーン(上下)」リチャード・ノース・パタースン 大好きなパタースンの作品。この次の作品が「罪の段階」(傑作)という雰囲気が感じられました。☆☆☆+ |
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「火の粉」雫井脩介 福井晴敏の戦場のローレライを上巻の半分くらいまで読みましたがリタイヤ(もう少し薄くして欲しい)。残念。気分を変えて最近話題の雫井の作品。おもしろかったのですが、あまり自分の好みではない?(ネチネチ?犯罪小説?)☆☆☆ |
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「赦されざる罪」フェイ・ケラーマン 大好きなケラーマン(この作家は夫婦で作家です。奥さんのほうです)の最新作(とは言っても2年位前に出版された本です)。650ページの大作、期待して読みました。最後、肩透かしをくらったような印象。デッカー、リナ夫婦、家族の関係など好きな人にとってはおもしろいのですが、肝心の事件の最後が残念でした。期待していただけに☆☆。でも解説にもあったように、この作家の作品は事件がなくても成り立つ?ような気もする。今回の結果は関係なく、躊躇せずに次回作も購入します。 |
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| 2 |
「亡国のイージス」福井晴敏 数年前のこのミス1位作品。読みたかったがあまりの厚さに敬遠してしまってました。現在映画化などで盛り上がっているのでこの機会にと。 結論ですが、もっと早く読めばよかったと思う作品。さすがこのミス1位。お薦めだー。でももう少し薄くして欲しい。手が疲れる・・・・・☆☆☆☆☆ |
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「依頼人は死んだ」若竹七海 短編で読みやすかったが特に感想はなし。☆ |
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「硝子のハンマー」貴志祐介 初めて読む作家。このミスで上位に入っていて好きな密室ものだったので図書館から借りました。密室のトリックは、ミステリ作家が書けば??かもしれません。凶器も実際にできるのかなという疑問もありますが、全体的には楽しむ読むことができました。☆☆☆ |
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「殺人はお好き?」ドナルド・E・ウェストレイク パロディ探偵小説となっていますが、ドートマンダー系と「斧」系が合体したような感じでした。絶版ですので早くオークションで売ろうと思って読みましたが、正直苦しかった。ウェストレイクは、そろそろ卒業かな?(って、大体読んでいますが) ちょっと厳しく☆ |
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「生首に聞いてみろ」法月綸太郎 昨年のこのミス第1位。久しぶりの法月作品。1位という期待で読むとイマイチかもしれませんが、十分に楽しめました。☆☆☆+ |
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「刑事くずれ 牡羊座の凶運」タッカー・コウ 最近ウェストレイクの作品を読むのがつらくなってきたような・・・・☆ |
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「手紙」東野圭吾 人気作家の比較的新しい作品。ミステリではないと思うが、ほのぼのとなる。実際このようなシチュエーションになったら自分だったらどうするだろうなと思ってしまう。☆☆+ |
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未読「暗黒館の殺人 上下」綾辻行人 大分お待たせだった人気「館」シリーズ最新作ということで期待して読んだが、とにかく長い。前半150ページくらい読んだが小説としてのおもしろさは全く感じられず。がっかり。ご本人はがんばって書いたのでしょうが・・・・ですが売れています。 |
| 月 | 題名等 |
| 12 |
「最後の審判」リチャード・ノース・パタースン 後期3部作の最後の作品。オークションで購入しましたが(1円)、出品者の方曰く「パタースンのベスト」。確かに私もそう思いました。犯人は比較的わかりやすいし、公判もそんなに盛り上がるわけではない。ということで、何が良かったのでしょうか?大好きなパタースンのベストですのでもちろん文句なく☆☆☆☆☆ |
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「三人のイカれる男」トニー・ケンリック バカバカしさ、後味の良さは流石ケンリック。大分笑わせていただきました!!☆☆☆+ |
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「男坂」志水辰夫 短編集。全て中高年男性が主人公。私も来年40歳台突入するからか、しみじみ・・・・さくさくと2日で読了。☆☆(志水作品「いまひとたびの」などと比べるとこのような評価になってしまいました) |
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「イン・ザ・プール」奥田英朗 なんとなく読みやすそうだったので手にとりました。最後まで楽しく読めました。この作家の作品を全て読もうというレベルではありませんが、図書館で見つけたら手にとると思います。 人前で読むのは(いきなり笑ってしまうので)やめたほうが良い本 ☆☆+ |
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「終着駅」白川道 天国への階段以来の白川作品。正直「うーーん・・・」 職業→ヤクザですが、「会長、時期会長、幹部の大方から全幅の信頼を得ている(当然部下からも)」「外からは懐刀や死神などと言われ」「自分の所属する組が起こした事件で女性の両親を殺してしまっているのに自分の子供のような年代のきれいな(堅気の)女性から愛されている」「同じ組関係者が故意におこした事件で妻と娘を殺害された弁護士(しかも弁護士の姉さんは主人公が起こしたバイク事故で死んでいる)とも途中からは超仲良くなる」「お金には不自由しない(堅気になるための資金なんと9000万)」「(普通は簡単に堅気にはなれないようだが)簡単に堅気にさせてもらう」「(夜)腹を撃たれてからホテルへ。(翌朝)キップのキャンセル待ちするため駅へ何度も往復」「その足で北海道まで行ってしまう」「口から血を吐きながら好きな女性へ(今まで言えなかった)愛している」など。スーパーマンすぎる小説。あまりに・・・・・という印象。残念。期待していただけに★★− |
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| 11 |
「キマイラの新しい城」殊能将之 殊能ならではの作品かな。現代の殺人も過去の殺人もトリック等はたいしたことなかったのですが、設定がうまい。最後まで楽しく読めました、○ |
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「PLAY」山口雅也 山口雅也らしい作品?後味がすっきりしないというか(悪い意味ではなく)。 |
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「ゲームの名は誘拐」東野圭吾 ☆☆ 映画化された原作。誘拐者の立場からの視点だけというちょっと変わったお話でした。最後は「おおっ」と少々驚かさせてくれましたが全体的にはイマイチかな?この手のお話は警察の尋問を甘く見ているのではないかなと思ってしまいます(私は尋問受けたことがないのですが) |
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「七人の迷える騎士」関田涙 ☆☆−(1.5くらい) デビュー作はメフィスト賞受賞作品(購入して読んだ)。図書館で2作目のこの作品を見つけたので借りましたが、長いわりに内容が薄いような感じが・・・3作目は既に発売されているはずですが多分読まないでしょう。時間つぶしには丁度良いかもしれませんが。 |
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「そして警官は奔る」日明恩(たちもりめぐみ)☆☆☆☆ 前作がメフィスト賞受賞作。今回はシリーズ第2弾。おなじみの?武本、潮崎が登場。犯人は途中からわかるし、犯罪が公文書偽造(初犯だったら執行猶予?)。後味があまりよくなかった。ただこの作家は登場人物の描写というか性格付け?がうまいと思う。出てくる人物、すべて灰汁が強いキャラばかり。厚い作品だったが結構さくさく読めた。次回作も期待。 |
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| 10 |
「13階段」高野和明 江戸川乱歩賞受賞作。以前から読んで見たいと思っていた作品。結構楽しめました。 |
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「ダーク・レディ(上下)」R・N・パタースン 最新作のようですが、どちらかというとサスペンスもの?弁護士や検事補が主だったので、法廷ものを期待したのですが。期待のパタースンにしてはイマイチ? |
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「真夜中の神話」真保裕一 愛と再生のスペクタクル巨編。真保作品は全て読んでいるつもりですが、最近は・・・・・今後は購入してまで読まないかもしれない。 少女を誘拐しようとする理由が理解できなかった・・・ |
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| 9 |
「ハバナの男たち(上下)」スティーヴン・ハンター 新作。アール・スワガーの悪徳や最も危険に比べると比較的おとなしめ。最後の戦闘シーンくらいか、激しいのは。でも新作が待ち遠しい。 |
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「さらば深川」宇江佐真理 髪結い伊三次捕物余話3作目。安心して読めます。 |
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「チェイシング・リリー」マイクル・コナリー ボッシュものではなく単発もの。最初は主人公の行動理由に「?」だったので、入りにくい感じがしましたが後半は流石はコナリーという感じでした。ボッシュもの新作を望む。 |
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「φは壊れたね」森博嗣 待望の新シリーズ。帯に「西之園萌絵ふたたび〜」だったのですが、別キャラが主人公のシリーズのようです。ただS&MやVシリーズと比べると主人公達(メインは3人かな?)の設定と言うかキャラがイマイチ。また事件も「なぜ?」という部分がほとんどわからないような気がした。次回作「θ〜」に期待。 |
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| 8 |
「ラスコの死角」リチャード・ノース・パタースン デビュー作。初めにこの作品を読んでいたら罪の段階等読むことがなかっただろうなと思った(罪〜や子供の眼などと比較すると路線が全く違う)。ロス・マクの後継者と言われたのもわかる。 |
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「アウトサイドマン」パタースン パタースン2作連続!感想は同上。初期の作品は、もろハードボイルド。 |
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「11枚のトランプ」泡坂妻夫 再読。大分古い作品だと思うが、あまり古さを感じない。 |
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「グラスホッパー」伊坂幸太郎 伊坂ワールドを堪能。もっと読みたい。文句なし |
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「フランクリンを盗め」フランク・フロスト オークションで他に欲しかった本とセットになっていたもの。思っていたよりも楽しく読めた。でも何事も簡単すぎるような気が。 |
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| 7 |
「シャッターアイランド」デニス・ルヘイン "衝撃の結末は袋とじの中に"というように袋とじがついていた。本格ものではよくあるが、この作家はどちらかというとハードボイルド系作家。これだけで図書館から借りたようなもの。 最初から暗号が出てきたりするが、なんか変!結末を読むと途中の違和感が解消されました。 |
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「チルドレン」伊坂幸太郎 伊坂の新作。とっても◎。笑えるシーンが多いので1人で読むことを薦めます。(新作読んでしまったばかりだが)早く新作を読みたい!! |
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「弁護人」S・マルティニ 久しぶりのマドリアニ弁護士シリーズ。別ジャンルの臨海テロが不評だったんだろうなと邪推したりして。まあ、ファンとしては戻ってきてくれてうれしい限り。 |
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「黒い国から来た女」リチャード・スターク 内容はともかく日本語題名がちょっと・・・黒人女性は確かに出てきますが。だからってこの題名はないと思うのですが。 |
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「ICO 霧の城」宮部みゆき 宮部作品でなければ読まないだろうファンタジーもの。途中で読むのをやめようかとも思ったくらいで他人には薦めません。これでも売れるんだろうな。 |
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「ナ・バ・テア」森博嗣 スカイ・クロラの続編。森作品(小説)は全て読むつもりだが、ノンシリーズではなく、春夏秋冬が終わったので早く新しいシリーズを望む。 |
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| 6 |
「子供の眼」リチャード・ノース・パタースン パタースン連続で読みました。前半はくどいような感じがしましたが後半はジェットコースター 他の作品も読まなくては! |
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「標的はイーグル」リチャード・スターク 悪党パーカーもの。あまり魅力を感じなくなってきたパーカーシリーズ |
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「生への帰還」ジョージ・P・ペレケーノス ワシントンサーガ完結編。もったいなくて読まずに保管していた作品。新作を読みたい。 |
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「女検事補サム・キンケイド」アラフェア・バーク スー・グラフトン、マイクル・コナリー絶賛のデビュー作 という帯に惹かれて購入。しかしながら2作目は購入しないと思う。弁護士ものが好きなので反対側からの視点を期待していたのですが。最後もよくわからなかった(アメリカの司法制度はわからん)。作者は、ジェイムス・リー・バークの実の娘とのこと。父親、娘とも私にはあわない? |
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「悪党パーカー 怒りの追跡」リチャード・スターク 特に感想なし |
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| 5 |
「俳優強盗と嘘つき娘」リチャードスターク 俳優強盗グロフィールドもの第1弾。この作家だから読むだけ?特に面白いとは思わなかった。 |
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「重力ピエロ」伊坂幸太郎 涙腺が緩んでしまう作品。家族のお話? |
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「臨場」横山秀夫 相変わらず面白いが、ペースを落としてじっくり書いて欲しいが・・・・警察官でこのようなポストがあると初めて知った。 |
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「紫紺のつばめ」宇江佐真理 連作集。髪結い伊三次捕物。安心して読める。 |
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「罪の段階(上下)」リチャード・ノース・パタースン 再読。最後は??だったが、法廷ものが好きな人にとってはお薦めの作家。 |
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「泣きの銀次」宇江佐真理 長編。「すっごくおもしろい」という訳ではないが、安心して読める。 |
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「事故係 生稲昇太の多感」首藤瓜於 「脳男」で江戸川乱歩賞を受賞した作家の受賞第1作。脳男は週刊文春恒例のベスト10で堂々第1位になっています。 と能書きはここまでで、はっきり言ってつまらない!題材は良いと思うのですが。なんというか出てくる人が魅力がないというか。「人が書けていない」なんてよく書評では出てきますが、これはそうではないかなと。横山秀夫にはなれそうもないと思った(警察組織内部のぐちゃぐちゃした関係を描いているので、読み始めは横山作品と同じかと期待したのですが)。 |
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「それでも警官は微笑う」日明恩(たちもり めぐみ) 第25回メフィスト賞受賞作。事件自体は特に印象に残らないような気がするが、登場人物がなかなかよかったと思う。続編も確か出版されているはずなので、オークションで買おうかな? |
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「幻の声」宇江佐真理 髪結い伊三次捕物余話。もっと捕り物についての小説かなと思っていましたが、ごく普通の小説です(面白くないという意味ではない)。このシリーズは全て読む予定。 |
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「余寒の雪」 宇江佐真理 この作家は「雷桜」につづき2冊目。短編集で、いずれも「ほんわか」させられる。特に表題作の「余寒の雪」は、エンディングが大体想像がつくが、それでも良い。剣の手合わせするシーンなんか、繰り返し読みました。実家に行けば、たぶんこの作家の本がまだあると思うのでもらってこよう!! |
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「葉桜の季節に君を想うということ」歌野晶午 昨年の「このミステリがすごい」第1位になった作品ということで、初の歌野作品を読むことに。 最後は「えっ」でした、確かに。ですが、正直おもしろいと思いませんでした。 余計だと思う回想、無理のある設定、等々。最後のひねりだけじゃないかなと。 歌野作品で最高の評価だったこの作品で、この感想(あくまで私のですけど)。他の作品は読まないでしょう。 |
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「オーデュボンの祈り」伊坂幸太郎 2月に読んだ「ラッシュライフ」では評価保留でしたが、この作品は○。現実的でないシチュエーションが良かった。 |
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「深川恋物語」宇江佐真理 切なくなる作品集。おもしろいのでこの作家の作品は、もっと読みたい。 |
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「ブルー・アワー(上下)」Tジェファーソン・パーカー シンプルな警察もの?サクサク読めた。女性主人公ものが続くようです。今後も引き続き読みつづけるか? |
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「四季 冬」森博嗣 1日で読み終える(このシリーズは行間スカスカ) これで4部作というか、S&M、Vシリーズも含めて完結みたいです(ウォーカロンも出てくるので百年密室も関係有り?)。なんというか、内容というか意味?が全く理解できない!! 最後のエピローグなんかも「どういう意味?」ちんぷんかんぷん?? 誰か教えてくれー! こんな、よく意味がわからんものではなく、わかりやすい新シリーズが出ることを切に望む |
| 年月 | 題名 | コメント |
| 16.2 | ラッシュ | 伊坂幸太郎の「ラッシュライフ」。アヒル〜同様よくわからない・・・・村上春樹に似ているということらしいが(村上春樹は「ダンスダンス〜」までは全て読んでいました。なぜかヒット作のダンスを購入してから読まなくなってしまった。ダンスは未読。一生未読のまま?)。他の作品も読んでみるか、自分でもよくわからない・・・ |
| 気ちがい |
気ちがい科学者/ナポレオン・ソロ6 ジョン・T・フィリフェント。 このシリーズは、同じ作者でないため、作品によって感じが違います。 多分、あと読まないと思う。 |
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| 街の灯 | 北村薫 著。北村薫らしい作品だなーと思った。安心して読めます。 | |
| 象と〜 | 象と耳鳴り 恩田陸 著。初めて恩田作品を読みました。と思っていたものの、途中の給水塔の短編はどこかで読んだ記憶があり。長編も読んだみたい。 | |
| サイレント |
サイレント・ゲーム リチャード・ノース・パタースン著。 初めてのパタースン、以前、「罪の段階」を途中で投げ出してしまっているので、手にとろうとしていませんでしたが、書評を読む限り面白そうだったのでトライ。 500P、2段組の大作。いやー一気読みしてしまいました(それでも3日)。 久しぶりの弁護士ものということもありましたが、こんなおもしろいとは思っていませんでした。 他の作品も全て読むつもりです。 |
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| シティ | マイクル・コナリー著 シティ・オブ・ボーンズ この作家には駄作が全くないと思う。今回も◎。ただ最後に(刑事の)バッジをはずすシーンがあるが、警察やめちゃうの?(確かに、中ほどに25年経過したから年金云々)どうなるのか、期待!! | |
| ミステリ | 「ミステリアス学園」鯨統一郎 著。時間がもったいなかった・・・・お薦めしません。 | |
| 16.1 | 魔弾 | スティーヴン・ハンターのデビュー作品。出版されてから結構たちます。読まずに寝かせていました。ワインみたい。 |
| 蝋のりんご | タッカー・コウ 作。ミッチ・トビンシリーズ3作目。安心して読めます。 | |
| 四季 秋 |
森博嗣 作。実は前作「四季 夏」未読です。順番に読もうと思ったのですが、旅行先で見つけてしまい、犀川・萌絵が中心のお話だったので買ってしまいました。 一気に完読。とても良かった!!文句なし。年末恒例?のベスト3は堅いか? この作品で家系がわかりました。「えっ」という感じでした。林(元警部)−瀬在丸紅子の子供が犀川で、林−祖父江七夏の子供が儀同世津子だったなんて。聞いていないよ!っていう感じでした。犀川の苗字はどこから?祖父江のあの子供が儀同だったなんて?二つのシリーズは、時代設定が同じだとばかり思っていたのは私だけではないと思う・・・・(20年も違うというのは設定に無理があるのではないかなと思ってしまいましたが、まあ、そんな枝葉末節はどうでも良い!) |
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| アヒルと〜 |
「アヒルと鴨のコインロッカー」伊坂幸太郎 初めての伊坂作品。ミステリではないと思いますが、なかなか◎ 未読作品も順次読む予定 |
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| 雷桜 |
宇江佐真理の作品。普段ほとんど読まない時代ものです。 父からもらいました。一気通読しました。 |
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| 四季夏 |
順番が逆になってしまった、森博嗣「四季 夏」です。春よりはおもしろく、秋よりはおもしろくない、といった感じ?やっぱり秋の疑問(年齢設定等)は残ります。 「へっくん」は「そうへい」の「へい」だったんですね。いずれにせよ、四季の完結版?「冬」を読みたい。 |
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| 秋に〜 | 「秋に墓標を」大沢在昌。父が株主優待で角川書店よりゲットした本です。久しぶりの大沢作品。新宿鮫3を読んでからかな。新宿鮫より重厚な感じで良かった。また機会があったら大沢作品読もうかなと思った次第。 |
| 年月 | 題名 | コメント |
| 15.12 | トード島の騒動 | 上下。カール・ハイアセン作。内容の面白さというよりもキャラクターが良いです。「このミステリがすごい」ではバカミス扱い(ばかばかしいおもしろさ)ですが、確かに・・・・ |
| メインディッシュ | 初めて読んだ北森鴻の作品。ヤフーオークションで私の出品した本を購入してくれた方からのお薦め作家でして、なかなかおもしろかったです。ただ、今後も積極的に読むのかとなれば・・・・わかりません。 | |
| 謎解き道中 |
謎解き道中 とんち探偵一休さん 鯨統一郎作。 軽い読み物として・・・・ |
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| 弱虫チャーリー、逃亡中 | D・E・ウェストレイク作。 | |
| 15.11 | 大魚の一撃 | カール・ハイアセン作。この作家の作品は、はずれがありません。最後は「一撃」でした。 |
| ZOKU | 森博嗣作。続編は書かないで欲しい。森作品でなければ読まないと思った本です。 | |
| 四季 春 | 森博嗣作。Vシリーズが終了し、新しいシリーズが幕開けしました。次回作は「四季 夏、秋、冬」と続くのでしょうが・・・いやー、早く冬までいけー(率直に言って、おもしろくない!!) | |
| 悪党パーカー 略奪軍団 | リチャード・スターク作。安心して読めます。 | |
| 誰か |
宮部みゆき 久しぶりの現代もの。模倣犯等は厚く重く、時間がかかるので少々辟易・・・ 最後は予想通りではありましたが至福の時間を過ごせました。 宮部作品を読んで初めてのような気がしますが、(さらっとですが)夫婦の夜の営みについてのシーンがありました(もちろん性描写はなし) |
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| 影踏み | 横山秀夫最新作。宮部、横山と旬の作家の新作を立て続けに読めるなんて、うれしい限りです。外国作品には多々あるかと思いますが、泥棒探偵というような。1作ごとに手を変え品を変え。もっとゆっくり、じっくり書いて欲しい作家の一人です。 | |
| 15年10月 | 鉤 | ウェストレイク最新作。交換殺人がテーマ。ラストは誰でも想像できるような感じでした。ちょっとイマイチ? |
| 新本格謎夜会 | 綾辻行人+有栖川有栖 監修。新本格15周年記念として行われた、船上での「謎解き」問題を本にしたものです。特に感想なし | |
| ブラック・ウォーター | T・ジェファーソン・パーカーの作品。ラグナ・ヒート以来です。楽しめましたが、過去の話題がよく出てきます。順番に読んだ方が良かったかな?もっと短くても良いのでは? | |
| 15年9月 | 殺人シーンをもう一度 | サミュエル・ホルト(ウェストレイク)の作品。ホルト名義の作品は(解説を見れば)既に4作目まで書かれているようですが、どこかで出版してくれないものでしょうか? |
| 冷たい密室と博士たち | 森博嗣の作品。再読です。何度読んでも楽しめますが、この作品の動機がちょっと・・・・ | |
| わが心臓の痛み | マイクル・コナリー作。再読 | |
| 15年8月 | にせ札偽造団 ナポレオン・ソロ4/ジョン・オーラム | |
| 悪党パーカー ターゲット/リチャード・スターク | ||
| ヴェトナム戦場の殺人 | ネットオークションにて購入。「1年くらい前の文庫本4冊送料込みで950円」だったので購入しました(目当てはトマス・クックの「神の街の殺人」でした)。期待していませんでしたが、なかなか◎。ベトナム戦争が舞台で、殺人が起きて・・・・というよくある小説かなと思っていました。戦場における心理描写が主かな。池上冬樹氏−絶賛 | |
| 神の街の殺人 トマス・H・クック | ||
| 夜より暗き闇 上下 |
出版されたら必ず読むマイクル・コナリー(ハードカバーのアウト・オブ・ボーンズは未読)。 「わが心臓の痛み」のマッケイレブ、「ポエット」のマカヴォイ、おなじみボッシュのファンには、たまらない組み合わせです。この作品で、ボッシュに殺人容疑がかかり、最初は疑っていたマッケイレブが解決するのですが、マッケイレブは今後この路線で活躍していくことになるのかな? |
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闇に問いかける男 トマス・H・クック クック立て続け(でもないけど)に2冊。出張があるとたくさん読めます。4泊5日の出張に3冊しか持っていかなかったのは、ちょっと失敗。 |
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| 15年7月 | 迷宮百年の睡魔 |
森博嗣の最新作。「女王の百年密室」の続編。森ファンにはたまりません(それ以外の人にとっては、どうなんでしょうか?ミステリと言えるのか?死体は出てきますが)。ミチルとロイディの会話だけで十分楽しめます。 新シリーズ、期待しています。 |
| 真相 |
横山秀夫の新作。短編集ですが、なかなか読ませます。 人をいろんな角度から抉り出しているような作品集かな。できれば、もっとゆっくりと執筆して欲しいなと思います(立て続けに出版しているので、ネタがきれないか、余計な心配) |
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| 悪党パーカー/漆黒のダイヤ リチャード・スターク | ||
| 雪に閉ざされた村 |
ビル・プロンジーニの1974年の作品。名なしの探偵で有名な作家で、1冊読みましたが、再度読みたいという気持ちにならなかったような記憶があります。 ただ、本作品は○でした。 雪崩で交通が遮断された小さな村が、狂った強盗犯が村人全員を殺害し、金品を奪おうという計画を練り始めて・・・・・ |
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| 誇りたかき掟 | 大沢在昌、高村薫などの作品集。まずまず。 | |
| すべてがFになる | 森博嗣のデビュー作品。再読です。何回読んでも○です。 | |
| アウト・オブ・サイト | 久しぶりのエルモア・レナードの作品。レナード・タッチ健在(ラストがひねりがないような気がしましたけど) | |
| 15年6月 | 繋がれた明日 |
真保裕一の最新作。なかなかです。最後のセリフは、ローレンス・ブロックのマット・スカダーの「私はアル中です。〜」を思い出しました(本の題名忘れてしまいました)。 なお、サスペンス巨編と帯にはありますが、サスペンスなのかな? |
| 氷雪のサバイバル戦 |
デイヴィッド・ダンのデビュー作。なかなかです。ポロックの初期の頃を思い出しました。 男女の主人公が良かったです。次作も読んでみたい。 |
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| 誘拐の果実 |
真保裕一著。久しぶりの快作。出張先で読み終えましたが、マクドナルドで思わず涙が出てしまうほど。前半は、身代金・受け渡しの設定、それから犯人は誰か?、最後は誘拐の理由は?とうまく視点を変えているなと感心しました。 あえてけちをつけると、犯人があまりにかっこよすぎるということくらいでしょうか(誘拐の理由が) |
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| ドリームバスター2 | 宮部みゆき著。そこそこおもしろいのですが、宮部作品でなければ読まないかも? | |
| 15年5月 | ブレイブ・ストーリー(上下) |
宮部みゆき作品。次回作は、もう少し薄くしてほしい。1冊600P。 この作家の作品に「RPG」があるように、プレステでドラクエとか遊んでいるだろうなと思った作品でした。期待していた割には、イマイチだったような(宮部作品の割にはという意味ですけど) |
| 虚空の逆マトリクス |
森博嗣の作品。短編集。久しぶりの、犀川&西之園コンビの作品を読むことができて、大満足です。できれば長編を読みたいのですけどね。 リリーおばさんの事件簿も◎。回文がとても素敵。 森博嗣は、頭良いのだろうなと思った作品です(現役国立大学の助教授ですので、頭が良いのは当然か?) Vシリーズも完結?し、次のシリーズがとても楽しみです。 |
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| なぞの円盤 | ナポレオン・ソロ3作目。薄くてさくさく読めます。 | |
| 15年4月 | ストリップ・ティーズ(上下) |
カール・ハイアセンの作品。この作家の作品は「はずれ」がありません。 4月は結局引越後の後片付けというか、新しい環境に慣れるため、読書はあまりできませんでした(オークションが忙しくて・・・) |
| 15年3月 | クリムゾン・リバー |
ジャン=クリストフ・グランジェのデビュー作。宮部みゆきのお薦めの1冊に載っていたので購入しました。ぐいぐい読ませます。2作目以降も読んでみたくなる作家です。 3月は引越しのため、たったの3冊でしたが、なかなか良い作品に当たったという感じです。 |
| 蜜の森の凍える女神 | 「関田涙」という作家のデビュー作のようです。メフィスト賞受賞という言葉に惹かれて購入しました。個人的には可もなく不可もなくといった感じでしたね。最初から、男の子(探偵役の弟)の設定がわかるのになぜ詳しく書いていないのかがすごく不思議でした。読んでいけば「車椅子」というのははっきりわかるのに。もしかして弟が犯人なのかなとずっと思っていました。 | |
| 骨まで盗んで | ドナルド・E・ウェストレイクのドートマンダーシリーズです。ウェストレイクの個人的ベスト作品は「踊る黄金像」ですが、勝るとも劣らない感じでした。ストーリーも二転三転、どうなるのか、なぜこんなことをするんだ、という疑問が最後になると、うーん納得です。とてもとても、たまらない作品でした。今年のベスト1候補です。 | |
| 15年2月 | イアン・フレミング「007黄金の銃をもつ男 | 初めて読む007シリーズです。フレミングの遺作。残念ながら、(この作家の)別の作品も読みたいという気持ちにはなりませんでした。 |
| リチャード・スターク「死者の遺産」 | 悪党パーカーシリーズ。珍しくパーカーが、なにかをおこすというわけではなく、「なぜ」を探っていくという異色の作品です。 | |
| 仁木悦子「死の花の咲く家」 | ||
| 横山秀夫「顔」 | 横山秀夫はとりあえずこれで終了です。3冊とも違った感じで読ませてくれます。婦警さんが主人公の短編集(連作?)。主人公のつらさがひしひしと伝わってきます。やっぱりこの作家は短編が良いと思います。 | |
| 横山秀夫「深追い」 | 引き続き、横山秀夫です。第3の時効とは、ちょっと趣が違って良いです。ただ、ちょっとまとめすぎたような感じもしていましたが、最後の「人ごと」できゅっと締まったような印象を受けました。図書館に「顔」をリクエストしていましたが、入ったそうなので、3冊続けて横山作品です。ちょっと、もったいないです。 | |
| 横山秀夫「第3の時効」 |
乗りに乗っている横山作品の最新作。連作集です。半落ちも良かったのですが、この人は短編作家だと思いました。この作品は同じ県警を描いた連作集ですけど。 同僚同士の緊迫感が苦しくなってくるほど。 |
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| 名探偵の憂鬱 | 島田荘司、山口雅也、横溝正史などの作品集です。「本格推理展覧会」というサブタイトルがついています。鮎川哲也=監修。まずまずでしたが、最初の島田荘司の死体移動のトリックは、あ然・・・ | |
| S=A・ステーマン「六死人」 | 古い作品。クリスティの「そして誰もいなくなった」よりも八年早い本格ミステリの傑作と紹介されているように、一人ずつ殺されていくというタイプの作品でした。「古い」と感じました。 | |
| シェイマス・スミス「わが名はレッド」 | デビュー作「Mr.クイン」の次に書かれた作品のようです。クインはおもしろかったのですが、この作品は最後までなんか乗れなかった。次に期待。このミス3位です。 | |
| 仁木悦子「赤と白の賭け」 | ||
| 15年1月 | 藤沢周平「たそがれ清兵衛」 | 映画化された原作です。同じような題材の連作集とでも言うのでしょうか。普段はしがない武士。大体50石くらい。上司からの依頼等で人を斬るという、悪く言えば内容同じです。ですが、なかなか良いです。 |
| 藤沢周平「夜消える」 | 短編集。実家に藤沢周平の本がたくさんあったので、棚からひとつかみ(by山下達郎)してきました。おもしろいです。 | |
| リチャード・スターク「地獄の分け前」 | 悪党パーカーシリーズ(復活後の第3弾)。撃たれて重傷になっても、主義は変えない・目的はあきらめない。すっごいですね。字が大きく読みやすい。 | |
| タッカー・コウ「刑事くずれ/ヒッピー殺し」 | タッカー・コウ=ドナルド・E・ウェストレイクの作品です。タッカー・コウ名義は2作目。ウェストレイク名義(これが本名かな)やリチャード・スターク名義、サミュエル・ホルト名義(未読ですが)、とも作風が違います。今回はなんと密室殺人です(本格系も書けるんですね)。ほんとうに懐の深い作家です。前作同様、塀作りをしています。 | |
| 鮎川哲也「企画殺人」 | 短編集。すべて倒叙物。完全犯罪が小物で崩れていくというパターンでした。 | |
| 森博嗣のミステリィ工作室 | 森博嗣のエッセイ集とでもいうか、好きなことを書いている本です。ファンにはたまりません。でも漫画はほとんど意味理解できなかった・・・・ | |
| 横山秀夫「半落ち」 | 「このミステリがすごい2003」(通称このミス)において堂々1位に輝いた作品。「陰の季節」や「動機」も楽しめたので、ハードカバーで購入しました(普段ハードカバーは図書館に頼っていまして)。さくさくっと読めました。十分堪能。最後は、どのような理由をもってくるのか、どきどきでしたね。涙してしまった作品です。 | |
| ローレンス・ブロック「死への祈り」 | マット・スカダーシリーズ第15作目。64歳になってしまっているようです。相変わらずの飄々とした?感じが好きです。 | |
| 山口雅也「奇遇」 |
「このミス2003」で第3位に輝いた作品です。約610Pの大作。 感想ですが、はっきり言って、最後まで何がなんだかわかりませんでした。この作品は「どうなっていくのか」が知りたくて、がんばって最後まで読み通したような・・・第3位になるくらいなので、普通の人が読めば理解できるんでしょうね。引用文献難しすぎ。もっと簡単に理解できる小説を書いて欲しいです。 |
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| 年月 | 題名 | コメント |
| 14年12月 | 真保裕一「発火点」 |
466Pの大作。主人公の性格があまり気に入らず、読むのが少し苦痛でした。 それよりも最後に再会した女性は誰なのか。何回読んでもわかりませんでした。誰だー。 |
| リチャード・スターク「悪党パーカー/裏切りのコイン」 | 一度読んだことがありますが、オークションで誤って購入してしまい、今回再読しました。 | |
| 仁木悦子「夢魔の爪」 | 短編集。気軽に読めます。仁木作品の短編では、子供が主人公のものが好きです。 | |
| 宮部みゆき「ぼんくら」 | 図書館の順番待ち(長い)だったのですが、やっと順番が回ってきました。時代もの。お化けが出てくるみたいだったので、ホラーはいやだなと思っていましたが、もちろんそんなことはなく、さくさく読めました。お化けの切なさが感じられて(主人公の健気さも)涙腺がゆるみかけました。厚さをあまり感じない作品。 | |
| ジョージ・P・ペレケーノス「明日への契り」 |
ワシントン・サーガ4部作の3作目?読み終えるのがもったいないほどでした。ペレケーノスの作品紹介には「男たちのいきざま、誇り、哀しみ」などがよく使われますが、この作品もまさに「いきざま」だと思いました。最後は、もうどきどきです。 なお、未読のペレケーノス作品は「生への帰還」のみとなってしまいました(棚に積んでいます)。1年に1作は出版して欲しいです。 |
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| 14年11月 | 鮎川哲也「太鼓叩きはなぜ笑う」 | 再読。中編4話。バー「三番館」シリーズ。いわゆる安楽椅子探偵ものです。まずまず。 |
| トニー・ケンリック「上海サプライズ」 |
マドンナ主演で映画化されたようです。ケンリックにしては、あまりおもしろくなかったように思いましたね。それなりに楽しく読めましたが。 |
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| 仁木悦子「銅の砂」 | 短編集。どれをとっても読みやすい。現代の宮部みゆきか? | |
| 森博嗣「まどろみ消去」 | 再読。短編集。萌絵が出てくる2編よりも最後の「キシマ先生の静かな生活」が良かったです。現役大学助教授としての本音を垣間見た、というような感じです。 | |
| ステーヴン・ハンター「最も危険な場所(上下) | アール・スワガー・サーガ第2作、「悪徳の都」の次の作品。上下合わせて約900ページ。読み応え有ります。読み終わった感想ですが、読まずに「積読」(読まずに書棚に積んでおく)しておけばよかったと後悔してしまいました。超お薦めです。今年のベスト1かも。ハンターものの「魔弾」「ダーティ・ホワイト・ボーイズ」「狩りの時」はこれからも読まずに大切に保管しておきます。内容は「7人の侍」「荒野の7人」みたいでした。 | |
| 北村薫「空飛ぶ馬」 | 北村薫のデビュー作。この頃この作者は男性か女性かわかりませんでした。実際解説の鮎川哲也も女性だろうと書いています。実際は男性です。いわゆる「わたし」と「円紫師匠」シリーズです。 | |
| ヘンリイ・スレッサー「ママに捧げる犯罪」 | ヒッチコック編集。いわゆるヒッチコック劇場の原作みたいです。ポケミス。 | |
| リチャード・スターク「悪党パーカー/殺人遊園地」 | 復刊フェアで復刊されたポケミスです。パーカーものにしてはめずらしいシチュエーションになっているのではないかと思われます。パーカーが追っていくのではなく、追われるパーカーです。薄くて読みやすいです。絶版の角川文庫版も手に入れたいです。 | |
| 横溝正史「黄金の指紋」 | 子供向けに書かれた作品。推理ジュヴナイル。金田一耕助が登場。 | |
| 14年10月 | デイヴィット・ベニオフ「25時」 | 刑務所に召還されるまでの25時間(24時間)を描いた作品。よくあるような題材だと思いますが、ミステリー的な波乱がなく?淡々と描かれているような。 |
| 法月綸太郎他「不条理な殺人」 | 短編集、ミステリーアンソロジー。山口雅也、有栖川有栖など | |
| 殊能将之「しきみ/榁(むろ)」 |
「しきみ」も漢字だったのですが探せませんでした。木へんに密とかきます。「しきみ」も「むろ」も木の名前だそうです。勉強になります。さて内容ですが、中編2つだと思っていまして、最初の「しきみ」を読み終えると「なにこれ」でして、「むろ」が十何年後の同じ舞台で繰り広げられる・・・という内容でした(わかんないか)。2つのつながりは流石と思いましたが、全体的には、なんかよくわかんないというか、本が薄すぎたせいでしょうか、いまいちでした。次作に期待。 でも、薄い本は読みやすい。 |
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| リンク&レビンソン「刑事コロンボ/ロンドンの傘」 | ||
| 仁木悦子「緋の記憶」 | ||
| マイケル・エバハート「法に背いて」 | 講談社文庫、白石朗=訳。リーガルサスペンス。厚い583ページ。まずまず楽しめました。犯人は中盤くらいでわかってしまいますが、ちょっとどんでん返しもあります。 | |
| 森博嗣「赤緑黒白」 |
Vシリーズ最新作ににして、最終作品かも(前シリーズも10作で終了している)。これまた、半分くらい読めば犯人はわかってしまいます。まあ、犯人あての小説ではないですけど。動機は読み終わった今でもよくわかりません。シリーズの中でも、動機がよくわからない作品ではないでしょうか。宗教団体の関連も、なんかあるようなないような感じで。 後味あんまりよくなかったように思います。これでシリーズラストなんでしょうか。 最後の少女(少年?)も、あんまり意味よくわかんなかった。 もっとよく読めということなんでしょうか。 |
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| 14年9月 | 宮部みゆき「模倣犯」 | 上下合わせて1400ページ。読み応えたっぷり。1週間以上楽しませていただきました。でも疲れる(重いし)。ここまで長くしなければならなかったのかちょっと疑問ですが(蒲生亭や理由あたりから、特に厚くなったような気がする。長いのもいいけどRPGのようなさくさくっと読むことができる作品も作り続けてほしい)。「第2部」は読んでいて暗くなってしまいました。 |
| 森博嗣「奥様はネットワーカ」 | 森博嗣の単発ものです。薄くて1日で読み終わりました。森作品の単発ものは、あまり良い印象がありません。「スカイクロラ」「女王の百年密室」など。この作品はそれらに比べると読みやすかったのですが、でも犯人のパートはちょっとでした。でも森ファンとしては、楽しく読ませていただきました。がんがん出版してほしいと思います(こんなペースで出版して、本業は大丈夫なのでしょうか。ちょっと心配) | |
| 鮎川哲也「沈黙の箱」 | 長編。犯人は最初からわかりました。トリックはわかってみると意外とあっけなかった(でも経験してみないとコインロッカーのトリックはわかんないでしょうね)。さくっと読めた作品でした(難しくなかった) | |
| 大藪春彦「狐狼の掟」 | ||
| 松本清張「点と線」 | 中学生以来でしょうか、読んだのは。アリバイトリックは有名ですので、覚えていましたが、それでも十分楽しめました。 | |
| ディクスン・カー「猫と鼠の殺人」 | カーの作品にしては(とは言ってもそんなに読んでいない)読みやすい作品でした。登場人物も多くなかったし。 | |
| リチャード・スターク「悪党パーカー襲撃」 | 大好きなリチャード・スターク(ドナルド・E・ウェストレイク)の作品です。ワンパターンともいえますが、銀行襲撃がなぜ失敗するか最後までわかりませんでした。 | |
| 14年8月 | 大藪春彦「紙幣(さつ)を洗え」 | 古本屋で見つけ、思わず購入。かなり古いもの。短編集。 |
| カール・ハイアセン「顔を返せ(上下)」 | 初めてのハイアセン。おふざけ系かと思っていましたが、「買い」です。早速「ストリップ・スティーズ」購入しました。 | |
| 森博嗣「朽ちる散る落ちる」 | 大好きな森作品の最新作。いわゆるVシリーズ。内容はどうでも良く(地下室の構造、読んでも想像できない)、会話がとても大好きなシリーズです(Vシリーズも10作で終了するのかな?) | |
| 仁木悦子「二つの陰画」 | ||
| ガードナー他「大統領のミステリ」 | ミステリが好きなルーズヴェルト大統領の考えていたミステリ(ネタ)を有名作家がリレーして書いた作品。ミステリかな? | |
| 鮎川哲也「ヴィーナスの心臓」 | 再読。中学生(または高校生)の時に読んだ記憶があります。問題編と解決編とに分かれているミステリ集。「達也がわらう」のトリックは未だに覚えていました。 | |
| タッカー・コウ「刑事くずれ」 | 大好きな作家ドナルド・E・ウェストレイクの別名義。ネットで手に入れました。ウェストレイクにフーダニットが描けるなんて。ウェストレイク、リチャード・スターク名義とは作風が違いますが、さすがウェストレイクです。 | |
| 仁木悦子「一匹や二匹」 | ||
| ジョージ・P・ペレケーノス「曇りなき正義」 | ハードボイルド系では、もっとも好きな作家ペレケーノスの最新作?。ワシントンサーガ4部作が終わって(「明日への契り」「生への帰還」は未読。自宅にもったいなくて積んでいます)新シリーズのようです。ラストはワンパターンとも思えましたが(予想どおりかな)文句はございません。 | |
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14年7月 | 有栖川有栖「月光ゲーム」 | |
| ディクスン・カー「ロンドン橋が落ちる」 | 古本屋で見つけたので衝動買いしてしまいましたが、昔は読んだカーですが現在最後まで読みとおすには努力が要った。 | |
| 宮部みゆき「ドリームバスター」 | ||
| トニー・ケンリック「暗くなるまで待て」 | ケンリックもはずれがなく、楽しめます。 | |
| 仁木悦子「みずほ荘殺人事件」 | ||
| 鯨統一郎「隕石誘拐」 | 「邪馬台国はどこですか」がおもしろかったので読んでましたが、最近いまいちか? | |
| グレゴリー・マクドナルド「警視フリン 空中爆破」 | 特に期待していなかったが、「フロスト」のような警視フリン(警視でありながら、諜報機関のスパイ)のキャラが○。拾い物という感じでした。 | |
| 有栖川有栖「山伏地蔵坊の放浪」 | ||