SEIKO 電子辞書 イタリア語モデル
小学館の『伊和中辞典』第2版を収録したIC辞書をようやく手に入れた。発売は8月。SEIKOが、ホームページで「2003年10月現在イタリア語辞典収録は業界初になります」と宣伝しているように、日本で発売されているイタリア語の電子辞書は、これが初めてで唯一。
SEIKO 電子辞書
>> IC DICTIONARY SR-T5040 イタリア語モデルのサイト
今後、他のメーカーがイタリア語モデルをつくるとしても伊和についてはSEIKOと同じように小学館を採用する以外にはないだろう。したがって『伊和中辞典』に何を組み合わせるかが重要となる。T5040 のように Collins の伊英などをおまけのようにつけるのではなくもっとしっかりしたものをのせたらどうか。lo Zingarelli を伊伊としてのせれば強力になる。容量が問題であれば lo Zingarelli の minore でもよい。
T5040は、『広辞苑第5版』や『ジーニアス英和大辞典』をいれて昨年の暮れに発売した人気の機種SR-T5000に、イタリア語辞書を載せてイタリア語モデルとしたもの。同時にフランス語モデルT5020、中国語モデルT5030が発売されている。イタリア語のIC辞書の発売はうれしいが、スペイン語をさしおいてイタリア語かと驚いた。
英語のIC辞書は、メーカーや機種が多くてどれを選択するかというのはなかなかたいへんらしい。その選択のためのサイトがあるということを発見した。Sekkyこと関山健治さんによるサイトでは、電子辞書の選択に関するアドヴァイスや情報交換が行われている。このサイトでのユーザーの提言をメーカーが取り入れることもあるようだ。
イタリア語に関しては、英語のようにあれこれ迷うことがないというのは幸せなことなのか(^^)
T5040で初めてIC辞書を使った。同じ電子辞書でもCD-ROMにはないIC辞書特有の機能があり、これがなかなかおもしろい。
[成句・熟語]キー・[例文・解説]キー
IC辞書特有の仕様で、見出し語に対する語義だけが表示され、例文、成句は折りたたまれている。例文、成句はそれぞれのキーによって呼び出す。これはある意味では、紙の辞書やCD-ROM辞書をPC上で表示する場合よりも見通しをよくしている。
例文キーは、1回たたくと例文モードになり、最初の例文アイコンが反転する。次のアイコンには、矢印キーで移動する。これがちょっとめんどう。矢印キーのかわりに、例文キーをもう一度たたけば、次の候補に移動できないか?現在の仕様では2回押すと例文モードが解除される。ジャンプキーについても同じことが言える。
[例文検索]
特定の語を含む例文を複数の辞書からリストアップできる機能だ。CD-ROM辞書だと、全文検索に近い。
例文検索は、紙の辞書ではできないIC辞書の特長であるが、T5040の場合には、この機能が[メニュー]キーの中に押し込まれていて使い勝手が悪い。
メニューキーで、上からA. 英語例文検索、B. 伊語例文検索、C. 環境設定、D. 電卓、E. 著作権表示というメニュー画面があらわれる。これを矢印キーかアルファベットのショートカットで選択する。ショートカットを使えば、メニュー - B の2打で伊語例文の入力状態になるとはいえ、イタリア語モデルというならトップに伊語をもってきて欲しい。
[スペル]キー
ロマンス語系辞書の巻末にある「動詞変化表」の代わりになるのがスペルキーで、変化形を入力すると原形を示してくれる(ことが多い)。また複数を入れると単数を示してくれることも。
この他、履歴、単語帳、ワイルドカード検索、ハイパーリンクなど便利な機能がある。
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>> CD-ROM 版イタリア語辞書
>> 小学館『伊和中辞典』第2版
>> 小学館『伊和中辞典』第2版の感想
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電子辞書を買う前に必見のサイト
>> 関山健治ホームページ Sekky's
>> 辞書関係コンテンツ
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EP-WING規格のCD-ROM辞書であれば Ddwin というソフト(フリー)を使うことによりPC上で自在に検索できる。Ddwin については下記のサイトで。
>> 電子辞書の森 Ddwin
現在 Ddwin で使用できるイタリア語関連のCD-ROMは下記の1点だけ。
EB 現代イタリア語表現辞典 武田正實編集・発行 日外アソシエーツ株式会社
© 2003 Shozo Yoshida
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