【食材・嗜好品】大和撫子ブラジルにかぶりつく
初めて見る食材に感動し、お馴染みの食材を味わって首をかしげる。
お酒やタバコも紹介しましょう。薬はね、厳しいので。

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 17〜31,Janeiro,2004

 スイカを買った。ものすごい久しぶり。というより、初めて。自分でスイカを買ったのはね。外食とかで
食後のデザートとしてスイカを食べたりはするけれど、抱えて帰ったのも、包丁を入れるのも初体験なの。
甘くて実が詰まってて。ブラジル人は「日本のスイカの方が美味しい」って言ってたけれど、ブラジル産も
負けてない。なんか嬉しい。なにせ夏なので。最高気温38度とかいっちゃう陽気なので。
 かといって、リンゴや柿も売ってるのよね。桃も。前にも書いたかもしれないけれど、リンゴはポル語で
「マッサ」。リンゴは「マッサ・フジ」。いいね、万国共通。今はイチジクがたくさん出回ってるようで、
イチゴはまだ。バナナはね、何種類かあるけれど、甘くないバナナがあるの。生で食べると甘くなくって、
加熱すると一気に甘くなる。お菓子作り用バナナ。フサフサと店先に並んでいます。

 あとは、アサリをみつけた。なかなか無いので諦めていたら、フェイラでいつも行く魚屋さんにあった。
1キロ9R$。かなり小粒。シジミくらいの大きさで、味も薄い。ありえないけれど、泥臭い感じがする。
水に漬けず、炎天下のザルに置いてあるので、かなり鮮度が不安だけど、とりあえず買ってみました。


 9〜16,Janeiro,2004

 ブラジルにはないだろうと思っていたのに、フェイラで買える食材は意外と多い。大根や白菜、しいたけ
などもあるので結構便利。ブラジルでは直径1cm、長さ30cmはあろうかというインゲンも、日本サイズ
の小さいものが売られている。キュウリもナスも、ブラジルではコッペパンサイズ。なかの種が多いので、
なかなか買わなかったけれど、それも小さなサイズが売られてる。フェイラのおじさんには「日本用のナス
だよ」って言われたりする。ただ、キュウリに関しては、スが多いのが難点。もったいない。
 
 辛い物、酸っぱい物はブラジルにはあまりないです。生のオレンジを絞ったジュースにも、たいてい砂糖
をくれます。私からすると、すっぱいどころか、むしろ甘いというジュースでも。イタリア料理の影響で、
マリネなどは豊富だけれど、甘さが勝ってるものが多い。アマゾン方面には、酸っぱいスープなどがあると
聞きましたが、少なくともリオにはなく。ヨーグルトもたいてい砂糖入り。こっちで売っているヤクルトも
日本に比べてまったり甘い気がしました。サワークリームはブラジルに売ってません。輸入食材店に行けば
あるとのこと。日本でも、小さなスーパーにはないと考えて納得したり。なんかダラダラ色んなことを羅列
してしまいました。そのかわり、ブラジルは塩味が濃い。しょっぱ甘い食文化のようです。


 4〜8,Janeiro,2004 ブジオス

 海辺で買えるもの。アイスクリームにトウモロコシ、生牡蠣に小海老の串焼き、サンドイッチなどなど。
リオのなかでは、泳ぐことのできるきれいな海なんだけれど、炎天下の岩場で牡蠣を洗ってるのを見ると、
なかなか手が出せず。サンドイッチはおにぎりのように、アルミホイルで包んだものを売ってます。あとは
トウモロコシかな。見ていて楽しい。皮ごと茹でたトウモロコシの皮をむき、塩やバターをぬってくれるの
だけれど、塩をふっては皮でゴシゴシなすりこみ、バターをぬっては皮でゴシゴシ。手際がいいのね。見て
いるだけで楽しくなる。海の家のシーフードフライも美味しい。キンキンに冷えたビールとの相性もよくて
嬉しくなります。海の家のラーメンやカレー、美味しかったもの。懐かしく思い出しました。


 25,Dezembro,2003 〜 3,Janeiro,2004

 新鮮な野菜や果物、肉や魚介類が手に入る、週に一回の青空市場フェイラに行くのは、ここで生活をする
楽しみのひとつですが、毎週行くと、日本人ということもあって、顔を覚えられてしまうのです。全体では
60〜70くらいの屋台が並んでいるので(魚屋だけで6軒)けっこう選びながら買ってるんだけど、何回か
気に入って野菜を買った店や、果物を買った店のおじさんとかは、歩いてると色々話しかけてくるのです。
私、これが苦手で。そこで買うなら楽しいけど、状態がいい他の店で既に買っちゃったときとか、まだ家に
あるから今日は買わないというときとか。笑顔で「ごめんね」といいながら、変な気まずさが残るのです。
相手は別に気にしてないんだけどね。こういう弱さは外国に向いてないです。日本でも苦労したからね。

 キンジと呼ばれるお菓子。卵黄と砂糖を練って、アンコ状の堅さになったもの。これはポルトガル菓子で
日本に伝わってるのね。「鶏卵素麺」。福岡・博多の銘菓で私は好きなんだけど。それをわかりやすい甘さ
にした感じ。色んな状態で売られているけれど、素麺のように絞り出した(ゆで卵の黄身だけを裏ごしした
感じ)でお菓子にまぶしたり、ケーキの上に散りばめたり。ちらし寿司の錦糸卵みたいな雰囲気のお菓子。
 よく、生ハムにメロンとかを合わせて食べることがあるじゃないですか。あれも、どういう意味があって
合わせてるのか分からないんだけど、スイカやぜんざいに塩といった間隔なのかな。味が引き立つのかな。
とにかく、メロンのかわりに、このキンジを生ハムで巻いて食べる。ブッフェ形式のレストランや、前菜で
よく見ます。けっこう美味しいのです。彩りもきれい。かといって、日本で鶏卵素麺を生ハムで巻くことは
しないと思うけれど、まさにあんな感じ。ポルトガルでもこうやって食べるのかしら。


 11〜24,Dezembro,2003

 クリスマスは七面鳥。最近は核家族になったため、鶏の丸焼きを食べる家庭が多いそう。あとはケーキね。中にドライフルーツの入った、日持ちのするパウンドケーキ「パネトーニ」。最近は、ドライフルーツではなく、チョコレートチップ入りのケーキも人気。家庭で食べるのかわからないけれど、一片20cmくらいのケーキ箱をいくつも買ってる人が多い。4つとか、5つとか。みんなで食べるのかな。配るのかしら?
 クリスマスはゆっくりと家族で過ごすもの。家で好きな料理を食べたり、教会でお祈りをしたり。だから
町は静かです。日本と違い、本当のクリスマスというか。デパートも休み。もちろん、スーパーや小売店も
休み。少しのレストランと映画館。そして薬局は営業しています。日本のお正月の雰囲気でしょうか。

 パン屋には色んなパンがあるけれど、基本は「パン・フランセーズ」。フランスパンのことだと思うけど
大きさ、形は、コッペパンをひとまわり膨らませた感じ。ホットドックのパンを膨らませたと言ったほうが
分かりやすいかな。色は白に近くて、日本で食べるフランスパンのように、外が固くバリバリしていなくて
けっこうやわらかい。これが思ったより美味しいのです。外は控えめな堅さで、手でも歯でも簡単に切れる
くらい。でもパリッとしていて心地よい。軽くトーストすると、サクサクとした軽快な食感を楽しめます。
 なかは、それほどモチモチ食感ではなく、ふんわりと柔らかい。繊細な膨らみだけれども、具にちょっと
汁気の多い具を乗せても耐えられる強さもある。これもトーストすると、香ばしさが加わって楽しい。
 お腹空いているときや、男の人なら2個は軽く食べられる。結構使い勝手の良いパンだと思っています。
私が買ったパン屋では1個が0.30R$、1円くらい。お得ね。


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