【全般】日々の営み徒然に 桃色吐息青色吐息 |
郷に入れば郷に従え、住めば都のカリオカ生活
日々の些細な些細な発見・喜び・落胆のご報告 |
| HOME|【ブラジル生活全般】 日々の営みを徒然なるまま、桃色吐息青色吐息|【食堂・店舗】 買う!飲む!食べる!風きって町を歩いたりなんかして|【食材・嗜好品】 大和撫子ブラジルにかぶりつく!頭から?尻尾から?|【生活様式】 違うのですよ ブラジルスタイル。地球の反対側からこんにちは|私版:ブラジル観光ガイド|ブラジル豆知識、いや失敗談のカタマリ|@nifty |
![]() |
| 21,Fevereiro,2004 |
サッカーの試合を見に行きました。マラカナンスタジアムで。1950年にブラジルで開催されたWカップ 会場となった、収容人数20万人を誇る、確か今でも世界一の大サッカースタジアム。リオ州カップの優勝 決定戦。フラメンゴ(Flamengo)とフルミネンセ(Fluminense)の伝統の一戦。この組み合わせはあまりなく 野球で言えば、阪神巨人、早慶戦といった、一般的に有名な宿命のライバルだそう。 タクシーで会場を降りた瞬間に「なんか嫌な感じ」というのが正直な感想。すごい人数がビールを片手に 大声で叫んでるのね。誰かが歌いはじめた応援歌が、どんどん大合唱になり、地面が揺れるという感じで。 ホームの駅弁売りのような箱を持ち、ビールを売る人たちや小さな屋台など。けっこう強くオシッコ臭気が あちこちに漂って。一緒に行ったブラジル人、男性のほうは熱狂的なフラメンゴファン、ハリウッド女優の サンドラ・ブロックに似ている彼女はフルミネンセファン。フラメンゴのチームカラーは赤に黒の横縞で、 フルミネンセはエンジに緑。チームカラーに身を包んだ人達が歌い踊るけど、試合前、会場の外では乱闘を 見なかった。みんな仲良く歌って叫んで。でも、治安が悪い雰囲気は漂うので、周囲には警戒して下さい。 入るとき、チケットの色によって入口が違うので、まずはそれを確認。入口は混乱してるから落ち着いて。 敵同士のカップルと一緒だったので、私が座ったのは、たぶん内野自由席。周りにも各ファンが混ざって 座っていて、勢いはあるけどおとなしい。私の正面は、もっと静かな内野指定席、おそらくとても高い席が あり、バックネット裏のような雰囲気。そこから右がフラメンゴ、左がフルミネンセの外野。完全に色分け されてるので、パッと見てわかる。すでに発煙筒の煙や爆竹の音が響く。なにせ伝統のカード、しかも優勝 決定戦。盛り上がらないわけないよね。殺気だった外野は知らないけど、私の座った場所ではビールを飲め るのね。あんまり飲むとトイレに行きたくなるので、じっと我慢。女性は絶対にひとりでトイレに行っては いけません。ブラジル女性も必ず男性の連れと一緒に行ってたので、私はなおさらね。 フィールドをグルッと囲む円形の堀。幅は約2メートル、深さは下手すると5メートルくらいあるんじゃ ないかな。スタンドから乱入する人達を芝に入れないため。動物園かい、と思う。 試合が始まったら、もう隣の人とも話ができない。一喜一憂、歓声にブーイング。淡々と試合をみるのでは もちろんなく、かといってファンがそろった応援をするわけでもない。みんな思い思いに叫んで飛び上がり 近場の人と肩を組んで歌う。ちょっとでもボールをディフェンスが長くまわしてると、あちこちから、低い 「ブーブー」の声。審判のファウル判定にもうるさい。私はサッカーに疎いのですが、フルミネンセの方が 好き。ただ、私が住んでるのはフラメンゴ。悩ましく思いながら、どっちつかずの応援をしていました。 終了15分前になると、早めに帰る人がチラホラ。試合は3対2という、サッカーにしては大量の得点で フラメンゴが優勝。ただ見て興奮していた私は別として、周りの評価も「なかなかいい試合」だったそう。 行きもそうだったけれど、チームのユニフォームを着て立っていると、走ってる普通の車やタクシーからも 声がかかる。思ったよりも友好な雰囲気が漂ってました。カリオカ・チャンピオンリーグの、他の2チーム アメリカーノ(Americano)は赤に白、バスコ(Vasco)は白と黒。観戦に行くとき、席によっては洋服の色に 気をつけて下さい。そこそこいい席という、私が座った内野自由席(?)は15R$、600円くらいでした。 |
![]() |
| 1〜7,Fevereiro,2004 |
スポーツ選手好きな女性、ミュージシャン好きな女性、またはモデル好きのスポーツ選手など、日本でも けっこう話題になることがある。某サッカー選手の恋人は常にモデルだとか、大物ミュージシャンの恋人が また別のミュージシャンと結婚などなど。ブラジルでも同じなよう。 サッカー選手が好きでたまらず、付き合う彼氏は次々とサッカー選手という女性のことをマリア・シュテ イラ(Maria Chuteira)と呼びます。これはけっこう根付いている愛称(?)みたいで、ブラジルのバンドにも マリア・シュテイラという名前のグループがいるほど。ブラジルは野球の文化があまりないので、野球選手 好きの女性に対する呼び名はないそうです。やっぱりサッカー。ファベーラという名のスラム街の壁にも、 ロナウドやロナウジーニョの似顔絵が描かれていて、貧しい人々の星になってる。一攫千金の才能を持った 成功者としてね。それにあやかる女性も、ブラジルではたくさんいるようで。 もっと身近な呼び名はマリア・ガソリーナ(Maria Gasolina)。これは想像つく人がいることだろうと思う けれど、ガソリーナです。ガソリンです。つまり、車を持ってる男性以外は相手にしない女性のことです。 昔々、アッシー君とかミツグ君とかいう呼び名が日本でもあったけれど、それと同じ感覚なんだと思うの。 地球の反対側でも、そうした呼び方や見方は同じなんだなと。これも昔よく言われた「3高」というのは ブラジルではないみたい。これから生まれるのかもしれない。ちなみに、ブラジルではまだ、日本の女性を 妻にするにふさわしい、三歩さがって夫に従う、無口で従順な存在と思う人が多いです。うんうん。 |
![]() |
| 24〜31,Janeiro,2004 |
やっぱりね、というか何というか。1月20日頃には納車されるはずの車が来ない。言い訳は色々とね。 そんなもんなんだろうね。よっぽどのトラブルというわけではないみたい。どこまで信じていいのかも全く わからないしね。「3月に来るかもしれません」だと。「かも」だって。いいんだ別に。 4月に私は日本に帰るので、車を見られないままブラジルを発つ可能性が高いようです。 サンパウロの奥地にある刑務所から、149人の囚人が脱走しました。31日。40人が捕まり、5人が射殺 されたけれど、104人は未だ逃走中。うーん。スケールが大きい。でも、その刑務所は90人が定員だけど 脱走事件が起こったときには、その刑務所に449人も詰め込まれていたらしい。うーん。これもまたかなり スケールが大きい。なんか、根本的に考えを変えないといけないんだろうな。 ポル語の先生がダイエットプログラムをやっていて、それぞれ一定グラムに、カロリーに基づいた数値が ついていて、一日21ポイントまで食べるという仕組み。野菜は根菜類の一部を除いて0ポイント。そして 果物や野菜など、それぞれのカテゴリーで必ず摂取するポイントも決まってる、けっこうちゃんとした減量 プログラム。だから一日かならず果物やタンパク質、油も摂る仕組み。ポル語だけの説明だから、ちゃんと 私が把握してるか不安だけどね。ビールは350mlで4ポイント。恐るべし。一日21ポイントだとすると、 5本飲んだら一日が終わってしまう。けっこうショック。考え直さないといけない。 その先生が「一週間で1キロ痩せて、次の一週間でまた1キロ痩せたの。考えてみて。そしたら4週間で 4キロ、10週間続けたら、10キロも痩せるのよ!素晴らしいでしょ!」って。それはいくらなんでも無理 じゃないかと。そういう楽天的な考え方。見習わないといけません。 |
![]() |
| 17〜23,Janeiro,2004 |
私がよく行くスーパーには鉢植えも売られていて、ハーブ類やサボテンなど10〜20鉢が並んでいます。 箱に入った小さな木。私は植木の知識が全くないので、何の木かはわからないけれど、すでに瀕死の状態で 並んでいて、箱には「bonsai」と書いてあります。先日、レジで並んでいたら、恰幅のいいブラジルの中年 女性に「日本人か?ボンサイとはなんぞや」と質問されました。どうやら購入したいと思ってるようです。 拙いにすら遠く及ばないポル語で説明しようと思ったのですが、ポル語がどうこうよりも、日本語ですら 盆栽の説明ができない自分がいました。「小さなまま育てる大人の木。写真にとると、大きな木のような、 生きているミニチュア」。いやいや違う。「日本は家が小さいから、小さい木なのね」と言われると、また それも違うだろうと。ベランダ栽培のために、盆栽はできたわけじゃない。じゃあ、何のために?ポル語の 問題ではなく、日本語であっても、盆栽について話す言葉を持っていないのです。 ブジオスで泊まった、全10室のホテルは、少しアジアっぽい雰囲気につくられていて、入口には大きな 仏像があったり、私の部屋にも仏像の大きな写真が、額に入れて飾られていました。この写真には、確かに 覚えがある。学生時代に勉強し、もしかしたら京都に行ったときに見たこともあるかもしれない。だけども 名前すら浮かばない。ナントカ弥勒菩薩。ホテルの人に尋ねられたらどうしようと、少し緊張しました。 日本と言えば、寿司、天ぷら、歌舞伎、芸者、能に狂言、そして着物。寿司と天ぷらはまだ一般的には。 でも、それ以外の知識がほとんどない。尋ねられても何もわからない。着物の着方なんてお太鼓ですらウロ オボエ。NHKの「ウイークエンド・ジャパノロジー」という番組は、外人向けらしく、日本の観光名所から それこそ能、狂言なども紹介していて、これがけっこうためになる。ブラジルにいて、初めて日本の文化に 向き合ってる感じです。ポル語がどうこうより、日本の文化を言葉にできないのは、私のなかに、そうした 知識や考えがないからなので。白地図の都道府県を埋めることも、私にはできない。 ブラジルでは今「ウルチモ・サムライ」ラストサムライが公開されています。ブラジル人に「見たか?」 と聞かれることも多い。気を引き締めないと。そうしていたら先日「ウルトラマンの歌を知ってるか?」と アッパーカットをくらいました。ウルトラマンの歌。奥が深すぎる。気を引き締めないと。 |
![]() |
| 9〜16,Janeiro,2004 |
リオの動物園の有名チンパンジー。ブラジルで生まれ、飼育係の手によって育ち、飼育事務所の電話など おもちゃにして過ごしました。名前はセバスチャンからもらい「tiao(aの上に〜という記号が付く)」。 この発音がね、説明するのが難しいのだけれど、「ao」の部分をを鼻で抜くので「チィアオ」ではなくて 「チャオン」という感じ。猿は「macaco」。ものすごく日本寄りに発音したら「マカコチャン」。 人間だけに囲まれて育ったので、どうも猿っぽくないと評判が立ち、サンバステップの基本動作の意味の 「ginga」の雰囲気漂う、ファンキーな歩き方で、リオっ子カリオカの人気をさらいました。かといって 人なつっこいかというと、機嫌が悪いときや、子供の団体が来てうるさいときなどは、フンや果物、土など 投げつけるというアクティブな部分もあり、リオでは知らない人がいない、スター猿になったのです。 さらに、動物園のスターだけでは終わらず、80〜90年にかけての選挙では、毎回「マカコチャン」が、 かなりの票数を集めることになり。なかでも有名なのは、88年にリオで行われた県知事選挙。トップの 31%には及ばないものの、全投票数の10%を叩き上げ善戦。それ以外でも、大統領選ですら、リオからは 「マカコチャン」への根強い支持率を保ったそう。ただ、90年代に入って導入された電子投票のために、 その後は政界から姿を消し、誰も「マカコチャン」に投票できなくなってしまいました。 32歳の「マカコチャン」が、おそらく糖尿病の合併症で亡くなったとき、動物園は喪に服し、その姿は フランスの新聞『ル・モンド』の一面を飾りました。今は動物園に銅像が建てられているそうです。 ブラジルのこういうところ、私は大好きなのです。もちろん選挙はちゃんと投票しないといけないけれど 「この人たちに投票するなら、あの猿のほうがマシ」という、しかもそれを多くの人がやってしまう部分。 本人は真剣だけども、まわりから見ておちゃらけた立候補者が当選すると「あれは『マカコチャン』と同じ 扱いだね」という話になったり。日本で言えばなんでしょうか。昔のパンダくらいかしら。 来週、動物園に行って、その経歴と銅像を見てくる予定です。 |
![]() |
| リンク集 |
![]() |
| HOME|【ブラジル生活全般】 日々の営みを徒然なるまま、桃色吐息青色吐息|【食堂・店舗】 買う!飲む!食べる!風きって町を歩いたりなんかして|【食材・嗜好品】 大和撫子ブラジルにかぶりつく!頭から?尻尾から?|【生活様式】 違うのですよ ブラジルスタイル。地球の反対側からこんにちは|私版:ブラジル観光ガイド|ブラジル豆知識、いや失敗談のカタマリ|@nifty |
|