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Q. いつ頃から、どういう理由で、カフェをオープンしたいと思われたのですか?
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料理好きな母に育てられた私は幼いころから母とキッチンに立っていて食に対して人より何倍も興味があり・・・母も私もお互い「いつか食べ物屋さんみたいなものをやりたいなぁ・・・」と十年以上も前から思ってました。
特に母は50代に入り、娘二人が無事育ちこれからどうやって人生を送っていくか・・・もともと専業主婦には向いていない彼女は「いつか自分のお店をオープンしたい!」という気持ちがあり、そのためにこつこつと貯金をしていました。
お店をやるんだったら旦那に迷惑をかけず、自分の力でやってみたい!
でも何の店? お花屋さん? 雑貨???? 考えた結果カフェに。
まったくシロウトな私達。でも、やるんだったらとことん自分達でできるだけやる・・・という主義があるので、内装もほとんど自分達でやりました。とはいっても当時私は恵比寿に在住、証券会社で働いていたので週末しか手伝う事ができず、それまでは母が一人でこつこつと内装工事をしていました。一人でもがんばるあの母の姿は今でも忘れません。
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Q. あなたにとってカフェとは何ですか? |
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カフェとは・・・
私達にとってカフェとは、自分の小さなお城であり、一つのアートでもあります。
あれもこれも、私や母、そして姉、父。みんなの「こうしたら?それいいじゃない?」などが詰まっている小さな空間。形にこだわらない、そしてなぜか自然に私達の「色」がカフェには現れていると思います。
今では地元はもちろん都内からのお客さんも多く、でもなぜかお店の中にいるとみんな知り合いみたくお互い話始めたり・・・。毎週必ず来てくれる方が多く、「1週間の中でまにまにに来るのが一番の楽しみ・・・」といってくれる常連もいます。
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Q. あの物件を選んだポイントはどこですか? 決め手となったことは? |
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本格的に物件を探し始めたのはオープンする3年ほど前から。地元葉山でオープンしたかったので、ずっと探していて気に入る物件が無く、諦めかけていたころ今の物件が出てきて見に行ったら「ここだ!」と直感で思いました。
海がみえないのが残念ですが、その代りに森戸神社の鳥居が目の前。参道の松の木にも惚れ、神社に守られているような風景。全てが決め手となりました。
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Q. どんな気持ちでオープン初日を迎えましたか? |
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正直、宣伝は一切していなかったので「誰かくるのかな?」という不安な気持ちで迎えました。
しかし、工事に2〜3月かかったということもあり、工事中に「何のお店になるんですか?」とよく聞かれ、ずいぶんと長い間その方々をじらしていたので(工事が長い為)、オープンしてから沢山の方がお店に来てくれました。
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Q. 営業日が木曜日から日曜日までと、週に4日だけなのはなぜでしょうか。 |
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最初は金〜日夕方までの営業だったんですよ。
それに木と夜の部が加わり、少しづつですが営業時間は拡大されているのですが・・・
「まにまに」とはゆっくりと自然のままで進んでいこう・・・という意味があり、お店の空間もそう保ち続けたいと思っています。営業している側にゆとりがないとお客さんにもそう感じてもらえないですし(笑)
本当は、お店の2Fが大家さんの住まいで、私達の「週末営業」という内容が気に入り、物件を貸してくれたようなもので・・・営業時間も夜遅くまでしたいのですが、それもなかなか・・・
でも最近はお客さんも増えてきて、大分仕事も落ち着いてきたのでそろそろまた営業時間の見合わせでもしようかな?って思ってます。夏限定とか・・・これも葉山らしいですが・・・
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Q. カフェ・マニマニに来たらぜひこれをオーダーしてね、というおすすめメニューは? |
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カレー。ビーフもしくはチキン。
この為に仕込みの日に玉葱をずーーーっと炒める人を雇っているのです。通称玉葱おばさん(自分でこうよんでるんです!)。この玉葱のおかげでやみつきになるカレーの味が作れるんです。
あとは第1・3週にでる「まにまに御膳」。季節の野菜料理を中心に御膳スタイルででます。
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Q. カフェをやっていて一番嬉しいこと、一番大変なことは何ですか? |
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一番嬉しい事はやっぱりお客さんとの出会いですかねぇ。。。「こういうお店探してたんです!」なんて言われると嬉しいですね。私達も地元葉山にこういうお店ほしいなぁ・・・という考えていたことがあり、その想像を生かしたお店なので、「やっぱりみんな同じ考えだったんだ!」みたいな。
大変な事・・・やはり自営とは24HR頭の中にお店の事が・・・でもそれは大変なんだけど、楽しい。食べ歩きの趣味も仕事に繋がるし、海外へ行って買い物しても「お店の為になるもの」が中心となり、買い物にも意味があるように感じたり。
日常の生活に常に変化・刺激が無いとだめな私にはカフェはぴったりのようです。大変だけど、1秒のこらず自分の城の為なので、「大変!疲れた!」とは言わなくなりました
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Q. お好きな建築家、本、映画を教えてください。 |
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ジャン・コクトー、中川ひろたかさんの本が好きです
映画:フリーダ
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Q. あなたにとって葉山の魅力は何でしょうか。 |
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葉山の魅力。なんかみんな自然に力んでないで自分達らしく生活してるところがいいかなぁ。
葉山の海はほかの湘南のビーチに比べ、入り江になっているので穏やかだし、電車が通っていない分観光客も鎌倉ほどではないので、素朴なんだけどとても良い空気が流れていると思います。
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Q. 休日はどんなふうに過ごしていらっしゃいますか? |
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ほぼ月・火曜は朝から夜まで出かけてます。お店の事は忘れて都内へ。。。朝から夜まで遊んでます! 食べて、買い物、そしてまた食べて・・・みたいな(笑)食べてばっかり。
映画も好きなのでほぼ毎週見てます。
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Q. 最近ご興味を持たれていることは何ですか? |
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自立整体(母)、私はヨガ。
体力勝負なので私達は常に健康管理を重視し、毎日生活しています。いくら健康なものを食べたり、適度な運動をしても、やはりストレッチは毎朝、夜欠かさずやってます。
母はお花も好きなので、休みの日は庭いじりをしたり。私も今沢山のハーブを育ててます。お店に必要なので、庭一杯に育ててるんですが、今は一番虫がつきやすいので休みの日の朝は虫取りから始まります・・・クククゥ・・・・
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Q. 想い出のカフェや喫茶店があったら教えてください |
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黒磯のCafe Shozoかしら。たまたま通りかかった道にあったのでのぞいたらすっごく良かった。隣は雑貨店、そして奥は花屋。私も将来は葉山に小さな自分の道を作りたいです。
もうひとつはココ・ファーム(当店のワインもここのワイナリー)のオープンカフェ。目の前が葡萄畑で夏までは緑が茂っていて本当に綺麗です。ここでワインを飲みながら、日差しに当たり、程よく酔うのが本当に幸せでした。
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Q. あなたはどんな子供でしたか? その頃の「将来の夢」は? |
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とにかく物心がついたころから食いしん坊でした。
家族でおすし屋さんに行ったときの話ですが、両親は大トロを食べて「これまずいわね〜〜」とわざと言っていて、姉は「ほんと、あんまり美味しくない・・」と。私はその手にはのらずに「え?すっごく美味しい!もっと食べたい!」と言ってたらしい。本当に食に対して意識が強く、小学校卒業アルバムの将来の夢はケーキ屋さんでした。
中学から大学まで留学していた事もあり、向こうでの食生活にも大分影響されましたね。なので私の作るお菓子は全てホームベーカリースタイルでカジュアルなアットホーム的なものばかり。素朴だけど愛情はたっぷりなはず???
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Q. 東京カフェマニアの読者にメッセージをお願いします。 |
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これからカフェをオープンする方へ:カフェをオープンして感じたこと。オープンすることは本当に簡単なステップ。でもオープンしたころの気持ちとコンセプトを保ち続けるのがすっごく重要で難しいところです。
毎日初心の気持ちを忘れず、0.1%の可能性を信じて営業しています。
* サマンサ * こういうカフェがお好きな人は、写真を見ただけでぴんと来てしまうと思うのです。みずみずしい植物と木の家具が生きて呼吸している感じ。なんということもないのに、いわくいいがたい、そう、私がいつも「カフェの天使がいる」としか表現できない空気に満ちているのです。
葉山の公式シューズ(ウソ)ビーチサンダルで気軽に入っていけて、お店の人がゆったりと楽しそうだから、こちらもゆったりと楽しめる。でも、はずしてほしくない部分――ていねいな言葉やきびきびした動作や美味しいお料理は、とてもきちんとしている。
そんな魅力に惹かれているのでしょう、店内は一人でビールを飲みに来たご近所のおじさん、一人で本を読む金髪の外人青年、ベビーカーを押した若いお母さんなど、常連客らしい人々がそれぞれのゆるやかな時間を満喫していました。(2004年5月25日) |
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