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 うたかたの日々 

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 7月15日

 今日の天声人語
 >「環境だけではなく、人にも優しい万博であってほしい」
 まあ、「ホントーに環境に優しい万博?」というのはおいとくとしても、人間の存在が環境の擾乱因子である限り、環境に優しくしようとすると人間には厳しくなっちゃうよーな気もわりとしますけどね(^_^;)。
 でもキッコロとモリゾーって、森で夜キャンプしてるといつの間にかたき火の向こうにいて
 「あんたら〜、森の木を切って薪にしなさったね〜。それじゃ〜、あんたらにも〜、わしらとおんなじ痛みを味わってもらおうかい〜」とかいいながら手にした鉈でキャンパーの腕といわず足といわず(検閲)たり(検閲)たりしそうな感じだよね、あの目つきは。

 

 7月14日

 フリッツ・ライバー『ファファード&グレイ・マウザー(4) 妖魔と二剣士』(創元推理文庫 ¥780)
 山登りの唯一の欠点は、いちばんいい部分がすぐに終わることだ
 マウザーの台詞をもじって(ちなみにこの台詞をいったのは女を抱いてる時)、「ライバーの唯一の欠点は、面白い物語をすぐに読み終えてしまうことだ」とか洒落たこと書きたかったのにぃ。ようやく読み終えました。いや、別に読みづらかったわけじゃなくて、単に時間が取れなかっただけですが。
 プロローグにあたる「魔女の天幕」に続いて、二人の冒険家がその頂きに眠る星々の宝石を求めてネーウォン世界の最高峰、前人未到のスタードッグ登頂に挑むという「星々の船」。ちょっとゼラズニイの『この死すべき山』を思わせる山岳冒険ファンタシィです。高い山から投げ落とされて、それでも下に深い湖があるかもしれないという望みをいだいて高飛び込みのポーズで落下していくマウザーが実に彼らしい。
 幕間劇にあたる「ランクマー最高の二人の盗賊」は当時としては珍しい?レズビアン風味の掌編。ライバー作品におけるセクシャリティというのは研究してみると面白そうですね(海外では当然あるんでしょうが)。
 最終話「クォーモールの王族」は一万語におよぶハリー・フィッシャーの原作を下敷きにした怪奇趣味の強い中編。かなりフィッシャーのテイストも混じってるとは思いますが、ライバーも根っこはラヴクラフト・サークルの人だけあっていい味わいが出てます。蟻の巣穴を思わせるクォーモールの地下帝国の描写が素敵。魔道士の王たる父王と憎みあう兄弟の対立とか、『アンバー』シリーズにも影響与えているような気もしますが、違うかなあ?
 あとライバーの産み出すキャラクターって面白いつまらないは別として、(性格の)陰影の深さや台詞回しが演劇っぽいよね。やっぱり若い頃シェイクスピア劇壇に所属していたというキャリアが関係してるのかな。

 新番組『フルメタル・パニック!The Second Raid』
 う〜ん、確かにロボット・アニメとしては丁寧に作ってあるとは思うんですが…人形歩行兵器が戦車や戦闘ヘリといった現用兵器と戦うシチュエーションそのものがアタシには合わない感じです。ゴメン、って謝っても仕方ないか。なにより「どの体制にも属さず世界中の紛争の火種を消して廻る正義の傭兵組織」という設定がうさん臭すぎてどうもノレません。個人的には学園ラブコメのプロットでいきなりロケットランチャーぶっぱなす『ふもっふ』篇の方がギャグとして観れる分、好みですかねえ。
 それはそれとして敵に追い詰められた主人公を母艦が間一髪救出に現れるシーンははそれなりに燃えるんですけど、ここはそれまで潜水艦の姿は一切出さないで、水中から突然降り注ぐミサイルの雨→炎上する戦車群→茫然とする敵指揮官のカット→水面を割って浮上する巨大な潜水艦、という流れの方がカッコイイし合理的のような気がするんですが……

 『タイドライン・ブルー』#2
 おおむね面白いんですが、本筋とあまり関係ないとこでツッコムと、女性士官がいってたように潜水艦側には主人公と母子を助ける積極的な理由も責任もないんだから、彼らが乗り込めた理由が「青年士官の持ってた徽章を見せたから」というのはやっぱりちと弱いように感じました。あれだけの攻撃仕掛けといて「人道的理由」じゃないだろうし。
 それとああいう場合は取りあえず医務室(かそれに類するとこ)に連れてった方がいいと思うなあ。少なくとも素性が分からない部外者を魚雷がゴロゴロしてる室においとくのは危ないんじゃないでしょうか。魚雷って弾頭をハンマーで叩いたぐらいで爆発するほどヤワじゃないとはいえ、ちょっとした衝撃でモーターが始動してしまって自爆しちゃう事故ってけっこうあるらしいし……

 7月13日

 『指輪物語』も『折れた魔剣』も「ニーベルンゲン伝説」を元にして出来上がりテイストがああも違っているのは、同じ「エド・ゲイン事件」を元にして『サイコ』と『悪魔のいけにえ』が出来ちゃうようなものなんですかね(^_^;)。

 キムラノボル/佐藤健悦『舞-HiME(4)』(秋田書店チャンピオンコミックス ¥390)

 7月12日

 『創聖のアクエリオン 』#15
 穴があったら入れてみたいお年頃のピエール君がセックス(合体)依存症になって大暴走の巻。マイケル・ダグラスですな。
 面白かったけど、ラストでメガネ君が同じ症状を発症してたのはどーすんでしょうかね。やはりメガネの女の子に処理してもらうとか(下品)。司令に「女体」とか書いてもらって、それを見つめて精神修養するとか。そのうち文字を思い浮かべただけで達せられるようになるぞ(ダメじゃん)。
 次回予告で「鏡よ鏡っ、この世で一番美しいのはだぁれ?」「……あの世では、ワタシ」というフレーズが妙に気に入ってしまったことだよ。後ろでまだ「合体させてくれぇ〜!」って叫んでるのもポイント。

 新番組『GUN×SWORD』 #1、#2
 そーですねえ。未来の地球なんだか異世界なんだか分かりませんが(ナレーションがあの声なんでどうしても『ザブングル』思い出しちゃいます)、西部劇風の世界で剣劇があってガンアクションがあってエキセントリックな仇役をロボット戦でやっつけて、とネタは盛り沢山なんですが……主人公の食する調味料だだ盛りの料理と同じで、ハタから見てあんまし美味しそうじゃないんだよねえ。フックに欠けるというか、個人的にどうもお話にのめり込めないんですよ。

 7月11日

 『群青の空を超えて』
 以前紹介した「エロゲーだけど近未来戦記。エロゲーだけど飛行機モノ。エロゲーだけどグリペンとか出てくる」趣味丸出しなゲームのOHPがようやく本格稼動。
 舞台背景とか読むと「ひょっとして筑波大現視研の関係者?」と思うぐらいなじみのある地名が(^_^)。まあ栓抜きタワーに登れる事を知らなかったようなので元・筑波大生じゃないと思いますが。
>学園西大通り(15R/35L)と東大通り(15L/35R)が主滑走路に、土浦学園線(04/22)が横風用滑走路になります。
>主人公たちの通う筑波航空学校は、今は亡き図○館○報大学の跡地です
>筑波航空学校付属校の校舎は、隣の吾妻○です(笑)。
>主人公たちの憩いの場が、この松見公園です。
>なお、いくら餌をやると寄ってくるとはいえ、鯉を掴んではいけません。

 うわあああっ、青春のトラウマが〜っ!
 しかもストーリーは大学SF研が考えたような、押井守を10倍くらい恥ずかしくしたような、バリバリのポリティカル・フィクションぽいぞっ!素敵すぎるっ!

 『奥様は魔法少女』#2
 元・魔法少女というか魔法少女の成れの果てが街にいっぱい住み着いてるというのはちょっといいかも。魔法少女の墓場ですな。すっかり色ぼけになっているあたりに製作者のそこはかとない意地の悪さを感じてしまいまさた(^_^)。
 大畑清隆演出っぽい繰り返しのギャグとか、妙に力が入った「Hなソフトクリームのなめ方」が面白い。

 7月10日

 『交響詩篇エウレカセブン』#13
 すでに各所でいわれてる通り、今回やっとレントンというキャラの性格と行動原理が一致したとゆーか、ようやく「キャラが立ってきた」気がします。いや、だからこーゆーエピソードはもっと早い回に放りこんどけって!
 どーでもいいけど鼻血吹いたりジャムでベトったり涎垂らしたり、アネモネは「ウェット&メッシー」系萌えだな、と思いました。
 オマケ:両手に花ちゅうかジャム(18禁)。青いのと赤いのとどっちが好みかな。

 日々是魚を蹴る(7/8)よりHMSサンダーチャイルド号の戦い
 架空軍艦の中でもっとも好きなのが『宇宙戦争』(原作)に登場する「HMSサンダーチャイルド」。いかにも見敵必戦!がモットーのロイヤルネイビーらしい勇猛果敢な戦いによって3機のトライポッドを撃退し、避難民を満載した船団を救いながら自らも海底に没した殊勲艦です。
 けっこうファンは多いらしくて、ちゃんと本家wikipediaでは項目も作られてるんだね。
 ただ常備排水量5,600トンというのはほとんど巡洋艦並みで、ちょっと大きすぎるような気が。今原作が手元にないんですが、乾舷をぎりぎりまで低くしたシルエットはどっちかというと水雷艇駆逐艦ぐらいのイメージなんですが。
 id:SleepyEnsignさんによるとサンダーチャイルドの元ネタとなったであろう「HMSポリフェーモス」はこういう艦だそうで。2,640トンなので大型駆逐艦といった感じですね。
 5,600トン前後というとイギリスでは防護巡洋艦「エクリプス」級とか「アラガント」級あたりが相当しますかね。特に「アラガント」は衝角巡洋艦ともいうべき艦種で、サンダーチャイルドの性格にもちょっと似てます。

 
 7月9日

 新番組『ぺとぺとさん』
 人間と妖怪(特定種族)が共存している世界。田舎の中学校を舞台に(しかし『かみちゅ!』だの『絶対少年』だの『奥様は魔法少女』だの、時代のトレンドは地方なのかしらん?)「いとしい者に触れるとくっつきやすい特異体質」の妖怪少女ぺとぺとさん(外見はふつーの人間で、どちらかとゆーと妖怪「ろりぺどさん」な感じ)がまわりの男の子や女の子や人間や妖怪とまきおこす騒動を描きます。
 初回はけっこういい感じ。アニメとしてのクオリティはそれほど高いとはいえませんが、夏休み前のけだるい日常(学校生活)の雰囲気は出てます。もうちょっと美術はがんばって欲しいかなあ。
 ぺとぺとさんは自らエロエロ妖怪というだけあって、真っ昼間から男の子と「裸でヨガ」するわバスタオル一枚で枕並べて同衾するわ、ほのぼのとした絵柄、演出でなおかつロリエロなのがある意味マニアックでいいですな。でも足音がぺとぺというのがアトムみたいでいっちゃん可愛いね。
 あと無駄にフェロモン振りまいてる謎の半透明妖怪のお母さんと、なぜか夜中に全裸で川遊びしてる河童の女の子(ツンデレっぽい)のキャラもよいですわ。

 『ウルトラマンマックス』#2
 アンドロイド・エリー隊員が待機モードの時はちゃんと省エネ設定してるのがすいたらしかったですよ。
 しかし「ユーモアは人間の潤滑油」みたいな会話してましたが、ダッシュ隊員は潤滑油に天然オイル使ってるんでみんな頭にカビが生えてるんじゃないのか?という程度のお話でしたね。
 そしてコバ隊員の極太グリースガンで潤滑油を注入されちゃうエリーというネタをつい考えついてしまうダメなアタシ……

 7月8日

 『機動新撰組 萌えよ剣TV』#2
 甘味処の猫又?が絵に描いたようなネコミミ娘で、ホントに80年代にタイムスリップグリコな気分になりました。やっぱりネコミミ娘は語尾に「〜にゃ」つけないと。
 ところでどう見てもセルゴミにしか見えないものが写ってる場面がありましたが、この作品ってセル作画なのかしらん?もしデジタルなら古臭いアニメの雰囲気だすために、わざわざゴミを描き込んでるのだろうか(まさか、そんな)よしっ、次は失われた伝統芸能「色パカ」に挑戦だっ!

 『星界の断章I』(ハヤカワ文庫JA ¥580)
 この世界の日本人は自ら創りだしたアーヴに滅ぼされてしまったそうですが、取りあえず「コミケ」「三つ編み眼鏡のいいんちょ」といった文化は受け継がれたようです……なんかいやな受け継がれ方なんですけど。ちゅうかほとんどホーカ並に歪んでる気がする。いや、歪んでないのか?
 あっ、そうか。『星界の紋章』でなんとか男爵がエロコスさせたメイドたちをはべらせてたのも「失われた弧状列島文明の継承者」たるアーヴの本能だったのかっ。
 まああとはソビークでネコミミ・コスプレするラフィール皇女殿下にどん引きするジントを書くしかありますまい>作者

 7月7日

 新番組『タイドライン・ブルー』
 なんとなく『コナン』で『ガンダム』な初回。
 山に登った空母とか(しかしあーゆー街で暮らすのは精神衛生上よくないなあ)、いきなり陣痛始まっちゃうヒロインとかつかみはオッケーなんですが、戦闘が始まってからの展開はちょっと無理があるような。
 宣戦布告を伝えにきた青年士官はあの攻撃の中、どうやって逃げるつもりだったのか?迎えが待ってるとこをみると鉄砲玉というわけでもないみたいだし。桟橋に見知らぬ潜水艇がとまっていても誰も不思議に思わない世界なのだろうか?空母を攻撃する事で自分の命はもちろん周りの住人にもコラテラル・ダメージが出る事を分った上でユリシーズ号の行動を是としているであろう青年が、なぜ生きずりの妊婦だけは助けようと決心したのか?主人公と生き別れの兄を1話で再会させときたい、というのはわかるんですが……まあそれいっちゃうとそもそも宣戦布告なんて伝令じゃなくて通信で伝えれば事足りるような気もしますが。
 なんでユリシーズ号があんな近距離で攻撃するのか、港にいる新国連軍?の艦艇がなんで反撃しないのかも謎。
 とりあえず、今後起きるであろう潜水艦戦に期待したいです。でもこれって1クールなんですよね?

 新番組『あまえないでよっ!!』
 いわゆるハーレムアニメのヴァリエーションだと思うけど、お寺が舞台だというところが目新しいか?尼さんというよりはモンクみたいな感じですが。主人公の超能力(邪霊の浄化?)を発動するためには女の子の裸見て興奮しなければいけない、みたいな設定らしいのでお色気シーンにも必然性があるというものですね(棒読み)。
 ただ全体的にどっかで見たパーツの寄せ集めを色替えしただけの「新商品」みたいなイメージで、取り立てて酷くもないけど誉めるとこ探すのも難しいという、わりとどーでもいい作品でしかないのが現状。今後化けて出る、じゃない化けることはあるのか?

 新番組『電車男』
 いや、確かに6/10の日記で
>おおっ、するってえとオープニングではあのエルメスがバニーガール姿で宙を飛び回って乳ゆれするわけですねっ!楽しみだなあ
 と冗談で書きましたけど……まさかホントに『ダイコンアニメ』のパロやるとは。いいのか、それって。いや、別に法的な問題はないけど。
 アニメ製作がガイナックスじゃなくてGONZOというところが一片の良心なんですかね(違うだろ)。

 7月6日

 『日本沈没』再浮上
 主人公が草なぎ剛、ヒロインを柴咲コウって……なんとなく『黄泉がえり』みたいなの想像しちゃうんですが、あれよりはマシになるのかなあ?
 >港から出航する国外脱出を急ぐ人々を乗せた大型船を、地震によって発生した巨大津波が襲う−。
 こんな話だっけ?(海外版の『TIDAL WAVE』だったりして)
 映画の方はあんまし覚えてないんだよなあ。え〜と、金閣寺がクルクル廻りながら吸い込まれていくんだっけ?(ちょっと違います)
 アタシは原作に出てくる「たかつき」型を改造してケルマディックの支援母船にしたやつが好きなんだけど、さすがに出てこないだろうなあ。

 漫画家の永島慎二さん死去
 手塚、石森、藤子といったビッグネームに比べればやや地味な存在だったかも知れませんが、それでもあの時代、あの分野において大きな影響を与えた漫画家であったことは確かです。
 ただ晩年の御本人が現在のマンガ界のありようにどういう思いをだいていたかはさだかでありませんが。『漫画家残酷物語』などで何度も繰り返された「商業主義に毒された流行漫画家と、コツコツと良心的な作品を描き続ける児童漫画家の対立」という図式そのものが成り立たない(流行漫画家しか存在しない?)業界をどう見てたのか。
 アタシなんかはどっちかというと流行漫画家を悪とする氏の芸術史上主義的な姿勢に反発を覚えてた時もありましたが、今となっては何もかもみな懐かしい(^_^)。
 合掌。

 アルターの綾波レイ
 正直またか、とゆー気もしないでもないけど、けっこー雰囲気はいいですね。
 よく見ると胸元のダメージおってる?部分のプラグスーツ内部が一部見えてて、それがなんとなく女性器を思わせるデザインなのはエロいかも。

 アルターのダッフネ〜
 これはアニメの設定まんまだけど、バックスタイルはエロ可愛いです。
 しかしこれって水着じゃなくて戦闘服なんだよね……

 7月5日

 映画『ステルス』予告編
 最初、おねーちゃんの水着がステルスなのかと思った。
 なんか「無人戦闘機が落雷で自我をもってしまい、人類に宣戦布告っ!」とかそーゆー話らしい……『マクロスプラス』?
 空母への着艦シーンとかは(本物使ってるだけあって)よくできてますね。

 韓国型軽航空母艦級輸送艦
 >独島守護の意志を盛り込み、「独島艦」と命名されるこの艦艇は
 いやまあ、自分とこの艦艇にどんな名前つけようとそりゃ自由ですからね(^_^;)。
 デザイン的にはかなり「おおすみ」型を意識してるというか、「おおすみ」の艦型を拡大してヘリコプター運用能力と指揮管制能力を強化した感じでしょうか。能力的にはイタリアのコンティ・デ・カブール級 やフランスのミストラル級に近いものがありますかね。
 ただ基準排水量が13,000トンぐらいということですが、海自の16DDHとほぼ同じ排水量でヘリと上陸用舟艇の両方を運用するスペースは足りるのでしょうか。艦の前半部がハンガーデッキになってるのか、それともカブールのように状況によって航空機と車両搭載を使い分けるんでしょうかね。
 どーでもいいツッコミですけど、エリア防空艦のKDX-IIより高級な三次元レーダー(SMART-L)積んでる揚陸艦って……どうも向こうの人の考える事は分からないなあ。

 7月4日

 福原鉄兵『キカイ探偵』(幻冬社コミックス ¥590)
 ひイイ〜〜手が〜足が〜何本も〜〜人なのに〜人なのに〜/カオが二つ〜〜人なのに〜人なのに〜/嗚呼最高の世界…我が生涯に一片の悔い無し/がく
 奇怪探偵?機械探偵?たぶん両方なのだろう。素晴らしい。もう一度書いちゃうぞ。素晴らしい。唐沢俊一氏が帯で推薦してたので買ってみましたが、これは(個人的に)大当たり。いわゆるレトロ探偵冒険モノの皮をかぶってはいますが、本質は昔の高橋葉介と唐沢なをきと山口貴由と閃光花火(誰?)をミックスしたような、もっとポップでアヴァンギャルドでアプレゲールでシュツルムウントドラングな世界なのですよ。よーするにワケワカラン、デタラメな世界。ああっ、うっとり。
 一応主人公はサイボーグな?少年探偵なんですが、ほとんど活躍しません。活躍するのは押し掛け女房的な三人の少女助手探偵團。一人は盲目の少女、轟未都子<とどろきみつこ>。彼女の母親は人間燈台として毎夜彼女が住む街を照らし続けているという凄い設定。もう一人はひきこもりがちで(探偵事務所で半年間、人間椅子として過ごしていた)恥ずかしがり屋の人形彫刻師、瀘呂可淡<ごすろかたん>。そして大財閥のわがままお嬢様で自称女神の実相寺蝶佳廊<じっそうじちょうかろう>。
 話なんぞあってなきがごとしのマンガですが、その内容は「怪人燈」「人形王国の謎」「骨董の鬼の人外境綺談」「福魔術師」といったサブタイトル見れば想像つきますかね。
 スミベタが多いうえに画面の隅まで描線で埋めつくしちゃう絵柄は通常のマンガの2.5倍くらい「重い」し、けっして一般受けするタイプとも思えませんが、こんな本来なら「コミティア」会場の片隅で1冊300円の創作系同人誌として売ってるのが相応しいようなマンガが、まがりなりにも商業誌に連載されてあまつさえ単行本が出ちゃうんだからニッポンよい国カミの国ですな。

 作・永久保貴一/画・増田剛『御石神落とし(1)』(白泉社ジェッツコミックス ¥505)
 作・永久保貴一/画・増田剛『御石神落とし(2)』(白泉社ジェッツコミックス ¥505)

 作画の増田剛ってうらまっくだったのか……「どっかで見た絵柄だなあ」とか思ってたのに気づかなかったよ。もうダメだ。

 新番組『奥様は魔法少女』
 元・魔法少女の人妻が年甲斐もなくあられもない格好で飛び回る痴女、もとい魔女っ子アニメ。エロマンガだともっちーやモリスが好んで描きそうなネタですね(ってゆーかほとんど『魔界のプリンセスプリティー美沙』ですがな)。
 ヒロインの嬉子さんちゅうより喜久子おねーちゃん(17歳)の声がエロいです。
 家事で魔法使う時もそれまではふつーの格好してるのになぜか裸エプロンですよっ。意味もなくクルクル廻りやがりって丸見えですよっ (ナニが?)。
 魔法少女に変身する時に服が消えるのはデフォルトとはいえ、サイズが合わないンでほとんどコスプレ系AVです。年下の現役・魔法少女に「オバサン」とかいわれてるし。
 製作はJ.C.STAFFなんで作画的には期待できるのではないかと。

 7月2日

 新番組『機動新撰組 萌えよ剣 TV』
 こーゆー設定って何番煎じなんだろ。脚本も作画のレベルもほぼ最低。原作・脚本が広井・武上コンビというところで話が期待できないのはいいとして(…いいんか!?)、まともにキャラ歩かせられないようなアニメーターに原画描かせるなよう(哭)。作監修正する時間もないのかなあ。キャラデが高橋留美子ということもあって、なんだか80年代のアニメの再放送観てる気分です。
 ああっ、でもダメダメといいながら観ちゃう気がするのはたぶん隊長兼主人公の母親役を榊原良子があててるからだな。うん、そういうことにしておこう。
 なんだかこのお母さん、息子(父親は坂本竜馬)にぞっこんで、布団の中に忍び込んでいきそうな勢いがエロくていいです(それは根拠のない妄想)。

 文・田村尚也/画・野上武志『萌えよ!戦車学校―戦車のすべてを萌え燃えレクチャー』
 イラスト描いてるのは『鋼鉄の少女たち』の人ですね。なんか頭悪そうなタイトルなんですけど、中身も「ミニスカ、黒ニーソの萌キャラが戦車を解説」とゆー相応にユルユルでゴーゴーなノリでございました。やっぱりロシア戦車兵は「オブイェークト!」というのが流行りらしい。
 内容はイカロス出版の本だけあってまあ入門書というか主に基本的な事しか書いてありませんが、あえてツッコミを入れるならば有名なドイツ戦車兵の人出すなら「鉄のクラウス」よりおとーさんの方じゃないの?とか、いくら作者が同じだからといって同時期に出た『ドイツ戦車パーフェクトバイブルII』とほとんど同じテキストがあるのはいかがなものか?とか、最近の研究だと「ノモンハン事変」は日本軍のボロ負けというわけではないのでは?とか(この辺は『ノモンハン戦車戦 ロシアの発掘資料から検証するソ連軍対関東軍の封印された戦い』とか読むとよいと思う)ありますが、まあ『鋼鉄の少女たち』のファンなら買ってもいーんじゃないでしょうか、高いけど。

 歴史群像シリーズ『[図説]ドイツ戦車パーフェクトバイブルII』(学研 ¥2,000)
 そーいえばレオパルト2A5のショト装甲の原理ってけっきょくどういうことになったんでしょうね?対APFSDS用だ、いや対HEAT用の空間装甲に過ぎないとかいろいろいわれてますが。本書ではAPFSDSの弾道を装甲中央に誘導するという説をとっているようですが。
 ところで本書を読むと分かりますが、「萌キャラで戦車を解説」というのは実は60年前にドイツ戦車部隊がとうに通過してきた地点なのでした。VI号戦車の運用マニュアル「ティーガーフィーベル」はエルヴィラ・テイーガーという萌キャラ?(残念ながら虎縞ビキニ、ではない)を配して、いかに彼女を丁重に口説き落とすかというノリで解説をしているのであった。う〜ん。

 歴史群像大平洋戦史シリーズVol.51『帝国海軍真実の艦艇史(2)』 (学研 ¥2,000)
 長良の兵装の変遷、特に魚雷発射管が連装のままだったのか四連装に改装されたのかとか、よほどディープなマニアじゃなければどーでもいい記事が多くて、ここまでマニアックだとちょっと客を選んじゃうよなあと思います。まあそんなとこが好きなんだけど。
 収録されてる写真はいずれも貴重なものが多くて、特に沈没寸前の艦艇を米軍機が低空から撮った写真は、甲板上に傷ついた兵員が横たわってるとこまで鮮明に捕らえています。キャプションに「乗員○○名は全員戦死」とか書いてあって、涙なしには見られません。

 フリッツ・ライバー『ランクマーの二剣士』(創元推理文庫 ¥940)
 ああっ、まだ『妖魔と二剣士』読んでないのにっ!

 7月1日

 作・真鍋譲治/画・みよね椎『暴君ティラノさん』(角川コミックスドラゴンJr. ¥640)
 幼なじみで学園のアイドルの女の子の躯がある日突然、6500万年前のティラノサウルス・レックス(♂)の意識に乗っ取られた!?
 肉食恐竜だけあって突然粗暴かつワイルドになった彼女に周囲は大慌て。しかも米国大統領の娘の躯を乗っ取ったトリケラトプスまで6500万年前の恨みを晴そうと襲ってきて……というキミョーキテレツなマンガ。いってみりゃゴードン・R・ディクスンの『ドラゴンになった青年』の逆バージョンですね。
 ただキテレツな設定の割にイマイチお話が転がりきらなかったかな?という印象。お色気度はそこそこなんだけどね〜。
 作画資料協力:国立科学博物館ということなんだけど、ひょっとして「恐竜博2005」とのタイアップ企画なのかしらん?

 袴田めら『最後の制服(1)』(まんがタイムKRコミックス ¥648)
 願いごとは5つまで「紡先輩の方から話しかけてもらえますように」「手をつなげますように」「抱きしめてもらえますように」「キスできますように」「彼女のからだを」「私の自由にできますように」
 女子寮で共同生活を送る女の子同士のちょっと切ない心の触れ合いを描いた作品。「友だちどうし」の関係から一歩踏み出してしまいそうな、ためらいがちな立ち位置が微妙な雰囲気を醸し出している佳作です。
 好きな先輩と仲良くなれるようおまじないをしてるうちにだんだん妄想がエスカレートしていく「魔女の毒薬」の杏ちゃんとかいいですな。