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 BLUE CAFE(ブルー・カフェ) 〜石垣島 

   
石垣島のカフェたち

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BLUE CAFE
ブルーカフェ

石垣市美崎町8-4
21:00〜翌日2:00
日休


▼HP
Tel 0980-82-0558
BLUE CAFEのカウンター blue cafe 石垣島


夜9時からオープンするBLUE CAFE。ざらっとした手触りの白い壁とカウンターが中南米や地中海沿岸の店を思わせ、いかにも南の趣。

そんな空気を吸ったらラムが飲みたくなり、ラムベースのカクテルを注文しました。最初の一杯はグリーンティーリキュールを加えた<照葉樹林(\600)>、次の一杯は「すっきりしたものを」とお願いして、クランベリーとグレープフルーツで割ったもの(\600)を。食事系はメニューになく、おつまみに微妙な甘さがあとをひくココナッツチップス(\400)をいただきました。

カウンターに座って、オーナーの大田守明さんに「東京にいらしたことがありますか?」と尋ねてみました。店内は青山あたりにあっても違和感のないクールなセンスだったのです。すると「アパレルで働いたあと、裏原宿のバーで5年ほど店長をしていたんですよ」とのこと。BLUE CAFEは大田さんのご家族が経営するおみやげ屋さんを改装し、右側を女性一人でも入りやすい八重山そばのお店「ボサノバ」に、左側をBLUE CAFEに変えたのだそう。

「BLUE CAFEをオープンした5年半前、石垣島にはバーで飲むという習慣がなかったんです。だから店のスタイルを認知してもらうまでに時間がかかりましたね。カラオケスナックと間違えられたり、男性客が女性のお客さまをホステスと間違えたり。最近やっと定着してきました」と大田さん。

このカフェの常連客の6割は、生粋の沖縄人ではなくて沖縄以外から移住してきた人々。また、石垣島にマリンスポーツをしに来るたびに必ずBLUE CAFEに立ち寄る人々もいるそう。島の人間は仕事帰りに店に寄るのではなく、いったん自宅に戻って食事を済ませてから店を訪れるので、BLUE CAFEの早い時間帯は観光客、遅い時間帯は地元客と、見事に入れ替わるといいます。

インテリアはすべて大田さん自身の手によるもの。カウンター席としては珍しい、深々と身体をあずけて座れるソファは、米軍の払い下げ品のソファに自分でキャスターをつけて改造。テーブルに置かれた白い貝、それを照らし出す編んだボトルカバーが粋な雰囲気です。

「石垣島の魅力? 町の良さと自然を両方楽しめることですね。竹富島や西表島には、旅ならいいけど住むのは無理、でも石垣島なら住んでもいい…と言う人は多いですよ」
そんな話を大田さんから聞いているうちに、お客さまが増えてきました。

私は東京にいる時には、真冬の夜にハワイアンカフェで南の島を夢見ながらぼんやりと過ごす時間が好きです。この南の島では、何を考えて過ごしましょうか。さらなる南の夢? いくら望むものを手に入れても決して満足できない性質の人はいるもので、そういう人間は、くつろいでいても心の奥まできれいにしずまることはないようです。もしかすると私はそういうブルーなたちなのかもしれません。
BLUE CAFEの仄暗い照明と包み込むようなソファは、埒もない夢想も多少の深酔いも許してくれそうです。

TEXT and PHOTO by SAMANTHA , 2004-01
▼場所:730交差点から市役所通りを市役所方面へ歩き、2本目の道の「HOT SPAR」を左折してすぐ左側。

BLUE CAFEの内観BLUE CAFEの外観

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