SFは半裸のねーちゃんだ っ!
というのは確か高橋留美子だかの至言ではなかったかと思います。これに野田昌宏氏の「SFってのは絵だねえ」を組み合わせれば、おのずから「SFとは半裸ねーちゃんの絵である」との命題が導き出されるわけです。自分なぞにはこの命題、無条件で真理とすら思えてしまうのですがどうでしょうか。
ということで十年ぐらい前から洋書屋を巡っては海外のエロエロなコミックスや画集等をあさってきましたが、4年程前からは米国帰りの藤川氏に教わって向こうの通販会社から直接取り寄せるようにしています。いつ入荷するか判らない洋書屋巡りに比べれば時間はかかっても確実だし、何より送料を含めても断然安いのが魅力。今回はそうやって集めたコレクション、というほどのモノではありませんが、気に入ってる作家を何人かご紹介したいと思います。気楽におつきあい下さい。
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| まずは有名どころからウォーレン・コミックスのヴァンピレラ VAMPIRELLA。左図がサンジュリアン SANJULIAN、上図はホセ・ゴンザレス JOSE GONZALEZのもの。昔むかし「スターログ」の別冊ヴァンピレラ特集号で彼女の凶悪なカッコよさに衝撃を受けて以来この道に目覚めてしまったわけで、ある意味では全ての元凶のような女です。こうゆーの運命の女(ファム・ファタール)っていうんですよね(いわねーよ)。彼女の魅力はそのきわどいというかほとんど露出狂のようなコスチュームにあります。察するに故郷の惑星ドラキュロン(なんて判りやすいネーミング)はよほど暖かかったのでは? |
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確かに全盛期は六〇〜七〇年代ですし、本来の持ち味は筋骨隆々した蛮人戦士のイラストですが、同時に「剣をふるう半裸のねーちゃん」のイメージを確立させてしまったその存在は偉大です。とにかく誇らしげに突き出た胸とお尻が特徴。 |
左と下は大御所フランク・フラゼッタ FRANK FRAZETTAの画集から(描かれたのは大分前ですが)。どのくらい大御所かというと、画集のタイトルがTHE
LIVING LEGENDとつくぐらい大したモノなのです。生きた化石ならぬ生ける伝説。一九二八年生まれだからもういい加減歳のはずですが矍鑠としたモノです。 |
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| 最近一寸疲れているかなあ?のジェフ・ジョーンズ JEFF JONES氏。七〇年代から八〇年代にかけて発表したIDYLやI'm
Age等の作品は本邦でも末弥純はじめ何人もの描き手に影響を与えたと思います。 この人はとにかくむちゃくちゃ絵がうまい。ここに挙げたモノクロ作品はかなりラフなタッチでさっと描いていますが、基本がしっかりしている分ものすごくかっこいいのです。ノーマン・ロックウェル、N・C・ワイエスといったアメリカン・リアルイラストレーションの良き伝統を受け継ぎながら、ファンタジー的な世界にも才能を発揮しています。画集AGE OF INOCENCEは洋書屋等で見かけたら要チェックです。 |
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続いて「お尻を描かせたら世界一ぃ」のセルピエリ SERPIERI先生。図版はOBSESSIONという画集からですが、収録された作品のの実に九五%までがヒップショットであるという、手塚治虫に匹敵する尻フェチぶりです(手塚先生は知る人ぞ知るお尻好きだったらしい。ちなみに現存する漫画家で一番お尻にこだわっているのは桂正和だと思います)。ペンだけではなく鉛筆を用いた細密画も得意。でも描くのはやっぱりお尻だけ……
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これだけお尻にこだわるからには何か深い理由があるのでしょうか?ただ単に好きなだけだったりして…… |
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エステバン・マロート ESTEBAN MAROTOも古い(六〇年代に活躍した)作家です。何でスペイン人てのはこうねーちゃんの絵がうまいのかな?独特なタッチの流麗な線は今でも古さを感じさせません。鱗様の文様(?)やアール・ヌーボー調の背景がおしゃれ。一時御廚里美が影響受けてた、というよりそっくりの絵を描いてました。 |
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