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 うたかたの日々 

過去の日記

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ちなみに予告なく過去の日記を追加修正または改竄することがありますのでよしなに

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 2月28日

 松田未来『アンリミテッドウィングス(2)』(角川コミックスドラゴンJR. ¥660)
 完結。ここまでやったのなら必ずしも勝利で終わらなくてもいいとは思いますが、ちゃんと綺麗にまとまったかなと。
 正直いうと、例えば主人公が凄い機動を見せた時、観客や脇役が「おおっ!なんて凄いマニューヴァなんだぁ!」と絶叫するタイプの演出はあんまし好みじゃないんですが、リノ・エアレースというまだまだ一般になじみのない題材を考えると、「判る人にしか判らない画面作り」にするよりはベタでも分りやすい物語を心掛ける方が有益ではあると思うので、これはもう仕方ないところかと。
 ちなみにメカ的にはですねえ、D-9にむりやり空冷のR-3350(B-29用!のエンジン)搭載してフォッケウルフの流麗なラインを台なしにしてる悪役メカの「ワイルドシュライク」がわりと好きらしいですよ?
 リズの車椅子といった小物もきちんとストーリーに活用(ラストのキスシーンで車椅子が立ち上がってる)してるあたりは好きかなあ。あとネコミミ・コスプレ(^_^;)。

 やまむらはじめ『蒼のサンクトゥス(3)』(集英社ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ ¥590)
 エロ抜きの『タクティカル・ロア』。嘘。
 最初、怪しい宗教団体のおねーちゃんがヒロインぽかったり、イマイチ作品のスタンスがつかめなかったんですが、わりとまっとうなSF漫画っぽい展開。ちょっと『パトレイバー』っぽいとこが気になりますが。
 しかしこういう、昔だったらプロット説明しただけで「そういうSFは受けないから」と編集にボツくらってそうな作品が堂々と「ウルトラジャンプ」で連載されてるんだから世の中変わったねえ。まあ「ウルトラジャンプ」でですけど。

 事件記者コルチャックに続き警部マクロードまで!
 諸行無常。
 確かに70年代に活躍した俳優さんってのは軒並みそういうお年なんだよなあ。

 中国、「空飛ぶ円盤」開発へ 太陽エネルギー使用
動力は太陽電池。ベアリングレス電動プロペラを採用しているため、無音飛行を実現できる。さらに、垂直昇降、長時間のホバリングも可能で、航行は自動制御
 うわぁ、凄いなあ。
 中国の科学力は世界一ぃ!出来ないことなどないぃ!(棒読み)
 って別に人間が乗る大きさとも書いてないのか。
 はっ、そうか!ヤマハ発動機の無人ヘリの技術はこんなところに!
 なんか想像図はこんなのらしいです。

 韓国海軍の高速艇、カザフスタンに百ドルで売却
 タイトル見たときは「あれ?内陸国のカザフスタンに海軍なんかあったっけ?」と一瞬思いましたが、記事読んで納得。カスピ海やアラル海に面しているので、そこの権益を守るために海軍を創設するということなんですね。
 なんとなく『王立宇宙軍』の水軍みたいな感じです。
 昔のソ連海軍みたいに河用砲艦や河用モニターとか建造してくんないかな。

 「メイドさんカーリング」
 「はわわわわっ」とかいいながら。
 まあ全国ですでに2600人くらいは同じネタでブログとか書いてると思うけど。
 ジャージじゃなくてメイドさんコスでやったらルール違反なのかね?「チーム・アキハバラ」みたいな。
 いつか各国対抗メイドさんカーリング選手権が開かれるといいな(嘘。どうでもいいです)

 2月27日

 諸星大二郎『グリムのような物語 トゥルーデおばさん』(朝日ソノラマ眠れぬ夜の奇妙な話コミックス ¥800)
 諸星版「本当は怖いグリム童話」だけど、単に「昔話ってほんとはこんなに残酷なんですよ」というだけではない歪なユーモアと諧謔と血のエロスに彩られた小品集。
 ほとんどが女の子を主役にしたエピソード(『赤ずきん』『美女と野獣』『蛙の王様』『ラプンツェル』など)をチョイスしていることもあり、特に少女(処女)性と(破瓜の)赤い血のイメージが強烈。諸星さんの作風っていわゆる「萌え」系とは遠いのであまり目立たないけど、ある意味もの凄く「イヤラシイ」漫画なのでございます。
 『鉄のハインリヒ または蛙の王様』の指先を針でついて血を垂らす姫様のシーンとかはあまりに露骨ではありますが(^_^)(元は『いばら姫』ですね)。
 あとこの『鉄のハインリヒ』は朽ち果てた巨神兵とか、地下の泉に降りていく螺旋階段とか、ほとんど宮崎駿の暗黒パロディみたい、というところも興味深い。まあそれをいえば『トゥルーデおばさん』のおばさんちの外壁が『千と千尋の神隠し』みたいなのも、ヒロインが『魔女の宅急便』のキキみたいな格好してるのも……ゲフンゲフンッ!やっぱり諸星作品と宮崎アニメは親和性高いと思うんだけどなあ。
 さらにいうと『Gの日記』のヒロインの描き方とか、かなり鶴田謙二を意識してるというか影響受けてるような気がするんだけどどうですかね?
 あえてランクづければ『Gの日記』『トゥルーデおばさん』 の完成度が群を抜いてると思いますが、『夏の庭と冬の庭』(美女と野獣)の徹頭徹尾ボケまくってなおかつ残酷なラスト(^_^;)という味わいも捨て難い。見開きページのヒロインがいいです。

 CD『ヒデ夕樹スーパー・ベスト〜海のトリトン/人造人間キカイダー〜』(コロンビア ¥2,100)
 こんなのが出ていたのか。
 「70年代男性アニメ歌手第4の男!」ライナーノートの表記がなんカッコイイ! (あとの3人はむろんささきいさお、水木一郎、子門真人)
 没後7年目にして編まれた最初の、そして最期かもしれないベスト盤。
 心ある者は聞くが良い。そして朗々と歌い上げるソウルフルな歌唱力に酔いしれるのだ。
 ベストオブザベストは『キャプテンフューチャー』の「夢の舟乗り」かも知れないけど、「フラッシュ!イナズマン」や「力石徹のテーマ」「ゴーゴー・キカイダー」も捨てがたいのう。しかし「力石徹のテーマ」はひょっとして今放送できないの?

 「世界の艦船」4月号
 特集:統合運用と海上自衛隊/世界の高速船型カーフェリー
 高速カーフェリーの乗り心地(耐荒性能)を評価するのに「乗客の嘔吐する率をパーセント表示した指標」であるMSI(Motion Sickness Incidence)を使うというのは面白いなあ。
 なんとなく舷側にずらりと並んだ紳士淑女が端から次々とゲロっていくその数で勝負を決める『モンティ・パイソン』的レースを想像してしまったよ。これがホントの嘔吐レース、なんちゃって(サイテー)。
 インキャット社製の大型ウェーブピアサーを日本の民間会社が導入するという話もあるようですが、どんなもんですかねえ。
 「『スーパー・ライナー・オガサワラ』漂流記」読むと、やっぱ官主導の技術開発計画ってダメなんじゃない?と思えてくる……

 石田敦子『アニメがお仕事!(4)』(少年画報社YKコミックス ¥543)
 電車賃ないからスタジオ行けませんなんつて何日も来なくてさ で 家で仕事も進めてない奴とかいてさ
 あ!先輩はね「制作から走って逃げる原画マン」を見たって/「明日やりま〜す!!」って声がしたから窓の下見たら原画マンが追う制作ぶっちぎるとこだったってよ/でもその逃亡原画マン今作監
 んと酒飲んで暴れて制作にも飲ませて酔わせて逃げた大御所とか/コミケ行くからってOPの動画てきとーに上げた動画マンとか/ああ!!車でチェイスしたのも聞いた!!逃げる原画追う制作!!事故寸前!!
 うわ 励まされるようながっかりするような

 とりあえずこのシーンのネームの迫力に気押された。あと「そうじゃねぇ/今のうちのテーマは/おちゃめ神コロコロポロンオープニングじゃー」に思わず吹いたが、ああっイチ乃の歳がさっぱり判らないっ!

 『エスパー魔美DVD-BOX』
 うわ〜、全120話分だといくらになるんでしょうね?
 まあ『サザエさんDVD-BOX』よりはましだろうけど……

 『エクセレントモデルCORE マシンロボクロノスの大逆襲 レイナ・ストール』
 こりゃまた懐かしいちゅうかなんで今頃?なネタでありますな。
 このノリで『プラレス3四郎』の桜姫とか出してほしいものであります(もっともアニメ版には出てこなかったか)。

 2月26日

 「ウルトラマン」などの脚本家、佐々木守さん死去
 あおうううっ(漢哭)。
 印象に残っているのは実相寺監督とくんだ一連の『ウルトラ・シリーズ』の脚本ですが、主人公が国家権力の走狗で、敵が日本先住民族だの革命家集団だの変態宇宙人だのといったある意味アヴァンギャルドな『アイアンキング』も忘れられません。

 米俳優のダーレン・マクギャビン氏死去
 「私はコルチャック。
 インディペンデント通信社の事件記者だ。
 シカゴを舞台にボスのヴィンセントにギャーギャー言われながら、テレコとカメラを武器に事件の渦に飛び込んでいく!
 さて今回は…」

 しくしくしく(哭)。
 アタシの中ではカーナッキやジョン・サイレンスよりも前に遭遇したオカルト探偵モノのアーキタイプというべきキャラであり作品でした(正確には諸星さんの稗田礼二郎の方が先かもしれませんが)。
 いまだに「なんでオレがこんなことを」といいながら下水道をうろついたり死体の口を縫い合わせたりしてる情けない姿が目に浮かびます。

 2月24日

 森遊机『大塚康生インタビュー』読了。
 やっ、これは面白かったですよ。
 監督と(各話)演出と絵コンテとレイアウトの違いから入ってくれるので、アタシのようなアニメ初心者にも親切設計。
 東映動画やAプロ時代の豪快なエピソード(虫プロの社員の新車をぶつけて壊してしまったので弁償代の代わりに『W3(ワンダースリー)』のOPを描いたとか)もおもしろいけど、『侍ジャイアンツ』のときに演出法の対立から長浜監督と衝突して降りたことはいまだに遺恨を引きずってるらしい(^_^;)。
 まあ客観的に考えればそりゃ大塚氏の演出の方がスマートだとは思うけど、こと『侍ジャイアンツ』というアニメの演出技法としてどちらが「相応しい」かというとビミョー。
 あと『旧ルパン』で途中で演出が大隈氏から宮崎・高畑のAプロ陣にバトンタッチしたのは有名な話だけど、これも世間で言われているような「何話から宮崎演出」といった単純な話ではないとこととか興味深い。
 大塚氏が新人の時点で「オレより上手い」と思ったのは宮崎駿と月岡貞夫と貞本義行だけだそうだけど、その貞本氏が身分を隠してテレコムに一介の新人として入ってきたと言うエピソードもおかしいです。
 彼の作品観た他の新人がパニックおこして「とてもかなわないから辞めます」とまでいいだしたので、大塚氏が問いつめて素人じゃないことをゲロさせたとか(^_^)。
 かなり黎明期から現在まで日本アニメの興隆と変質を見つめてきた人の証言だけに貴重。アニメ史に興味ある人ならマストバイでしょう。

 竹本泉『さくらの境(2)』(メディアファクトリー ¥552)
 そういえばわたし長いこと誰にも甘えてないなー
 ………………わたしに甘える?でもあとでちゃんとまたわたしに甘えさせてね

 ふたちゃんのツンデレならぬキリデレ(ふだんはキリッとしてテキパキしてるのに主人公の前ではデレデレ)ぶりが素晴らしい。
 掃除機プレイ〜!

 七月鏡一・鷹氏隆之『8マンインフィニティ(3)』(講談社マガジンZKC ¥552)
 私は虎よ!!!何者にも屈せず闘って生きてきた!!!
 ちがうよ…なぜか見えるんだ…そこにいるのは…泣いている小さな女の子じゃないか…

 どんどんツンデレ少女と化していくアンナ萌え。さらにツンデレぶりが加速して止まらない虎4。
 主人公側と「ジェネシス」「黒い蝶」と三すくみ状態でいささか構成がガチャガチャしてる(ジェネシス側はさらにナンバーズ部隊とハンター機関に別れてるのでさらに印象が薄い)きらいはありますが 、看護婦AIのエピソードとかベタベタでもわりと好きですよ?

 雑波業・石川マサキ『魔法使いのたまごたち(1)』(講談社シリウスKC ¥514)
 魔法が次第に力を失い、科学にとって代わられつつある世界でのホグワーツ魔法女学院モノ。そのまんまPSのゲームにできそうな世界設定です。原作が雑波業だし作画はひじりれいが別ペンネームで担当しているので、いつ「実はボク、こんな格好してるけど本当は男の子なの!」とか「魔法が暴走して女の子がフタナリに!」といった展開になるか期待……心配して読んでいましたが、別段そういうことはないようです。でも2巻はひょっとして…

 2月23日
 ジョン・ザコーアー&ローレンス・ゲイネム『プルトニウム・ブロンド』(ハヤカワ文庫SF ¥940)
 以前、日記でとりあげた「地球最後の私立探偵が、怖るべき力を秘めた 巨乳アンドロイド美女失踪事件の謎を追う!」というハヤカワSFの新刊。
 なにかの冗談かと思ったら、ほんとうにハードボイルド調探偵がプルトニウム核動力の美人アンドロイドを追っかける話だった。
 問題はギャグがあまり笑えない、とゆーことで、これはどうも『ユニコーンを探せ』も『宇宙兵ブルース』も『銀河遊撃隊』も(お話そのものはともかく)ギャグとしてはいまいちピンとこなかったアタシの感性と、アメリカ人作家の考えるギャグというものにたぶん銀河間隙よりも深いギャップがあるのだろう。
 とりあえず超能力少女の秘書はキュートでよし。

 2月22日

 赤外線天文衛星、打ち上げ成功 「あかり」と命名
 うむ、低い雲を突き抜けて上昇していくさまがまるで『王立宇宙軍』のこつある。
 3機連続して打ち上げ成功ということで、まずは春から目出たいことであります。
 そして最近流行り?の「萌え擬人化イラスト」にするときは「コールドスリープ中の女の子」でひとつ>誰にともなく
 なぜ冷凍かというのはこの辺を参照されたい。
 ちなみに打ち上げロケットのM-Vも「ミュー・ファイブ」と呼ぶとなんとなく美少女戦隊モノっぽいですね。

 ホロコースト否定の英歴史家に禁固刑 
 他の国の法律にあれこれいっても仕方ないけど、たとえ反社会的な考えだとしても、それを表明しただけで実刑(禁固刑)というのはちょっと薄ら寒いものを感じますね。そりゃ「表現の自由」というのは「どんな内容でも無責任に発言してよい」という意味ではないとは思いますけど。
 個人的には「ホロコーストはなかった」「ガス室の存在は捏造」というのは妄言というかトンデモの一種じゃないかとは思うけど、それは法律でもって禁止すべきことなのかなあ?
 これって日本でいえば「南京大虐殺や従軍慰安婦なんかでっちあげ」「日本の植民地支配も悪いことだけじゃなかった」といっただけで罪になるっちゅうこと?その主張が正しいかどうかは別にして、そういう意見をいうこと自体を禁止する社会ってのはちょっとやだなあ。
 ちゅうかこれってやっぱりファシズムへの一里塚なのでは?とゆー気も。
 表現の自由を理由にムハンマドの風刺画を容認したヨーロッパのマスコミは、この判決に関しては抗議するんでしょうかねえ。

 2月21日

 深見真『ヤングガン・カルナバル 銃と恋人といま生きている実感』(徳間書店トクマ・ノベルズEdge ¥860)
 レズビアンのヒロインに嘘告白されたのを真に受けて純情一筋に慕い続けるツンデレキャラ、カノコが可愛い。
 内容は相変わらずいい意味でも悪い意味でもマンガっぽいですが。

 増田悦佐『日本型ヒーローが世界を救う』(宝島社 ¥1,500)
 「日本の大衆芸術(マンガ・アニメ・歌謡曲)は素晴らしいっ!」と持ち上げるのはいいんだけど、そのために欧米のコミックスや大衆文化をこき下ろすというのはいささか大人気ないなあ。しかも「アメコミはどれも勧善懲悪で内容がない」とかいかにもステロタイプな悪口しか書けないのは困ったものです。
 しかし著者紹介みたらこの人、なんと1949年生まれなんだよね(誤植でなければ)。本職は外資系の証券マンらしいけど、なんかすごく好き嫌いが激しい人みたい。 『マカロニほうれん荘』や『ホモホモセブン』のファンというのはわりと愉快なおじいちゃんだとは思います。
 しかし読んでみたらけっこう香ばしい匂いのするプチ・トンデモ本っぽい気が…いや、「日本でマンガ文化が発達したのは車社会の欧米と違って子供が小遣いもって買いにいける距離・値段でマンガ雑誌が提供される環境にあったから」とか面白い視点の意見もなくはないんだけど。
 『サンダーバード』で1号が2号以下に指令をだすのは「欧米のマンガ・アニメ、あるいは広く言えば児童向けメディア全体が、(中略)例外なく『ワタシ考える人、アナタ実行する人』というかたちで知識人が大衆を統制するという現実が未来永劫にわたって維持されることを目指して仕組まれた宣伝扇動活動」なのだそうだし、「アメコミの悪役はただただ悪事だけを追求して、間違えても人間的な魅力があってはならない」らしいし、『忍者武芸帳 影丸伝』は「影丸が七人にもおよぶ影武者をもつことで神秘的な生命力を持ち合わせているように見せかけている『一将功なって万骨枯る』知的エリート優位の発想」なんだそうです。
 なんかこの人、『ドラゴンボール』とか『セーラームーン』といった複数のヒーロー、ヒロインが平等に?活躍する物語こそ評価すべしという考えらしくて、アメコミとかで傑出したヒーローが活躍するのはぜんぜんダメらしい。
 う〜む、ひょっとして「運動会の徒競走はみんな一列に手を繋いでゴールするのが美しい」とか思ってる手合いなのかな?

 「堀江メール」は偽物 民主幹部が認める
 あくまでこの記事が正しいとすれば、だけど。
 う〜ん、民主党はちとヤバいんじゃないですか?
 「真実」がどこにあるかは別として、国会の場で追求するのに出所不明のメールが一通。しかも情報提供者の安全を守るという名目で詳細な証拠が出せない、ついにはメールも偽モノ?ときた日にゃ政党としての資質が問われかねないかも。
 よくいわれる「チャンスをピンチに変える政党」が定着しないように、もうちと頑張ってもらわんと(^_^;)。

 永田議員:国会も欠席!手詰まり?
民主党はこの日、予算委に指示メールのコピーを提出。「銀行口座への振り込み記録の確認は国政調査権を発動すべきだ」と主張
 ベタ塗りのハードコピー一枚で国政調査権を発動しろ、とゆーのもなあ……どうなのかねえ?
 これが悪用されると証拠らしい証拠がなくても「あいつは裏で悪いことしてるっ」と捏造メールだの怪文書だので指摘されただけで「ちょっとこいっ」と引っぱられることにもなりかねないし……それはヘタすると魔女狩りだよな。
 民主党は「やましいことがないのなら堂々と出てくればいいじゃないですかっ!」と、いかにも国政調査権の発動に応じない与党側が悪い!といいたいみたいだけど、でもアタシだって身に覚えがない事をどこから出たのか分からないメールで糾弾されただけで司直の場に出ていきたくはないけどなあ。
 しかし上の永田議員の記事が政治欄ではなくて、エンターテインメント > 芸能 > にカテゴライズされてるのはなにかの嫌がらせなのだろうか?(^_^)

 2月20日

 吹浦忠正『捕虜たちの日露戦争』(NHKブックス ¥1,071)
 内容はこんな感じ
 ロシア人捕虜の中には温泉に入った後茶屋で一服したり、平気で芸者遊びとかしてた豪の者もいるそうで、さすがに「それはどうよ」という世論もあがったらしいです。

 エリザ・R・シドモア『日露戦争下の日本―ハーグ条約の命ずるままに ロシア軍人捕虜の妻の日記』(新人物往来社 ¥2,400)
 なんとなく日露戦争つながりで。
 これ、91年に出たものの新装版なんだけど、なぜか著者名がソフィア・フォン・タイルから変わってるんだよね。
 アタシが知ったのは読売新聞の編集手帳で紹介されたのがきっかけなんだけど、ネットなんかで検索すると最初に翻訳されたときは訳者もふくめてみんな感動実話(日記)だと思ってたんだよね。
 やっぱロシア人捕虜の妻が地球を半周して愛しい夫の元に駆けつけて、しかも日本の人々も彼女を温かく迎えて、というのは読者の感性に訴えるものがあるわな。
 ところが最近、実はアメリカ人ジャーナリストが書いた「日記風小説」だったということが分ってけっこうびっくりだ。日本に長く滞在した人で、ポトマック河畔の桜の植樹を提案した人らしい。
 実話でないのはちょっち残念だけど、故意に騙そうとしたわけじゃないからしかたないわな。

 マイク・ハスキュー『戦場の狙撃手』(原書房 ¥2,000)
 これであなたもスナイパーになれる!わけではない。
 ちなみにアタシが好きな狙撃手は『フルメタルジャケット』のベトコンの女スナイパーと『007』シリーズの短編『ベルリン脱出』に出てきたソ連の女スナイパーです。楽団員かなんかに化けてて西側に逃亡しようとする工作員を狙撃しようとしたところをボンドに阻止されるの。でもボンドは情けをかけて殺さなかったので、同僚から「ふんとにもう、女に甘いんだから」と詰られるのだ。でも情けをかけるといっても不具にしてるんだけどな。義手になったおねーちゃんのリベンジ話とか誰か書かないかなあ。

 小梅けいと『うた∽かた』(メディアワークス ¥550)
 なんで今頃買ったのか自分でも謎。あえていえば軽い百合風味だから?アニメでも不思議少女だった未知留ちゃんが百合っ子になってて宜しい。

 2月19日

 (今頃)振り込め詐欺の電話。
 午後の診療中に受付に電話がかかってきて「わたくし、○○病院の××というものですが、△△先生(妹の名前)のお母様はいらっしゃいますか?」 母親が折りよく?外出中だったのでかわりにアタシが出たんですが、「はい、何の御用でしょうか」 「あ、お身内の方ですか。△△先生に家に連絡してほしいと頼まれまして。実は今日先生が患者さんを搬送中に転落させてしまいまして、一時意識不明の重態だったのですが…」
 あー、おまえの次のセリフは「患者の家族が告訴するといっているので弁護士の費用を云々」だな?
 暇があればこちらから「そ、それでどこの口座に振り込めばいいのですか!?」と相手してあげても良かったんだけど、診察中で忙しかったので「あのー、今日はそちらの病院に△△は行かない日なんですが…」といったとたん切っちゃいました。
 いまどき珍しいぐらい芸の無い、マニュアルどおりの詐欺だなあ。
 やはり「妹さんが人体実験で改造人間を作っていたのが露呈しました」ぐらいの突拍子もないシチュエーションとかほしいとこですにゃ!
 ただ背景に救急車のサイレンの音とか流していかにも病院からです、とゆー演出をしてたのは評価します。

 「グランドパワー」3月号
 90式戦車特集。
 かなり細かいデータを出して列強の戦車と比較してますが、ライターの結論は「機動力では世界トップクラスだが、(現在では)攻撃力、防御力とも他国の戦車に比べて見劣りがする」。
 もちろんこのライターさんの考察の結果だから、これはこれでいいんだけど、根拠としている数字に疑問が。
 90式の装備する120ミリAPFSDSはJM33といってドイツ製DM33のコピーとされるんだけど、その貫通力が460ミリ@2000メートルとやけに低いんだよね。
 もちろん正確な数字は軍事機密かもしれないけど、外国の文献なんかではたいてい550ミリ@2000メートルぐらいでアメリカ製M829あたりと互角なはずなんだけど。
 まさかと思うけど105ミリ砲弾の方のDM33と混同してるのではないでしょうね。
 しかし105ミリと120ミリで同じ名前のAPFSDSがあるのもまぎらわしいのう。
 たしかに120ミリDM33の方でも450ミリ程度とした資料もあるのでほんとのことは分からないけど。

 2月18日
 DVDで劇場版『鉄人28号』(監督:冨樫森)を観ました(ネタバレあり)。
 もちろん昭和35年のモノクロ版じゃなくて、去年だか公開された方。
 鉄人は鉄人でも『大鉄人17』のリメイクかと思いました。
 ヘルメットちゅうかバイザー風のモニターとか。
 ガールスカウト風のおにゃの子もレッドマフラー隊へのオマージュだと思えば(それは、ない)。
 惜しむらくはハスラー教授とかピンク&ブルージャガーに匹敵するキャラが敵側にいないことですな。
 評判通りむちゃくちゃつまらないです。これはわざとつまらない作品を作ろうとしてるとしか思えません。
 それは分かってて観てんだから別に腹もたちませんが。
 とにかくロボット同士の戦いがダメ。こんな最初から最期までロボットがガッツンガッツンぶつかりあってるだけの映画は『ガンヘッド』以来です!
 しかも殴っても殴られても傷ひとつへこみひとつつかない鋼の体!CGで作ってる意味がね〜。
 にしてもロボットがダメージ受けると操縦者(正太郎)も痛がるってのはどこの唐澤なをきのマンガですか?なんかのギャグかと思いました。
  オックスの登場シーン、最初両の腕だけが飛んできてその後に本体と合体するんだけど、まるで作劇上の意味なし!ただのはったりだけ。ってゆーかオックスに夜の登場シーンが一回もない件に関しては関係者を小一時間ほど問い詰めたいっ!オックスの声が林原めぐみとゆーのだけは妙に可笑しかったですが。暴走して鉄人を喰っちまえばよかったのに。
 しかもオックスにはヒロシマ型どころか世界を壊滅させる核爆弾を搭載ずみですよ。
 世界を滅ぼしたいなら最初からそれを爆発させればいいのに。
 そして、まさかこの期に及んで『ジャイアントロボ』ちゅうか『ザ・ムーン』オチがふってくるとは。
 あーでも蒼井優はかーいーなあ。
 正太郎くんが可愛くない上にヘタレまくってる分、彼女をいっそ主人公にしちゃえばよかったのに。
 ベレー帽にネクタイというガールスカウト風のこまっしゃくれた格好がたまらん。

 2月17日

 PKD型レプリカントが逃亡
 デッカードはどこだっ!?
 これ、本家engadgetの記事ではちゃんと『ブレードランナー』のパロディになってるあたり芸コマです。

 着ている意味がない?セクシー・パジャマのセロン解禁
 いや、確かにセクシーだとは思うけど…そもそもこれをもってパジャマといいはるのは、これをビキニの「水着」といいはるのと同じくらい無理があるような気が。
 あと「アカデミー賞女優が体当たり演技で挑むアクション巨編!」と聞くとつい「『キャットウーマン』の二の舞いにならなきゃいいんだけどね〜」と思ってしまうのはアタシの心が汚れているからでしょうか。
 来年のラズベリー賞でシャーリーズ・セロンの迷演技が見られないことを祈ります(でもちょっとだけ期待してる)。

 2月16日

 「アワーズプラス」石田敦子特集
 『おとめ恋々』。ネコ耳オニャノコたっちの恋愛談義。「結局えっちを想像できるかどうかってコト?」それをいってしまうとオシマイですよ(^_^)。
 『ゲームワーカーパジャウマ!』。ゲーム業界ネタの4コママンガ。
 『あずき式理想的日々是吉日』。「アニメディア」の増刊(1994年!)に掲載された極初期のアニパロマンガ。『ジェイデッカー』のあずきおねーちゃんの話。
 『シンパシー・フラワーズ』『キオクの花』。「週刊ビックコミックスピリッツ」に掲載された「SEX」&「ホラー」モノ(編集部からのお題がそうだったらしい)。石田センセイの本領大発揮の「ちょー痛い話」。アタシは『シンパシー・フラワーズ』の「戻ってきた男を迎える地味な女の子」の表情ちゅうか視線がいっちゃん怖いです。
 『アニメがお仕事!外伝』。ショート・ストーリーが2本。これもかなり厳しい(マンガのクォリティじゃなくていってることが)。
 『ドウシテモ泣ケナイ夜ニ』。画集掲載のショート・ストーリー。

 森遊机『大塚康生インタビュー アニメーション縦横無尽』(実業之日本社 ¥1,900)