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カフェのオーナー、スタッフの方々にインタビュー |
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このカフェには、ご近所カフェのひとつの理想型が あるように思えます。 あとは、私たちがどれくらい この素敵な場を使いこなせるか、 使い込んでいけるか。 ふと、そんな「使い手の想像力」について考えたりもします。 とはいえ、ここは本当に気取らないカフェ。 クレヨンで落書きしながら、 おかわり自由のコーヒーをどうぞ。 |
| Q お店はいつオープンしたのですか? |
| 1998年11月です。 |
| Q 最初から高円寺にオープンしようと思っていらしたのですか? |
| 以前、高円寺に住んでいたことがあり、現在も吉祥寺在住なので、中央線の沿線で物件を探していました。”商店街を抜けたあたりの場所”が理想だったのでここに決めました。 |
| Q カフェを始めたきっかけを教えてください。 |
| 98年まで、仕事でテキサスのヒューストンに4年近く住んでいたのですが、その時代によく利用していたような、誰でも気軽に行けるカジュアルなカフェを作りたいと思ったんです。
98年頃、東京ではカフェといえばフランスのスタイルが多かったですよね? アメリカのように、席についたら基本的にほっておかれて、若い人も年配の人もベビーカーを押すお母さんも、同じ場所でそれぞれに楽しんでいるようなカフェはなかったんですね。 地元の人が「今日はなにもすることがなくてヒマだから、とりあえずあのカフェに行こう」と思って、カフェで何をするというわけでもないんだけれど、 コーヒーやお酒を飲みながらなんとなく楽しい時間を過ごせるような、そんな場所を作りたいと思ってオープンしました。 |
| Q 1年ほど前にこのお店にうかがったことがありますが、現在では、広さが2倍になっていますね? |
| ええ、2ヶ月ばかり前に隣の店舗が空いたので、その場所をつなげて、席数がちょうど倍になったんです。奥に小上がりのような小さなステージも作って、一人か二人の芝居や音楽のライブもできるようにしてあります。 |
| Q 個人的な感想ですが、ウディ・アレンが昔やっていたというシニカルなぼやき型のスタンダップ・コメディなど、このカフェにとても似合う気がします。 |
| そうですね、今までの出演者とスタンダップという形について話をしたことがあります。カフェでライブというと、出演者が呼んだお客さまだけになることが多いのですが、ここではスペースが2つに分かれているので、ライブをじっくり聞きたい人はあちら側のエリアに行けばいいし、特に聞かなくてもいいという人はこちら側で普通におしゃべりできるようになっています。 アメリカのカフェがそうなんですよね。コーヒーを飲んでいると店内のどこかで、ごく自然に演奏が始まって、耳を傾けている人もそうでない人も混在して、みんな自由に過ごしているんです。 |
| Q それは私の理想のライブ形式でもあります。今までにどのようなライブが行われたのですか? |
| 『カフェのひとりごと』というテーマで、客席に座ったまま一人芝居をした人がいたり、ポエトリー・リーディングをしたり。住宅街なので大きな音を出すことは難しいのですが、「土曜日の夕方、高円寺カフェに行けば何か面白いことをやっている」という状態を作りたいので、ジャンルにこだわらず、落語でも漫才でも、若手アーティストに場所を無料で提供していくつもりです。このステージで何かしてみたいという方がいらしたら、お気軽にどうぞ。 |
| Q ありがとうございました。東京カフェマニアの読者にひとことメッセージをいただけますか? |
| 地元の人が、特に目的もなしにぶらっと時間を過ごしにやって来るカフェです。いたら、いた分だけよかったと感じていただけると思いますので、どうぞ遊びにいらしてください。 |
| Q 愛読書を教えてください。 |
| 多読、濫読、積んどくゆえ、特に何回も繰り返し紐解くような本はありません。
ちなみに最近読んで面白かったのは、リザ・コディの探偵物・プロレス物。日本では マイナーな?イギリスの女流ミステリー作家ですが、個人的には非常に当りです。(ハヤカワ書店) 竹内久美子の動物行動学物。彼女の「そんなバカな-遺伝子と神について」が有名ですが、彼女の専門の動物行動学から始まり、いいかげんな社会学説にたどりつく著作類が本領を発揮。中に登場する海外の学者達の動物本もおもわず買ってしまいました。(新潮社、講談社など) 中野好夫「英文学夜ばなし」「シェークスピアの面 白さ」。おもわず学生時代読んだ文学本を引っ張り出して、これまた積んどく。(新潮選書) |
| Q カフェをやっていて苦労することは? |
| タバコ嫌いなもので、一日中間接的ながらタバコの煙と一緒にいること。 |
| Q カフェをやっていて嬉しいことは? |
| カフェの雰囲気は結局はお客様が創るもの。お客様のくつろいだ気分とざわめきがカフェと一体となって、なんとも言えぬ居心地の良い空間を作り出したとき。 |

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