6匹目:「市場。。。」




Boliviaにも都市にはスーパーマーケットがあります。
品揃えは、肉は日本のように個別に包装され、輸入品も置いてあります。
しかし、値段が高いのでお客さんもあまりいないことが多く、客層も外国人やスペイン系の人が大多数を占めます。

では、他の人はどこで買い物をするのかというと
「メルカド」(市場)です。

市場"

大きな街にはあちこちにありますし、小さな街にも中心地に必ず一つはあります。
メルカド付近はもの凄く活気があり、商品に溢れ、威勢の良い掛け声が響き渡っています。
「なにが欲しいの?」「安いよ安いよー」「ほら見なよ、美味そうだろう?」
などなど、歩いているとしつこいくらい声を掛けてきます。
そしてメルカドでは、ほぼ何でも手に入ります。

La Pazなどの高地のメルカドで働いているのは、だいたいが先住民の女性。
民族衣装を身にまとい、忙しそうに動き回っています。
何百人という人が、独特の色使いの民族衣装を着ている光景はすごい綺麗です。
ただ、ここCamiriのような低地は先住民の方が少ないのでメルカドで働いている人も、普通のBolivia人が多いです。

メルカドと言っても、特に店を構えているわけではなくビニールシートや布を敷き、
そこに商品を並べるといった感じです。
文房具、野菜、果物、肉、衣類、日常雑貨、電化製品、食堂、スポーツ用品、楽器・・・
といった具合に、各区画に分かれているのが普通です。
そこでみんな、大量に食料品を買い付け、大きな袋を両手に持ち帰っていくのです。

野菜は土がついたまま、ニワトリは生きたまま足を縛られ、
衣類もゴチャっと山積みになり売られています。肉は塊が店先に吊るされているので、
「この場所を2kgちょうだい」と言って買います。
日本のように、肉の場所によって値段が違うことはありません。

各地方ごとに売っているもの、雰囲気が全然違うので、初めての街に行くと、必ずメルカドに行っています。
大きなメルカドだと、数百件の店が並び、慣れていないと絶対迷います。
人がもの凄く多いので、人ごみを掻き分け掻き分け進んで行かなければなりませんしね。
そして都市のメルカドには必ずスリがいます。
彼らは一人ではなく、複数で犯行に及ぶことが多く、数人が前と横にぴたっとくっつき体を押し付け、
そっちに気をとられているうちに一人が、スル。
または、お金を払おうと財布を出した瞬間に、スル。
鞄をナイフで切り、スル。
ケチャップやアイスなどを服につけて親切そうに近寄り
拭くふりをしながら、スル。
ちょっと人通りが少なくなった時に、背後から首を絞め
失神させて、スル。
などなど、人の集まるところには泥棒も集まってきます。僕の友人も何人か、被害に遭いました。
やはり、外国人は狙われ易いし、周りの人がスリに気付いても、被害者が外国人だと、見て見ぬふりをするようです。
これは日本も同様の傾向があるかな・・・・。

あと、スーパーマーケットには値札が付いていますが、メルカドには、そんなものは付いていません。
なので、買う時には「これいくら?」と毎回聞かなければなりません。
で、都市部や観光地のメルカドだと、外国人には必ずふっかけてきます。
特にお土産物は、もの凄く高い値段を言ってくることが多いです。
時には3倍くらいの値段を言われることも。
Boliviaの友人曰く、「外国人価格」と「Bolivia人価格」が存在するそうです。
なので、大きな買い物をする時には、Boliviaの友人と一緒に行くか、
前もって適正価格を聞いてから買うようにしたほうが良いでしょう。
そして、買う時には値段交渉を必ずする。ほとんどの場合、割と簡単に値段を下げてくれます。
まあ、それでも「外国人価格」の域は脱していないのでしょうが。
ちなみに田舎のメルカドだと、外国人慣れしていないのでふっかけてくることはありません。

市場"

ホント、メルカドは見ていて飽きないし、面白いです。特に高地にあるメルカドは、お勧めです。
ただ前述のようにスリの巣窟にもなっているので、一人では行かず、カバンは持たずに、
財布も内ポケットに入れ、お金を払う時には周りに目を光らせなければなりません。
もし、ただ散歩をしたいだけならば、財布は持たずに行くのが良いでしょう。





「高山病が治ったら いざ メルカドへ」









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