ラキラの町の中心部は本当に幻想的です。カフェテリアや警察(Policia)の看板までセラミックで出来ているほどです。各民芸品店の外壁も別世界のような鮮やかな色使いです。特に陶磁製の警察の看板には目が点になりました。あまりにも小さな村ですから犯罪も少なく、のどかなものなのでしょう。
という小さなラキラの町の紹介です。この町は本当に小さいだけあって交通の便が悪く、私の場合行きボゴタから朝8:30頃に直接現地入り出来たものの、その後すぐにビジャ・デ・レイバに向かうコレクティーボが出発してしまった後には、次の路線バスが前述のLibertadores社の大型バスが12:00頃に出発するまでない事が判明し、一時途方に暮れてしまいました。小さな村にはタクシーすらなく、そうなると唯一の移動手段は"Taxi
Pirata"と呼ばれている一般車を使った「闇タクシー」に頼るのみです。これは広場の端で公然と声を掛けており、ビジャ・デ・レイバまで一台あたり30,000コロンビアペソ(およそ1,300円)が相場で、人数が揃えば乗車する客の人数割りというシステムです。その他には需要が多いチキンキラ(Chiquinquira)の町までは一人当たりおよそ5,000コロンビアペソです。
私の場合にはたまたま他にビジャ・デ・レイバへ行きたい人が3人揃った為、一人7,000コロンビアペソ(およそ300円)で乗ることが出来ましたが、人数が揃うまで実に30分も要してしまいました。行きは楽チン帰りは大変、そんなラキラ観光でした。ですので、ここへはやはり自家用車・若しくは専用車を使った観光をお勧めします。
とはいえ、行く価値は十分ある場所です。
(2009年1月3日)
次回につづく
Copyright (C): Kenichi Arai



店先に並んでいるセラミック製品は、お土産用として最適な大小カラフルな民芸品から鉢や皿などの実用品、土の色そのままのものから色鮮やかな塗装を施した物など様々です。メインストリート沿いに並んでいるのは主に民芸品店が多く、一区画外れると実用品を扱う店舗が見られます。
専門店には子供の体ほどの巨大な素焼き製品も含め、様々な実用品が所狭しと並んでいます。中には一つがあまりにも大きい為に向こう側が見えないほどです。ここでは業者や一般向けに安く販売しているようです。先日私が首都ボゴタの露店で買い求めた「ブタの貯金箱」も、棚一杯に並んでいました。











こちらは一部の店舗の店先です。大小様々・色とりどりのなセラミック製品が並んでいます。このような民芸品点が僅かな距離のメインストリート沿いに集中しており、20軒ほどにも及んでいます。




ラキラの町自体はとても小さく、町を貫く300m程度のメインストリートが唯一人が行き交う場所です。この道路沿いに観光客相手の民芸品店が集中しており、店の軒先を飾る素焼き製品その他民芸品の数が半端ではありません。
上記画像を見ただけで民芸品好きの方々でしたら目が点になるのではないでしょうか。左画像の軒先に吊り下がっているのは、セラミック製の「土鈴」その他です。概観はこの店舗がひと際目を引くもので、観光客の多くがもこの店の前で記念撮影をしていました。
右画像店舗の軒先にはなぜかハンモックが沢山吊り下がっていました。ちなみに店内はやはりセラミック製品主体の品揃えでした。


そうして到着したラキラの町ですが、これが実にオシャレ!何というか「童話」の世界に飛び込んだようです。左画像は町の中心部にある広場と町役場です。広場には複数のモニュメントがあり、これが全て町の特産である素焼きのセラミック製品で出来ているのです!さすが素焼き製品の町だけあります。そして右画像が町役場の建物です。鮮やかなピンク色の外壁と柱にくくり付けられている鉢植えの花々もまた鮮やかです。鉢は"当然"素焼き製品です。


未知の国・コロンビアからの便り(166)
読者の皆さん、こんにちは。今回は首都ボゴタの北およそ150km程の場所にあり、焼き物の町として有名なBoyaca県Raquira(ラキラ)の町をご紹介します。ここは首都から日帰りで行ける「小さな観光地」の一つでもあり、日本からのツアー観光先として推薦すべく下見をした際の記録です。
民芸品店内にある様々な素焼き製品



今回は"バックパッカー"風に路線バスを利用してみました。ちなみに私が同行するツアーの際には専用車を利用し、車種も参加人数により乗用車・バン・専用バス等をご利用頂きます。
路線バスですが、途中経由地であるビジャ・デ・レイバ(Villa de Leyva)及び終着のラキラへ向かう直行便は早朝に一便、昼過ぎに一便の計二便しかないようです(2009年1月現在)首都を発つ時間は早く、市内西部のバスターミナル(Termimal
Transporte)発がおよそ5:00AM、そして5:30AM頃に一旦市内北部にある"トランスミレニオ"新交通システムの終着駅である「Portal
Norte」へ立ち寄り、更に乗客を乗せて一路ビジャ・デ・レイバに直行します。
この日は新年1月2日でまだ休暇中の人々が多かった事もあってか、私がPortal
Norteにて乗車した際には「最後の2席」のうちの1席に滑り込みセーフで乗り込め、その後すぐにもう一人乗車して満席となりました。ちなみに路線バスは座席数しか乗客を乗せず、立席は基本的に認められないので満席になった時点でアウトです。助かりました。ビジャ・デ・レイバ及びラキラへの直行便に乗れなかった場合には、一旦ボヤカ県都の「トゥンハ(Tunja)」へ向かい、そこからコレクティーボと呼ばれるミニバスに乗り換えて行く事も出来ます。



国内の路線バス会社では大手に属する"Libertadores"社の大型バスの車内は快適で、リクライニングシートにトイレまで備え付けられています。料金はビジャ・デ・レイバまで片道20,000コロンビアペソ(2009年1月現在・およそ870円)
そして終着のラキラまでは25,000コロンビアペソ(同・およそ1,090円)でした。所要時間はビジャ・デ・レイバまではおよそ2時間30分、そこから30km程離れたラキラまで更に30分ほどで到着しました。これは直行便であった為にこの程度の所要時間でしたが、これがトゥンハ経由となると路線的に遠回りとなる為、ビジャ・デ・レイバまで1時間以上余分にかかります。
直行便の場合、首都を北に向かう街道をひた走るのは便数が多いトゥンハまでと同じですが、その後に国の史跡である"Puente
Boyaca"を左に折れて「近道」を通り、"Samaca"という小さな村を抜けて行きます。途中は一部区間について舗装されていない砂利道に加えて悪路の急坂をガタガタと揺れながらの旅となります。トゥンハを経由せずにこのルートを通る事で所要時間がかなり短縮されるのが直行便のメリットです。
夜明け前にボゴタを発つビジャ・デ・レイバ行き直行バスは途中標高3,000mに達する峠越えを繰り返し、時には雲海の中を通過していきます。その為車内は肌寒くなります。Boyaca県境を過ぎると車窓には高原地帯特有の「ジャガイモ畑」が一面に広がります。その後ビジャ・デ・レイバが近づくと乾燥した山が続き、岩肌には無数の"サボテン"の姿が見られ、更には大峡谷が出現します。これはまるで「コロンビア版グランドキャニオン」の様相です。