23匹目:「先住民の方。。。」
Boliviaの首都La Pazにはたくさんの先住民の方がすんでいます。
民族衣装に身を包み、街のあちこちで日用品や民芸品を売っています。
また、住み込みのお手伝いさんとして働いている人も多数います。これらのほとんどは女性です。
男性で民族衣装を着ている人はほとんど見かけたことがありません。
これは、先住民であることを隠したいと考えているからだと聞きました。

先住民、ボリヴィア人、スペイン人。
これらの人は顔つきですぐに見分けられます。そして働いている環境も全く違うようです。
肌の色で人生のスタートラインが大きく違うのが現状です。
銀行に行くと、職員はほぼ全員がスペイン系ボリヴィア人か白人。
そういう給料が高い職種には先住民やボリヴィア人はほとんどいません。
なので、若いボリヴィア人女性は白人の子供が欲しいと思っているそうです。
結婚したいというのではなく、ただ子供が欲しいんだそうです。
その子供に給料の高い職種に就いてもらい、苦しい生活から抜け出したいと願ってる。
でもスペイン系や白人は先住民やボリヴィア人と距離を置いています。
「自分達はお前らとは違うのだ」という意識が強いのかなんなのか。
同じ肌の色同士が集まる傾向があります。なんか、変な優越感を持っていますね。
まぁこんなのはたぶん、日本人も他の国の人々に対して持ってますよね。
たまたまその国に生まれ
たまたまその国が貧しく
たまたまその国の社会システムが混乱していた。
ただそれだけなんですけどね。
先住民の方がたの生活を、実際に見たことはありませんがたぶん、僕は想像もできないような生活を送っているはずです。
特に高地(アルティプラーノ)に住んでいる人達は、寒いし周りには木々が生えていないので寒さを凌ぎ、
毎日の食料を手に入れるために必死です。
女性は道端で物を売ったり、物乞いをし、男性は靴磨きや犯罪に手を染める。
暖かく、あちこちに果物の木が生い茂る低地とは異なり高地の人々からは悲壮感が感じられます。
でもそんな彼らが
「僕らがイメージするBolivia」を形作っているんです。
ジャングルがある北部「アマゾン」
亜熱帯の木々が生い茂る低地「リャノス」
温暖な気候から近代化が進む渓谷地帯「バリェス」
これらもBoliviaなのですが、やはり「アルティプラーノ」に生活する先住民の方々、
これが一般的なBoliviaのイメージだと思います。
独特の色使いの民族衣装を着て
髪をおさげに編み
子供を背負い
僕らは住まないような地域で
僕らは住めないような家で
僕らは絶えられないような生活をしています。
そんな彼らを見て
「やっぱりこれがBoliviaだよな」
と感じてしまう、僕。
外国人が日本に来て、京都の町を歩いている芸者さんを見て
「これが日本だよな」
と感じるのとは根本的なものが違うんですよね。
その風景が「生活」なのか「文化」なのか、とでも言うのかな。
外から来た僕はこう感じるけど彼らはどう感じているんだろう?

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