40口径八九式12,7センチ単装高角砲
九二式4連装魚雷発射管
      

40口径八九式12,7センチ単装高角砲
昭和20年3月建造の駆逐艦「梨」の1番砲として搭載されていたもの

 

九二式4連装魚雷発射管
同じく、駆逐艦「梨」に搭載されていたもので、九三式魚雷を発射するもの

 

全長 8.87m
4.6m
発射管重量 16.2トン
旋回装置 機力・人力
電動機馬力 10Hp
360度旋回所用時間 機力:25.2秒 人力:112秒
魚雷装填所用時間 32秒

駆逐艦「梨」

「橘」型の10番艦、昭和20年3月15日神戸川崎造船所にて竣工
初代艦長・高田敏夫少佐(海兵64期 望月・初雪・陽炎・能代の水雷長を務めた、根っからの水雷屋)
第五十二駆逐隊(司令・杉谷永秀大佐)に所属、「萩」と共に、挺身輸送隊となる(敵が本土上陸を始めたら部隊を急速輸送する本土輸送任務)
五十二駆逐隊には他の艦もいたが、燃料不足で稼動していなかった。
回天戦の訓練や瀬戸内海で対空戦闘に従事。7月25日には牛島泊地で米軍機数機を撃墜。
昭和20年7月28日、柳井沖でロケット弾を後部弾庫に受けて沈没する。

排水量 

1,289t

全長  100.0m
全幅    9.4m
吃水    3.4m
出力  19,000hp
速力  速力 27.8kt
航続距離  18ktで3500浬
乗員  211名
 
兵装
40口径12.7p単装高角砲1基
40口径12.7p連装高角砲1基 
25mm3連装機銃4基、
25mm単装機銃12基
61p魚雷4連装発射管1基
爆雷投射機2基
 

駆逐艦 「橘」型について
戦時急造艦、「松」型をさらに改良した艦で、より工事の簡略化を目指して、ブロック構造や溶接構造を採用。
重量増加を容認し軟鋼材のみを使用。さらに建造工事の手間を省くため、船体全般を直線化している。
また、対空・爆雷兵装兵装も強化された。
艦自体は、汎用性もあり優秀であったが、乗員の質の低下などにより苦戦を強いられた。

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