自殺・自虐な詩 SA-BI-RE
詩・エッセイ・小説・絵
 


「深海に枯れた足跡」
そのみどりさえ そのしろさえ すでに侵されている 信じられるものは 知らない世界にしかない

かき消されたわずかな抵抗は かき消されたわずかな抵抗となれる

無理やりの必死さは いずれ 雪だるまのようにふくれあがる おしつぶされた血痕は そんな程度の関係を覆い隠す

僕のナイフを木はよけてくれない 僕は透明じゃないんだ

きっと忘れない 約束は 今 破られた あの兵士は永遠に報われない 少女は泣くことすらやめた

昔かわいがられていたフランス人形 首だけ出せないでいるそのわけは ずっとあなたを愛していました ずっとあなたを愛していました 言葉の奥に潜んでいる

天使のような悪魔の笑顔 いずれその悪魔を攻撃する 悪魔となる

ふちどられた景色の外に 不自由に感じる自由の世界がある

無邪気に遊ぶ姿 祈るのみ 祈るのみ 祈るのみ 祈るのみ 祈るのみ 祈るのみ 祈るのみ 祈るのみ 愛

隔たりを超えてしがみつこうと弱さを見せるなら 無でいいと言い切れない寂しさ

闇に咲いた花火を 心から美しく思う 誰にも見えないものを 永遠に愛し続けたい 生きる理由

淡くあしらわれた 何気なさは いずれの噴火の準備 そして男は包丁を持って校庭に立っていた

綺麗でかくしても 中に潜む欠片はにじみだす

血管は闇にも血を運ぶ 運命はもうにぎられている

笑わなくなったピエロは 加害に興奮している

底にある孤独 狭い暗闇の真実は 誰にもとどかない 埋め尽くされるのみ 叫 叫 叫 叫

自然を支配しようとしたとき 自然に支配される すべてはそこにある

美しさの陰で 眩しさの陰で 笑顔の陰で あいつの血を流しても ずっと一緒にいたい 穏やかに

昨日病で亡くなった少年は 人間らしく6年間存在した

愛という鎖でつなぐ 時には優しさを 時には涙を 時には寂しさを 愛という形で売りつける ペット症候群

過ちは繰り返すことで過ちとなる 銃声を聞くたびに浮き出る影 安らかに眠りたい

この世の中を とても愛している とても愛している 本当に 本当に 本当

風ににじんで消えていく その姿は 覚めた夢を忘れさせない

太陽は決して赤くない そう信じたいわがままが 太陽をさらに赤く染める もう手遅れだ

急いで往復するその影は 間の空白から 視力を奪う そこにいるのは誰だ

偶然の隙間を埋め尽くす その必然は 最後のメッセージ

力の入らない優しさは 心地よくもあり 正義となる 目を閉じて安らいだ瞬間 悪魔に豹変する

夢で見た光景が現実と重なる その恐怖はあきらめで薄く染められる

空っぽでいようとする その空間の存在にのみこまれている

こっちにおいでよ こっちにおいでよ こっちにおいでよ こっちにおいでよ 脳を脳に支配された 人々 人々

流れに逆らう抵抗は この世では快感に変わる 死んだら海まで流れてやるよ

アリになって大きさを 横になって溺れている はやくここまでここまで 消えてしまうのはいつも僕達

それでもいい あとは 足跡に託す 種よ 芽よ 葉よ 花よ

人と人 人と人 人と人 人と人 人と人 人と人 人と人 人と人 人と人 人と人 人と人 人と人 一人

何もないさ ただ… ただ…

時には認めて 時には戦って 時には泣いて 時には笑って 人間らしさの破片をさぐる

悲しいの 寂しいの そのおせっかいは 自分の心に 響きわたる

たくらみにもうつる その笑顔 清流に夕焼け 美

涙でみじめだと 瞳の奥では 笑いが止まらない 予定通り…
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