爆笑人生劇場2
タイトー
―「そんなバカな!」は言わぬ約束。何故なら、それが人生劇場―
いまだに発売されている、すごろく式ボードゲーム『人生ゲーム』のゲームバージョンの1つ。
プレイヤーは、イベントによって『知力』『体力』『『つき[運]』の成長・資産の獲得をしていきながら、小学生〜老後までの人生を過ごしていく事となります。当然イベントは、就職・結婚・出産・・・等人生にかかわる出来事の他、株の購入やギャンブル、ミニゲーム等盛りだくさん。まさに、『すごろくという運任せの行動によって生まれるもう1つの自分の人生』を体験する事が出来ます。もっともすごろくゲームですので、何回もゲームをやっていれば結果はコロコロ変わるんですが(笑)。
クリア後の最終的な人生判断は、家族も含めた総合資産とプレイヤーの状況によって変化します。
『ボードゲームのゲーム化』という事もありますので、やはりパーティゲーム。皆でワイワイやるのが1番面白いでしょう。まあ、1人でも出来るんですが[最小2人、最大4人。コンピューター参加も可]、やはりやり続けていると寂しさが・・・(涙)。1回のゲーム終了時間が結構長めにもかかわらず[2人プレイで約1時間弱]、セーブ機能が無いのも痛かった。買った当時、いい事までいったのに時間の関係で泣く泣く・・・なんて事もザラでしたから。
とまあ、こんな評価を下していた事もあって、ここ数年は完全に封印状態でしたが、今回のレビュー作成もあって久々にプレイしてみました。
・・・結構面白かったです。この感想が出るとは正直私も意外でしたが(笑)。
どこに面白さを感じたかというと、大きくいって二つあります。
1つは絶え間なく続くハラハラ感。本場人生ゲームの場合、マスによっては何のイベントも起こらないマスがあります[・・・だったと思う(汗)]が、このゲームの場合、全てのマスに何らかのイベントが用意されています。
で、このマス、1部のマスには『恋愛イベントを示すハートマーク』や『給料を示す金の袋』等の絵が描かれている事で、ある程度のイベントの予測が出来ますが、それ以外のマスは何も描かれていません。つまり何が起こるかわからないのです。そしてそこで起きるイベントは決して良いものとは限りませんし、中には人生を大きく変えるイベントだって存在しているのです。
よってさいころの一振り一振りが緊張の連続。結果として、かなりスリリングなゲームを楽しむ事が出来るわけです。
もう1つはハチャメチャなイベントの数々。1部のイベントでは、現実では絶対にありえない出来事がプレイヤーを待ち受けています。そのイベント内容は驚愕・唖然もの。突っ込みがいがありますよ、本当(笑)。その1部を書いてみますとこんな具合。
『夜食の代金が2万円』
『突然根性試しを要求され、コントローラーUのマイクで絶叫』
『竜宮城で乙姫様と恋に落ち、姫の希望で地上に戻りそこで結婚』
『かぶの畑を耕していたら株券が出現。』
『老人期にオリンピックに出場し、何と金メダル』
『泥棒なのに給料とボーナスが入る』
素晴らしいでしょ。正直TVの前で何回突っ込んだ事か(笑)。まあ3つ目なんかはメルヘンでいいですけど、1つ目なんかはねえ・・・、「一般家庭の分際で何を血迷った事を」ってやつですよ。
4つ目なんて完全にゴロだし。まあ実際、かぶ購入や情報のマスの絵もカブですけど(笑)。
あと2つ目を見た時はビックリ!時代を感じますね・・・今の私はニューファミコンだからしたくても出来ません。え、昔?当然やってました。そして、彼女とのカラオケイベントで歌う事になる『はとぽっぽ』も(笑)。
最後に6つ目、泥棒って会社勤めだったんかい!(笑)。「やった、ボーナスだー。」という言葉と共にボーナスが入るイベントを見た時は正直腹を抱えて笑らせてもらいました。
とまあ、これだけでも素晴らしいですが、今回やって1番ビックリしたイベントはこれ。
『自分の子供が別のプレイヤーに横取りされる』
・・・はっきりいって犯罪です(笑)。だって「養子に出される」なんて言葉出てきてませんもの。横取りした側はふんぞり返って「この子はオレのものだ」なんて言ってるし。コラコラ、子供をもの扱いかい!正直言って余り気分のいいイベントじゃないですね。
しかも何がつらかったって、横取りしたのが私の方。・・・頼む、断らせてくれ。
今回やってみて、これまでの評価が少し変わりました。1人でも一応楽しめます。まあ基本はパーティゲームなので、あくまでも暇つぶしならという所ですが。気分転換にはいいゲームかもしれませんね。