1匹目:「くるま。。。」




「ボリビア→途上国→自転車」

 海外になど行ったことのなかった僕はこう考えていた。
まぁ今考えたら、これってアジアのイメージだったんだよねぇ。中国とかタイとか。
で、首都のLa Pazに着いたら驚いた。街が車で溢れてる。俺の故郷、登別なんかと比べものにならない車の数だ。
一ヶ月以上滞在したけど、自転車なんて見たことない。
そりゃそうだ。La Pazは標高3600mでしかも坂ばっかりだから自転車はきついよ絶対。
富士山の頂上で自転車にのろうとは思わないっしょ。すぐ息が切れるし、クラクラして倒れる人が続出だね。

 ほとんどの車は中古車なんだけど、90%以上が日本車。
それを無理やり左ハンドルに改造してるからスピードメーターなどの計器はそのまま右についてる。
ってことは、運転手はそれらを見ることができない。
しかも窓が開かない(閉まらない)車やドアが閉まらないワゴン車なんてのが普通に走ってたりする。
 で、そんな車でも普通乗用車に7人くらいは普通に乗っちゃう。助手席に2人、後ろに5人。
「それでいいんか?」ってツッコミたくなる。

幼稚園バス"

 やっぱりTOYOTAを一番見かけるなぁ。あとは、NISSAN、MITSUBISHI、SUZUKIかな。
SUBARUやHONDAはあまり見かけない。SUBARU党員の僕としては悲しい限り。
で、それらの半分くらいに日本語が書いてある。例えば「○○株式会社」とか「△△幼稚園」ってな感じで。
なかには電話番号が書いているのもある。知らない間に地球の裏側で営業活動が行われている。しかも無料で。
ホント、世界各地を周りまわって最後にBoliviaに到着したのか?って思うくらいボロボロの車ばかり。
たぶん、あの車で皇居の近くに行ったら警備員につかまるね。なんとなくそんな気がする、根拠はなし。

 でもたぶん、東京みたいに信号がたくさんある所だと、すぐに止まって動けなくなると思うけどね。
みんな騙し騙し使ってるから。
ちなみに今僕がいるCamiriには信号は一つもないです。
他の途上国同様、歩行者優先という概念はないので運転は物凄く乱暴です。
最初の頃は道路を渡るのにも相当の時間を要しました。 こっちが渡り始めても全くスピードを落とさないので、ちょっと渡るタイミングを逃すと、ヤバイ目に遭うこと必死。




相乗り"

 でもこんな事もよくあります。
ここではトラックの荷台に人が乗るのなんて全然珍しくありません。
実際、僕も事務所から分析室のある建物まで、同僚達と一緒に軽トラの荷台に乗って通勤してます。
その途中に歩いている人がいると、行き先が同じ方面だったら、知らない人でも気軽に乗せます。
これは僕の勤務先だけではなく、他の人もよくやっています。

 最後に、一番驚いたこと。ある時、ずーーっと疑問に思ってたことを質問してみた。

「Boliviaの自動車教習所って一体、何を教えてるの?」

その答えは・・・・・



「免許は買うんだよ」




で、結論。「左見て、右見て、また左。そして一気に走り抜け」(Boliviaは右側通行)







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