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 うたかたの日々 

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 3月12日

 新宿のクリコンに2ヶ月ぶりで参加。
 往年の名作『飛べっ!フェニックス』がリメイクされるとのこと。た、楽しみのような不安なような…
 AIRFIXからやっとTSR.2が出るらしい 。これをわざわざメテオスイーパーver.に改造するやついるんだろうな。でも本家イギリス人も屈折していて、青井さんの話だといまだに「湾岸戦争に参加したTSR2」とか作ってるらしい。デザート迷彩で。

 『ローレライ COMPLETE GUIDE』(角川書店 ¥980)
 パウラ・スーツのデザインがラフから載ってたんで買っちゃった。
 しかしクリコンのみんなもツッコンでたけど、あのデザインはどうみても村田蓮司のパクリだよなあ……スーツそのものは画面に写らない細かいとこまで作り込んでます。
 パウラの下着?姿のスチルが載ってないのはやっぱり事務所的にNGなんですかね。

 ところで『ローレライ』で一番好きなキャラはパウラでも艦長でももちろんボールボーイでもなく、実は航海長なのです。あの面長で丸眼鏡かけてる人(劇団☆新感線の粟根まこと)。いや、ほとんどセリフもないしストーリーにも絡まないんだけど、あの役者さんって古典的な「東宝映画顔」なんで、あの人が発令所に立ってるだけでなんちゅうか映画としての臨場感がアップするんだよね(^_^)。

 しかしダコタ・ファニング主演の『Alice in Wonderland』 って凶悪すぎる企画のような。ある種の性癖の持ち主にとってはまさに最終兵器彼女……

 3月10日

 奥さんの誕生日なので二人で映画を観に行きました。で、観たのが『ローレライ』(監督:樋口真嗣)。なんでやねん、という気もしますが奥さんはギバちゃんのファンなのだった。
 いろいろいわれてるけど、結論からいうとまあまあ面白かったですよ?(なんだその奥歯にモノが挟まったような物言いは?)
 確かに『Uボート』みたいな「戦場のリアリティ」を期待して観ると、どこからつっこんでいいやら判らないぐらいつっこみどころ満載の映画です。アタシも最初のうちは「いくら非常時でもドイツ人から貰ったおフランス製の潜水艦を慣熟訓練もなしに実戦に投入するなあっ!」とか「ドンパチ始まってからいきなり見たことも触れたこともない潜航艇に乗せて出撃させるなあっ!(しかも計器表示はドイツ語だっ)」とか「ヘッジホッグは新型爆雷じゃねえっ!」「潜航中の潜水艦めがけて駆逐艦から長魚雷撃ってどうするっ!」とかつっこみながら「ガガガガガッ!」な状態だったんですが、そのうちこの作品は「(スーパー)ロボットアニメの手法で戦争映画を撮る」という斬新な試み(^_^;)、なのでこれはこれでいーのではないかと思うようになりました。みづせは悟りを開いたっ!レベルがアップしたっ!しかしそれにしたって脚本がなんぼなんぼでも薄すぎますよね。ノリがアニメなのはいいけど出来が悪いアニメの真似しなくても……確かに「潜水艦といえば反乱」「酒飲みのベテラン機関長」「自分の命と引き換えに艦を救う乗員」「心を鬼にして乗員のいる区画に注水」とか潜水艦映画のフォーマットは一通り押さえてはいるんですけど(しかしあのボールのキャラは間抜けすぎるじゃろ?)。映画としてのリアリティを低く設定することがファンタシィなら、確かに監督のいうようにこれは戦争ファンタシィでしょうね。
 ヒロインはもろ綾波なララァでしたが、原作とかで「美少女」と書いてあっても映画化されると「美少女というにはちと…」という例が多い中でちゃんと美少女美少女してました。「いい娘だったなあ」といわれるほどキャラがたってなかったのは残念でしたが。
 特撮というかCGシーンはみんないってるように特に水上艦、フレッチャー級がダメすぎ。なんか「魚雷戦ゲームの画面?」とか思っちゃいました。これが日本映画界の実力なのかあ。まあB-29やガトー級撃沈シーン(魚雷が正面から飛び込むと内部から膨張するように構造材が吹き飛んでいく感じはまさに小澤さとる調!)はけっこうよかったけど。
 なんかけなしてるばっかみたいだけど、クライマックスの「若い者は生きろっ!」みたいな感じでオヤジたちがけじめをつけるために敵基地に突っ込んでいくとこなんかは『戦場まんがシリーズ』で育ったアタシにはけっこうくるものがありました。 個人的には伊-507の最後はちゃんと描いた方がいいと思うんですけどね。
 この物語、「米艦隊の防衛網を突破して原爆搭載機の発進を阻止する」という表のストーリーと平行して「終戦工作に絡んでローレライ・システムを米側に売り渡す陰謀」の裏のストーリーが存在するわけですが、「ローレライを供与する見返りに東京に原爆を落としてもらう」「交渉が成立しなくてもけっきょくB-29は発進する」というかなり無理な展開なのね。
じゃ、なんでそこまでして東京に原爆落としたいかというと、これは押井守の『パトレイバー』と同じでたぶん「皇居に核を落としたい」んだと思います。そこに実際に天皇が居住してるどうかは別に重要じゃなくて、まさに象徴としての天皇制を焼き払うことで「戦前」というシステムそのものにけじめをつけさせたいと。そうすることでしか日本の真の再生はありえないという朝倉大佐の考えもまあわからんでもないんですが、さすがにそれをセリフでいうわけにはいかんわね。だから画面観てるとまるで海軍首脳部だけ詰め腹切らされてるように見えちゃうんですけど(^_^;)。
 ただこの辺のシークエンスは(演出が)いかにも浅いというか中途半端な印象受けちゃうんで、いっそのこと難しいテーマは全部ほかして、伊-507をドイツ由来のホーミング魚雷やワルター・タービン積んだスーパー潜水艦にしちゃって「敗色濃い戦争末期に米軍に一矢報いた男たち(と超能力少女)」みたいな、もっとエンタメに徹した話にしてくれればいいのに、と思いました。

 で、奥さんはギバちゃんが活躍したので十分満足したらしい(^_^)。

 3月8日

 奥さんに叱られてプチ家出(約2時間)。酒呑んで憂さをはらすことができない性格なので吾妻ひでお『失踪日記』(イースト・プレス ¥1,140)を買って夜の埼京線の中で読む……ムチャクチャ面白くて気が晴れてしまったので家に帰って奥さんに詫びを入れる。根性なしです。
 こーゆーいわば闘病日記みたいな作品を面白がるのもどうかとゆー気もしますが、まあ面白いものはいたしかたありません。いまだに絵はグタグタだけど。吾妻センセイもかなり初期に絵が完成してる人で、だいたい『きまぐれ悟空』の頃には出来上がってるんじゃないでしょうか。柔らかくて流暢な線がどんどん壊れてくのを見るのは辛かったなあ。
 ホームレスの人の食い物をかっぱらう/これは人間としてやってはいけない最低の行為である
なんてネームが淡々と切られてるのが哭けます。警察に保護された時に色紙に「夢」と書いたとか、仕事から逃げてガテンしてるのに社内報にマンガ描いて投稿しちゃう(しかもだれも吾妻ひでおと気づいてくれなかった)とか、ホントに笑っていいのかよくわかんないエピソードが実に味があっていいんだよね。「アル中時代」の幻覚見るシーンで「大好きな女子高生までが恐ろしい」とゆーのは本当に怖かったんだろうなあ(^_^)。
 あとスキンヘッドの巨漢を僕にしてアルコール病棟を仕切ってる修道女?ってホントのエピソードなのか?あまりにも美味しすぎるキャラです。最後のページのエピソードとか凄くいいなあ。

 キムラノボル・佐藤健悦『舞-HiME(3)』(少年チャンピオンコミックス ¥390)
 チャンピオンらしい出鱈目さかげんが素敵。なつきのお母さんがいきなり松本零士みたいな機械人間だったのはびっくりだ。

 3月7日

 今頃レンタルで『ボーン・アイデンティティー』を観ました。
 う〜ん、記憶を失い大海原を漂っていた主人公が漁船に救助される導入部から、自分の正体を求めわずかな手がかりを追ってチューリッヒ、パリへと展開する前半部は面白いんだけど……主人公を任務に送り出したCIAの部門と対決する後半部分はイマイチ盛り上がりに欠けるような。巨大な組織の陰謀にほとんど徒手空拳で立ち向かう主人公の姿を観客はハラハラしながら見守るはずなのに、CIAの殺し屋やエージェントが弱すぎてぜんぜん危機感ないのはいけません。
 アメリカ領事館の警備をしてる海兵隊員のドレスがそれっぽくてよかったけど、本物も上が迷彩服で下が赤いラインの入ったパンツを履いてるのだろうか。あれは緊急事態なんで普段の海兵隊礼服の上にコンバットドレスをひっかけたということなのかな?

 淡々と更新し続けるぞ雑記より『エ○』と『シャー○ー』のメイドさんAV?(歯車党日記)
 しかしこの人(姫咲しゅり)もメイドになったり巫女さん(18禁)になったりくノ一(18禁)になったりお姉さま(18禁)になったりふ○なり(18禁)になったりで忙しいのう。まるでX星人になったりマタンゴになったりで忙しい水野久美のようだ。

 3月6日

 『海底少年マリンDVD-BOX』
 3巻で全78話を収録とのこと(そんなに話数あったっけ?)。バラ売りもするみたいだけど…高いなあ。
 オキシガムとかハイドロジェットとか、ギミックはけっこう好きなんですけどねえ。
 未来の海底科学基地とかに平気で人魚が出入りしていて誰一人不思議に思わないというのは考えてみればシュールな光景ですのう。
 この作品、三度タイトルが変わって(『ドルフィン王子』『がんばれマリンキッド』『海底少年マリン』)TV局もフジ→TBS→フジと渡り歩いてるみたいなんだけど、どういう事情があったんでしょう。
 それにしてもこの頃からやってる小原乃梨子さんって凄いな。

 

 3月5日

 『ストラトスフォー・アドヴァンス』CODE:201「WAVE OFF」
 
「キッズステーション」での先行放送。新シリーズ開始にあたっての状況説明が必要なのは分かるんですけど、ウリである飛行シーンとお色気シーン(ちゅうか両者が渾然一体と化してるのがこの作品の特徴)を封印しちゃってるのはなんとも歯がゆいかぎり。話が動き始める前の助走の段階ですかね。
 新キャラも登場早々出戻り組のせいで下宿追い出されるわ、自分たちの歓迎会でこき使われるわで不憫すぎます。
 そのうち「美風っ!オレはおまえの噛ませ犬じゃないっ!」とか造反するぐらいのガッツ見せてほしいものです。
 まあ予告見ると2話ではいつものパイロットスーツも出るし、新たにMiG-31タイプの迎撃機も登場するようですし、期待していいんでないでしょうか。フォックスハウンドの零距離発進というのも凄いけど、どうせなら衛星迎撃任務用のMiG-31Dにしてくれればよかったのに(今からじゃリテイク出せないだろうなあ…)。

 『戦闘機年刊2005-2006』(イカロス出版 ¥2,667)
 「J Wings」の出版社から出てる年刊形式のムック。軍用機の中でも戦術・戦略用途機、つまり戦闘機・爆撃機・攻撃機と戦闘ヘリに絞った内容。輸送機とか偵察機・練習機まで網羅したいときはエアワールド社の『世界軍用機年鑑』を使うわけですな。
 以前の版には載っていなかった古い機体なんかも収録されてるし、同じ機体でもちょこちょこと記述がアップデートされてるのはいいですね。1機種あたりの分量もけっこうあるし。
 一番古い機体はたぶん1947年初飛行のMiG-15(アルバニア空軍でまだ使ってるらしい)あたりかなと思いますが、49年のキャンベラや51年のハンターなんかがまだ飛んでるちゅうのも考えてみれば凄い話です。

 3月4日

 『舞-HiME』#22
 会長さんのあまりに直情的な百合っぷりにちょっと感心してしまった。なんといっても人間、開き直った方が勝ちですな。

 世界の戦車イラストレイテッド31『V-2弾道ミサイル 1942-1952』(大日本絵画 ¥1,300)
 ミサイル本体の技術的解説よりも、世界初の弾道ミサイル部隊の運用について詳しく載っているのがミソ。
 ちなみに「V−2(A-4)の開発・製造に関連する犠牲者の数は、V−2の攻撃によって犠牲になった人数の3倍に達する」「発射されたV-2のペイロード全部足しても英国空軍ボマーコマンドが1回の出撃で落とす爆弾量にも足らない」「連合軍は巡航ミサイルV−1阻止のため多大のリソースを費やしたため、事実上対抗不能なV−2よりV−1の方が連合軍の反攻を遅らせるのに役にたった」などのトリビア?が面白かったです。 

 磯本つよし『東京クレーターのアカリ(1)』(少年画報社 ¥560)
 住民が善人な『バイオレンスジャック』の世界ちゅうかアクションがある『ヨコハマ買い出し紀行』ちゅうか。

 3月3日

 歴史群像大平洋戦史シリーズ49『沖縄決戦』(学研 ¥2,000)
 といえば岡本喜八。関係ないけど。

 高遠るい『CYNTHIA THE_MISSION』(ZERO-SUM COMICS ¥552)
 女闘美アクションというか美少女殺し屋モノというか。一番近いのは『フライング・クリーマン』?(←ワザとです)裏社会モノなのでかなりイヤなエピソードが多いですけど、妙な迫力と説得力がありますね。 しかしホントに血まみれなマンガだこと。

 OVA『トップをねらえ2!(2)』
 なるほど、ロボットなら正確なシュートを決め続けることだって、首が180度回転することだってむりな話ではないわけですね(←それは究極超人アール)。
 ちゅうことであっさりノノの秘密は明らかにされるわけですが、ミスリーディングの手法としては面白いかな、と思いました。
 話はおいとくとして、宇宙怪獣と地球艦隊との戦闘シーンなどのエフェクトは相変わらずかっこいいので、あんまし難しいこと考えずに観ると吉。昔は脚本至上主義みたいなとこもあったアタシですが、最近は歳とったせいかあんまし難しい話見せられてもよくわかんなくてね〜。ボケ〜ッと観れて楽しいのがいいと思います(それは幼児退行では?)。  

 3月2日

 風邪ぎみで(仕事は)ペースダウン中。
 歴史群像シリーズ『図説ドイツ戦車パーフェクトバイブルI』(学研 ¥2,000)
 実はいまだに「ティーガーかっこ悪い」「マチルダ最高」とか思ってるエゲレス戦車至上主義者なので、ドイツ戦車のことはよくしらないのです。

 レンタルでOVA『イリヤの空、UFOの夏(1)』
 ふつー。ファンとしては新海誠作品みたいな感じでアニメ化してくれれば理想的なのかもしれませんが、そーゆー脳内理想と比べちゃうとちょっち苦しいかも。特に美術が弱いかなあ。 主人公たちが暮らす一見平和な田舎の町の日常性をどこまで描けるかで、それと対照にイリヤの抱える非日常性が表現されるわけなんで、(美術が)下手するとよく出来たTVアニメ以下というのはちょっと辛いかも。
 それでも先生にいわれるまま役に立たない防空訓練やってる一般生徒たちと、パニクって防空壕に立て籠るイリヤとの対比とかはまあまあよかったんじゃないでしょうか。
 それにしても「入れてっ入れてっ入れてえっ!…あひいっ!」と叫んだあげく白目剥いて(ついでに鼻血だして)悶絶するヒロインってなかなか凄いと思いました。いや、ゲームやってて発作起こしただけなんですけどね。

 なぜか娘が「損保24」のCMが好きで、あのコアラが出てくるとキャッキャいいながら凄い勢いでTVに向かってくるのです。おまえ、変なとこにスイッチついてるなあ。

 3月1日

 石田敦子『アニメがお仕事!(2)』(少年画報社YKコミックス ¥533)
 あ!あと同じ作画監督っていってもレイアウトや動きから直す人とさー/ちょちょいっとアゴに1本線入れて作監つってさーー
 こ、この人はそーゆーこと平気で書くから敵……いや、いいんです。なんでもないです。
 え〜と、相変わらず面白いんですけど、そのうちの何割かは「業界内幕モノ」として面白がってる自分がいるわけで、そんな下世話な自分がちょっとイヤになる微妙なお年頃なのでありました。
 今巻は薮の中で迷いながらもすこしづつ前進していこうとするイチ乃と、焦りから木のまわりをグルグルまわり続けてる二太を対比して描いていきます。で、酸いも甘いも噛み分けた三鷹さんにバターと化した二太くんは美味しく食べられてしまったわけだな(違う)。P201の三鷹さんはエロいよ。でも眼鏡外しちゃうのは反則です。
 三鷹さんの過去話はエグくて好きですが、この作者は小林よしのりと同じで自分にとって不愉快なタイプの人間はてってーてきに醜く描くというのは分かりやすくてよいですね(^_^;)。
 一所懸命にピッチャーの投球フォームを実演してみせるイチ乃のエピソードは可愛らしくてよかった。なんとなく『フィルムは生きている』とか「マンガ少年」のアニメーター物語(木の葉が落ちるのをクロッキーするとか)思い出したりして。

 「ふ〜ふ〜あ〜ん・」で昇天――「紅忍珈琲処」(れっどにんじゃかふぇ)期間限定オープン
 今回の企画は、主人公・紅に扮したお姉さん達が、時に鉄弦で縛り、時に背後から食べさせてくれ、時に投げKISSで接客してくれる、そんな魅惑のサービスが満載されている。
 ふ、風俗?ぼったくりバー?(^_^;)