「キラリ」と「ギラリ」 世界中ただ一つしかない、私たちの、この街には、日頃気がつかないけれども、大事なことを訴える人やグループや企業が存在するはずです。 決して派手にもてはやされたり、ぎらぎらみせつけるものではなく、大切なことを教えてくれる技能や技術や行いをシリーズで紹介していきたいと思います。「ギラリ」ではなく「キラリ」なのです。投稿や提案を歓迎します。
東雪谷2丁目のわりと閑静な住宅街の一角に「トン、トン」とリズミカルに響き渡るノミの音、そこに塚原忠雄さん(雅号 桂昌)の工房、塚原彫匠所がある。 58年木彫一筋に励み、木彫技能の奥義を極め、社寺仏閣の建築彫刻や重要文化財の復元などを数多く手がけ、また洋風彫刻にも広く技能を披露している。 昭和8年10月生まれの73歳、中学卒業と同時に父塚原桂月氏(昭和55年勳六等瑞宝章受賞)に師事、後継者として木彫刻のうちでも主として、関東後藤派の正統を継ぎ、現在まで木彫一筋、伝統工芸木彫刻の技能昂揚に尽力されている。
「百芸よりも一芸」 「何でも」できることを尊敬する風潮はあります。しかし「何か」ができることを誇りに思い、それがベースとなって全体のレベルが上がるものです。私たちの街には、区内だけではなく東京都にも日本全国にも、世界中に紹介したくなる、そんな「我に一芸ある」学校があちこちに、あるのではないでしょうか。ユニークな活動や部門を「我に一芸あり」シリーズで取り上げたいと思います。投稿や提案を歓迎いたします。
50歳を過ぎてから保育の専門学校へ入学・・・それは、自立する女性の育成を目指した二代目理事長簡野よし氏の、幼稚園設立のための進学だった。 蒲田女子高等学校は、そんなエネルギッシュな女性によって支えられてきた。 デザインクラス・社会福祉クラス・幼児教育クラス・スポーツクラス・生活文化クラス、と言った特色ある5つのクラス(敢えて“コース”とは言わないのだそうだ)を設け、生徒達の個性を伸ばしているが、今回は「幼児教育クラス」にスポットを当ててみた。 この幼児教育クラス、文字通り幼稚園の先生や保育士になりたいという夢を確実に叶えてくれる。特筆すべきは高校1年生次から体験する、授業の一環としての保育実習。同一敷地内に併設されている“ふぞく幼稚園”に赴き、先生方の指導を仰ぎながら「お姉さん先生」に“変身”するのだ。この上ない実践学習である。屈託のない子ども達の笑顔が「お姉さん先生」一人一人の夢を大きく後押ししているように思えた。 そしてもう一つ忘れてはならないのが「児童文化」の学習である。この授業でも教室を飛び出し、やはり併設する蒲田保育専門学校で専任教師の指導を受ける。まさに「高専一貫教育」である。 実践学習や専門家の指導で知識と技術を習得し、共に過ごす友人や先生方が心を育んでくれる。そんな彼女達が、素晴らしい保育者にならない訳がない。 今日も、中庭を取り囲む各教室で、プロフェッショナルの卵が笑い声をたてているのだろう。
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