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東京都渋谷区笹塚1-30-8
TEL 03-3466-5300
OPEN 火〜金8:00〜20:00/土11:00〜20:00
日祝11:00〜19:00 月休
神のロマーノ、楽園のカフェニコ。
東京最高のエスプレッソのひとつ!
京王線笹塚駅前の遊歩道に面した三角地帯に、明るい小さなカフェが登場しました。
インテリアはシアトルスタイルでいたってシンプル。一見、どこの街角にもあるなんでもないカフェのようですが、エスプレッソやラテにクオリティを求める人なら、ひとくち飲んだだけで、ここがただならぬカフェだということに気づくでしょう。
カウンターに鎮座しているのがこのカフェの主役です。輝くヒマワリのようなイエローのLa
Marzocco(ラマゾッコ)社製大型エスプレッソマシン。
なぜこんな小さな店に「エスプレッソマシンのロールスロイス」の異名をとる高価な優秀マシンが置かれているのかといえば、それはcafe
COHO店主の佐藤さんがひたすらエスプレッソの味を追求しているため。
世界中に熱狂的なファンを持つデヴィッド・ショマー氏の指定する「最もおいしく抽出できる温度」=203.5度を実現できるのは、このエスプレッソマシンだけなのです。
佐藤さんはエスプレッソ(ここではロマーノと呼びます)やラテを作るときに、その日の気温や湿度やコーヒー豆の状態はおろか、お店のドアが開いて外気が入ってきたことさえも感じ取りながら、条件に合わせてベストのエスプレッソを淹れることに心を砕いています。
「おいしいエスプレッソは色でわかるんですよ」
佐藤さんはにこやかにそう言います。
「赤みを帯びたブラウンが最もおいしい色なんです。白っぽくなると酸味が強すぎて、飲んだときにすぐ”あ、酸っぱい!”とわかるし、逆に黒っぽくなると、苦いだけで甘みが失われているんです」
お客さまの注文を受けても、完璧な色が出ないときは何回でも作り直すことがあるといいます。
小春日和の休日、私がCOHOで飲んだのはロマーノとカフェ・ニコ。
ロマーノは「神の領域」と呼ばれるリストレット(エスプレッソの最初に抽出される部分)よりさらに少量のものに、わずかにレモンのスプラッシュと砂糖を加えて作る贅沢な一杯。これがたまらないのです。量といったら小さなデミタスカップにほんの数センチ分なのだけれど、そのとろりとした液体を一気に飲みほした瞬間に、口から鼻にいっぱいに広がる味と香り。あまりの奥深さに酩酊してしまいそうなほど!
香り高いオレンジの皮を添えた「カフェニコ」は、白いオレンジの花が咲く楽園を思わせる逸品です。私は、たった1杯の飲みものでこれほど幸福感を感じるなんて、とあらためて美味しいものの威力を実感しました。
エスプレッソ系のドリンクの美味しさがどうもよくわからない…という人には、ここでカフェニコをお飲みになることをおすすめします。(2003/1/25)

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