I
love Letterland!
昨年までは、She's netさんでのリレー連載に参加させていただいていたこともあり、自分では子育て関係のエッセイは結構書いているつもりでいたのですが、肝心な自分のサイトではもうかなり長い間サボっていましたね。最後に更新したのが2001年の9月だったので、もう2年半も!
さて、今年から、1番末の娘が小学校にあがり、これで3人とも小学生となりました。実は、こちらに来てしばらくの間、上の二人は州立小学校に通っていたのですが、昨年の途中に転校し、今は3人ともキリスト教系の私立小学校に通っています。(転校のいきさつに関しては、長くなるのでまた別の機会にします。)
娘は、「ぴかぴかの1年生」であるわけですが、昨年、同じ学校の中にあるプレップ(クィンズランド州で一般的な「2週間で5日保育」の「プリスクール」とは異なり、週5日保育があり内容もかなり1年生への準備という色が濃いもの。これからこの州でも、数年かけてプリスクールからプレップスクールへと移行していく計画もあります)に通っていたので、持ちあがりで進学した同級生のほとんどは友達だし、先生方も知っている人が多いので、子どもも親も、非常にリラックスして新しい学年をスタートすることが出来ました。
さて、昨年通ったプレップでは、一年かけて「Letterland」というキャラクターを用いてフォニックスをとても楽しく教えてくださいました。ポケモンとか、サンリオグッズとか、子どもってキャラクター物が大好きですよね。このLetterlandという教材は、各アルファベットをいろんなキャラクターにして書き方や発音を覚えさせようといろんな工夫がしてあるそうです。そのため、娘をはじめ、子どもたちはいっぺんに魅了されて夢中になっていました。しかも、先生は単に「これがAnnie Appleですよ〜。発音はア(日本語では正確には書けませんが(^^;)ですよ〜」と教えてくださったのではなく、例えば「I」のキャラクターはImpy Inkというインクボトルなので、それを習う週では「Impy Inkの不思議なインク」ということであぶり出しを楽しんだり、またRobber Redという泥棒キャラの週では、教室にRobber Redが来て、大切なものを盗んで隠して行ったのでそれをみんなで探したり、という風に、上手に「遊び」に取り入れながら教えてくださいました。そのおかげで、ほとんどの子どもが基本的なサウンドに関してはプレップのうちに自然と身に付けることができたようです。
プレップの後半では、基本サウンドを身に付けるにしたがって、単語が少し読めるようになった子どもに対して、1年生用の簡単なリーディングの本を貸し出してくださるようになりました。最終的には、2クラス合わせて50人いる子どものうち、約半分、20人くらいの子どもが「お持ち帰り」をしていたそうです。上の学年に子どものいるお母さんたちに聞いたところによると、数年前にLetterlandを取り入れるまでは、「お持ち帰り」をするプレップの子どもは毎年5名くらいだったそうなので、Letterlandがいかに役立っているかというのが良くわかります。
ただ、基本的なアルファベットのサウンドを身に付けただけでは、英語はすらすら読めるようにはならないんですよね。例えば、去年「お持ち帰り」が始まった頃に娘が音読していたのを(かなり無理がありますがあえて)日本語で表わすとこんな感じになります。
He is old. →「は、え…はぇ? い、す…いす? お、る、どぅ…オルドゥ…オールド!」
最初のHeが「はぇ」になったのは、HはHarry, the HairyHat Manという帽子をかぶったおじさんキャラで「は」という(寒い時に手に息を吹きかけるような)サウンド、eはEddy Elephantという象のキャラクターで「え」というサウンド、と習っているので、それをくっつけてはぇ、になったわけです。「old」は1度自分でオ、ル、ドゥと発音してみて、それに近い発音を持つ単語oldを知っていたので、それだろうと考えたようです。
プレップの先生にこのことを話したら、「例えば、shのサウンドだったら『Sammy SnakeはHairy Hat Manにいつも静かにしなさい、シーって言われてるからこの2つが一緒のときはシの音』って言う風に説明できるけれど、例えばtheなんかもそうなんだけれど、基本的なサウンドが当てはまらないものに関しては、小学校に上がってから反復練習をとことんやって覚えさせることになる」と言われました。結局、最低限のものを身に付けたら、そこから先は「覚える」しかないということなんですね。このあたりは、日本の漢字学習とちょっと似ているでしょうか? 確かに、半年「お持ち帰り」を続けた娘は、現在ではちょっとトリッキーなthe, there, here, she, he, were, saidなどの単語も本に頻繁に出てくるので覚えたようで、躓かなくなっているようです。また、最初の頃に「お、る、どぅ」と発音してoldという知っている単語と結びつけることができましたが、この「結びつけ」に関しても、英語の語彙が日毎に増えるにしたがって多くなってきています。
このLetterland、児童英語教師をされている方は、レッスンに取り入れられてはいかがでしょうか。(^_^)
Letterlandのウェブサイトはこちらです。
(Mar. 2004)