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東京都大田区南千束2-1-6
Tel 03-3748-1166
OPEN 11:30〜16:00/17:30〜24:30
月休
お花見カフェの定番。
池のほとりのテラスから、満開の桜を眺める。
2003年4月はじめの日曜日。桜はうららかに満開で、洗足池公園はお花見の最盛期を迎えていました。
桜並木の下は、風のたびに枝から離れる花びらと、屋台や簡易レストランにあふれるご機嫌な人々が入り混じって大変なにぎわい。それぞれが胸にどんな思いを抱いていようと、見た目には誰もがうっすら頬を赤くして笑っているせいで、俗っぽいピンクの提灯がどこまでも続く光景が、どこかあの世めいた風情さえ漂わせていました。
暴利をむさぼる屋台のビールでほろ酔い加減になった私たちも、池のまわりをそぞろ歩き。もちろんその前に、テラス・ジュレに一度立ち寄って17:30からのディナータイムの予約を入れておくのを忘れませんでした。そうでないと、この季節のテラス・ジュレは行列に並ばなければいけないのです。
歩いているうち、一大オープンエア宴会場のざわめきから離れた一角から、打楽器の音が響いてくるのに気がつきました。木立にさえぎられた小さな空き地に、池に向かって無心にジャンベを叩く二人の姿。そのリズムは周囲の空気に溶け込みも反発もせず、淡々と繰り返されます。
演奏が途切れたタイミングで話しかけてみました。
 
「本業はとび職なんだけど、ジャンベが好きだから、休みの日はこうやって適当に叩いたり。今日はここでしばらく二人でやっていたら、ボートをこぎながら近寄ってきて、ちょっと聴いていった人たちもいたよ(笑)」
「渋谷なんかで、打楽器を持ってる奴がニ十人くらい来て集会になったときもあったよー。またどこかで会ったら声かけてよ」
なんだか気分のいい若いトビさんたちでした。
17:30ちょうどに入ったテラス・ジュレ。案内された窓側のテーブルからは夕空とゆっくりと暗くなっていく池が見渡せて、お花見の一日の締めくくりにふさわしい、風景をたっぷりと楽しめる食事になりました。(2003/6/15)

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