☆ブラームスとグリーグ            (2007.09.29)


以前、彼に聞いた時「ブラームスとグリーグ」がいいと言っていた。

少し前になるが、彼が収集していた、たくさんのCDの中から、や
っと「それ」を見つけた。たぶんそうだと思う。

車のナビにも記録し、折に触れて聴いている。聴けば聴くほどいい。
これが「いい」と言っていた彼が、まともでないはずがない。

たぶん少し、いやだいぶ疲れていたのだろう。
何もかもいやになるほど疲れていたのだろう。


愚かな父は、彼を救えなかった。


いま思えば、大事な時間を一緒に過ごさなかった。そのことに気づ
かなかった愚かな父は、「生きる力」を彼に注がなかった。
いつも憂鬱で暗い顔をしている父の姿しか、彼に見せられなかった。
彼が、生きることに「喜びと希望」を見出せなかったのは、その為
だと思う。

私より「鋭かった」君が、いいと言っていた曲を、忘れないように
記録します。


・Johannes Brahms
 Piano Concerto No.2 in B−flat,
 Op.83

・Edovard Grieg
 Piano Concerto in A Minar,
 Op.16

 Pianist:Arthur Rubinstein




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