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 うたかたの日々 

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ちなみに予告なく過去の日記を追加修正または改竄することがありますのでよしなに

 

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 5月13日

 『鉄人28号』#6
 登場人物の中では一番まともそうだった村雨健次ですが、マフィアのボスに鉄人を奪わせる行動はかなり問題。鉄人が気に入らなくてなんとか処分したいのは分かりますが、強力な兵器を手にしたスリル・サスペンスが日本国内で悪事を働かないという保証はどこにもないような気がします。『ジャイアントロボ』でも『鉄人』でもキャラの行動原理が総じて子どもっぽい(大作や正太郎は仕方ないとしても)のはわざとなんでしょうか。
 ロボットはブラック・オックスに変わってバッカスが登場。野球帽かぶったイタズラ小僧みたいな、独特の横山笑い浮かべたアルカイックな?表情が素敵。このモチーフは『水滸伝』の呼延灼(コ・エンシャク)にも使われているのだな。

 憲法判断に踏み込まず請求棄却 靖国訴訟・大阪地裁
 判決内容そのものより、福岡地裁のいわゆる「違憲判決」の時は夕刊一面トップで報じた朝日新聞が、今回は社会面のベタ記事扱いという差の方が気になりました(^_^)。いや、他の新聞がどういう扱いだったか知らないし、不偏不党のマスコミなどというものはハナから信じてないので、どの記事を重要視するかは編集者の裁量だとは思いますが……でも同じ地裁判決なんだし、記事の重みは同じようなものだと思うんだけどなあ。

 
 5月12日

 ロッキード・マーチンが提案している高速攻撃艇CHARC (Covert High-speed Attack and Reconaissance Craft)(「シャーク」 と読むらしい)
 もう少しでガウォークやバトロイド形態に変型しそうなデザインがグッド(実際脚部を折り畳めるらしい)。てゆーかそのうち『ステルス艦カニンガム』シリーズに絶対出てきそう。しかし一番波浪の影響受けそうなとこにターレット置くのはいかがなものか?

 

  
 5月10日

 菅代表辞任
 本人がまだ辞意を表明していないのに既定の事実のごとく報道するマスコミもかなりアレですが、かりにも自分とこの党首が辞任会見してる席で罵詈雑言発する民主党議員というのもなんだかなあという気がします。

 

 

 5月9日

 NHK特集『大欧州誕生』
 ドイツとフランスの閣僚が合同で会議を行ったり、ドイツ兵とフランス兵が肩を並べて訓練したりというのはなかなか時代の流れを感じさせますね。
 ただ経済的には着々と統合が進みつつあるEUですが、軍事(安全保障)面ではまだまだ一枚岩とはいえないようで、EU加盟を悲願としながらも安全保障ではアメリカとの連帯を重要視せざるをえないポーランドの微妙な立場などが紹介されてました。確かに「今は」ドイツやロシアとの関係は比較的良好ですが、いつの日かまた国の東西から同時に攻め込まれるような悲劇をくり返さないためには軍事大国アメリカとの関係もおろそかにできないということなんでしょうかね。
 欧州統合軍の新しいミリタリーパワーの象徴として紹介されてたのがユーロファイターとエアバスのA400M輸送機ですが、よく聞いてると分かるようにユーロファイター計画にフランスは参加してないんですよね。運用条件などが折り合わずに早い段階で脱退したフランスは独自にラファールを開発してますし、A400Mの場合は逆にイギリスやイタリアが抜けてC-130Jを採用したりと、なかなか各国の歩調を合わせるのも大変なのです。

 『光と水のダフネ』#15#16「大波動(ダイハドー)前・後編」
 着陸できない旅客機とか発作で倒れた機長の代わりに素人が操縦とか、往年のパニック映画のシチュエーションを巧く再利用した佳作でした。表面効果機とか消波塔とかちゃんとストーリーに絡んだメカの使い方がグッド。
 脚本は『ガンダム0080』や『オーガス02』の監督として知られる高山文彦氏。氏とは某企画会議で一度だけお会いしたことありますが、凄い博識でとてもクレヴァーな印象の方でありました。アニメの企画会議で(『ジャングルブック』じゃない)キップリングの話題振る人がいるとは思わなかったです。

 

 5月8日

 北海道に転居した大出さんからメール。
 いま北海道のコンビニでは鈴木宗男の『反乱』という本が目立つところに置いてあります。帯に書いてあるコピーは、「ム・ネ・オ・再起動」
 ……これは全国区的にそうなのかしらん。それとも北海道限定?

 

   
 5月7日

 辞任会見後、総理執務室に入ってくる福田官房長官。
 「総理、長らくお世話になりました」
 「官房長官、早まったまねを……なぜあんたが辞任しなければならんのだっ」
 「ふっ……肉を斬らせて骨を断つ、というんですかね。このおいぼれの素っ首ひとつで菅の首が取れるなら安い取引でしょう」
 「福田さん、あんたそこまで計算して……」
 「後の事はすべて副長官に託してあります。これで後顧の憂いは何も……」
 がくっ
 「福田さんっ!おい福田さん……はっ、血っ!あんた陰腹を斬ってたのかっ!」
 「ふっ、これでいいんですよ。私の人生、最後の最後でめっきり面白くなってきたようです……」
 なんかのパロディのつもりだったんだけど、途中からなんだか自分でもさっぱり分からなくなってしまいました。
 しかしこの前の『朝まで生テレビ』で宮崎センセイか誰かが、「菅さんは何で辞職しないんだ。そうすれば官房長官の首が取れるのに」みたいなこといってましたが、すっかりお株を奪われてしまいましたね。のんびり外遊とか行ってる場合じゃないだろうに(しかも中途半端に切り上げて帰ってくるし)。この辺の好機をみすみす逃して逆襲受けちゃう脇の甘さが菅直人という政治家の、ひいては民主党の限界なんですかねえ。

 手塚一佳/しけたみがの『鋼鉄の少女たち(4)』(角川コミックス・エース ¥540)
 戦場のどさくさで「電撃戦」発明しちゃうのはいくら漫画でも無理があるのでは。いや、これがコメディ作品ならそれもオッケーなんですが、女子供まで殺すの殺されるの犯すの犯されるのという殺伐とした話でそーゆー展開されるとちょっと……(^_^;)

 

 
 5月5日

 渋谷のたばこと塩の博物館で開催中の「レイモンド・ローウィ展」に行ってきました。
 レイモンド・ローウィの名前に聞き覚えがない人はいても彼の作品を見たことない人はいないはずです。日本で一番有名なのはピースのパッケージデザインですが、その他にもシェル石油、ナビスコのロゴマークにアサヒビールのラベル、コンコルドの内装、アポロの宇宙服まで、それこそ「口紅から機関車まで」なんでもデザインした人です(もちろん全てが彼一人の仕事ではなくて、特に後期のデザインはスタッフが主に手がけてるんでしょうが)。
 今回の展示は主にパッケージやロゴマークデザインが主体で、興味のある自動車や機関車、飛行機関係の展示がやや少ないのが残念ですが、ペンシルヴァニア鉄道のためにデザインしたS-1T-1蒸気機関車のデザインはムチャクチャかっこいいですよ。特にアニメとかゲーム関係でレトロ・フューチャー系のデザインやりたい奴ぁ一度見ておけっ!つうぐらいなもんです、はい。

 電車に乗ってたら前の座席に座ってた外人さんが横溝正史の『女王蜂』を読んでて、なんだかちょっぴり清清しい気分になったり。

 北朝鮮が新型ミサイル基地建設か 沖縄、グアムも射程
 これが本当ならノドンやテポドンだけでもいいかげん迷惑なのに、その上また新型ミサイルを導入するのか。
 しかし噂されるテポドン2の開発が順調ならほぼ同じ射程?の新型ミサイルは必要ないわけで、ミサイル実験が実質上凍結されてる現在、開発に成功するかどうか不確かな国産ミサイルより多少旧式でも確実に作動するであろうロシア製ミサイルを導入して改良した方が合理的ということなんでしょうか(その後、テポドン2開発再開との情報も)。
 記事で紹介されてるSSN6というのはここのデータにあるように本来は潜水艦発射用弾道ミサイル(SLBM)で、SLBMを元に陸上発射用のミサイル開発するのは比較的珍しい手法かも。中国のDF-21(東風21号)がSLBMのJL-1(巨浪1号)を元に開発された例とかありますが。なんでわざわざサイズや設計条件の厳しい(改造も大変そうな)SLBMを導入したのかよく分かりませんが、たまたまそれしか手に入らなかったのでしょうか。しかしいくら混乱してたとはいえ、SLBMの技術なんてよく流出させたものです>ロシア
 SSN6そのものはかなり年代物のミサイルですが、戦略ミサイルなんて発射ボタン押したら確実に飛び上がってちゃんと目標に命中すれば新型も旧型もあんまし関係ないともいえるんで、これが実戦配備されるとなるといろいろ面倒かも。

 

 5月4日

 連休中も遠出できないものでサンシャイン国際水族館の「ナイトアクアリウム」に行ってきました。本当はプラネタリウムの「満天」も観たかったんだけど、到着したときはチケットは最終回まですでに売り切れ。
 真っ暗な水族館中を懐中電灯片手に探索する「ナイトアクアリウム」も企画としては面白いとは思うんですよ、「そこにいないはずの怪しい深海魚」とか「囚われの人魚の女の子」とかがライトに浮かび上がったりするとジュヴナイル・ホラーの導入部みたいで特に。ただこれでもう少し人が少なければな。魚より人間の方が多いんじゃないかという混み具合ではホラーもへったくれもなくて、第一水槽の中がほとんど見れなかったですよ。
 アタシの理想とする水族館は地方の観光地とかにあるうら寂れたやつで、特に冬場。イルカショーなんかもやってなくて人気のない館内にただ水槽だけが延々連なってる、みたいなのがいいですにゃ。「蛸」と書かれた水槽で姿は見えないけど何かの気配だけしてる、みたいのがあれば最高。

 結城心一『ももえサイズ完全版Bパーツ』(スタジオDNA ¥886)
 単行本未収録の回をそろえるために下巻だけ買ってしまいました。いやまあ時事ネタはともかく脈絡もなく『トップをねらえ!』だの『ガリアン』だの出してくるユーザーアンフレンドリーさは相変わらずでございます。

  

 5月3日

 生まれ変わるなら白ピクミンかな(←疲れてるらしい)

 ベール脱ぐ「幻の貨車」 日銀の現金輸送車両が小樽に
 なんかいざという時に銃塔とかせり出してくる装甲列車みたいなの想像してたんですが、はちぽちさんとこで紹介されてたマニ30の部屋で見るとけっこう地味なスタイルです(そりゃそうだ)

 乾くるみってそんなに悪文かなあ?(若桜木日記5/3)なんかケチョンケチョンに貶してますが。
 確かに名文・美文家とは思いませんけど、『Jの神話』の冒頭とかも気になるほど「そして」「そうして」のオンパレードということはないような?
 それよりプロ作家が同業者の文体を批判するというのは、まあそれは自由なんですが意味あるんでしょうか。天に向かって唾する行為のような気もしますが、もしかしたら自分の唾が好きなのかもしれませぬ。

 

 5月2日

 「PANZER」5月号
 特集「61式戦車の開発とその時代背景」。61式の開発において三菱重工で試作されたSTA-1から4までの系列と別に、武器学校案としてエンジンにアリソン製クロスドライブを組み合わせた後方駆動型も検討されていたというのは不勉強にして始めて知りました。駆動装置の形式は不明ですが、M46などに使用されたCD-850-1あたりでしょうか。世界の趨勢を考えるとこっちの形式の方が良かったんじゃあ、という気もしないではありませんが(戦後開発された戦車で後方動力-前方駆動形式は61式ぐらいだし)、まあいろいろ理由があったんでしょうね。ってゆーか戦車マニア以外どーでもいい話題だしぃ。

 KURO春ノ雨-Spring Drops-』(茜新社TENMA COMICS ¥895)
 おデコがおっきくてツルペタな女の子たちが(文字通り)身体をはってあんなことやこんなことをするロリコン漫画(18禁)。絵は上手いけど漫画の描き方は正直まだ試行錯誤してる感じで、コマ割とか画面構成はかなり稚拙でございます。つうか中長篇のダイジェストみたいなのが多くて話がよくわかりません。
 でもいたいけな女の子が陵辱されるんじゃなくて、女の子の形したニンフィットやサッキュバスが男の精を喰らいつくすお話が多いのは正しくナボコフの『ロリータ』を継ぐものといえましょう。あんまし陰湿な感じがないのがいいですね。表題作や「Whitch tea does he like?」、特に森に迷い混んだ青年が角の生えた二人の人外少女に弄ばれる「銀華と金華」がお気に入り。

 

 5月1日

 イラク人質事件の郡山・今井さん会見
 とりあえずこの二人が立派な信念の持ち主だということは分かりましたが…ただやっぱり感心するよりも彼らの考え方に違和感が拭えない感じは否定できませんでした。
 「僕らジャーナリストは危険だからこそ、現場に行く。信念に基づいて、リスクを背負って行動している。自己責任論は、僕らにはあてはまる言葉ではない」というのは前段はまったく異論ありませんが、自分達にあてはまらないのならどういう人、場合ならあてはまると考えてるのかがよく分かりません。まさか信念に基づいてリスクを背負って行動すれば、その結果に関して責任を負う必要はない、もしくは他人からとやかくいわれる筋合いはない、ということをいいたいのではないとは思いますが……

 『朝まで生テレビ』
 久しぶりに観たらけっこう面白かったです。ただアメリカがイラクから手を引いて、代わりにフランスやドイツが加わった国連が主体になって復興を進めればすぐにでも平和がもたらされるみたいなこといってた民主党の首藤さんという人はどうかと思いまさた。