パーツフィーダー(部品整列供給装置)とは

パーツフィーダとは、ワーク(機械加工部品・組み合わせ部品金属、非金属、プラスチック、薬品、医療品、食品などの様々な部分)を自動的に整列させ自動機械に供給する装置です。

パーツフィーダー構成要素

パーツフィーダは主に「振動部」「ボウル」「コントローラ」の3つの要素で構成されます。
「振動部」は電磁石と板バネで構成され、電磁石のON/OFFによる力を板バネを利用し増幅し、振動を発生させます。この振動は、板バネの角度を調整することで方向性を持たせることが可能で、「ボウル」内に投入した部材(ワーク)を一定方向に搬出します。電磁石の個数、板バネの形状・材質、電磁石と板バネの幅など様々な要因で、振動量が変化します。


「ボウル」部は鍋の内側に螺旋滑り台があることをイメージください。鍋の底に部材を投入すると、振動部で発生した「振動」を利用し、滑り台とは逆に底から上に向って部材が上って行きます。
ボウルは「円筒型」「段付型」があり、円筒型は同一半径の螺旋形状(寸胴)で、段付は上部になるにつれ半径が大きくなります。(すり鉢状)


振動によって螺旋を上ってきただけの部材は、この時点では部材は整列をされていません。一般的に自動機は一定方向に整列された部材でなければ、その部材を利用することが出来ません。
そこで、「アタッチメント」と呼ばれる機構が取付けられ、部材が一定方向に整列するよう対策を行ないます。最近ではセンサーやエアーを用い、部材の選定を行なう場合もあります。

「コントローラ」とは文字通り、パーツフィーダを振動をコントロールするものです。ただし、上記のドラム、アタッチメント、振動部の構成部品など様々な条件で、正確に供給が行なわれるかが分かれます。これらの組合せ、調整のノウハウが、パーツフィーダ各社のノウハウとであり、技術レベルになります。


最近のパーツフィーダーでは、基本ベースを1台持ち、各品種ワークに対応したツール部だけを交換するようにした汎用装置が注目されています。