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東京都港区南青山2-16-4
TEL 03-3401-3554
OPEN 12:00〜14:30
土日祝は法事などの貸切のため休業
ベストシーズン:春・秋
明治時代からの墓地茶屋だった「墓地カフェ」。
したたる緑。
この古く静かなカフェに入るのはちょっとばかり難しい。基本的には平日のランチタイムしか営業していないからです。運よくそんな巡り合わせが訪れたら、テラスの花々と、霊園のたっぷりした緑を楽しむことができます。店内のあちこちに飾られた観葉植物や盆栽も、お店のかたの本業が花屋というだけあってよく手入れされています。
地下鉄外苑前駅4番出口から青山霊園方向へ歩いて6分。前身は明治創業の墓地茶屋だったという珍しいこのカフェが現在のスタイルになったのは、平成元年のこと。
お店を切りもりする姉妹は、木のぬくもりを大事にした手作りのインテリアと、BGMの静かな小鳥の鳴き声だけはずっと変えずにいたいと語ります。
窓ごしの風景と店内の境界が存在しないかのような雰囲気を作りたいんです、と言うそばから、「お金もかけられないしね」と笑う闊達な店長。なんだか頼もしい親戚のおばさまと話しているような錯覚に陥ります。
墓参に訪れた人々に心やすらぐ場所を提供するのが本来の目的だから、夜の営業はありません。熱心な人になると、遠方からわざわざ毎月、命日にお墓まいりに訪れるそうです。
「若い世代の皆さんにもお墓まいりの習慣を伝えていきたいので、どなたにもお気軽にご来店くださってかまわないんですよ」
と店長さん、ご自身でも犬を飼っているので、テラスへの犬連れのお客さまは大歓迎だそうです。
ランチはロールキャベツと石焼きビビンバの2種類のみ。お茶を飲んで休憩したい人のために手作りケーキとドリンクのセットもあります。ナイフのいらないロールキャベツは5時間かけて丁寧に煮込んだもの。スプーンがすっと通る柔らかさと、気取らない家庭の味が身上。
一年じゅうで一番混雑するのが春。青山霊園にお花見に訪れた人々がひきもきらずやってくるそうです。逆に冬の冷たい雨の日などは営業を早めに切り上げてしまうこともあるので、(「そんな日にお墓まいりに来る人もいませんからね(笑)」)、ご来店前には電話でご確認くださいとのことでした。
(2002/09/21)

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