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1章

 

〜波乱の幕開け〜

 

 

 

 

 

 

 

 

むかしむかしある所にオリマー国という緑に囲まれた美しい国がありました。

その国にはプリン姫という心の美しい、でもちょっと食いしん坊な姫がいました。ただプリン姫は人一倍好奇心が旺盛なので、ある日城を抜けだし一人で森に出かけてしまいました。その森でプリン姫は今まで見たことのない美味しそうな木の実を見つけ、彼女はそれを一口でパクり!実はお姫様が食べてしまったのは黒ピクミンという植物。それは食べた者を悪魔に取り憑かれてしまったかの様な残忍な性格にしてしまうという恐ろしい植物なのでした。   

 

その日を境にプリン姫は贅沢三昧ワガママ三昧のオンパレード。挙げ句の果てには自宅(城)を飛び出し自分専用の怪しげな城を作って世界制服を考える始末!すっかり困り果ててしまった国王(プリン姫のパパ)は英雄学校に在籍する生徒に姫の救出を依頼することにしました。

 

 

 

 

―――――「ピーンーポーンーパーンーポーン。えー以下の者は直ちに校長室にカモン♪勇者科のフレッシュ。フレッシュ〜至急校長室にいらっしゃあい(サンシ風)♪」

という校内放送が学校中に鳴り響いた。

 

教室でノートをまとめていたフレッシュは手を休めスピーカーに目と耳を向けた。

ブロンドの柔らかな髪をした一見少女のようにも見える端麗な顔立ちの少年、鍛え上げられ程好く引き締まった身体は正に素晴らしいの一言。そして彼は教師に呼び出される事など無縁の優等生タイプだったので今の放送で周りがザワザワした。すると廊下からドタドタと誰かの走る音がし、その誰かはフレッシュのいる教室の扉をガラッ!と勢い良く開け彼の元に駆け寄り、机をバンッ!と叩いた。

 

「フレッシュ!あんた何したん?かつあげ?万引き?それとも殺人?」

と栗色のサラサラの髪を二つに束ねた可愛らしい顔立ちの少女が迫った。

「え?…さぁ?俺自身心当たりないし…。」

とフレッシュは少女の迫力に圧倒されたどたどしく言った。

「ほんならなんでや?うちの次に優等生のフレッシュが!アホのシャドーなら分かるけど、」

と少女が言った瞬間、また校内放送が流れた。

 

「ピーンーポーンパーンーポーン…えー追加呼び出しをします。黒魔導師科のシャドー。」

 

「ほらあのアホまた呼び出しや。」

と少女はスピーカーに耳を傾けて言った。まだ放送は続いていた。

「――ん?あっ刺さった?誰?誰?えーあと白魔導師科のアクエリアス至急校長室に来なさい。」と告げると放送はブチっと切れた。

「うちもかい!?つーか名前がちゃうで!うちはポカリやっ!!」

とスピーカーに怒鳴り散らした。

「アクエリアスが本名だろ…?」

とフレッシュは静かに言った。

「ん?あぁ…そうや。アカン、ニックネームが定着しとる。」

とハッと気付き笑いながらポカリは言った。

「まぁうちも呼び出しちゅー事はきっとええ事や。学校一の優秀な魔導師さんで賞とか。それともむっちゃプリティーで賞とか?あ…でもそれならあのシャドーが呼び出されるワケあらへんな…。」

とポカリは顎に手を当てブツブツ独り言を言った。

フレッシュはそんな事よりもさっきの放送で言っていた『刺さった』という言葉がかなり気になっていた。そして席を立ち、

「まぁいいから行こうか?」

と側で何で呼び出しを食らったんだろうと悩んでいるポカリに言い二人は校長室に向かった。

 

 

 

 

――校長室。

「よく来てくれた。」

と校長は豪華なイスに座りながら言った。

頭のてっぺんが寂し過ぎる小太りな校長だった。

フレッシュは滅多にお目にかかる事がない校長室を見回した。いくつもの古い剣や盾が綺麗に壁に飾られ歴史が感じられた。がフレッシュはこの場にふさわしくないあるものに目が行った。

それは自分の学科の生徒の名前が書かれたダーツ。そして矢はフレッシュと言う名を射止めていた…。すると校長は何か話そうとした。瞬間、

「なぁ?まだシャドー来てへんで?つーかうち喉乾いちゃった。あっオレンジジュースで構わへんで。」

と悪びれた様子は一切ないポカリ。でも、校長は明らかにムッとしながらも秘書にオレンジジュースを用意させて二人にそれを出した。

「おおきになんか催促したみたいで悪いな。」とポカリはちゃかりソファーに座りお礼を言った。

「…あー、で用件というのが…。」

校長はポカリに言いたいことがたくさんあっただろうに、なんとか抑えて本題を話そうとした瞬間、誰かが中に入ってまた校長の話しを妨げた。校長室に入ってきたのは、制服のネクタイを緩め、Yシャツの裾をだらしなく出している態度の悪そうな少年。

少々暗い雰囲気が漂っているが艶のあるサラサラした漆黒の髪と繊細で整った顔立ちをした美麗な少年だった。

「あ!シャドー!遅いで!!何してたん!?」とポカリは少年の方を向いて言った。

「なんか調子悪そうだね?」

と顔色があまりよくないシャドーを見てフレッシュが心配そうに聞いた。

「あぁ…寝不足なんだ。で、お前は何してる?」とソファーに座っているポカリを見てシャドーは聞いた。

「んー?オレンジジュース飲んどる。」とポカリは返した。

シャドーは眠気のせいかイライラした口調で、

「僕は、こいつと違ってヒマじゃない、早く用件を言え。」と彼は校長に言った。

校長はピクピクしながらも話しを始めた。

「…(最近の若いもんは礼儀がなっとらんな。)えー諸君らに頼みたい事があってのぉ…。オリマー国王の愛娘、プリン姫が人が変わったかの様に凶悪でワガママな姫になってのぅ、…しまいには家出までしてしまった…。そんな姫にオリマー国王は痛く心配なされておっての…で我が校の生徒に依頼が来てのぅ…儂は厳選に厳選を重ねた結果お主等にしたんじゃ。」

と校長はイスから降りフレッシュ達を見つめながら言った。

「厳選に厳選を重ねた結果がうち?いや〜おっちゃん見る目あんな〜。」とポカリは嬉しそうに言いオレンジジュースを全部飲み干した。

フレッシュは壁に飾られたダーツとさっきの放送で言っていた「刺さった?」の意味がようやくわかった。厳選に厳選を重ねてダーツで決めたんだという事を…。でもフレッシュは口に出さなかった。

「どうじゃ?引き受けてくれるか?」と校長は3人に聞いた。すると、

「断る。」

とシャドーは一言言い部屋を出ようとした。それを聞いて、

「な、何故じゃ!?こんな美味しい話を!?」とかなり慌てた口調でシャドーに聞いた。が彼は振り向きもせず「眠いから。」と返した。

「…つーか何で僕らなワケ?一応一国の姫ならもっと経験のある上級生かエリートクラスの生徒に頼めよそいつらなら喜んで引き受けるぜ。」とシャドーはドアノブに手をかけながら校長に言った。

「儂だって本当はそーしたいんじゃ!じゃが経験値のある生徒やエリートクラスの生徒は賃金がバカ高いし選り好みをする!もっとカッコイイ敵がいいとか。じゃから経費節減の為に経験値の低い生徒を選んだ。無名の勇者なら賃金なんていらんからな。」

と思わず本音をポロンと言ってしまった校長。これを聞いたポカリは、ソファーから身を乗り出して、

「それってうちらが選ばれたのって優等生とかじゃなくて賃金がないから?ほなうちらかて賃金とるで!!」と怒りながら言った。

「それは無理じゃ。賃金をとって良いのは試練をくぐり抜けた者の…そうじゃ!これはお主等が一回り大きくなるチャンスの試練じゃ!これを無事にこなせば賃金が取れるはずつーワケでお主等にこの件を託す!これも授業の一つ!!そう修行じゃ修行!断る事は断じて認めぬ!!またサボったり諦めたら退学じゃ!」

「おい退学って!」

退学という言葉にシャドーが反論しようとしたが、

「うるさい!!儂はここの経営者じゃぞ!とにかくささっさと行くのじゃ!儂はヒマじゃないんじゃ!早く姫を助けてこいっ!!」

と思いついたことを一方的に言い散らし3人を部屋から追い出した。

 

 

 

 

「くそ、何なんだよ!あのクソジジイ!!」と言いながらシャドーは廊下の壁に蹴りを入れた。

「…でも行けって、一体どこに行けばいいんだろう?」

とフレッシュは疑問に思いポツリとつぶやいた。すると、

 

「クスクス…お困りのようですね。」

 

と3人の背後から低い男の声がし3人は後ろを向いた。するとそこにはシルクハットを被り顔にはピエロのような仮面を付けた背の高い男が居た。そのあまりの怪しさぶりに3人は“何も見なかった”事にし、歩き始めた。すると、

「…お待ちなさい!!」

とそいつは慌てて3人を呼び止めたどうやら相手にされないのが嫌らしい。3人は嫌そうに振り向いた。

「なんや?キモイな〜。」

とポカリの何気なく言った一言は男にかなりの大ダメージを与えた。男はよろめきながらも、

「ッ…私がキモイ?そんな事をいう女子生徒がこの世にいるなんて…フッ…でも私の素顔を見ればその感想は180度変わるでしょう。」

と言いながら仮面をはずした。すると仮面の下から切れながの瞳にゆるやかなウェーブの掛かった髪と透き通るような白い肌が現れた。自我自賛するだけあって確かに美しい顔をしていた男は髪をかき上げながら、

「私、ナルシークラウンと申します。ここでは情報科の教師をしています。」

と言った。が3人は何も言わずにいた。

「フ…どうやら私の魅力に酔ってしまったかな?」とナルシーは輝くばかりの笑顔をした。すると…、

「あ〜!!アカンアカン!!あーゆ変態系はうちマジ好かん。ゴキブリ並に無理や。」とポカリは両腕を抑えながらナルシーから離れた。

「ご?ゴキブリ?」

ポカリの放った台詞に彼はかなりのショックを受けているよう…、でもなんとか自分で自分を褒め平常心を保とうしていた。

「フッ…あの子は、真の美しさを知らないんだ…。」と言い聞かせ、なんとか復活しかけた所をシャドーがトドメ刺した。

「ポカリに合わせる気はないが確かにゴキブリ並みに…いや、それ以上に目障りだな。」とシャドーは腕を組みナルシーを見下した。

「ゴキブリ以上に目障り?…なんと言う事…君たちは真の美しさを知らないようだね…なんて哀れな…。」

とショックで震えながらもナルシーは言った。ところが、

「なぁ?ホンマにこれからどないする?」と3人はナルシーの事をいなかった事にして、廊下を歩きながら話しをしていた。

「う〜ん。確か姫がおかしくなったのはピクミンっていう植物を食べたからってニュースでいってた様な…。」とフレッシュはちょっと自信なさげに言った。

「え?ニュースでやってた?」とポカリは聞いた。

「うん…普通に報道されてたよ…見てない?」とフレッシュは尋ねた。

「うちアニメしか見ぃへんからなぁ。」ときっぱり言うと、

「…ガキ…。」

とシャドーが小声でつぶやいた。しかしポカリはそれを聞き逃さなかった。

「誰がガキや!?」と怒鳴りつけるポカリに、

「本当の事だろう?」とシャドーは皮肉たっぷりの口調で言った。

「なんやと!?浮き輪を使っても溺れるようなヤツに言われとうない!」とポカリは反撃をした。

「浮き輪を使って…溺れる?」

とフレッシュはきょとんとしながら言った。 

「そうかフレッシュは知らへんのか!あんな♪」とポカリは目を輝かせた。

「この間魔導師科で黒白合同の水術授業っちゅー授業をやったんやけど、シャドー1人だけ泳げへんから浮き輪を使ったんや。にも関わらずコイツ溺れたんやで♪」といたずらをした子供の様な笑みを浮かべた。

「おい!余計な事抜かすな!」

シャドーは顔を赤くしながらチラッとフレッシュを見た。情けない事を彼に知られたくなかったのだ。

「え、何?どうゆう事?」

フレッシュは二人に聞いた。

「あんな、魔魚っちゅー魔法が使える魚に混乱魔法を掛けらてな〜、コイツ浮き輪の使い方忘れて溺れたんや。でもこれも授業の一つでな、そーいうアクシデントの対処は白魔導師科の生徒がやるんや!で!うちがすぐにシャドーを助けたんや。」

と得意気にポカリは言った。が、

「助けた!?嘘付くな。お前、あともう少しで僕に瞬殺魔法を掛ける所だったんだからな。」と悪夢を思い出したかのようにシャドーの顔は青ざめた。フレッシュは当時のシャドー達がとてもリアルに想像でき、恐怖の表情でチラッとポカリを見た。

「あー?そーいやあったな♪そんな事!まぁ失敗は成功の元や!」

とポカリは笑いながら言った。が、これは笑ってすまないだろう…とフレッシュは思った。

 

「あの、…いい加減私を無視するの止めて貰えません?」

と盛り上がってる3人の背後から寂しそうな声がした3人はその声のする方を向いた。

それはナルシーの声。彼を見てまだ居たんだとフレッシュは思った。ところが、

「誰だ?あれ?」とシャドーは二人に聞いた。

「あんたには暗記力があらへんの!?あれは変態科のケロちゃん先生や!!」と自信たっぷりにポカリは唱えた。

「違うよ…ポカリ…。」と冷静にフレッシュは指摘した。

「…それより先生は俺達に何か用ですか?」とフレッシュは聞いた。

「クスクス…いえ情報屋の教師として君達にいい情報を提供しようと思って…。」

と不気味に言った。あまりの不気味さにフレッシュは、

「え…?いや…いいです…。遠慮しときます。というか間に合ってます。」とバレバレの嘘を言った。

「クスクス…フレッシュ、君は植物に詳しい人を片っ端から探すつもりでしょう?でもそんなじゃあ一生終わりませんよ…。」とフレッシュの方に歩み寄った。実際フレッシュもそんな事を考えていた。

「…何で俺がそうするって思うんですか?」とフレッシュは真顔になった。

「…クス…、君の事なら何でも分かります…。」とナルシーは爆弾発言を言った。

それを聞いたフレッシュの顔から一気に血が引いた。

「…クスクス冗談ですよ…。さてそろそろ本題に入りましょうか?」とナルシーはいたずらに言った。

「本…題?」フレッシュはまだ青ざめていたが怪訝そうに聞いた。 

「えぇ、実は私の古い友人で植物に詳しい方が一人居まして。もしかしたらピクミンという植物の事も何かしら知っているかも…。」とナルシーは仮面を付けながら言った。

「ホンマ?先生案外使えるな〜。ただの変態やと思っとったけどなかなか良い変態なんやな〜!おおきに。」

「で?そいつはどこにいる?他に具体的な情報はないのか。」

と二人は失礼極まりない言葉をナルシーに投げた。仮面を付けてるので表情は読めなかったがフレッシュはなんとくナルシーが怒ってるだろうと思った。

「…その方の名前はステーキ。今は多分ルナリアと言う国の城下町にいるはず…。」

「ルナリア?」

とフレッシュは地図を広げた。ポカリとシャドーも脇から覗き込んで見た。

「あ、なんや近いやん!」とポカリは嬉しそうに言った。

「顔とかが知りたい。友人なら写真とかあるだろ?」とシャドーはナルシーの方に目を向けた。

「えぇ、プリクラでいいなら…。」という返答にシャドーは呆れた口調で「…あぁ…。」と返した。

手帳を渡されるとシャドーとポカリはすぐさま手帳をめくった。そんな二人の横でナルシーは何でこんな事を教えてくれるんだろうとフレッシュは疑問に思い、彼に尋ねようとした。が、もうそこに彼は居なかった。

誰も居ない廊下を見つめながらあの人は何者なんだろう?と思った。

「なんや?このプリクラッ!?」

とポカリが怒鳴った。

「どうしたの?」

フレッシュはプリクラ帳を見ている二人に聞いた。

「どうもこうもあらへん!見てみい!」

ずぃ、と手帳をフレッシュに渡した。フレッシュは手帳に目を落とすと、そこにはナルシーと上半身裸の男が一緒に写っていた。かなりのガタイの良い筋肉質の男。そのプリクラには愛らしい字で名前らしきものが書かれていた。スーちゃん、と。多分それはステーキのあだ名なのだろう。が肝心の顔が分からなかった。というのはステーキがナルシーの仮面とシルクハットを被っていたから…。

「…他にはないの?」と呆れた口調でフレッシュはポカリに聞いた。

「あとはあの変態オンリーやで。」…どうやら確かめたらしい。

「手がかりは上半身裸ちぅー事や。」とがポカリが言うと、

「でも、ずっと裸とは限らないよ…。」とフレッシュが言った。それを聞いてシャドーは、

「はぁ、…マジでやってらんねぇ。」と大きなため息をしてその場にしゃがみ込んだ。

「なんや?そんなに嫌なん?」

とポカリは腰をかがめてうなだれているシャドーに聞いた。

「あぁ…すっげー嫌。」

とシャドーはきっぱり言った。

「そうなん?うちはそんなに嫌じゃあらへんで。知らん土地に行けるの面白そうやし、何よりシャドーがおるもん♪」とポカリはにこやかに言った。

「えっ?」

予想外のポカリの言葉にシャドーはバッと顔を上げた。彼の胸の中で何かが弾んだのをシャドーは感じた。が…、

「やっぱ旅にはおもちゃが必要不可欠やからな〜♪」と無邪気に笑った。それを聞いてシャドーはほんの数秒間フリーズした。が暫くして、

「…おもちゃって…僕の事か?」と口を開いた。

「当たり前や♪」

とポカリはにこやかに答えた。ほんの数秒間二人の間を妙な沈黙が走った。シャドーは何か言いたそうだったが言葉を飲みポカリから目を逸らした。

「なんや!?言いたいことがあんならはっきり言いや。」とポカリは言ったがシャドーは無視した。

「でも俺、ポカリの言ってる事分かるよ。」とフレッシュが言った。

それを聞いて二人はバッとフレッシュを見た。

「やっぱフレッシュもシャドーはおもちゃやと思うやんな?話分かるやん!!」とポカリは嬉しそうだったがシャドーはショックそうな顔をした。

「え?それは違うよ。俺が言ったのは知らない土地に行けるのが面白そうってポカリが言ってた事にだよ。確かに、旅する理由はふざけているし納得できないけど、…でも俺、知らない国に行けるのは正直嬉しいんだ。それに一緒に旅立つメンバーが幼なじみの二人ならやっぱり心強いし何より安心できるから、だから二人と旅できて嬉しんだ。」とフレッシュは無邪気に微笑んだ。

名は体を表すとは真である。フレッシュは名前の通り爽やかな少年だ。彼の柔らか微笑みはどんな人も丸くする力があるようだ。その証拠に、

「…フン、…恥ずかしいヤツ///」

とあんなに嫌がっていたシャドーは笑いながらゆっくりと立ち上がった。

「まぁ…課題とかは二の次にして、ただで知らない国や書物に出会えるのは悪くないな。…仕方ない、僕も付き合ってやるよ。」と言った。

「ほなルナリア城下町にGoやな!」   

  

 

そんなこんなで、フレッシュ一行は校長からのふざけた課題を引き受ける事にしました。

さぁフレッシュ達はステーキを見つけられるのでしょうか?そして肝心の姫を元に戻せるのでしょうか? 

 

 

「ピーンーポーンーパーンポーン…え〜、交通費、食費は全部自腹〜自腹…ピーンーポーンーパーンポーン。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 TO BE CONTINUED…