うれしたのし日本史





■うれしたのし日本史■


第1章
弥生時代、邪馬台国出現!


第2章
大和時代、大和朝廷が日本統一!


第3章
飛鳥時代、秩序ある日本構築!


第4章
奈良時代、日本崩壊!


第5章
平安時代、貴族全盛から日本破裂へ!


第6章
鎌倉時代、源氏の軍事政権成立!


第7章
室町時代、足利政権から、戦国の世へ!


第8章
安土桃山時代、天下統一!


第9章
江戸時代、安定から新時代へ!




掲示板



 この「うれしたのし日本史☆」は、大学受験生(高校生・浪人生)向けに書かれたものです。日本史の流れが短時間でわかるように書かれています。
 したがって、他の「うれしたのし文学史」「うれしたのし美術史」は、「これだけでバッチリ!」ですが、この「うれしたのし日本史」は、「大きな流れ」をつかむために読んでください。
 高校受験生(中学生)・その他入社試験・公務員試験の受験生の方にも、「日本史の流れ」をつかむために、読んでいただけると思います。
 また、日本史に興味を持たれた一般の方にも「わかりやすく面白い日本史」として楽しんでいただけると思います。





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岩田澄人


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うれしたのし日本史☆>第1章 弥生時代、邪馬台国出現!









このホームページ主宰の岩田澄人先生による、不登校の方対象の本格的な学習指導です。上の画像をクリック!


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 日本で、「歴史がはじまる」のは、3世紀の、そう、あの卑弥呼(ひみこ)が君臨した邪馬台国(やまたいこく)のころ。もろちん、その前に、旧石器時代があり、縄文(じょうもん)時代があるんだけど、そこからはじめると、たいていつまんなくて、縄文時代でザセツしちゃうので(笑)、却下!

 弥生(やよい)時代ってのいうのは、簡単に言ってしまうと、稲作がはじまった時代だ。これが、人間のドラマの始まりなんだ。

 稲作って、ほら、田植えとか稲刈りとか、集団作業だから、優秀クンがリーダーになるよね。それに、米は、動物や魚の肉と違って、長いこと保存できるから、()めこんでおける。
 「わしがリーダーになる! そのために、ヤツは殺す!」「隣のムラの米を奪え! 戦争じゃ!」
 ……「○○の陰謀で父が殺された」「△△の戦で夫が死んだ」
 ドラマが始まる。

 縄文までは、のんびりと悠久の時が流れていた。
 でも、3世紀、今、人間の果てしない野望とその果ての涙の劇が始まるんだね。

a. 卑弥呼の邪馬台国はどこに?!
 じゃあ、邪馬台国(やまたいこく)からはじめよう!
 3世紀だ。
 実は、その前の2世紀、日本は、弥生時代の最終戦争状態にあったんだ。
 けれど、「このままでは全滅だ、マズイ」ということで、三十カ国くらいが集まって、邪馬台国の女王・卑弥呼(ひみこ)を立てて、やっとなんとかまとまった。

 その邪馬台国、どこにあったかは、残念ながらわからない。謎です。
 畿内(関西)か九州か? 『魏志』倭人伝(ぎしわじんでん)に載ってる記録通りに邪馬台国に行くと、九州のはるか南になってしまうわけで、それはありえない……。
 女王・卑弥呼は、呪術で政治を行っていた。鬼道(きどう)政治っていう。卑弥呼が、「神からのお告げじゃー」みたいにやっていた。銅鏡に光を当てて、「我こそ、太陽の神の子じゃー」みたいにやっていた。卑弥呼は女性なわけで、たぶん、当時は、子供を生む女性にこそ、霊力があると考えられてたんだろうね。

 ところで、困ったことに、その後、4世紀の日本に関しての記録がほとんどないんだ……。当時の日本には、もちろん、まだ字がないから、中国の歴史書に頼るしかないんだけれど、その記録がない……。
 で、5世紀に、再び、日本のことが記録に現れるときには、もう大和(やまと)朝廷がすっかりできあがっている。
 つまり、4世紀に何かがあったわけだ! でも、その「何か」が、謎なのだ。
 もともと邪馬台国は畿内にあって、それが大和朝廷になったのか? 九州にあった邪馬台国が畿内に乗り込んできたのか? いや、邪馬台国は九州にあって大和朝廷とはまったく別物なのか? だとしたら、その大和朝廷は誰がつくったのか? もしかしたら、大陸の騎馬民族が日本を侵略してきて、邪馬台国をも滅ぼして、大和朝廷を樹立したのかもしれない……。  この、日本史にとって、かなり重要な部分が、謎なのだ。

b. ちょっと、旧石器時代と縄文時代も……
 では、少し、旧石器時代縄文(じょうもん)時代もやっておこう。

 今から1万年くらい前まで、旧石器時代が続いた。いわゆる氷河期で寒かった。北極・南極では氷が凍ってるから、海が低く、日本と大陸がつながっていたころだ。打製石器という、石をガンガン(くだ)いただけの石器でマンモスとかをとっていた。

 続いて、1万年くらい前から紀元前3世紀ころが縄文時代だ。1万年くらい、悠久の縄文時代が続いた。氷河期が終わり温暖になったし、縄文土器(じょうもんどき)を発明したから、食べ物をグツグツ煮炊きできるようになった。やっぱり、食べ物はグツグツ煮ると、ダシも出てうまいわけで。
 そのころは、争いもなく、権力者もいなかった。もちろん、獲物(えもの)がとれなければ、飢えてしまうわけだけど、ある意味、縄文ユートピアだ。
 縄文人に、北方からやって来た民族が混血して、弥生人(つまり、今の日本人)になったと言われているけれど、詳しくはわからないんだ。



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