【Mステスペシャルライブ終了後】
翼:大丈夫だったかなぁ…
滝沢:何が?
翼 :え?お前気付かなかったの??
滝沢:だから何?
翼 :さっきライブの時、前列右端の子が急にしゃがみ込んで…
過呼吸だったんじゃないかな… とても苦しそうにしてて…
タッキー&翼の団扇もってたし 多分応援しにきてくれたんだと思うけど
滝沢:それで?
翼 :周り興奮して誰も気づかなくて…暫くほっとかれたんだけど
そのうち 後ろの子連れのママさんが駆け寄ってきて 運びだしてくれてた
滝沢:あ〜それで歌詞ぶっ飛んでたわけ
翼 : (  ̄  ̄;)
滝沢:…
翼 :…何??
滝沢:いや…でもどうなったんだろうね、その娘
翼 :うん…
滝沢:年末唯一の滝翼ライブってんで
わざわざ来てくれたんだろうに
翼 :うん
滝沢:俺とお前がせっかく逢えたのに
会いに来てくれたファンが置いてきぼりだなんて…ねぇ
【ホール前 広場】
(植え込みに倒れ込む少女と 背中をさする子連れの女性)
女:ちょっとは楽になった?
少女:…
女:顔色戻ったしもう大丈夫
過呼吸の症状だったね、
あれ病気じゃないから心配しなくていいよ
芸能人みちゃったんで 興奮しちゃったかな(笑)
幼女:お姉ちゃん大丈夫(^0^)/
少女:…(幼女の励ましに、少し顔をあげる)
女:ほら、元気でてきたね
元看護婦だから見立て間違ってないから(笑)
この子は眞子(まこ)、娘なの 小さいけどもう5歳なんだよ
アタシは優加(ゆか)
少女:…ありがとう…
優加: あれ?? 少女:…??
優加: 向こうが騒がしいね
多分出待ち群に 誰かひっかかってるんじゃない??
いってみようよ、せっかくだし
立てる?
少女:うん!!
【車内】
(ホール裏口から迎えの車で退出する滝翼
彼等の車に寄ってくるファンに向かって笑顔で手を振っている )
滝沢:あ〜あ〜あ〜危なくない
わっ、わっそんな近づくなよ、轢かれっぞ!!
翼 :う〜ん…やっぱ、どうかと思うね
カーテンあけての退出なんて
滝沢:ヨン様風なんだって(苦笑)
クリスマスだし 久しぶりのツーショットだから
サービスしとけって!!
翼 :YOU達スマイル、スマイル!!ってか
滝沢:プッ(笑)
翼 :あ、あの子だ!!
滝沢:え??
翼 :ほら、さっき云ってた 過呼吸の子
滝沢:あ?…ああ…お前よく覚えてるねぇ
翼 :だってあまりにも凄い服を着てたから
滝沢:どれどれ…
翼 :…わかった?
滝沢:すげぇ…一瞬だったけど ありゃ忘れらンわなぁ
翼 :プッ、お前何語だよ(笑)
でもよかった…回復したんだ
滝沢:過呼吸って酸素の吸いすぎだから 病気じゃないんだよな
小学校の時とかバスケ部の連中よくなってたよ
翼 :へぇ…そうなの
滝沢:…でもたまぁに ストレスとかでなるらしい
近頃の若者にはちょくちょくあるらしいよ
心的なんちゃらっていうんだって
翼 :あ〜
滝沢:どうした?
翼 :なんか息苦しくなってきた!!
心臓もバクバクしてきた
あ〜タッキー苦しいぃぃよぉぉ
滝沢:なんだよ(笑)
(といって、いきなり翼の手をつかむ)
翼 :わっわっ何だよお前
放せ!!まだファンの並続いてるから!!
おい、こら止めろって!!
滝沢: 翼!!( ̄ー ̄)
翼 : なんだよ(@◇@)・゚゚・。
滝沢:ほら こうやって…
翼 :…
滝沢:苦しくなったらこうやって祈るんだよ
(翼の手を両手で包み 自分の胸にあてる)
滝沢:「何も怖くありません、世界に偶然はなく、
全ては必然だと知っているからです」 ってね
翼 :…
滝沢:なに?
翼 :わかったから手を放せよ、スケベオヤジ!! (
>◇<;)
滝沢:…話の流れ的に 誘ったのお前だからな!!( `△´ )
翼 :神に誓って 誘ってないから (
 ̄ 0 ̄;)
【ホール前 広場】
優加: あはは、アンタなにその顔
涙が真っ黒じゃない!!
いくらタッキーに逢えて感涙したっていっても
その顔みられたら引いちゃうわよ(笑)
少女:わたし翼ファンなの!
優加: (  ̄  ̄;)
少女:お姉さんはタッキーのこと好きなの?
優加: そうねぇ…どちらかといえば
少女:なら、さっきはゴメンネ
私のせいで2人の出番 見れなかったね
優加: 気にしないでいいよ
あたしがファンっていうより 死んだ妹がファンだったンで
少女:妹さん死んだの??
優加: ねぇ…ほんと…若い身空で死んじゃうなんてバカよねぇ
少女:…
優加: 変な話ししちゃったね、知らない子に…
もうタッキーも翼も帰っちゃったし
アタシ達も帰ろうか…この子抱っこするのも疲れちゃった(笑)
少女:…
(腕の中で眞子が眠りについている)
優加: 家までおくってくよ
そこまで車できたんだ
少女:…
優加: なにその鬱な顔、まさか家で少女じゃないでしょうね
そんなヘンテコな格好して夜の夜中にフラフラしてると
ろくな事にはならないよ
少女:ほっといて!!
優加: …
少女:あ…ごめん…
優加: こちらこそ(笑)
でもまぁ、ほっとくよ。もう帰らなくっちゃいけないし
アンタも気をつけて帰ンなよ
バイバイ
少女:…
【駐車場】
優加:美波(ミナミ)、 待たせたね
寒かったでしょ、いま車出すから
(そういってドアをあけ 後部座席に眠っている眞子を下ろす)
美波:だからぁ…関わるなっていったでしょ
優加: だってほっとけないじゃん
女の子ぶっ倒れてンのに 周りのみんな知らン顔して
そっちの方が吃驚しちゃったよ
美波:優加姐は コンサートとか来るの初めてだから 知らないだろうけど
あの子近頃 ファンの間だじゃ 有名な子なんだよ
優加: …
美波:こんな真冬に薄汚れた下着みたいな服きてさぁ
それも紫色とオレンジだし
化粧だって目狸(めだぬき)みたいに真っ黒くして
アイラインなんて溜まってヨレてんのに
鏡みてなんとも思わないのかなぁ
優加:「外見で人を判断するなぁ〜」(笑)
美波:違うよ、みんなあの子のこと知ってる
あの子滝翼にきたの最近なんだよ
多分ユニットデビュー以降のファンのはずだから
優加: 詳しいじゃん
美波:最初の頃は友達もいたんだよ
でも変な話しばっかりのするから
気味悪がって離れていっちゃって
優加:心霊とか見れちゃうの?
それとも自分はマリーアントワネットの生まれかわりとか??(笑)
美波:あはは、なにそれ?(笑)
でもまぁ近いねぇ…
あの子ソープ嬢なんだよ
優加: へぇ…
美波:実家は仙台とからしいけど
一人っきりの父親に 小さい頃から相手させられて
あげくの果てに売り飛ばされたんだって
優加: …
美波:生い立ちの苦労は あの子のせいじゃないんだろうけど
楽しいコンサートの後、延々と自分のことばかり話しされたらさぁ
誰だって引くよ…ねぇ
内容だって時々辻褄の合わないことあって
ホントか嘘かもわかんないンだって
優加: やけに詳しいねぇ
美波:チクリ系のサイトに書いてあった
優加: サイトってなに?
美波:インターネットのホームページのこと
優加: ふぅぅん…
じゃあ、アンタは、あの子と直接話しをしたわけじゃないんでしょ?
美波:あたり前じゃん
あんな子と友達だなんて思われたら
私だって何言われるか…
優加: 直(スナオ)もさぁ…
妹もそんな風にみんなの仲間はずれになってたのかなぁ…
美波:…
優加: あの子、悪い子じゃなかったよ
「私のせいでステージをみれなくてゴメン」って云ってくれたし
美波:…
優加: 美波、運転かわって!!
美波:えっ!?
優加: このまま運転して先にマンショに戻ってて
美波:無理無理、こんな大きな外車の運転無理!!
優加: ぶつけても怒らないよ、さぁ早く
私ちょっと行ってくる!!
美波:行くってどこに??
ねぇ、とちょっと。ちょっとぉ!!優加姐ってばぁ!!
(優加は車を降りて走り去っていく)
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