お金の百科事典
サイトメニュー  お金の百科事典 > 預金・貯金 > 外貨預金の手数料は暴利!

外貨預金は手数料が高すぎて儲からない!

日銀のゼロ金利政策が解除されたとはいえ、日本の銀行の利息はスズメの涙ほどもありません。ところが、銀行の「外貨預金」では、4%や5%という高金利で注目を集めています。外貨預金って、本当にお得なのでしょうか?

結論から言えば、外貨預金はハイリスク・ローリターンの全く儲からない金融商品です!絶対に手を出してはいけません!

経済誌「週間ダイヤモンド(06年4/22号)」で、金融機関勤務の金融マンのインタビューが掲載されていますが、4人の金融マンが満場一致で『買ってはいけない金融商品』ランキングの1位に外貨預金を挙げています。また同誌では、一般投資家500人に『失敗した金融商品は?』というアンケートを行っていますが、そこでも外貨預金が支持率32.4%というダントツの数値でワースト一位に選ばれていました。

ではなぜ外貨預金は、これほどまでに使えない商品なのでしょうか?その最大の理由は、法外に高い為替手数料にあります。

例えば高金利で有名な「ニュージーランド・ドル」の1年定期預金は、大手都市銀行(UFJ・三井住友・みずほ)で2006年10月現在、約5.5パーセントとなっています。しかし、ここから問題の「為替手数料」が引かれるのです。

為替手数料は、預け入れ時の両替(日本円⇒ニュージーランドドル)と、引き出し時の両替(ニュージーランドドル⇒日本円)と二回引かれて、一回につき一通貨当たり2〜2.5円の手数料を取られます。

具体的に言うと、現在のニュージーランドドルは「1ドル=約75円」です。例えば1万ドル(75万円)の定期預金に入ると、一年後には利息が5.5%=¥41250加算されます。しかし、上記のように為替手数料が片道につき2〜2.5円掛かりますので、¥2×1万ドル=¥20000、往復で¥40000の手数料を取られます。

金利が¥41250で手数料が¥40000では、実質の儲けは¥1250しかありません。為替手数料が2.55円かかるみずほ銀行などでは、往復で¥51000の手数料となりますので、一年定期の場合だと約1万円の赤字になってしまいます!!

これはニュージーランドドルだけに限らず、イギリス=ポンドやオーストラリア=ドル、ユーロなど、金利の高い外貨はすべて同様に為替手数料も高く設定されており、どうあがいても儲からない仕組みになっています。

都市銀行の販売している外貨預金というのは、一年預けているだけでは利益など出ず、2年以上の定期預金で長期に渡って預け続けて、初めて利益が出る仕組みなのです。しかし数年もの間、定期預金に預け続けていると「円高」による利益損失の危険性が高まります。円高が進行しても、定期預金だと自由に円に戻すことが出来ません(途中解約すると多額のキャンセル料を支払わされます)。

ということで外貨預金は、似ても焼いても喰えない、最低の金融商品だということです。もし高利息にひかれて外貨預金をしたいと考えるなら、手数料もはるかに安くて解約も随時自由に行える「FX(外国為替証拠金取引)のスワップポイント」を利用するのが最適です。

 
 

Copyright (C) お金の百科事典. All Rights Reserved.