THE DIRTY PAIR:
START THE VIOLENCE!

 

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 アメリカのクリス氏からAdam Warrenの「DIRTY PAIR」新作が届きました。ダーク・ホース社のアンソロジー・ショウケース(アンテナ・ショップみたいな雑誌?)「DARK HORSE PRESENTS」誌に5月から3カ月間分載されたミニ・シリーズです。
 監獄ステーションから政治犯を救い出す話で、0G下のチェイスがかっこいい。しかもダーティ・ペアなので会話がいちいちオマヌケ。いやあ、この人さすがにわかってらっしゃる。ひょっとして、いや確実に原作より面白いのでは?
 よく見ると無重力下でアクションを起こす際に必ず壁、床や相手の体を掴んで支点を確保してるので感心してしまいました。敵のサイボーグも銃を撃つ前に改造された趾で床のバーを掴んで反動で後ろに跳ばされないようにしてるし。いわれてみれば「なるほど」ですんじゃうんだけど、ココまで描ける人はあまりいないんじゃないかなあ。神は細部に宿りたもう、という言葉もあるしね。そのうえ全然ウンチク垂れずにアクションだけで見せようとしてるのもポイント高い。士郎正宗の影響は大きいんだけど、マンガは数段ウマいです(断定)。てゆーか一作ごとに巧くなってるよーな気がする。間違えて翻訳版が日本に逆輸入されないかな。
 

 

 今回から変更されたウォーレンのオリジナル・コスチューム

マサムネ・シロー風サイバールック・スーツなんだそうな。歴代のダーペ中、一番露出度が高いかも。いやまあ、Hでよござんすけどね。「ANIMERICA」5月号で作者本人がいってたように、ウォーレンはケイのオシリになんか思い入れがあるらしい(^_^)。

 左は敵をまくために使ったケイのホログラム・デコイ(おとり)。光学的・電子的欺瞞のほか、相手を挑発する言動もとれる。
 で、敵をちょーはつしてオシリを振ってるところ。「あんたたちっ、アタシの悩殺ヒップでもうメロメロよんっ!」(超訳)とかいってる。
 次のページでは「アタシあんな恥ずかしいセリフ口にしないわヨッ」「あらっ、今までのケイのセリフを直接取り込んだんだけど?」などと会話してるゾ。大変おバカでよろしい。

 でもこうしてみると、るりあφ46とか真鍋譲治のマンガみたいだなあ。

ユリのアクション。ちゃんと相手の手首をキメながら蹴っている。

 

看守サイボーグと戦うケイのアクション

  

・左ページ上段左から:まず軸足をマグネットで床に固定し(判りやすい表現だこと)…
・右手で敵の肘をキメて銃を使えないようにしておいて…
・左手でナイフ(SHIROW RIPPERと書いいてあるのがオカシイ)をはらうと同時に背後の敵を蹴りあげるっ!
・間髪を入れず蹴り足を大きく振り、その反動で腕を固めたまま敵の頭を床に叩きつけるっ!
かっこいいっ!(笑)香港カンフー映画の大ファンである作者の面目躍如、といったところ?

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