国語の勉強方法

本を読む

定期テストや実力テストで特に国語の出来がよくないのが目立ちます。

これは「本を読む」という読書体験が減っていることと、随筆文を理解できるような生活体験や自然体験が乏しいことに原因があると思います。

大人が読んで納得できるような文章ですから中学生には多少無理があります。

しかし設問は語句の補充とか語意。大意を選択肢の中から選ぶというものですから、訓練次第で上達します。

そのためには、ひたすらに過去に出された問題を読むことでしょう。
愛知県の高校入試問題は随筆文が2題と古文1題というパターンです。こんな随筆の問題がありました。水上 勉の「人の暦 春の暦」が出典です。

ざっと概略は次のような内容です。

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10月の軽井沢は落ち葉の季節になる。庭の栗の実が落ち、楓(カエデ)も落葉を始める。

筆者はそこで栗を拾う。拾い忘れた栗はそのままにしておくとその上に葉が落ちて実を包む。翌春になって熊手を使い堆肥作りに朽葉をかき集める。そしてある春に見た実のけなげな芽だちに感動する。

拾い忘れた栗の実はイガからいろんな所にころげ、場所は朽葉の上だったり石の上だったりする。

どこに落ちてもその年の葉が、その年の身を包んでいることに心を打たれる。黒くふやけたようになった固い皮がわれてちょうどくわいを見るようなあんばいで、幼い子葉を二つ出していた。

ここで筆者は「落葉」について思索する。

木はただ秋が来て葉を落とすように見えるが、雪の季節をこえる実のために、身を包むふとんのような役割を果たしてから朽ちるということに気付く。

その役目のために朽ちてさらに土になる。

手を入れると朽葉の中は温かかった。そこに筆者は木の「親心」を感じる。////////
「落葉」「栗の実」「イガ」「堆肥」「「熊手」「くわい」こうしたものは自然体験がないとわかりません。

さらに木の落とした葉がふとんのようにあたたかく実を包む様子は人間の子育てにも通じるような気さえしてきます。

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まず、読書です。
読書が好きで国語のできないという生徒は、いない。そして、そのような生徒は。普通、他の科目も良くできる。