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異邦の妖異を何とか退け、平穏を取り戻しつつある平安京。しかし、昌浩の日常は平和とは程遠く…。昼間は陰陽寮の直丁(雑用係)としてせっせと働き、夜となれば少年陰陽師として京の警備を続けています。毎晩、雑鬼に圧し掛かられても、若返った祖父・安倍清明から可愛さ余ってイジメられても。
成人の儀の加冠役をしてくれた藤原行成が、怨霊に襲われた。それを知った昌浩は、彼を助けるために奔走します。けれど、行成に呪詛をかけたのは怨霊に憑かれた先輩陰陽師・敏次だったのです。行成を救うために呪詛を返せば敏次が死ぬ。どちらの命を選ぶべきか。昌浩は苦悩します。そして、決意を固め、怨霊調伏へ!
彰子が安倍邸に滞在することになって、何だか幼な妻みたいでかわいいです。市に行くと言った彼女を案じるあまり、六合に昌浩が「お願い」するとこは笑えました。後で、青龍から嫌味を言われて「命令? 違うな。お願いされたんだ」と言うところも。六合かっこいいだけでなく、お茶目さんなんですね。若かりし清明が、昌浩のデコを小突くところの絵が素敵でした! 敏次は、力がないくせに勘違いしてるところが何だか憎めないキャラですね。悪者になりきれないとこもイイ人だ。あっはっは! |