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 4月30日

 『瀬戸の花嫁』#5
 瀬戸組の構成員が教員として埼玉に引っ越してくるという強引な展開(^_^;)。
 人魚はともかく?海の生き物にも教員免許ってあるのかないのか。
 でも人魚のお母んが学園エロゲー定番の「無駄に艶っぽくて男子生徒の面倒を(性的にいろいろ)見てくれる保健の先生」っぽく再登場したのはよい傾向です。いや、『同級生』の真子センセイとか好きなンで…
 なんか興がのればコスプレでも実の娘巻き込んだ3Pでも平気でこなしちゃいそうな、そんな姦る気まんまんなノリが素敵。

 石田敦子『アニメがお仕事!(6)』(少年画報社YKコミックス ¥543)
 いや俺にはチェッカー経験ないから/私はやったわぁたっぷり/韓国に飛んだこともあるしね
 さりげなく苦労人であることをアピールする星さん萌え。
 #31の星さんはほとんど作者の代弁者と化してしまっているいささかくどい長口上も含めて、プロとしてできることと(集団作業の中で)それ以上頑張ってもどうしようもない部分を自覚したうえでそれでも自分の仕事に「絶望しない」女傑ぶりが現れててよかったですよ。
 あとやっぱし下唇の描き方が艶っぽくてよいな。

 若杉公徳『デトロイト・メタル・シティ(3)』(白泉社ジェッツコミックス ¥505)
 基本的に気の弱い主人公が「DMC」の伝説に振り回されたあげく、事態を収拾するために心ならずもクラウザーとしてふるまったためにさらに伝説に箔がついてしまって落ち込む、とゆーフォーマットの繰り返しなんですが、さすがにシチュエーション的に苦しくなってきたなあという感は否めません。まあ面白いんだけどね。

 4月29日
 新番組「スカルマン THE SKULLMAN」
 この世界とはちょっと違った歴史をたどった日本の昭和40年代ぐらいを舞台に、闇をかけるダークヒーローの物語。
 『仮面ライダー』の原型ともいえる作品なんですが、この設定変更が吉と出るか凶と出るかは今後の展開次第。
 この手の話であまり設定に凝りすぎるのも善し悪しですからねえ。ふつうに70年代を舞台にすればいいような気もしないでもないですが…
 4月28日

 冨樫『よろず祟られ屋』(茜新社TENMAコミックス ¥865)(18禁)
 久しぶりの単行本。
 相変わらず背景が白い(^_^;)ファンタシィ世界で除霊から借金返済までよろずもめ事を引き受ける少女の冒険、とゆーストーリーはあるようなないような。いやないんですけどね。
 男とのH描写はほぼ皆無なかわりに、ハイエルフのお姉さん(淫乱)やサッキュバス(当然淫乱)が絡んできて、全員魔法やらなにやらでオ○ンチン生やしてはガッツンガッツンというフタナリ展開がほとんど。
 巨乳だけどスレンダーな冨樫キャラが、すりこぎのような太い逸物をしごいたり擦りあわせたりするシーンは安永航一郎の『頑丈人間スパルタカス』に出てくる「ヌード・フェンシング」を彷佛させるなあ…

 栗田勇午『少女は犬の夢を見る』(三和出版SANWA COMICS ¥933)(18禁)
 異類婚姻譚ファンとしてはこういうのもキープしておかねばならぬのです。
 ……べ、別にケダモノが好きだから買ってるんじゃないんだからねっ!(世間一般的にそれはつーよーしません)

 4月27日
 吉原昌宏『吉原昌宏作品集3 ライカの帰還 完全版』(幻冬舎バーズコミックススペシャル ¥800)
 実在したカメラマン、船山克氏のエピソードを元に膨らませた「カメラで追う戦後史」といった趣の連作短編シリーズ。
 GHQによって航空写真を禁じられた時代にいかにして上空から見た関東平野の写真を撮ったか、また甲子園球場の全景をどこからカメラにおさめたかといった『プロジェクトX』ばりのエピソードが次々と描かれ、エンターティメントとしても非常に優れた作品だと思います。作品集1,2の戦記物やアクション物に抵抗ある人にもこれはお勧め。

 4月26日

 『機神大戦 ギガンティック・フォーミュラ』#4
 最近のシナリオスクールでは「ロボット同士のバトルの間に回想シーンをはさんで流れを断ち切るのがクール」とか教えてるのだろうか?
 あと「ロシアのロボットの精神攻撃だっ!」「キャーッ!」だけで精神攻撃の内容を視聴者に「見せない」てえのも新しい演出法なのかなあ。
 なんか製作サイドにバカにされてるような気もするけど、それはきっと気のせいなのよぉ〜。

 月見里中『巫女・浸触 - Deep Forest』(茜新社TENMAコミックス ¥952)(18禁)
 これで作者の名前は「やまなしかなめ」と読むらしいです。
 キーワードは「退魔巫女」「触手」「洗脳」「悪堕ち」「産卵」「聖水(もちろん性的な意味で)」
 絵はそんなに上手くはないけどシチュエーションはわりと好み。

 4月25日

 『キスダム』#4
 早くも総集編。しかしネットなどで評判になった3話の噂を聞いて始めて観はじめた人にはちょうどよかったりして。

 OVA『AIKA R☆16』
 パンモロアニメの代表作、『AIKA』が高校生になって帰ってきた、という新シリーズ。
 でもやってることは前作とほとんど変わりません(^_^;)。ってゆーかナニも進歩がないというか必要ないというか。
 前作でデルモ軍団が担っていた役割はトレジャーハンター部員がちゃんと引き継いでるし問題無し。
 問題あるとすれば1巻の段階ではトレハン部の部長がノリノリで物語を引っぱっているのに対して、ヒロインのアイカがわりと傍役とゆーかナンバー2っぽい立ち位置に納まっちゃてることで、次巻以降(いろんな意味で)はじけていってくれることを希望します。  

 「世界の艦船」6月号
 特集1「再生図るロシア海軍」
 相変わらず「キビシィー!」状態のロシア海軍ですが、石油や天然ガスなどの収益増加で、徐々にですが戦力を再構築してるみたい。まあ日本にとっては必ずしも歓迎すべきことじゃないのかもしれませんが。
 それでも実験的にポンプ・ジェット推進器を装備したキロ級潜水艦とか、艦齢92年という超オールドタイマーな潜水艦救難艦「コンムナ」とかの写真が載ってるのは貴重かも。
 ところで「世界の艦船」ではずっとアクラ(改・II型)の説明に 「650ミリ魚雷発射管4門、533ミリ魚雷発射管4門、同外装発射管6門」としていますが、アンドレイ V. ポルトフは『ソ連/ロシア原潜建造史』で外装発射管の存在を明確に否定しています。
 これ、どっちが正しいのか判断する知識はアタシにはありませんが、同じ雑誌の中ではデータは統一して欲しいなあ(^_^;)。
 特集2「回想の海上自衛隊駆潜艇」
 今はもうなくなってしまった艦種ですが、黎明期の海上自衛隊の沿岸防衛を担っていた功労者でもありますね。
 実験的にガスタービンを載っけた「はやぶさ」とか好き。
 潜水艦の性能が上がった今ではもう必要とされないとは思うけど、ひょっとして某国の小型潜航艇とかの脅威が現実になれば、こういった小回りのきく小型対潜艦にもまだ出番があるかも?(ないない)

 4月24日

 西川魯介『怪物さん』(幻冬社コミックス ¥590)
 我らのアイドル、「蛇の王」こと立烏帽子先輩をヒロインにフィーチャーした連作短編集。
 ヒロインといっても大抵は青少年の悶々とした煩悩が招き寄せた妖怪変化によるエロ下品な騒動を、立烏帽子がイケメンビームもとい邪眼ビームで滅してお終いというのが基本的なフォーマット。
 前半のお気楽極楽なエロコメディと比べて最後の立烏帽子の正体(の一端)が判明し、彼女が本来いるべき世界への帰還を描いたエピソードとの落差がわりと大きいので作品全体としてはいささかおさまりが悪い構成になってしまっていますが、それはそれ神話作品の醍醐味はその納まりの悪いエピソードの積み重ねにあるといってもよいのでしょう(やや強引)。
 あいかわらず「眼鏡分」「百合分」「ショタ分」が豊富なのでお父さんお母さんの滋養強壮のためにも御家庭にぜひ一冊そろえておきたいところです。

 とりあえずパッと読んで気づいた元ネタ。
 第1話「百万人のよるの翼」
 タイトルはたぶん昭和30年代のエロ雑誌「百万人の夜」とロバート・シルヴァーバーグの『夜の翼』から?

 P3「しかしてその実体は!」
 キューティーハニー、じゃなくて多羅尾判内のキメ台詞から。

 P4「心地よく秘密めいた寂しい場所」
 「場所」だとエラリー・クイーンの『心地よく秘密めいた場所』からということになるけど、ここはピーター・S・ビーグルの『心地よく秘密めいたところ』の方がふさわしいような?
 ちなみに「心地よく秘密めいたところ」というのは墓地。
 (訂正:後半はオーガスト・ダーレスの『淋しい場所』ではないか?というご指摘をいただいて確認したら原文もちゃんと「心地よく秘密めいた淋しい場所」でした。すみませんアタシのタイプミスです。お恥ずかしい)

 P6 立烏帽子先輩の邪眼とサングラスについてはロスケー・シュトレームの『セトの花嫁』の項を参照のこと。

 P8「『御堂平の白髪鬼』立烏帽子清華<たてえぼしすずか>先輩」
 白髪鬼は江戸川乱歩の作品タイトルから。立烏帽子の銀髪?からついたあだ名ですね。
 立烏帽子の由来は「田村三代記」にしるされている、天竺第四(第六とも)天魔王の娘で別名「鈴鹿御前」といわれる鬼女からでしょう。名前が「すずか」だからたぶん間違いないかと。(参考

 P13「成リ成リテ成リ余レル所ヲ見テ!!」
 古事記において伊邪那岐命と伊邪那美命の国産み神話において語られる台詞「我が身は成り成りて成り余れる処一処在り。故此の吾が身の成り余れる処を、汝が身の成り合はぬ処に刺し塞ぎて、国土を生み成さむと以為ふは奈何」から。
 「成り成りて成り余れる処」というのが男性器のことですね。ちなみに女性器は「成り成りて成り合はぬ処」。

 P16「牡ミルク吸い出しポンプ」
 どう見ても趣味の悪い形のオナホールですが、書かれている「HOCHDRUCKPOMPE」(高圧ポンプ)というのはドイツが製造した多連薬室砲、一名ムカデ砲といわれる長距離砲のニックネームでもあります。別名「V-3」(といってもビッグXのライバルロボットでもないし仮面ライダーでもない)。

 主人公の名前が種村。生徒会長が渋沢弥生。
 元ネタはもちろん文学者・評論家の種村季弘と澁澤龍彦から。

 4月23日

 『ヒロイック・エイジ』#4
 双子妹から提供してもらった姫様のホログラフデータを自室に展示していてるということが判明したイケメン兄ぃは、弄られキャラとしての地位を順調に築きつつあるよう。あの双子のことだからきっと「姫さまの一糸まとわぬ寝姿」とかのデータも横流しして小遣い稼いでるような気がしますね。
 敵である「銀の種族」側がいちおー「とにかく話し合いましょうや」といってきてるのに、最初から殺る気まんまんでつっかかっていく主人公が面白い。ふつー逆だよね。 

 七月 鏡一/鷹氏 隆之『8マン インフィニティ(5)』(講談社マガジンZKC ¥552)
 言っとくけど/これはあくまでサイバーをぶっ壊すまでの一意的な休戦だからね/俺もだ/任務の障害になるサイバーの排除を完了次第お前を破壊する…
 もうね、虎4だけでなくアーネスト・ライトまでツンデレ・マシナリーきたこれ、みたいな。
 光一が親しい女の子を助けに行くと聞いたときの「で…それってさ/どれくらい親しいわけ?」の虎4の表情がよいです。

 4月22日

 SiRよりF22、15FXの二段構え 防衛省、次期主力戦闘機
>このため現在の主力戦闘機F15の改良型で一機約百億円と比較的安く、整備や運用面でノウハウのあるF15FXを先行取得。
 「一機約百億円と比較的安く」……なんか他の国の国防関係者が聞いたら憤死するようなこと平気で書くなあ日本人は(^_^;)。いやまあF-22と比べればという話なので間違いではないんですが。
 でもこれじゃハイ・ロー・ミックスならぬスーパーハイ・ハイ・ミックスだよね。
 もうほとんど『戦闘妖精雪風』世界におけるスーパーシルフな存在かと。

 「ミリタリー・クラシックス」Vol.17
 第一特集が「高雄型重巡」。
 日本のフネだから人気は高いと思うけど、個人的にはエロカッコイイじゃない、グロカッコイイ軍艦の最右翼に位置するのでした。やっぱあの艦橋構造はイジョーじゃね?まああれがなければ成田センセイのMJ号のデザインも変わっていたはずですが。
 どーでもいけど各国重巡が対決する「ストライカー高雄 地下海戦トーナメント編」でインディアナポリスの8インチ砲をものともせず進撃するアドミラル・グラフ・シュペーってのはぶっちゃけありえないんじゃないかと思った。
 「ポケット戦艦」「装甲艦」って言葉に反して、あれって普通の巡洋艦より装甲はよほど薄かったのでは。へたしたら駆逐艦の5インチ砲でも抜けるぐらい?
 巡洋艦というより実質は「航洋性を高めた海防艦とか砲艦」みたいなもんじゃないかと思うっすよ。
 第二特集は速水螺旋人さまなどが大活躍の「ときめき大祖国戦争」。
 わりと「能力で勝るドイツ軍にとにかく物量の力押しで勝った」イメージがあるけど、大戦後期にはドイツ軍も顔負けの電撃戦とかやってるし(まあそのくらいドイツ軍が弱体化しちゃったんだけど)、決して力だけの猪武者ではないのでございます。

 4月21日

 吉野弘幸/佐藤健悦『聖痕のクェイサー(2)』(秋田書店チャンピオンREDコミックス ¥533)

 井荻寿一『魔月館奇譚 (1)』(秋田書店ヤングチャンピオンコミックス ¥514)

 4月20日

 「COMIC リュウ」6月号
 ギニャアッ!ほんとに『冥王計画ゼオライマー 最終章』が載ってるっ! (短期集中連載みたいだけど)
 ちゃんと「ちみもりお」名義だし(^_^;)!。
 「レモンピープル」連載時最終回の「行くぞっ、鉄神帝国<ネマトーダ>!」とかのそのまんまのノリでっ!
 始めて読む人、なんのことだかまったくわかんないよっ!(「これまでのお話」のページはいちおーあるんだけどね…)
 ホント、40歳台以下完全無視の雑誌だなあ。
 あと安永航一郎の『君がスキだと酒浸り』がヒロインたち本人の意図とは無関係にムリヤリ百合展開になってました(^_^;)。「ガチだっ/このパルはガチだっ」「顔面のリ・マージョン!!」とかビミョーに時期遅れなアニメネタがいかにも作者らしいというか。

 木村屋いづみ『Video Letter』(三和出版 ¥933)(18禁)
 大分前に出てたのに最近気づいて購入。
 少女の元に送られてきた差出人不明のビデオ・レター。
 そこに映っていたのは卑猥なセリフを口にしながら自慰にふける友人の痴態だった……
 ビデオのチェーン・メールによって次々と淫微な連鎖に引き込まれていく少女たちを描いた連作シリーズ。
 同人誌時代からわりと少女同士の百合っぽい関係を描くことが多かった作者ですが、このシリーズは表面的には(不特定多数の)男による陵辱的な行為が目立ちます。
 ただよく見るとちゃんとしたキャラクターとして登場する男はほとんど存在しないのですね。陵辱的な行為も実は少女たちが自ら望んで行っているというのがわかると、この世界における男、というか男性器の存在はしょせんバイブとかローターとか、女の子同士が快楽を得るための「道具」のひとつに過ぎないことがわかります。そういう意味ではこれもまた立派な?「男を必要としない少女たち」を描いた百合マンガなわけですな。
 ただ元々エロマンガという存在自体、主に男が性的快楽を得るために女の子を道具扱いしてるメディアなわけでして、そういったメディアであえて女性作家がこういった捩じれた作品を描くといのは、これはやはり男に対する一種の復讐であるのかのうとか思ったり思わなかったりする今日この頃でございます。いやまあ適当書いてますけど。

 4月19日

 『機神大戦 ギガンティック・フォーミュラ』#3
 あの作品世界がどうやって成り立ったかの説明回でしたが、中華人妻のけしからんほど豊満な胸に気をとられてちゃんと理解しませんでした。嘘。
 確かにこういうシーンが必要なのは判るけど…座ったままキャラの説明台詞を延々続けるってのはどんなもんですかねえ。もうちょっとやり方があるような気もするんだけど。
 あと軋轢を描いてるようで妙に奇麗事な中央国との関係も個人的にはちょっと気持ち悪かったです。

 高橋慶太郎『ヨルムンガンド(2)』(小学館サンデーGXコミックス ¥533)
 フラフラと「矛盾」したことを喋ってもイイのは、数多<あまた>の職業の中で武器商人だけ
 最初読んだときはなんか高尚なこといってるのかと思ってしまいましたが、よく考えたら当たり前のこといってるだけか。なにせ「矛盾」だからね(^_^)。
 しかし相変わらず得体がしれないというか、つかみ所が(アタシ的に)わからないマンガですにょ。
 一番近いのは……『キャッチ22』?違うか…『M.A.S.H』?う〜ん、イマイチ。
 質<たち>の悪い戦争コメディに近いものはあると思うんだけどなあ。
 今巻で一番好きなのはあの傍若無人で何ものも恐れることのなさそうなココが、自分を守るメンバーがいなくてどこから狙われているか分からない状況で、どうしても一歩が踏み出せないというシーン。ヨナを見つけてついベッタリひっついてしまうとこが可愛いです。

 不謹慎かもしれないけど、バージニア工科大学乱射事件の容疑者が二丁拳銃でポーズきめてる写真見てつい「そりゃねーだろっ」とつっこんでしまいましたよ。
 いくら「劇場型犯罪」にしたってほどがあるよなあ。

 4月18日

 『大江戸ロケット』#3
 う〜ん、食材はわりと好みなんだけど料理する順番がなあ…という感じ。
 時間制限のある料理対決で、まだメインディッシュにほとんど取りかかってないのにデザート作り出す料理人見ていだく不安感というか。
 すでに3話めだというのに「江戸の空にでっかい花火(ロケット)を打ち上げる」という目標だけは示されたものの、具体的な道筋はまるでたってない状況で、突然話の力点が山田風太郎か半村良かという伝奇超能力ニンジャものにシフトしてしまうのはどうなんでしょう。1クール作品か2クール作品なのかは知りませんが、メインストーリーに取りかかる前にどうしてもやらなきゃいけないエピソードなのかなあ?まあこれは先を見なければ分かりませんが(そういうフックとしてはこれもアリなのか?)。
 天海僧正ゆかりの異能力集団「黒衣衆」とか、鳥居耀蔵やら大塩平八郎の乱やらがからんでくるのはネタ(食材)としては嫌いじゃないだけにちょっと複雑な気分です。

 『キスダム』#3
 ほとんど放送事故寸前なクオリティでした。
 明らかに原画も動画も足りてなくてカットとカットのつながりがわけ分からないレベル。
 口パクもずれてるしそもそも場面とセリフがあってないシーンすら。
 いかにも「今手元にある素材をかき集めて戦線維持してます(でももうもちましぇん)」という「1945年2月のドイツ軍」みたいな状況くさい。
 「来週ちゃんと放映できるかどうかわからない」という意味で、今季一番「目が離せない作品」になってしまったような気が…
 お話もわりとすごくて、人類を滅ぼそうとする敵に対抗する防衛組織を設立して司令官におさまってる女が実は人類滅亡を画策する裏切り者だった?というオチ。
 ……なんでそんな回りくどいことを?
 まあそれなりの理由は設定されてるんでしょうけど、「司令官、なんでなんだぁ〜!?」というのはそのまんま視聴者のツッコミだよなあ。
 主人公の恋人や仲間が次々死んでる(ようにしか思えない展開)なので来週最終回でもぜんぜん違和感ないよ。

 「Charaberrys」
 コピーにあるように基本的に「女の子のためのキャラクター誌」なので本来アタシには必要のない雑誌なんですが、『DARKER THAN BLACK』の岩原裕二によるキャラ原案画が載ってるので。
 この人のラフな絵はけっこう好きだな。公安の女刑事のレシーバーがブラの肩ヒモに固定してあるとか、どーでもいいとこにこだわってるのがよいです。

 石田敦子『魔法少年マジョーリアン(1)』(双葉社High Action Comics ¥600)
 僕/女になる意味いくつもあるよね/マサルくんとも仲良くできるんだものっ/マサルくんの前ではなるべく女のリオでいるからねっ
 これはよいブラック石田敦子でつね。素晴らしい。
 ちょっと『バロム1』入ったボーイズ・ラブ風味魔法少女?モノ(分かりづらいな)。
 イジメッ子でガキ大将の少年マサルと、イジメラレッ子で女の子みたいな少年イオリが変な生き物によって無理矢理「ナイスバディな美少女戦士」に変身させられてしまい、なしくずしに地球の平和を守る?ために戦わさせられるお話。
 普通にマンガ描いてさえいいかげん黒い作者が、いじめやジェンダーをテーマにするのだから黒いの黒くないのって。それはもうタールピットのようにどす黒いのです。だがそこが、いい。
 マサルはいつも率先してイオリのことをいじめていたのですが、どう見ても「好きな女の子にイジワルしちゃう素直じゃない小学生」です。回を追うごとにどんどん艶っぽくなっていくイオリを見てドキドキする自分に悩むのが哀しくも可笑しい。
 イオリはイオリで女装願望ありというか性不一致障害ぎみな子で、変身して綺麗なお姉さんになった自分に我知らず見愡れているのがありありです。
 しかしこの作品一番のヘンタイさんは、実の弟に懸想してハァハァいいながら迫ってくる真央お姉ちゃん(中学生)なのであります。目が、目が完全に逝っちゃてるよこの人。

 袴田めら『暁色の潜伏魔女(1)』(双葉社High Action Comics ¥600)

 古賀亮一『新ゲノム(2)』(コアマガジンメガストアコミックス ¥895)

 4月17日

 『エル・カザド』#3「降られた女」
 3話めにして早、アクション・シーンがほとんどありませんでした。だって変態くんがアクション・シーンになる前に止めちゃうんだもん(^_^;)。
 今回は廃屋で雨宿りする二人がフラグ立てながらテレ東規制に挑戦する話(嘘)。
 「雨に濡れたので服を脱ぎました」で充分なのに、だめ押しのように川に飛び込ませる演出がくどいなあ。
 エリスのまっぱシーンよりも、エリスの指先の血を美味しそうになめるナディがエロかったですよ。
 骸骨見てもたいして怯えない二人なんだから、せめて一宿一飯の礼に埋葬ぐらいしてやれよ、と思わないでもないです。
 フリフリの変態くんはあいかわらずのストーカーぶりを発揮してました。

 『桃華月憚』#3
 桃香ちゃん、濡れてるぅ。(はぁと)
 この場合、雨に濡れたわけじゃなくてもちろん性的に。いやまあ、元がエロゲーなんだから不思議ではないかもしれないけど、深夜アニメとはいえ18禁じゃない作品でこんなセリフを聞こうとは。長生きはするもんじゃて。
 (性別不祥?な)主人公とお母さんの近親姦的なシーンなんだけど、母親の中の人が伊藤美紀なので「それそれ、それぇ!」と睦言もなんか脳天気なのでした。
 でもエロいのはいいけど、相変わらずお話はさっぱりわかりません。

 久米田康治『さよなら絶望先生(8)』(講談社マガジンKC ¥400)
 シルクスクリーンでロットNo.も入りますから資産価値もありますよ/おひとつどうですか?今なら30%オフで55万円です/ホントのだまし絵じゃないですか!
 このネタはいろいろヤバすぎるだろっ。みんなもかわいいイルカさんの絵にだまされちゃあいけないよっ。
 今巻初登場?の大草麻菜実がなにげに(高校生なのに)人妻キャラで驚いたけど、これも一種のテコ入れなのかしらん?

 深見真『ヤングガン・カルナバル 前夜祭・標的は小暮塵八』(徳間書店トクマノベルズedge ¥819)
 シリーズ8巻めにしてようやくタイトルの意味が明らかにっ。
 しかもこのごに及んでいきなり犯罪組織同士の「天下一武闘大会」かっ(ちょっと違う)。むやみやたらと登場人物を増やしてきたのはこのバトルロイヤルのためだったのですね。
 う〜ん、いったいどういう方向にいってしまうのかこの物語は。
 ヒロイン弓香の母親で希代の傭兵戦士にしてレズビアンのサディスト、おまけに娘に近親相姦的なアブない愛情を注ぎまくる鉄美聖火のキャラがもうある意味作者の理想像が投影されまくってて美味しすぎます。
 愛娘への10歳の誕生プレゼントが全裸の少女で、「男に抱かれる女になってほしくない」という理由でレズビアニズムを仕込む母親って……(^_^;)よくそんな設定考えつくなあ。

 4月16日

 『ヒロイック・エイジ』#3「英雄の種族」
 銀、青銅、鉄で三すくみ状態、というわけではなくて、銀の種族>>青銅の種族>>>(超えられない壁)>>>>鉄の種族(人類)という構図なのか。
 英雄の種族はほとんど絶滅して5人しか残っていないらしい。
 で、その中で有力なベルクロスとかいうのが主人公にとりついてると。
 園田健一キャラをさらに進化?させたような平井久司絵の「ヒップがほとんどなくて腰から太もものラインがストンとつながっている」女性キャラ(これとかこれ)の後ろ姿がわりと好き。

 メード普及を目指し「日本メイド協会」設立
 メードかメイドかどっちかに統一してくり。
 まあいづれにせよ「日本は平和だなあ」ということが実感できる記事ではあります。
 ついでに「音をたてずに人を殺せる10の方法を知るメイド」とか「将棋が死ぬほど強いメイド」とかも育成してほしいものではあります。アニメやマンガもダメになった場合の将来の主要輸出産業として。