ドキドキしながら大阪へ
2004年4月7日(水曜日 東京晴れ→大阪雨)
 東京駅から天王寺駅まで 19: 13 start


 とうとうこの日が来てしまった。そう、ヴェーセン追っかけの旅への出発。
 彼らが日本にやってくると知って、この日をどんなに待ち望んだことだろう。「よーし、キモノでアピールだっ!」と至極単純なことしか思い浮かばなかった自分の頭を、もっといろんなことを考えることができる頭にしたいよ、わたしのアホ……。




 気を落ち着かせて仕事をしてみても、何をやっていても、気持ちばかりが早ってどうにもこうにも落ち着かない。ぎゃーっ!と今にも叫びだしてしまいそうなほど心臓ドクドクしてるし。なんか心臓がかゆい! はああ。明日だよ、明日! 明日にはついにヴェーセンをこの目で見ることができて、しかもこの耳で彼らの演奏を聴くことができるなんて、本当に夢みたい。来日、楽しみで楽しみでしょうがなかったんだよ〜〜!

 音楽のことも少しは書いておかなければ、ただのアホ日記になってしまうので。
 ニッケルハルパ。知ったのは2年くらい前。実はそれまで全然知らなかったのデス、恥ずかしながら。「ヴェルデンス・ヴェーセン」というアルバムにはうすーくニッケルハルパの写真があるんだけど、わたしはそれがそうだとは気づかず、このアルバムを5年以上もCDを持っていたあんぽんたん。で、調べたのでした。『ニューグローヴ 世界音楽大事典』に載ってました。“スウェーデンの鍵のついたフィドル”との説明に「なにっ!? 鍵? 鍵ってなに?」。さっぱり構造がわからない、まったく未知の楽器。説明と一緒に載っていたニッケルハルパを弾く男性を描いた絵を見ると、たしかに鍵のようなものがついてる。ほほう。ライヴの映像を見ても、細かい動きがよくわからなくて、いったいどうやって演奏してるのかがナゾのままだったので、今回の課題?はその辺を解決することだったのだ。ウーロフに要注目。
 ニッケルハルパを写真で初めてみたのは、日本で発売されているベスト盤「The Very Best of Vasen」のジャケットラフを見せてもらったときかと。あれ? 違ったかな? それはさておき、なんとも美しい形にため息。世界で一番美しく、芸術的な形をしていると思うのはあとにも先にもヴァイオリン族だけ。でもニッケルハルパは素朴な形で、演奏するということに対して、かなり機能的なものではないかと。ああ! 見るのが楽しみ!!

 ミュージックプラントの野崎さんが、エジンバラであった「ACROSS THE NORTH SEA」に行ったとき撮ってきた、ビデオの上映会のときに言っていたことで、忘れることができなかった言葉は、「(ヴェーセンの演奏が)CDとまったく一緒なの!」。つまり、とてもアンサンブルの完成度が高いということ。CDではすごくいいのに、生演奏を聴いてガッカリしたことは一度や二度じゃない。ヴェーセンにはそれがないんだ!ということで、演奏も本当に本当に楽しみ。どんな曲やってくれるのかな〜!

 それじゃあ、さっそく大阪へ向けて出発。しかーし! 興奮状態継続中で、まったく眠れない!! 明日ライヴなのに、大丈夫かよ……。
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