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未知の国・コロンビアからの便り(34)

緑の楽園2

園内にある熱帯植物園

前回から引き続き、ボゴタ市植物園のご案内をします。

植物園には中規模の「熱帯植物園」があります。高地で寒冷性の気候であるボゴタでは通常見る事のできない多くの植物がこの園内に雑然と存在します。

園内に入り右に曲がるとそこはもう熱帯の世界。この日は特に日差しが強かった事もあり、春の気候からいきなり
”サウナ”状態と化した園内はムッとする空気が漂います。

ミニアマゾンエリアの大ハス

この園内は何と言うか非常に雑然としており、手入れをされている様子もなく(気のせいか)熱帯植物が繁り放題のような感じです。とりわけこのミニアマゾンエリアは湿気が多く、じっとしていると汗が噴き出しそうな一角です。
ボゴタは普通に歩いていて滅多に汗をかくような事はないので、明らかに別世界に来てしまった感があります。

アマゾンといえば、コロンビアにもアマゾン地域があり、ブラジル・ペルーの2国と国境を接しています。
コロンビアアマゾンには貴重な生態系があり、観光立国であればツアーをどんどん組んでしまう所ですが、そんな雰囲気でもないのでこの地域に旅行する人は稀です。

沿道に咲く花

ミニアマゾン地区を抜けると、次は「サボテンエリア」があって、数多くの種類のサボテンが天にも昇るような勢いで植えられています。うっかりして画像を撮り忘れてしまいましたが、これも見どころの一つです。

そんな熱帯体験を終えて建物から出れば、乾燥したボゴタの気候ですから汗などすぐに引いてしまいます。
その後はまた広大な園内を散策する事になりますが、天気が良い日はとても気分良く歩く事ができます。

目にも鮮やかな花(名前不明)

私は花に疎いので詳しい事は分かりませんが、園内に咲く花々は見た目でも気分を和やかにさせてくれます。
一年を通じて寒暖の差が少ない為か、四季を経て花が甦るといった事もないのですが、その分花が枯れる季節もなく花の都市にふさわしい風景が広がります。

広大な園内は花々だけではなく数多くの木々や遊び場があり、騒然とした周囲から隔離されたような世界ですので、例えば学校の課外授業の場所としてふさわしい場所ではないかと思います。

僕はここの主です。

ボゴタは元々緑の多い都市で、他国の大都会から来られた方もよく口にされるほどの土地柄ですが、その中でも
このボゴタ植物園の一角はとにかく広大な「緑の楽園」です。
この広大な植物園内にいる限りでは、失言かもしれませんが「ここが本当に危険な都市なのか」と思ってしまいます。

次回につづく

Copyright(C): Kenichi Arai