日立金属:耐熱性を保持したままDy量を低減させたネオジム磁石を量産化
日立金属は、耐熱性を保持したままDy量を低減させたネオジム磁石を量産化する。保磁力を増大させるDyを真空中の蒸気の状態で磁石表面から結晶粒界に熱拡散させる。このことにより、Dyを粒界に局在させ、有効的に保磁力を増大でき、無駄な磁力の低下を抑制できる。
名古屋大:磁気利用でがん細胞を分離する技術を確立
名古屋大学は、磁気によるがん細胞を分離する技術を確立した。マイクロメートルサイズのピンを立てた鉄製ブロックの下に磁石を配置する。その上にマグネタイトを含ませたがん細胞を入れたシャーレを乗せると、がん細胞はピンに吸い寄せられ、分離できる。
産総研:超伝導限流素子を開発
産業技術総合研究所は、超伝導薄膜を用いた500V/200A級限流素子を開発した。膜厚160nmのYBCO薄膜を用い、過電流により超伝導状態が常伝導状態に転移する減少を利用する。事故電流による電力関連設備の破損を防止する。
マクソンジャパン:薄型化したブラシレスDCモータを発表
マクソンジャパンは、薄型化したブラシレスDCモータを発表した。ネオジム磁石をロータ磁石に搭載し、軸長は19mm、エンコーダ付きで35mm。ロボット関節用アクチュエータ向け。
東海大:効率96%以上の100W直流モータを開発
東海大学は、効率が96%以上の高効率直流モータを開発した。定格100Wの直流モータで、モータコアに鉄系アモルファス金属を適用している。今回の高効率化は、主にコントローラ損の低減と巻線径と巻数の最適化による銅損の低減により実現した。

日刊工業新聞社 2009年06月30日
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