ブラーマ クマリス
肉食ほど人間の身体に病気をもたらすものはない。
[ Ellen C White M.D.Medical Minister]
家畜はよく人畜共通伝染病にかかる。しかし,牛の飼育に
多額の投資を費やすため,病気の牛までも市場に出される。
白血病にかかった牛は屠殺され,消費者のもとに売られて
行く。目に悪性腫瘍ができた乳牛は,盲目になるまで乳を
しぼられ,身体の他の部分に腫瘍が目立たなければ,その後,
食肉用に売りに出される。養鶏業界の場合は,さらに驚く
べきことが起こっている。米国の連邦政府が25の州立大学と
提携して,鶏の悪性腫瘍をコントロールしようと20年以上
かけて研究を行っている。この問題は米国の養鶏業界を
脅かすほど深刻である。家畜に投与された抗生物質や
成長ホルモンその他の科学物質は肉の中に蓄積する。
肉を食べればそれらが消化される。
問題はそれだけではない。成長を促進し,すみやかに
肥えさせたり,肉の色合いを“改善する”などのために,
動物たちに化学物質が投与されている。最大量の肉を作り
最大の収益を得るために,動物たちは成長を促すホルモンを
注射されたり,食欲増進剤,抗生物質,鎮静剤,化学飼料
の混合物を食べるように強いられる。肉食する人々は,
サルモネラ菌用の抗生物質や殺虫剤,窒素化合物,
ホルモン剤などの有害な化学物質を消化する危険がある。
家畜の牧場が動物工場になってしまったので,日中に
光さえ見られない動物たちがたくさんいる。束縛されて,
残忍な環境の中で生かされ,悲惨な死を迎えるのだ。
“シカゴトリビューン”の記事によると,最上階で卵を
ふ化させた後,トリたちは食欲を増進させられ,薬と
エサを強制的に与えられる。狭いオリの中でガツガツ食べ,
日の目を見ることなく,新鮮な空気に触れることもない。
成長するに従い,一段ずつ下へ下へと下ろされて行く。
最下段の棚に着いた時,屠殺されるのだ。このような
仕打ちは,トリの健全な成長や自然な習性を妨げ,
その結果,ガンや他の病気が高頻度に起こるようになる。
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