東京でのライヴ
2004年4月10日(土曜日 快晴! 暑い!) 
  南青山「マンダラ」 19:00 start


 この日のわたしは、いつもに輪をかけあんぽんたんでした。
 なぜかというと、開場前に到着する予定が、大幅に遅刻。もー、わたしのバカバカバカ!! なんと電車を降りすごしてしまったのです!! 渋谷で降りるつもりが、なぜか気づかずにそのまま新宿へ(湘南新宿ラインに乗っていたのです)。冷や汗はかくわ、自分のアホさ加減に頭にくるわで、イライラして全然落ち着かない。会場に到着してやっと落ち着いた……らっ! 空いてる席がない〜〜〜!! そうなんです、この日はものすごく人が多くて。以前から土曜日のチケットの売れ行きがいいというのは聞いていたんですが……ますますアホー! わたし!!




 気を取り直してライヴです、ライヴ。なんとか空席を見つけ、わたしが座ったのはまたもやローゲル側。そういえば毎日ローゲル側に座ってるなあ。
 ウーロフの衣装がいつもの“SWE”Tシャツじゃないことも手伝ってか、なんとなく大阪や松阪と雰囲気が違う3人。今日は移動が大変だったもんね(松阪−名古屋−東京)。疲れてるのかなあ。
 しかし、演奏は完璧。すばらしいアーティストです、この人たち。同じ曲なのに、大阪とも松阪とも違う印象を与えてくれる3人に驚き。彼らは疲れているのを隠すかのようなパフォーマンスを見せ、先の2日間より派手だと思ったのはわたしだけでしょうか(つーか、両方とも見てるのは、野崎さん以外だとわたしだけだ)。同じテンションで慣れない国にいるのは、疲れると思うのですヨ。仕方のないことです。
 彼らの演奏を見て、大好きになった曲が《Norwegian Boards》。この曲を演奏しているときのミカエルは、本当にうれしそうで楽しそうで。彼がリズムを取るのを見ていると、こちらまで体が乗ってきてしまい、つい上下にはねてしまう。大阪・松阪ともにそうでした。オクターヴ違いでユニゾンしてるニッケルハルパとヴィオラに、ギターが入ってくると、これ以上ないくらいの完全な音楽を聞かされた感じがする。あー、いいなあ、この曲、大好きだーー!!
 ヴェーセンを見ていて強く感じるのが、3人ともとても音楽が好きなんだということ。演奏しているときが至福とばかりに、どの曲もニコニコしてて楽しそう。音楽が人にもたらす力を強く実感。それは弾き手にも聴き手にも平等なんだ、と。そして、人を惹きつける力が3人ともすごく強い。毎日見ててもまったく飽きないし、いつも違う印象だから必ず新しい発見がある。

 本日の注目すべき点。それはアンコールが大阪・松阪に比べて2曲多かったこと。東京では、《Hejsman Polkas》で終わって会場に電気がつき、BGMが流れても「もっと!もっと!」とみんなが拍手をし続け、3人を煽ったのです。
 そしたら出てきてくれました。ステージ上で何を演奏するかディスカッションしていたので、ほんとに全然予定になかったのかも。で、演奏した曲はローゲル作の《30 ars Jiggen》と、ミカエル作の《Grannens Favorit》。うぎゃー!! 幸せすぎる〜〜! 先の2日間よりも2曲も多く堪能できたのは本当に幸せ。こんな空間に自分の身を投じることができて、これ以上何を幸せというのでしょーか。ただでさえ彼らの演奏に、脳みそが溶けてる状態なのに。もう溶ろけまくりです。




 ライヴ後インド料理屋さんへ移動。わたしとbeeswing氏だけ、予約時間に遅れるから、というので先に行くことに。しばらくするとローゲルとミカエルが登場。うーん、ウーロフがいない。どうしたんだろう?と思っていたら、やっぱり体調を崩してしまったそうで、今日はパスとのこと。大丈夫かな。
 流れでローゲルに日本語には漢字とひらがなとカタカナがあるんだよ、って話をすることに(実際に話をしたのは当然わたしではない)。手元にあったペーパーに漢字、ひらがな、カタカナで名前を書いていく。どうやらそれがすごく不思議らしくて、それぞれはどうやって使い分けてるんだと聞かれ、ちょっと回答に困るものの、beeswing氏が「カタカナは外来語によく使う、たとえば〜〜」という話に。ローゲルがあれは?これは?といくつか質問したあと、「インターネットは?」といったので、わたしとbeeswing氏の声がたまたま合って「インターネット」と言ったら、それを真似てだみ声で「インターネット」と何度も言ってるローゲルがおもしろかった(笑)。
 そういえば、メニューを見ていたローゲルに「何か頼みたいものあるか?」と聞かれて、そこで初めて、ああ、ここレストランなんだよなと思ったのです。お酒をすでに飲んでいたわたしは「お腹すいてないの」というと、beeswing氏が「彼女はヴェーセンの演奏で胸がいっぱいで食べられないんだって」と言ったので、「わたしはいまとーっても幸せなの。だからお腹すいてないんだ」と。そしたらローゲルは「ダイエットか? それならそれはハッピーなダイエットだね」だって。って、たしかにいろんな意味でハッピーなダイエットだ。でもメニューを見ていたら一品くらいなら食べられるかなと思い注文したら、ローゲルに「もうハッピーじゃなくなっちゃったんだね……」と冗談を言われ、やられた!感最強。ち、ちがうの〜〜!と3人で笑ったのでした。
 (追記)ヴェーセン帰国後、恐る恐る体重計に乗ったら、約3kg少なくなってました。ハッピーダイエットの成功(笑)。
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