フェティッシュ冥府魔道(その2)

 ■Hobby.■

 ここらで趣向を変えてラテン系の作家を。この二点はイタリアのあぶな絵描きレオーネ・フローロ LEONE FROLLOの作品です。セルピエリじゃないけどこの人もかなり徹底していて、コミックスはともかく画集に描くのはほとんどおねーちゃんのみ。しかも題材はビザールものかレズビアンネタばっかし。「頼まれても男なんか描いてやんないもんね」という明白なコンセプトが潔い、かもしれません。左図はGLAMOUR誌の吸血鬼特集号から。下図は未発表作品集から採りました。普通UNPUBLISHED WORKS と銘打つぐらいなら商業誌でいつもやってるのとは違う趣向の絵が出てきても良さそうなものですが、見ての通り商業作品も趣味の方も結局同じ事をやっているわけです。

 何というか、よっぽど……好きなんでしょうね、こーゆーのが。でもさすがに絵(特に鉛筆の彩色画)はうまい。同じエッチな絵を描いても何故かイタリアやフランスのそれはお洒落というか、シックなんですね。

 

 

 

    

 アメリカのHマンガ誌、その名もPENTHOUSE COMIX( COMICSじゃないのがミソ)。ノリとしてはアダルト版HEAVY METAL誌といったところでしょうか。
 描き手はみんな達者でハズレは少ないですが、特にお薦めはフランス系のアズパリ AZPARI描くBETHLEHEM STEEL。ベツレヘム(愛称ベス)は宇宙一の大金持ちショウ・タナカが作らせた理想の女性型アンドロイド(早い話が愛玩用セクサロイド)。ところが製作者のセア・バロウズ博士とベスは手に手を取って逃げ出してしまい、激怒したタナカは追手を差し向けるわけですがそれは・・・というお話。

 左、裸で縛られているのがベス。ボンデージな格好してるのはお約束のベス2号(おおっ、イ○サー2みたい)。当然悪のアンドロイドです。ちゃんと「ご機嫌いかが?お姉さま」とかいって出て来るぞ。眼鏡をかけているのがバロウズ博士。やはりお約束の性格してます。  

  

  

 

 

最近発見した絵描きではジム・シルケ Jim Silke が一番の拾い物。ご覧のようにパステル調の淡い色使いがとっても綺麗。コミックスではもっともっと発色いいです。左はRascals in Paradiseから。
 下はご存じベティさん。Bettie Page, Queen of the Heartsの挿し絵から。 西山洋書でも売ってるよ、ちょっち高いけど。

 

 

 

■Hobby.■

■Next.■